昨日はいつ寝たのかまったく覚えてない。かなり遅い時間だったことは確かだが、それでも5時くらいには目が覚めてしまった。

見覚えのある道の駅の風景。高台にあるので見晴らしがいい(高速のハイウェイオアシスと併設されている)
それよりもこの道の駅に辿り着くまでの道のわかりにくさったら何とかなんないもんかね。また迷っちゃったよ。

                                       

国道11号を東へ向かうとやがて四国中央市に入る。聞き慣れない自治体名は、先日合併したことによってできた名前だ。
しかしもうちょっと気の利いた名前つけられないもんかね。地名っていろんな歴史的意味合いがあるわけだから、もっと慎重に選んでほしい。合併時の力関係によって、後世にへんてこな地名を残すなんて恥ずかしいことだと思うのだが。。。

国道192号にスイッチして、今度は四国の山中を横断する。
四国の3桁国道は筋金入りの「酷道」として有名だが、192号は松山〜徳島を最短で結ぶ物流街道なので、全線2車線で走りやすい。池田町からは吉野川沿いを走るので、険しい部分も皆無。ただ交通量は多く、県道12号に入って国道とは反対側の川岸を走ることにした。

                                       
    徳島からフェリーで和歌山に渡る構想を描いていたので、フェリーの出航時間をチェック。南海フェリーは本数が意外と少ないので注意が必要だ。
そのフェリーの時間調整のために、道の駅「藍ランドうだつ」で小休止。ついでに、有名なうだつの町並みを散策した。
   
                                       
   
うだつの町並み
   
                                       
                   
「うだつが上がらない」って言いますよね。地位・生活などがよくならない、ぱっとしない、って意味のアレだけど、その語源となったのは、ここの町の家屋の2階の戸境壁の先端に設けられた「うだつ」と呼ばれる漆喰塗の袖壁なのだ。

この「うだつ」は昔、地位とか財産とかそういったものが手に入るにしたがって、個々の家屋に付けていったもの。力をつけるにしたがって、うだつをつける=うだつが上がるってことで、転じて最初に書いたような使われ方をするようになったらしい。

まぁそれだけのことで、あぁ珍しいものが付いてるんですね、っていうくらいなんだけどね。

 

昔の防火壁である「うだつ」

 
                 

脇町から国道192号に戻って徳島港へ。

和歌山港まで南海フェリーで8800円(JAFの割引がきいて10%引き)。さすがにたて続けに2本もフェリーに乗ると、サイフに厳しいなぁ。橋を渡っても同じくらいかかるんで仕方ないけどね。金がないんなら四国経由せずに帰ればいいんだけど、行きと同じルートを取るのはイヤだったのでね。そんなに気にしてません。

 
   

和歌山行きのフェリーの中ではウトウトしていた。2時間くらいで和歌山港へ。
和歌山市から普通なら高速を利用するが、今回は節約のため下道でゴー。

しかし、これは得策じゃなかったな。とにかくどこ行っても道が混んでいた。
国道24号のバイパスまではいいんだけど、片側1車線になってからはずーっとトロトロで、さすがにイライラしてしまった。奈良の道は国道だろうと狭いのである。古い町の町中は通り抜けようなんて思わない方がいい。関西は高速を使った方がいいです。

五條から国道370号、下市で国道169号と乗り継ぎ、橿原を経由して天理へ向かった。本当にどこもかしこもことごとく混んでいて、道は間違えるしもう散々。この辺の地図は持参してなくて、わずかな記憶と勘を頼りに走ってたってこともあるけど。。

残りのガソリン量が心もとなく、和歌山からずっとスタンドに入ろうかと考えてたんだけど、何だか巡り合わせが悪くて、結局かなり少なくなった状態で名阪国道に乗ってしまった。

               

名阪はセミ高速である。道路沿いにスタンドがない。
もうここまで来たら鈴鹿までもたせてやる!と気合いを入れて燃費走行に移行。アクセルは一定開度、速度の低下に注意を払い、坂の強弱を利用してのエコランを敢行。

結果、亀山までの約60kmを何とか走り切る。別府から鈴鹿のサーキット前セルフスタンドまで500km超を無給油で走り切った。理論計算上は余裕で走れるんだが、九州から鈴鹿まで無給油っていうと結構なもんだという気がして、ますます相棒EK9が頼もしく思えた。

 

走行車線をおとなしく走り続ける

               
    この日は鈴鹿の実家で1泊して、長旅の疲れを癒した。  
               
   
・・・・・・
               
    次の日、鈴鹿を出発して、工事中の国道23号を避けて国道1号を走り、四日市へ。
               
   

四日市に居を構えるしぎさんちにゲリラ的にお邪魔し、お土産を差し上げる。
この日は5月とは思えないほど暑く、道産子のご夫婦は溶解寸前だった(今年の夏は生き抜けるんでしょうか)

小1時間ほど遊ばせていただいた後、しぎさんちを出発。
突然お邪魔してすんませんでしたー。

 
 

いつも通り国道23号で名古屋を抜け、国道1号を経て岡崎から東名高速へ。後は東京に向かってガンガン走る。

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  東名最高地点の御殿場では、これまで高速上では体験したことないような濃霧。
周りのクルマが急ブレーキを踏んだりする方が怖かったが、足柄の辺りからは晴れてきた。
                   
                   

厚木の辺りはちょっと混んでたけど、それはいつものこと。

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東京ICから環八を北上して、自宅にゴールしたのは20:30頃だった。

前日ゆっくりできたので、非常にラクな移動日だった。ま、帰りはいつものおなじみコースで素直に帰ってきたってこともあるんだけどね。

 

 
7日目 / エピローグ