後輪駆動じゃないとダメなのか

S2000はFRである。それもHONDA唯一の。
VTECエンジンという他の追随を許さない宝玉のNAエンジンとFRの組み合わせは、ホンダスポーツファンならずとも、多くのクルマ好きが出現を待ちわびた存在だった。

というのはもちろん、スポーツカー=FRという単純な図式が定着しているから。スポーツカーはやっぱりFRじゃないと。FFなんてどんなに頑張っても面白くないもんね・・・って言ってる人、結構いるよね。

じゃホントにFR以外は面白くないかって言うと、FFだって4WDだってちゃんと作ってあれば十分面白いクルマはできると思う。事実、EK9は一般道だってサーキットだって十分ドライビングを楽しめた。
FRじゃなきゃ!って言ってる人に限ってちゃんとしたFFや4WDをマトモに運転できなかったり、単純に固定観念に捕われて視野が狭くなってるだけだったりすると感じるのだが。。

そう思ってるので、別にS2000がFRだから欲しかったワケではない。
単に欲しいと思ったクルマがFRだっただけ。と、純粋に言いたいとこだけど、、、FFを乗り継いできて、ここらで違う駆動方式に乗ってドライビングの幅を広げよう!という気持ちは確かにあった。
そういった気持ちを考えると、FRは憧れではなかったけど、興味はあったというのが実際のところかな。

 

ドライビングスキルのために

ドリフトやパワースライドには興味は無い。
ギリギリ限界時のサーキット走行や危険回避の為には身につけておきたいスキルだが、それが目的ではない。あくまで技術のうちのひとつとして把握できたら、と思う。

たぶん後輪駆動のクルマは、今まで乗ってたシビックとはまったく動き方は違うだろうし、アクセルブレーキのタイミングも違うだろう。
でも荷重移動を把握しながらコーナリング、加減速を行うという一連のドライビングは変わらないはず。要はそのタイミングや操作による現象の違いだけだ。

基本的にはタイヤのグリップを感じられるかどうか。車体の動き、すなわち荷重の状態を正確に把握できるがどうかが重要だと思う。
FRはそれを積極的に行える分、少なくともFFよりは操る面白みがあるのかもしれない。

でもそれだけのこと。
どんなクルマでも上手くスムーズに走らせることができるようになりたい。
その為の修練としてのFR。FRスポーツ絶滅危機の現代では、ちょいと贅沢な思考かもしれないね。

 

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