赤岳
南八ヶ岳縦走日記。
まず最初に目指したのは、最高峰の赤岳。
美濃戸登山口から行者小屋を経て赤岳へ登るオーソドックスなルートを選択した。
赤岳に登るのは初めてではなく、かなり昔、山歩きを始めた当初に一度だけ挑戦したことがある。
その時は重い荷物と不確かな知識にヤラレて、2日かけてヘナヘナになりながら登った。
あの時目の前に立ち塞がった赤岳のシルエットは、またしても自分を退けようとせんが如くの偉容だ。
月日は経て、ある程度の経験と知識が、今の自分にはある。
かつてはこの行者小屋に辿り着くだけでバテバテだったのが、今回はあっさり到着。
なんでこんな平坦な道でバテてたのか、自分でも不思議(笑
行者小屋から文三郎尾根の登山道で赤岳を目指すが、これが胸を突く急登。
久々の山歩きで身体が思うように上がらず、足の筋肉が悲鳴を上げた。
どういうわけか、右足ばかりがツリそうになる。歩き方に変なクセでもがあるんだろうか?
中岳のコルで、阿弥陀岳を眺めながら小休止。
ここから本格的に赤岳に取り付くが、ほとんど岩登りでクサリを伝って身体を引き上げていく。
悲鳴を上げている右足をかばいながらの岩登り。
赤岳山頂、標高2899m。美濃戸からの標高差は約1200m。
頂上の広場で腰を下ろして湯を沸かし、体力回復のためにラーメンをすする。食後のコーヒーは、インスタントながら格別の味だ。
大変なように書いてますが、それは僕に体力が無いだけ(滝汗)で、赤岳ピストンなら割とラクに楽しめる高山です(^ ^;;
2009/09/07(Mon) 23:58:08 | 以前のコメント
Re:赤岳
実は「美濃戸口」ではなく「美濃戸」までクルマで入れるので、実際は頂上まで4時間弱しか歩いてないんですよ。ただ、そっからの縦走時間もあるんで、登山で一日に歩く適正時間を超えてました。あまりオススメはできません(笑
今シーズン初めてだしザックも変わったので、どのくらいイケルカナって確かめたかったので。。
TSUYOSHIさんのブログいつも拝見させてもらってます♪(コメント書き込みは、既に大勢の方がいらっしゃってますし、控えさせてもらってます(^ ^;;)
写真がキレイですよねぇ。いやホント、僕がとやかく言うようなレベルじゃないとこまで行っちゃってますよ。
今年の秋は、山の写真で埋め尽くされること期待してます。