2002/10/27 筑波サーキット コース1000



通算3回目のサーキットは、またまた筑波1000での走行会。初心者向けでかつテクニカルなレイアウトと家から2時間かからない距離が気に入っているホームコース。今回は日曜日ということで、かなり大勢のサーキット小僧たちが集っておりました。

天気は晴れ。しかも前日までの寒さがウソのような快晴。例によって早朝集合なのですんごい眠いんですが、そこは気合い一発で走ってまいりました。


走行前の準備はライト類のテーピング、ゼッケンの貼り付け。それとエンジンルーム内のオイル類のキャップのテーピングですね。あとはホイールナットの増し締めとか空気圧のチェックなぞをして、走行に備えます。
今回は前日雨でできなかったブレーキパッドの交換とエア抜きもやりました。
クルマに積んである荷物は降ろせるだけとにかく降ろします。スペアタイヤもゴミ箱もです。フロアマットはペダル操作のジャマになる場合があるので、これも降ろすのが理想。その他にも、メンテ用の道具をこれでもかってほど持ってきてるので、こんなに盛りだくさんになります。これでもカワイイ方で、常連さんはさらに荷物がてんこ盛りになってます。


さてさて、今回は日曜で参加者も多いとあって、各自4回の走行枠が与えられておりました。20分が3回と15分が1回。えーそんなにちょっとなのーって思うかもしれないですが、連続20分を走るのには相当の集中力が必要です。後にも書きますが、体力的にも結構キます。それが4回もあった日にゃあ、もうええわーってカンジになります。なので、決してちょっとではないです、今の感覚では・・・。

前回(4月)から半年もたってるので、最初の1回目の走行ではとにかくサーキットの感覚を思い出すコトに集中しました。さすがに最初はコーナーが怖かったっすね〜。コーナーのだーいぶ手前でブレーキ踏んで、よれよれと回ってへなへなと立ち上がってっていうカンジでした。でもまあ1回で感覚は戻ってきたような気はしました。


んでもって2回目。ようやくこんなカンジだったなっていうのを思い出してきてたので、今回のテーマを実践することにしました。
ひとつはラインどり。特にFFのシビックでは、ラインがきちんと考えられていないと、速くかつスムーズに走ることは難しいです。何度も頭の中で思い描いてきたラインを思い出しながらEK9を操作します。
もうひとつのテーマは、シフト操作を積極的にすること。
ここ筑波1000では、EK9だとホームストレート以外は2速で回れるコースなんですが、慣れてスピードが乗ってくると、ヘアピン前やS字前でレブリミット(8400回転)に当たってしまいます。これが意外とタイムロスにつながっている気がしていたので、一瞬でもなるべく3速に上げて少しでもスピードを稼ぐことにしました。

結果は前回出したベストタイムを約0.4秒更新!
この夏の間にいろんなワインディングを走り回って、ヒール&トゥとか含めたシフト操作を練習してきた効果が出た感じ。特にシフトダウンを無意識に難なくキメることができるようになっていた自分に気が付く。意外とウマくなっとるやん♪
後半は追いついてきた新型シビックタイプR(EP3)と抜きつ抜かれつの好バトル。排気量が400ccも大きい新型には立ち上がりで差をつけられる感じですが、コーナーでなんとか食らいついていく。ヘアピン出口でアンダー出してコースアウトしてしまったEP3を抜いて時間終了。お互い気持ちのいいバトルができた?と思っております。



12Rコーナーを立ち上がるEK9
ステアリング切り過ぎ〜(汗)

昼休みをはさんで3回目の走行。

3回目にもなると余裕が出てきたので、ちょっと攻め込んでみることに。1コーナーの飛び込みのブレーキングポイントを気持ち奥の方へ持っていく。車体がアウトに吹っ飛んでいきそうでコエ〜。ビビってブレーキを途中で追加してしまうこともちらほら。横Gと格闘しながら2コーナーのクリップを目指す。乗ってる本人は必死なので結構いいコーナリングができたかなとか思うんですが、後で外で見てた助手にきくとフラフラしてたらしい。ウマい人はあらゆるコーナーでピシッとラインに乗せて、終始車体を安定させたまま走っていくので見習いたいもんです。

後半、今度は2こ前の黒いシビック(EG6)とランデブー。私が譲ってもらった後、EG6が後ろに食いつく形で数周する。1コーナーで例によって威勢のいい突っ込みを敢行したら、オーバースピードで姿勢を乱してしまった。何とか立て直して2コーナーに向かいつつバックミラーを見ると、EG6が同じ姿勢からコースアウトしてしまった。ゴメンよ〜と叫びながら走り去る私。恨まないでね。

この走行枠では、さらに0.4秒程更新。


今日は「ホンダ車ミーティング」っていう走行会だったにもかかわらず、他メーカーのクルマを含めいろんなクルマが参加してました。
この日一番速かったのはRX-7(FD3S)。中にはそれとタメ張る激速シティなんてのもいて、こっちのほうがある意味スゴかったです。
バリバリサーキット仕様っていうクルマが大半で、内装ナシ、Sタイヤ(公道走れるレーシングタイヤのこと)装着っていうのは半ば当たり前っていうカンジ。マフラーすらノーマルっていうのは自分だけだったような気がする。
さすがにシビック、インテグラは多くて、みんなどういう走りをしてるんだろうっていうのが見れて参考になります。

さて、最後の走行枠である4回目。

ここまでベストタイムを着実に縮めることができてるし、先行車に引っかからなければ割とコンスタントに同様なタイムで周回できている。かなり理想的な展開で気分もいい。
スムーズに走りながらも、さらに限界を探ってタイムを縮めたい。今日のいい流れを気持ちよく締めくくるために、集中力を高めながらコースイン。
前半は先行車がダンゴ状態になっていて思うように走れなかったけど、その渋滞を抜けると視界はクリア。気持ちよく攻め込んでベストラップ付近のタイムをコンスタントに出す。

最後によーしもう一丁と思ったところでチェッカーフラッグ。つまり終了の合図。
結果、またまたベストタイム更新。今日1日で約1.4秒の更新!
かなり満足のいく走行ができました。

走行後はクルマのクーリング。私の走りがしょぼいのか、思ったよりも水温が上がらず(最高で97℃)。ま、上がらないことに越したことはないんですが。。

ちなみに4回も走ると、人間の方もへろへろ。走行中はなにしろ暑い!長袖長ズボンにフルフェイスのヘルメット、レーシンググローブ、窓は閉め切ってヒーターは全開!、で車内は完全にサウナ状態。苛酷なダイエットかと思わせる環境で、集中力を切らさず運転するわけで、もうかなり疲れます。クルマ運転してるだけだから運動にもならんだろうと思われがちですが、個人的には結構イイ運動になってます。


さて、今回は走行中に余裕も出てタイムも効果的に縮めることができて、かなりいい結果が出せたと思うんですが、課題もいくつか残りました。

まずブレーキングが不安定だということ。毎周回のブレーキングのポイントと量がまだ一定ではないので、この辺は次回の一番の課題ですね。

ステアリングもまだ切る量が多過ぎるような気がします。もっと荷重移動を効果的にできるようになって、立ち上がりのスピードを稼げるようになりたいですね。

ホイール換えただけのノーマルEK9で、あと1秒ほど縮めれば結構イイ線いってるカンジになるので、目標をその辺に据えてまた近々走りに来ようと思います。




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