早朝5時、キャンプ場から望む御岳。 その山容は神々しく、威厳に満ちあふれている。日本有数の霊峰として、長らく信仰の対象とされてきたのがよくわかる。 |
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キャンプ場出発前、7時の御岳。 雲ひとつかかっていない巨峰は、まるで絵に描いたように不自然にも見える。 今日はあの山のてっぺんまで行くのだ。 |
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(旧)御岳スカイライン |
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御嶽山登頂前に軽くクルマの運動。 王滝村の中心部から、御嶽山の田ノ原登山口までのクネクネ道は、かつて御岳スカイラインと呼ばれていた道。有料道路だったので、全線2車線の非常に走りやすいワインディングです。 |
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地図を見てみてもイマイチ目立たない旧御岳スカイラインですが、冬は御岳スキー場、夏は御嶽山の登山に訪れる人たちで混雑する道です。 |
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田ノ原登山口 御岳スカイラインの終点、田ノ原登山口の駐車場にEK9を停める。まだ朝早いのに広い駐車場はほとんど埋まっている。 ここからは自分の足で御嶽山の頂を目指す! |
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程なく森林限界を超え、視界が開ける。 ふと来た道を振り返ると、田ノ原の駐車場がはるか下の方に。 |
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岩場の斜面をガンガン登っていく。 八合目を超えたあたりから、さすがに酸素が薄い感じがして息が上がってくる(汗)。 |
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王滝頂上 ようやく王滝頂上までたどり着き、神社で山の神様を参る。 で、頂上まであと一息、ここまで来たらもう楽勝?と思いきや、神社の裏手には強烈な急勾配が。。 ここからがまた長かったこと。。。 |
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剣ヶ峰(御嶽山頂上) 頂上までの荒涼とした八丁ダルミは、まさに最後の試練。足の筋肉はとっくに悲鳴をあげている(涙)が、ここまで来たら早く頂上まで登ってしまいたいという一心で、あとは気合で登頂。 御嶽山頂上、剣ヶ峰標高3067mは、去年の乗鞍を抜いて自身最高記録。登りの所要時間は約3時間。登山の技術は必要ないので誰でも登れますが、かなりの体力は必要かと思います。 |
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頂上からは凄まじいまでの迫力の雲海が! これだけでもここまで登ってきた価値あるね。頂上に到達した者だけが味わえる極上の景色です。 |
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登りで既にガクガクになった両足で転げ落ちるように下山したら、一目散に温泉へ。御岳スカイラインを駆け降り、王滝村の中心部を経由して村営の入浴施設「王滝の湯」に向かう。 | |||||||||||||||
御嶽温泉「王滝の湯」 村営とか言いながら、未舗装の山道の先にあるのは山小屋と見紛うこの建物。実にのどかである。 |
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露天風呂はないけれど、正面に御岳を眺めながらゆっくりとお湯に浸かっていられるので全然気になりません。 |
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温泉でさっぱりしたあとは、まっすぐ帰路につくだけ。 今回は久しぶりのツーリングだったわけですが、かなり内容の濃い旅ができた印象があります。やはり御嶽山が良かったからでしょう。こんなにいい天気の日に山に登るのは初めてだったような気がします。とにかく天候に恵まれてとてもいい週末になりました。 さて、夏はようやく始まったばかり。次回は・・・・乞うご期待ということで。。 |
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