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長かった梅雨がようやく明けた8月の最初の週末、気心の知れた相棒シビックタイプRを駆り、早朝の中央高速を西へ向かうオレ。 目指すは中央アルプス、御岳周辺エリア。 塩尻ICから国道19号を名古屋方面へ。木曽山地の渓谷に沿う中山道に沿うルート。今でこそ物流街道になってしまってますが、豊かな自然は旅人が行き交った当時とさほど変わりはないはず。知る由もないはずの遠い昔に思いを馳せる。 |
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奈良井宿 木曽路には今でも多くの宿場町の町並みが残っています。中でも奈良井は規模も知名度もその代表格。 趣ある建物を生かした茶処「松屋茶房」で休憩。感じの良いおかみさんとつい長話をしてしまいました。 |
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御岳周辺のワインディングを堪能し、更に御嶽山を登頂してしまおうというのが、今回の旅のテーマ。 御岳は、岐阜県と長野県の県境、乗鞍の南側に位置する独立峰。日本広しと言えども、3000mオーバーの独立峰は、この御嶽山の他には富士山と乗鞍岳しかありません。周囲は開田高原や日和田高原などの高原に囲まれていて、そこから眺める御岳の威容は相当なもの(というウワサ)。
木曽福島で、国道19号から国道361号にスイッチ。361号はそのまままっすぐ行くとトンネルを潜って開田村へと抜けてしまうが、ここは旧道の地蔵峠へと向かう。 |
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旧道は、これがつい最近まで国道だったの!?ってカンジの狭路。見通しも悪く、ちょっと走りにくいです。ま、旧道なんで交通量はほとんどないんだけど。 右の写真はちょうど峠になるコーナー。ここからは御岳は見えず、反対側の乗鞍を拝むことができます。 |
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じゃじゃーん、ってな感じで、ようやく御岳に遭遇! 地蔵峠から開田村方面に少しだけ下った所にある、その名も御岳展望台。これだけでもすっごいスケール!だけど、この後御岳に近付くにつれて更にすごい迫力になっていくんだなー。 |
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開田村で有名な開田そばを食す。 この辺のそば屋はどこに入ってもウマイ、とツーリングマップルに書いてあったので、老舗っぽい店を適当に選んで入ってみた。 どえらく待たされた後にありついたそばは、別にものすごくおいしいってわけでもなく、ちょっと期待はずれ。 つなぎが少ない方が好みの私にはちょいと合わなかったのかも。 |
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御嶽明神温泉「やまゆり荘」 腹ごしらえの後は、開田高原の休暇村にある温泉へ。 |
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けど、ここの魅力は何と言っても泉質。濃い黄褐色(成分が空気に触れて酸化した色)のお湯は珍しい上、これを贅沢な掛け流しで楽しめるのが最高。少々の混雑には目をつぶってでも行く価値はあるでしょう。 | |||||||||||||
御岳ブルーライン |
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開田高原を走る県道20号から御岳ロープウェイに向かっていく道が御岳ブルーライン。立派な名前のわりには国道でも県道でもなくただの村道なので、なかなかの地道。ロープウェイの駅を過ぎた辺りから更に道は怪しくなって、本当にこのまま走ってっていいの?なんて不安になってきます。 |
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霊峰ライン |
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んでもってこれが霊峰ライン。 霊峰ラインを下りていくと、三岳村の中心にたどり着きます。 |
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霊峰ラインとパノラマラインの接続点。 霊峰ラインの鳥居を潜って急勾配を駆け上がっていくと中の湯温泉。右の道に入っていくのが倉越パノラマライン。 |
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倉越パノラマライン |
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その倉越パノラマライン。 これもたいそうな名前が付いてますが、実態はただの山道。ただここはわりと道幅が確保されてます(て言っても1.5車線程度だが)。低速コーナー主体のテクニカルコース。ここで紹介している3本のワインディングロードの中では、もっとも走りがいがあります。かなりおもしろい。。 |
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ヘアピンコーナーが連続する区間ではこんなふうに視界が開けて、絶景を楽しみつつコーナーを駆け抜けることができる。これはポイント高いぞ。 なかなかおいしいパノラマラインですが、どういうわけか道路地図に載っていません。あのツーリングマップルでさえ途中までしか表示されていない始末。霊峰ラインからちゃんと県道20号までつながっている、立派な(!?)ワインディングロードです。 |
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今回みたいに天気が良ければ、こーんな乗鞍の景色も拝めちゃうしね。 地図に載っていないからか、こんなハイシーズンでも通るクルマは皆無。パノラマラインでは一台のクルマとも出会うことはありませんでした。 小豆島の某県道に続いて、とっておきの道に登録しちゃおう。 |
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おんたけ銀河村キャンプ場 王滝村から御岳に登っていく途中にある村営のキャンプ場が本日の宿泊地。料金は少し高めだけど、よく管理されていて気持ちがいい。 |
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