さりげないお洒落に拘ってみる (2006/10 交換時のレポート)  
初期型S2000はボディカラー同色のHマークを前後に輝かせているけど、04モデルになってフツーの切り文字で全カラー車同一のメッキエンブレムになってしまった。(たぶん単なるコストダウンの為)
いちいちボディカラーに合わせたエンブレムを作っていた初期の贅沢さを04モデルの我がS2000にも!ってことで、初期型のベルリナブラックのHマークに交換することにしました。
         

切り文字エンブレムの何が気に入らないって、切り文字ゆえ掃除が非常にやり辛いんだよね。。エンブレムの周りはどうしても汚れが溜って塗装もボケボケ。これがどうも締まりなくってヤなわけだ。

取付。
前後とも両面テープで止まってるので、釣り糸をボディとの隙間に入れてグリグリして剥がします。
フロントはストッパー外すためにバンパーを外す必要があったけど、エンブレムを破壊して表から外してしまった(爆
リアは初期型エンブレムの裏の突起を切り落とす必要がありました。

 

04モデル標準のHマーク
これはこれで味があるんだけどねぇ

 

装着完了
やっぱこっちの方がプレミアム感がある

 

思ったよりも小さいので、遠くから眺めるとやや違和感が・・すぐ慣れちゃうと思うけど。
最近ホンダのエンブレムってやたらデカくなっている傾向があって不自然に感じている身としては、このくらいの方がセンスフルだと感じるんですが。。。

初期型のボディカラー分全色ラインナップされているので、いろんな組み合わせが楽しめると思います。僕は同色でさりげなくキメてみました。

参考までに品番は次の通り。(値段は参考ね)

フロント:75700-S2A-000ZB 2426円
リア  :75701-S2A-000ZB 2426円

 
       
                 
洗車するヒマがあるなら走りたい・・・ (2006/12 施工前)

黒のボディカラーはとにかく掃除が大変。汚れやキズがやたらと目立ってしょーがないからだ。

洗車は嫌いな方ではないのでキレイにすることは苦にはならないんだけど、ことS2000に関してはドライブするのが楽し過ぎて、洗ってるヒマがあったら走りに行きたいというのがホンネ。
また、オープンカーという性質上、常にキレイな状態で乗っていたいという意識が強くはたらく。

街の一部として溶け込む高性能なオープンスポーツ。速いクルマというのはレーシングカーがそうであるように、常に美しく保たれているもの。
一応クルマにはそれなりの拘りを持つ者として、常に真剣にクルマと向き合いたい。そんな姿勢を示すためにも、常にメンテを怠らず、キレイな状態で走っていたいのだ。

そんな意識がエスになって日に日に強くなり、ならばキレイな状態を簡単に維持できる状態にしておこうという発想で、ボディのコーティング施工に踏み切った。お願いしたのは藤沢にある「早野ぴっかり工房」さん。S2000乗りならASM繋がりで有名かも。
店主の早野さんがたった一人で経営、施工しているクルマの磨き専門工房。1台のクルマを何日もかけて丹誠込めて施工してくれます。

     
なんじゃこりゃーー (2006/12 施工直後)

コーティング施工に出して4日後、ぴかぴかになったであろう我が愛車を引き取るために藤沢の工房へ。

暗いガレージに佇む1台のオープンカー。ぱっと電灯が灯った時、それが我が愛車であることを一瞬疑った。。
なんじゃこりゃ、すげーー!!

     

光ってるなんてもんじゃないよ!
まるでボディ全体が鏡のようにあらゆるものを映し込んでいる。

その艶やかなボディは、預ける前とは異質な素材にも感じられてしまう。眺めてるだけで目がチカチカ(笑
ぴかぴかになってるであろうことを予測して訪れてるのに、しっかり度肝を抜かれてしまった。。。

早野さんによれば、預けた時点でボディには全面磨きキズがびっっしり入ってて(洗車がへたくそな証拠か)、磨きは相当大変だったとのこと。まーだからこそプロにお願いしたわけではあるけど。。
それを一切消し去ってしまうその職人技にはホント脱帽です・・・

     

     

今回はクォーツコーティングというガラス系のコーティングで仕上げてもらってるけど、その下地処理にこそ神髄が隠されているような気がする。

ボディ表面だけではなく、ドアヒンジの部分やらホイールの裏側に至るまで、こんなトコまで!?っていうとこまで処理されてるのがビックリ。一体どうやって掃除して磨いてるのか摩訶不思議。

でも敢えて訊きませんでした。その方が神秘的だから(笑

コーティングしたことによって、今後のボディケアも非常にラクになりそう。
まぁこれが今回施工した一番の理由だったので、その分を走る楽しみに充てたいと思います。
ここまでキレイになっちゃうと走らせること自体勿体無くなっちゃうけど。。(それじゃ本末転倒だなぁ)

費用は決して安くはないけど、早野さんという一流の職人さんが、4日間もたった1台に集中して洗い磨きコーティングしてくれることを考えると、実は凄く適正な価格だと感じます。
この仕事に大きな価値を感じるからこそ施工をお願いしたわけで、その仕上がりには大満足。
まだ新しい車体のうちにやってよかったと思います。

早野さんは実に気さくな方で、クルマ好きなんだなぁっていうのが伝わってきます。こういう人だからこそ安心してお願いできるんだよね。
興味ある人は是非問い合わせてみてください。

 
ぴっかりホイール (2006/12 施工後ちょっとたってから)
 

ぴっかり工房でクオーツ施工後の純正ホイール。
ボディはもちろん幌やらエンジンまであらゆる場所にクオーツかけてもらってて、ホイールもそのうちのひとつ。割と距離を走った後なのに、まだ光り輝いてます。

よく見ればブレーキダストの付着は僅かにあるけれど、同じ乗り方で明らかに付着量は減ってる様子。
滑らかで抵抗の少ないコーティング面ができてる証拠でしょうか。

   
           
  これはリアの写真で、フロントはもう少しダストは付いてるけど、それでも明らかに絶対量は減ってる気がしますね。
洗車時に高圧で水を噴射するだけで、ほとんどダストは飛んでいってしまいます。あとは軽く布で拭いておけばいいだけで、物凄く掃除がラクになりました(^ ^)
           
1年後の現況 (2007/12 施工後1年経過)
クオーツコーティング施工後1年が経過した状態はと言うと・・・
 
 

1年経っても、シャンプーすればしっかり光沢が復活する皮膜は健在。
ただコーティングしたら汚れにくくなるのかと言うとそうでもなく、東京のような場所では砂埃がボディに降りかかり、中途半端にパラパラ雨が降った日にゃ斑点状の汚れが簡単に生成してしまいます。
ただでさえ汚れが目立つブラックボディなので、コマメな洗車はどっちにしろ必要になりますね。コーティングしたからと言って、洗車回数が劇的に減るわけではないです。

あと、さすがに水垢は目立ってきます。
クオーツの皮膜の上からだから、塗装面そのものにはダメージはいかないと思い、光沢復活剤なる水垢落としを使用。
確かに水垢は取れましたが、仕上がりはどうにも失敗で、溶剤系の光沢がムラムラに付着してしまいました。。クオーツ面には余計なことしない方がいいかも。。。

とは言え、ワックス無しでザッと洗うだけで光沢が戻るのはやはりラク。
それだけボディを擦る機会が減るので、どうしたってできてしまう洗車傷を減らすことができるのも大きなメリット。
洗車の回数は減らないけど一回の洗車が楽に終えることができるのは、億劫になって放置プレイにならないようにする上で大きなアドバンテージになります。

 
工房ホームページ >>> 早野ぴっかり工房 http://pikapika.biz/
ぴっかり工房のサイトに、僕のエスが掲載されました >>> コチラ
           
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