というわけで、2008年度版九州ツーリングは無事終了。 ただ、これまでのようなインパクトの強い目的地があったかというと、これまでと重複する部分も多くてちょっと弱かったかもしれない。 ・・・・・・・ 個々の印象としては小粒かもしれないが、改めてちゃんと振り返ってみると、このツーリングにはひとつ大きな特徴があったことに気付く。 ワインディングを走って楽しむことはもちろん、その種類もバリエーションに富んでいて、中高速のステージから低速登山的ステージ、そして狭路ワインディングのアドベンチャードライブ。移動途中にまるでラリーのSSの如く立ちはだかるワインディングの数々を、その都度楽しむことができている。 景色は前半の大海原の景色から中盤の山深い景色、そして後半の離島ならではのちょっと独特の空気感漂う景色まで幅広い。それがドピーカンの青空や土砂降りの空模様の中で展開している。晴れた日もあれば雨で景色がすぐれない日もあり。その極端なビジュアルの差も、ツーリング風景の重要な要素だろう。 また、久しぶりに温泉巡り。昔のツーリングでは、メインになることも多かった温泉だが、ここ最近はややフェードアウト気味で、久しぶりに温泉巡りを取り入れたような気がする。 そしてキャンプ。 ・・・そんなカンジで、R style的ツーリングのトピックがまんべんなく散りばめられていることが、今回のツーリングの特徴になっている。大きなトピックが無い代わりに、今までの総復習的な感じに結果的になっているような。 それが今回の一番の収穫だったから、この旅を、R style Touring の美味しいとこちょっとずつ全部載せ、ってことで「幕の内ツーリング」と命名することにしたのだ(^ ^; ・・・・・・・ ロングツーリングなので、今回のツーリングデータを紹介しておくと、、 総走行距離:4018.5km 1日中走り回っといて、たったそれだけ!?っていうのが正直な感想だが、冷静に振り返ってみると、案外要所要所で立ち止まっている時間も多く、またキャンプツーリングってことで早々と停滞しているのも大きな要因。 それでも過去のデータを紐解いてみると、九州ツーリングでは過去最高だった奄美大島ツーリングをわずかに追い抜いて最長記録。 平均燃費:10.93km/L 区間燃費で一番良かったのは、最終日の東名高速の13.06km/L。東名の上りって毎回なぜか凄く燃費がいい。絶対何か理由がある気がする。 ・・・・・・・ 前にも書いたけど、ひとつひとつのスポット的には印象不足が否めないのが今回のツーリングだった。 もちろん狙ってこういうツーリングになったわけではない。 つまり無意識のうちに自分が楽しめるツーリングのスタイルを実践できている、という側面があり、長いこと続けてればこんな能力も自然と身に付いてきているのかな、と後からしみじみと感じたりもした。
捉えどころが無いけど、何だかいろいろやってて楽しそうなツーリング。 今のスタイルでいつまで旅が続けられるのかはわからないから、今できる旅のひとつひとつを大事にしたい。
おしまい |
||