西吾妻スカイバレー 朝、裏磐梯の道の駅から桧原湖の西岸を走り、米沢へと抜ける県道2号線、西吾妻スカイバレーに入る。 |
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最上川源流の碑があった駐車スペースにて |
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無料になっても相変わらずハードなコースだ。 福島側(裏磐梯側)は例の九十九折れの急勾配区間。改めてここは難しい! 脱出口がブラインドになるくらい、FF泣かせの急勾配。路面は完全ウェットで、白線を踏むと荷重の抜けたフロントタイヤはいとも簡単にスリップし、あらぬ方向に進んでいこうとする。 一方山形側(米沢側)は、岩肌に沿う中低速ワインディングで随分反対側と印象が違う。こっちはとにかく路面がバンピーで、スピードが乗る分難しい。 相変わらず一筋縄ではいかないワインディングだ。 |
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白布温泉に入ると降ってた雨も止んだ。県道2号を走って米沢で国道13号に入る。 福島市に向かう13号は、ほとんど直線的に山を越える高規格のバイパス状道路。かなりスピードに困る道路だ。 |
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飯坂温泉 鯖湖湯 福島市内にある有名温泉地、飯坂温泉。大型ホテルが建ち並ぶこの手の温泉地は、湯質がイマイチな場合が多くてあまり立ち寄ることはないんだけど、飯坂の場合、共同湯である鯖湖湯があるので話は別だ。 |
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鯖湖湯隣の給湯塔 |
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建物の外観といい浴室の雰囲気といい、明るいイメージながら情緒はたっぷりで雰囲気が出ている。 なおこの鯖湖湯は入り組んだ温泉街の中にあるので、クルマで来ることはできないと思った方がいいです。少し離れた場所に文化施設の駐車場があるので、そこに停めてあとは歩く。温泉街の散策も悪くないよ。 |
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福島市中心部で給油を済ませ、国道114号に入る。国道4号で南下するという手もあったが、なるべく走って面白そうな道を選ぶのが自分のスタイル。阿武隈高地を縦断して水戸へ至る国道349号で戻っていくルートをとることにした。 | ||||||||||||||||||
国道349号に入ると、景色は突然のどかな山村風景になる。昨日の会津でもそうだったけど、ちょうど稲刈りの時期だったんだね。どの田んぼも一面黄金色。。と言いたいところだけど、雨が降ったり止んだりで、ちょっと重々しい色彩の風景になってしまったのが残念。 心弾む収穫の時。農家の皆さんご苦労様です。 |
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にしてもですね、この349号、周囲がずーっとこういう風景なんですよ。もこもこした山林の合間に田んぼが敷き詰められている、日本の典型的な里山風景って感じかな。 |
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← 杉沢の大スギ 高さ50mもある巨木。トトロ出てきそうだ。 |
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どこまで行っても同じ風景。普通こんなに変化がないと退屈しちゃうもんだが、全然飽きなかった。
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田んぼの風景って何より心に響くって改めて思った。 やはり日本人だからだろうか。 夏の強烈な緑色の田んぼもいいが、秋の黄金色の存在感は凄い。EK9を畦道に停めて、しばし郷愁の中に身を置く。昨日のような豪快な山岳風景もいいが、こういう何でもない山村の中をふらふら散歩するように走るツーリングも凄く好きだ。日本にはまだまだこういう風景がたくさん残ってる。まだまだ旅はやめられない。 |
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道路的には、ある程度道幅もあり走りやすいですが、鮫川村周辺は狭路が続く。ていうかほとんど農道状態で、青看がなけりゃ絶対迷ってしまうほどいろんな所で曲がる曲がる。 ←の写真の手前で犬が飛び出してきて急ブレーキ! |
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→こういう道になると不思議なモンで、周りを走ってたクルマがすうっといなくなる。 でもこういう所こそ、周囲の風景が一段と近くなる気がする。周囲と一体になって疾走する感覚が最高。 |
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あぶくま洞とかリカちゃんキャッスル(出身地らしい)とか、見所がないわけでもなかったが、結局どこにも寄らないでただ走り続けた。 必ず寄ろうと思ってた349号沿いの湯岐温泉まで見逃すほど、景色に酔いながらドライブしてたくらいだから。 |
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矢祭から先は今年の春走っていたので、大子町の方に向かう国道118号にスイッチする。 ここからはオレンジ色の中央線の普通の地方国道といった感じで、交通量も多い。それまで山村風景を堪能しながらマイペースで走ってきた身としてはつまらないことこの上ない。 大子で461号、宇都宮方面には農道を使って向かい、高根沢に出た。 |
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最後はやっぱコレだよな。宇都宮餃子。 みんみん高根沢店で、ダブル水ライスを頂く。 一度温泉クラブで本店に行って長蛇の列に参加してからというもの、必ず支店に行くようにしている。今年に入って早3回目。いつ来ても美味い。毎回もう当分来ることもないだろうと思うくらい食べるんだが、すぐまた来たくなっちゃうんだよな。 |
1皿6個220円は安い〜 |
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ここからすぐに4号線に入って(この立地が高根沢店のいい所)、あとは4号バイパスと淡々と走って、暗くなる前に東京まで帰ってきた。福島から下道の割には上出来だろう。 | ||||||||||||||||||
今回のツーリングは、最初奥只見に行くことしか決めてなかったので、私には珍しくかなり行き当たりばったりな感じに終始した。けど、これはこれで面白かったな。 奥只見の352号は、かなりマニアックなドライブルート。ワインディングとしては秀逸ですが、狭い山道で距離が非常に長いため、ハンドルを回すのがとにかく好き!っていう人にしかオススメできません(途中で止めようにも逃げ道ないし)。私は気に入りましたけどね。シルバーラインもそうですが、恐いもの見たさに行ってみるのはいいかも知れない。 あんまり万人向けのレポートになってないですね(汗)。。たまにはいっか。 おしまい。
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