2004年ショートツーリングレポート第2弾は山梨方面です。

早朝自宅を出発し、青梅街道を西へ。今日は新調した足回りの慣らしを兼ねてるんで、非常にスローなペースで淡々と走る。
青梅から秋川街道で武蔵五日市、駅前から檜原街道に乗り継いで奥多摩周遊道に至るいつものコース。昨年の土砂災害から今月ようやく復旧したこの道路(部分復旧ですが)。走るのは本当久しぶり。

 
                                 
奥多摩周遊道
  元有料道路だけに路面状態は抜群。テクニカルなワインディングロードは都内随一のベストコース。
・・・なのですが、休日はマトモに走れたもんじゃありません。すっげー交通量。しかもほとんど走り屋さんで、大半が2輪。普通にのんびりドライブなんてできないような状況。真っ昼間っからこれだけ走り屋が集うヤマも珍しいです。
 

ハングオンしてコーナー抜けるのはいいけど、こんな状況で転んでもらおうもんなら、後続は間違いなくよけられないんだが。。もうちょっと分散してくれないかねーホントに。
とか言いながら、私も今日はおニューの足回りのフィーリングを試したりしてるんですが(汗)。

ちなみにK察屋さんもたくさんいます(この日はネズミ捕り)。なんだかなー。

 
                                 
 
大菩薩ライン(国道411号)(奥多摩〜柳沢峠〜塩山)
 
                                 
  奥多摩から甲府盆地へ抜ける山道。結構山深く険しい。途中、オイラン淵なんていう(怖い)スポットがあったりするが、駐車スペースがあんまりないのでいつも一気に走り抜けちゃう。柳沢峠付近はあまり整備されてないような道で、厳しいコーナーが続いたりするけど、それ以外は急ピッチで整備が進んでいる。    
思えば、EK9での初県境越ドライブはこの道だったが、ずいぶん走りやすくなったような気がする。
奥多摩から溢れ出した2輪軍団に挟まれるようにして、スローなペースで峠越え。 山を下り切るとそこは甲斐の国、甲府盆地。塩山から南へ走る。
             
勝沼町営ぶどうの丘
             
甲斐はぶどうの国。特に西部の勝沼町は一面がブドウ畑で、観光農園が軒を連ねる。夏から秋にかけてならぶどう狩りもオススメだが、季節外れな今時期はぶどうの丘っていう町営施設に行こう。
勝沼にはワイナリーもたくさんあって、ここではそこでつくられるワインが多数販売されている。一種の地酒店だ。
以前来た時買ったフルボディの赤ワインが大変気に入っていたので、今回も同じものを購入。その他にも白を2本買いだめ。そんなに高くないからつい買っちゃうんだな。
     
 
県道34号(勝沼〜一宮)
勝沼町の隣、一宮町はモモの町。今度は一面モモ畑の中を走り抜ける。
モモの花が満開になる頃は、そりゃキレイなことだろう。桃狩りは7月頃がシーズン。
 
県道36号(御坂〜芦川〜上九一色)
芦川村を通って精進ブルーラインに接続するマイナールート。
精進ブルーラインが甲府から富士山に抜ける幹線道路と化していて全然走りを楽しめないので、今回はこの道を走ってみることにした。
   
  これが大当たり!
芦川村までのテクニカルな連続コーナーが楽しい。取り替えた足回りと相まって、久しぶりに意のままに操る快感を得た気がする。
通行するクルマも皆無だし、オススメできる山村ルート。
   
 
精進ブルーライン(国道358号)
 
前方に仲間発見 →
やっぱり混んでた。そりゃこんな天気いいんだもんな。みんな富士山行くよ。
 
 

トンネル抜けて、精進湖のほとりを走ってると富士山にこんにちは。

← 今度はS2000
  オープンがうらやますぃ

 

精進ブルーラインから国道139号を富士宮方面へ。
ここからは、富士山を周回する国道の中でもハイライトに相当する区間。特に朝霧高原から見る富士は、さえぎるものもなく美しい。

   

けど、本当にイイのは国道からもっと富士山側に入っていく牧場の中の道。

静かな草原から富士をしばし見上げる。

 
           
 
 
← 県道71号を快走
           
 
           
      こんなショットを撮れるポイントを発見。
自分だけの撮影ポイントを探すのも楽しみかな。
           

富士山スカイライン(県道180号)

富士山の南側山麓を走る爽快ルート。浅い森林の中をストレート主体の高速コースが用意されている。
富士宮側は曲率の大きなコーナーが立て続けに現われ、横Gを感じながらのコーナリングが楽しい。御殿場側はストレート主体ながら、時折現われる急なコーナーに要注意。高速からのブレーキング、シフトダウンが楽しいコースだ。
   
 

真ん中あたりで新五合目に続く道路に接続するが、富士山をクルマで登るなら、早朝のこの道がオススメ(初冬がベスト)。

絶景です。

       
これは去年の暮れに登った時の写真。とてつもない雲海に言葉を失った。凄すぎるぜ。。
         
   
         
  この日はまだ冬季通行止。
コースはハードなヒルクライムでかなり走り応えがある。
             
富士山周辺は河口湖のある北側に観光客が集中するので、南側は非常に静か。
純粋に走るのが目的とか、美しい富士山の景色を拝みたいなら、絶対に南側がオススメです(順光でくっきり見えるので)。
             

この後はそのまま御殿場に出て、246を黙々と東京まで走って帰ってきました。

奥多摩は近場のワインディングスポット(っつーても家から2時間以上かかるが)として重宝してますが、今日みたいな盛況ぶりが続くと考えざるを得ないですねぇ。前まではなんとなく2輪と4輪のテリトリーが分かれてたんですが、この日はもうぐちゃぐちゃ。完全にキャパオーバーです。もっと静かな場所でマイペースで楽しみたいね。
富士山はいつ行っても人多いですが、場所を考えれば静かに楽しめます。自分の楽しみ方に合う場所を見つけるのもまた楽しみの一つなんじゃないかと思います。

             
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