長かった四国ツーリングはこれでおしまいです。
今回は（というかいつもそうだけど）、事前に行きたい場所と走りたい道、車中泊できそうな場所をピックアップして臨んだだけに、わりと効率よくまわることができてます。
行き当たりばったりで行く旅も面白いでしょうが、地図を見ながらあれこれ考えるのが好きなので、下調べは結構入念にやってます。

それでも地図では推し量れない部分ていうのがあって、特に距離感覚がそう。
どのくらいの距離を何時間かけて走れるというのは、その土地の交通状況とかいう要素も絡んでくるので、行ってみなければわからないんですね。
今回で言えば3日目がそうで、思っていたより速いペースで距離を稼ぐことができて、行く予定のなかった四国カルストに立ち寄ることができました。

そういうイレギュラーな部分っていうのは、旅の醍醐味でもあります。

四国を走って気が付いたことがいくつかあります。
ツーリングする際は参考にして下さい。

◆信号が少ない。あっても点滅式が非常に多い。
（だから思ったよりもハイペースで距離を稼げる）

◆山間部になると異様に道が狭い。車幅感覚に自信がない人は避けた方が無難。
（国道439号は特に悪名高い。だから今回はあえて通っていません）

◆車があまり走っていない。
　地元の方の車は超のんびりペース。イライラせず、郷に入れば郷に従おう。
（小豆島なんかほとんど軽とトラックしか走ってない）

◆四国と言えど、県庁所在地の都市部は混雑し、渋滞気味になる。
（用事がなければ避けたいところ）

◆お遍路さんが多数歩いている（季節によって変動する？）ので、配慮して走りたい。
（歩いている脇を高速で走り抜けるなど以ての外）

◆比較的大きな都市にしかコンビニがない。
（山奥で車中泊する時頼りにしてたので大変困った）

◆いい温泉が少ない。
（ワインディングはいいの揃ってるんだけどなぁ）

そして最後にもうひとつ。

◆四国の人はあたたかい。

クルマに乗っててあんまり話す機会もないのに、それがとても印象に残った。これにはすごく癒されました。
都会に住んでいていると、それがとても特別なことのように思えます。
ニッポンも捨てたもんじゃないなぁ。

今までになく圧倒的なボリュームでお送りした四国ツーリングレポート、いかがでしたか？

今回初めての試みとして、ノートパソコンをクルマに積み込んで、その日のうちに当日のレポート（文章）を書いています（眠い時は次の日の朝に書いたりしましたが）。
後で一気に書くのはいかにもしんどそうというのもあったんですが、それよりその時感じたナマの気持ちを率直に文章にしたかったわけです。
どこかまとまってなかったり、支離滅裂だったりするのはそのせいということでご勘弁下さい（現場で書いた文章をほとんど手直しせず掲載してます）。

でも現地で感じた熱い想いが率直に出ているので、今こうやって帰ってきてから読み返してみると、自分が書いたのにそうでないような文章になっていて、本人は結構気に入ってます。

時間をおいて何回か読み返してほしいな。

最後に、今回の旅でさぬきうどんにハマってしまいました。
現在「恐るべきさぬきうどん」読破中。そのうち、さぬきうどんを制覇しにまた四国を訪れるかも・・・

みなさんも一緒にどうですか？