2003年 温泉クラブ関東支部新春特別企画
奥塩原秘湯とスキーの旅
2003/01/11,12


2003年最初の温泉クラブ活動は特別企画ってことで、なんとリッチに泊まりがけで塩原の新湯温泉に行ってまいりました。
参加者はいつものタカシマ、なかちゃん、コニシに加え、初参加のkid@、KOIちゃんに私の相方を加えた総勢7名。いつもと違って2日間もあるので、朝はわりとのんびり出発。

まず朝の東北道を北上。那須の時と同じルートですが、この時期はシーズンオフ。誰も好き好んで寒い東北に向かっていかないのか、あの時とはまるで対称的にスムーズに距離を稼いでいく。

お昼前には塩原温泉郷に入ったので、まず腹ごしらえ。


塩原名物「こばや食堂」のスープ入り焼きそば。しょうゆベースのスープにソース焼きそばが入っているというなかなか味の想像が難しい代物。
食べた感じでは、ソースなのかしょうゆなのかよくわからないけど、まあそれなりにおいしいのではと思いました。私以外の人には不評でしたが。。。みんな舌が肥えすぎだ。ていうかやっぱり私の味覚に問題があるだけ?

初日は午後からスキーをやりました。今回の泊まった宿から5kmほどの場所にあるハンターマウンテン塩原。首都圏では最大級の規模がウリというなかなか広いスキー場です。
山頂から麓まで約3000m、標高差約500mということで、それなりに楽しめたのではないでしょうか。

天気も良く、最高のスキー日和。おっと、なかちゃんはボードでしたね。
自己流とは思えないほどスムーズに滑っておられました。
同じ自己流でも私はいまだにスキーすら満足に滑れません。はっきり言っていっぱいいっぱいでした。北海道に住んでたにもかかわらず、ほとんどスキーしてませんからねー。みじめですが仕方ないです。

今回の宿は、塩原十一湯のひとつ、塩原新湯温泉の中心にある「奥塩原湯荘白樺」。塩原唯一の硫黄泉である新湯の湯が露天で楽しめるお風呂自慢の宿です。
うっかりお風呂の写真を撮るの忘れてしまいましたが、泉質は申し分なく満足のいく温泉でした。ちなみに露天は混浴でタカシマ氏は大興奮でした。
夕食はまさに新年会の風景。
食後は大部屋で歓談ですね。泊まりがけは精神的にゆっくりできて落ち着きます。これまでの活動はどたばただったからなぁ。
ところで、この時みなさんが特注の2段重ねケーキとシャンパンで結婚のお祝いをしてくれました。
どうもありがとう!
予期していなかったので大変うれしかったです。持つべきものは友達ですなぁ。感謝感謝。。


次の日の朝風呂には新湯の共同湯「むじなの湯」へ。主に地元の住民や湯治客用の風呂ですが、宿泊客も利用させてもらうことができます。
ここのほかにも「中の湯」「寺の湯」があります。
中にはこんな湯船があるだけ。
この湯船の奥は岩場になっていて、そこから湧き出る源泉をためているという新鮮な温泉。体に浸み入る感じでかなり効きました。
現在は仕切りがありますが、ちょっと前までは混浴だったとか。
新湯は有名な観光地に近いにも関わらず俗化されていないし、静かで素朴な温泉風景を残していました。結構ポイント高いです。


宿を出発し、日塩もみじラインを鬼怒川方面へ。スキー場に向かう車で渋滞気味。
路面は所々圧雪状態。なかちゃんのフォレスターがラバーチェーンで車体を小刻みに揺らしながら雪景色の中を行く。

鬼怒川、日光を抜け、いろは坂手前で外していたチェーンを再び装着。
前日はチェーンの装着方法がわからず悪戦苦闘。ところが今回はあっさり装着。実は装着専用工具があったのでした。お間抜けなオレ達。

アイスバーンのいろは坂を登り切って中禅寺湖畔へ。今日も好天に恵まれて、男体山もいっそう美しくその姿を見せてくれていました。

華厳の滝。
凍結することで有名ですが、ちゃんと流れ落ちていました。
いったいどんなメカニズムで凍結するんでしょうか。


冬の中禅寺湖は閑散としてました。前回訪れたときは人だらけ車だらけでどうしようもない状態でしたが、こんな時期もあるんですな。冬の景色もなかなか捨てたもんじゃないと思うんだが。。

いろは坂を下りて日光東照宮へ。言わずと知れた世界遺産です。写真は陽明門。
それだからかどうかは知りませんが、拝観料1300円って・・・高いなぁ。伊勢神宮なんかタダですぜ。まぁあっちは見れるモノあんまりないんですが。。でもおんなじ神社なら建物的にも伊勢の方が好みですね、私の場合。
みなさん意外にも一度は来たことあるみたいです。

家康の墓へは200段?の階段を上る。真夏の山寺の階段を制覇したことのある自分には楽勝楽勝?と思いきや、昨日のスキーで一人だけ筋肉痛なオレ。温泉に入らなかったらこんなもんじゃ済まなかったような。。

日光を後にして宇都宮へ。
夕食に選んだのはもちろん宇都宮餃子。
その中でもかねてからの調査で行きたかった餃子専門店「みんみん」へ。
行ってみると、まだ5時台だというのに長蛇の列。次々とやってくる車はほとんど県外ナンバー。恐るべし宇都宮餃子。

すでに1時間を経過してようやくのれん前にたどり着く。基本的に待つのが不得意な私がこんなに並んだのはドラクエ以来ではなかろうか。

「みんみん」のメニューは、ヤキ、スイ、アゲの3種類の餃子(どれも1皿6個でたったの220円!)とライスのみ。
特にヤキが絶品で何個でもイケそうな感じでした。実際ヤキだけで3皿は食べましたね。ただ本店は混んでるので、今度来るときは支店にします。


満腹になって帰路に就く。帰りの東北道も終始スムーズに流れて、無事21時頃には練馬まで帰ってきました。

今回は特別企画ということで、いつもより贅沢な企画となりましたが、時間に余裕があった分、とても内容の濃い旅ができました。大人数でわいわい行く旅は楽しいですね。
個人的にはやはり新湯の温泉が印象深かったですが、参加者のみなさんはどうだったでしょうか。

いずれまたゆっくりといい温泉求めて出かけましょう。

それでは今回はこのへんで・・・




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