ブレーキフルードで体感性能が変わる!? (2007/04 交換直後のインプレ)

 

足回りとかいろいろ見直してはいますが、ブレーキはまだ何も手をつけていない状態が続いてました。
「止まる」性能は走る上では重要ですから、こっちも忘れず性能を維持していきたいところ。
通常ならパッドから、ということになるんですが、メンテナンスも兼ねて敢えてフルードから性能を磨くという戦法に出ました(^ ^;

フルードは普通なら、熱に強くてフェードしにくい、っていう基準で選ぶことが大半で、DOT4だとかDOT5だとかそういう規格を気にするのが一般的だと思いますが、R style S2000はサーキットを周回するのがメインではないので、そういった性能については二の次。
むしろ重要視したいのは、ブレーキのレスポンスとコントロール性。これを少しでも手に入れられれば、と思ってタイミング良くASMで紹介のあったこのフルードを選択した次第。

AP RACING PRF660です。鮮やかなブルーの容器にイエローのシールがカッコいい(笑

恐ろしくマニアックで表記に日本語なんて当然無い上、Web上で検索してもほとんどヒットしません(汗
妖しげですがAP RACINGってことで、ブランドからくる安心感と信頼性が勝ります。

   
交換して走ってみると、まずその剛性感に驚きましたよ(@_@)
ぐにゃぁっと奥まで踏み込めてたブレーキペダルが、ゴツッとした感触で踏みしめる右足に力を感じさせるカンジ。
固いかと言われれば固いですが、剛性感があればその分コントロール性も優れている感触なので、結構イイ感じです。
 

総店長も言ってましたが、たぶん力がかかった際のフルード自体の伸び縮みが少ないんでしょう。
油圧を伝えるのがフルードの役目ですが、これが弾力性を持ってるとレスポンスの低下に繋がることは想像に難くない。

そういった意味では、ブレーキホースをステンメッシュ付に換えることに似ているかもしれないですね。それがフルードで体感できるっていうのにはオドロキです。

このPRF660はDOT4規格をクリアしてるのでストリートユースでも全く問題無さそうですが、SGTでも使用されているらしい(F1とかmotoGPでも・・)ので、性能面は間違いないんでしょうね。
パッドは純正のままなので絶対的なブレーキの効きが変わるわけじゃないんだけど、赤信号が楽しみになるようなタッチの良さが得られます(笑
フルードでブレーキは変わるんですねぇ。オドロキでした。
 
取扱いショップ >>> AUTOBACS ASM YOKOHAMA http://autobacs-asm.com/
   
   
  社外パッドを味見する (2007/06 購入報告)

フルードしか替えていない状態でも、ブレーキの効きそのものに関しては、僕の使い方じゃあ大きな問題は感じない、っていうのが正直なとこでした。

純正パッドはどっちかっていうと奥で効く社外品のスポーツパッドみたいな特性。これでも十分かなとは思ってたんだけど、フルード交換でレスポンス上がったもんだから、絶対的な効きやコントロール性にも欲が出てきてしまい、社外パッドを試してみることにしました。

 

いきなりレーシングパッドとかそういうのに飛びつくとバランスが崩れるのは明らかなので、まずは大人しめのストリート用パッドを試してみようかと。。

選んだのはFERODOのDS Performanceっていうパッド。
DS2500と悩んだけど、タイヤのグリップとのバランスを考えると、こっちの方がマッチするかなーと思って。。想像だけど。

     

もしマッチング悪かったら、すぐに換えちゃうかもしれません。とりあえず試しにという感覚です。。

そう気軽に思わせるくらいに安価で買えちゃったんですよね・・・いつもながらヒラノさんとこですが、予想以上に安くて思わず買ってしまいました。。。

しばらくは乗ってみて、もう少し効きが欲しくなるようならDS2500も試してみようかな。

           
あんまり変わらない!? (2007/07 街乗りインプレッション)

DIYで取付け後、近くを流してみたんだけど、まだアタリ付いてないのか、制動力はあまり強くないですね。。そんな急ブレーキ踏んで焼き入れるようなことしてないからかもしれないけど。。

初期より奥が効くのは想像通り。コントロール性重視ですから。
ただ、踏み込んだ時多少ぬるっとした感じがあるので、やっぱグリースはいらなかったのかも。。シムだけでも良かったかもしれないなぁ。そのうち流れていくのを待ちましょか。

   

引き続き乗り回してみた感じでは、やはり街乗りでの効きやタッチそのものは、純正とあんまり変化無いような気もします。やや初期が薄いかな、といった程度。

ただ、踏み込んだ際に予測する効きと若干ズレがあります。
やっぱりもう少し効いてくれた方がいいかなぁ。。

それでも4速で走ってて減速して3速に落として止まる、っていうシチュエーションでは、かなり気持ち良いブレーキタッチでした。
唐突でないマイルドなタッチは好感ですが、ワインディングでどう出るかですね。

           
あと、完全に停車する直前の微低速で、リアのパッドが若干鳴きます。
角が取れたら止まるかもしれないので、そこは様子見です。
 
2セット目も結局 (2009/10)

コレになりました(^ ^;;

DS Performanceは、フェロードの一番ボトムに位置するスポーツパッドなので、絶対的な効きが強いとか、そういうわかりやすい性能アップはあんまり無いことが、1セット目でよくわかりました。
純正パッドより多少コントロール性は上がってると思いますが、、よくも悪くも「当たり障りのない」パッドと申しましょうか・・・

装着直後は、初めて装着した時同様、初期の効きが多少弱いです。新品時のアタリの問題もあるとは思いますが。
ただ踏めば踏むほどというスポーツパッドのコントロール性は持ち合わせているので、個人的には非常に扱いやすいです。
サーキットを連続周回するシチュエーションは今んとこ考えてないので、フルブレーキング時の効きの強さや、極端に高い適正温度域を求めてもあんまり意味がない。自分の用途に合った性格のパッドを選ぶとこの辺りが適正でしょうね。今よりさらにワインディング重視なら、もうひとつ上のランクのDS2500クラスも考えなくもないですが。。

あとこのDS Performance、前回交換時より定価が値下げされて非常にコストパフォーマンスの高いパッドになりました。確か前後各15,000円。スポーツパッドとしては破格です。

また、ダストは出るには出ますが、非常に落ちやすいのも特徴です。
距離を走るので洗車回数も自動的に多くなるワタクシですが、ホイール掃除というのは非常に骨が折れるので、ダストが落ちやすいというのはポイント高い(^ ^)
これは洗車のプロである「ぴっかり工房」の早野さんも驚いてたくらいなので、たぶん純正よりも落ちやすいくらいなのではないかと。。

AP RACING PRF660と相まって、ブレーキ踏むのがまた楽しくなりましたv

 
正規代理店 >>> FEDERAL MOGUL http://www.federal-mogul.co.jp/
 
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