8月8日金曜日。この日の仕事も何とかクリア。来週は会社のお盆休みに有休を加えたロングバケーション!
旅立ちの条件が揃ったこの日、家に帰るなり相棒シビックタイプRのコックピットに収まり、夜の関越をひた走る・・・。

こんにちは!
今年も待望の夏休みがやってきました。 長雨に冷夏という何とも威勢に欠ける今年の夏。それでも夏は夏。夏から連想するイメージだけで心がウキウキしてしまう夏大好きな私。
そこに「夏休み」という公然と取得できる休暇が頂けるわけですから、これは有効に楽しまなければなりません。

最近は里帰りに費やしていた夏休みですが、今年はロングツーリングを敢行!行き先はズバリ「青森」!
まだ踏み入れたことのない下北半島に加え、走りがいのある津軽半島、八甲田山麓を十分堪能する6日間の旅に出発することにしたのでした。

 

台風の接近に伴って、生暖かい南風が吹く練馬の自宅を出発。練馬ICから関越を一路新潟へ。
その日までの仕事の疲れからか、高速に乗った瞬間から睡魔との闘い。渋滞と台風を振り切るためになるべく遠くまで行っておきたかったが、かなり危険になってきたので、赤城高原SAで車中泊することに。

                 

さすが盆休みイブだけあって、サービスエリアは深夜から大賑わい(笑)。

夜中は打ち付ける激しい雨に、幾度か目を覚ます。
どんなに雨が降ろうとも、ここはクルマの中。この安心感はなんだろう。どんなに遠くに来てても、EK9の腹の中に収まってしまえば 、まるで家の中にいるかのよう。それだけクルマの中にいる時間が長いってことなのかな。

 

朝6時にSAを出発し、関越を北上。台風はまだ関西の方で道草食ってる模様で、雨風はさほどひどくない。
台風様がいらっしゃる前になるべく北の方に逃げておきたいところ。いくら強力な台風と言えども、列島を縦断してきたらさすがに勢力は衰えるもんね。

新潟西ICで降り、国道113号〜345号を北上。所々で雨が落ちてくるがぱらつく程度。

       
 

笹川流れ

熱心な読者の方(いるのか?)ならおわかりの通り、GWの八幡平&男鹿半島の旅の時とほとんど同じルートで北上しています。

日本海岸を走るこのルートは、交通量も少なく距離が稼げるので、北東北に行くときはオススメ。
日本海を望む眺めもいいし。

     

鳥海山

今回は鳥海山がよく見えたので、ちょっと脇道にそれて撮影。高さはないけど、ゆったりとした山裾が印象的な山です。

鳥海山ブルーラインをリベンジしようか迷った末、どうせなら晴れた日がいいってことで、今回はパスすることにしました。

   

昼過ぎに国道7号線で秋田市内を通過。このあたりから雨が本格的に降ってきて、視界が悪くなってきた。それでもクルマは北へ北へ。

道の駅でスタンプを押しながらさらに北上。能代市街で国道101号線に入り、給油を済ませる。

   

国道101号線(白神山地付近)

能代を過ぎると道はさらに寂しさを増していく。
日本海と白神山地に挟まれた静かなシーサイドロード。天気が良ければ最高!に気持ちよさそう。

白神山地は十二湖で散策が楽しそう(これも天気が良ければです)。道路に沿う五能線は、鉄道マニアにはよだれもんの路線とのこと。

       

黄金崎不老ふ死温泉

青森県に入ってすぐにある超有名温泉。
ここの露天風呂の写真は、誰でも一度は見たことあるのでは?
台風の影響で入れないのでは(何せ目の前海ですから)と心配しましたが、問題なく入浴できました。さすがに人気があるので、こんな天気でも結構人は入ってましたが。

この温泉についてはこちらをどうぞ→青森名湯案内黄金崎不老ふ死温泉
 

泉質抜群の温泉で長旅の疲れを癒した後は、本日初めてのまともな食事にありつく。
深浦町のロッジ風の食堂で、なぜか刺身定食を頂く。さすが漁港の町、北の恵みとでも言うべきか、魚が新鮮でウマイ!小鉢の付け合わせも手が込んでいて、満足な夕食でした。

店を出るともう真っ暗。寝床に急ぐとしますか。
当初の予定では温泉近くのキャンプ場でテントを張る予定だったが、夜中のうちに台風が通り過ぎそうなので、ここは大人しく車中泊。
国道沿いにある道の駅「ふかうら」にEK9を停め、台風をやり過ごすことにしたのでした。

         

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☆今回は旅しながらふと思ったことなんかをコラムとして文章にしてみました。どうでもいい内容(結局ツーリングや温泉のことばっかり)ですが、まぁ気楽に読んでやってください☆

 

夏休みを取ったりするときなんかに、「どこか行くの?」なんてきかれるのはよくあることである。
そこで今回みたいに「青森」と答えると、次は大抵「何しに行くの?」とくる。
この「何しに行くの?」という質問が、なかなか曲者なのである。

答え自体は簡単で、「走りに行く」ってことになるが、これをすんなり理解してくれる人はまずいない。
ただクルマで走るためだけに遠くに行くことが信じられないようなのである。

まぁ確かに、普通はどこかしら目的地があるわけで、クルマはそこに向かうための移動の手段に過ぎないっていうのが、通常の感覚なのかもしれない。
自分の場合、クルマを運転すること自体が目的で、目的地なんか別にあってもなくてもいい程度にしか考えてないので、その辺を説明するとなると余計に相手に伝わらない。
「あそこの県のあの道が面白いから走りに行く」と言って理解してもらのは難儀な話である。

ところが不思議なことに、これがクルマではなくバイクだと普通に理解してもらえるようなのである。
バイクは完全に趣味の世界の乗り物だからそうなんだろうけど。
自分が乗ってるクルマもつくづく趣味の産物だなぁと思えてしまうほどトンがっているので、タイヤの数が倍なだけでたいして変わらないと思うのだが。。

ま、そういうことを理解してもらうためにいろいろ話すことはまずないんだけどさ。
ただ人に説明するときになんかいい方法ないかなぁって思った次第です。
いい表現の仕方知ってる人がいたらぜひ教えてくんなまし。