奥武蔵の峠を巡る


土曜日は前夜に天気が良さそうと知って急遽出かける気になったんだけど、これといった行き先が決まらず、結局寝坊して普通の時間に走り出すことになってしまった。

関越、環八共に渋滞まっ只中で、この時点で遠出はナシになり、それでも山の方へと向かいたい気分だったので、国道254号を北上。
埼玉の小川町と秩父を隔てる県道11号定峯峠へと向かった。

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小川から走ってくると広い2車線路が続いていて拍子抜けするけど、勾配が急になると同時にタイトなワインディングに変貌する。見通しの悪い林の中の峠道。いつもは2輪が多いけど、この日はチャリが大挙して走っていた。

クルマを停めるような場所が峠の茶屋くらいしかないのが、このワインディングのツライ(!?)とこ。
峠に分岐があるのだが、地図をよく見ると、ここから奥武蔵グリーンラインに繋がってるらしい。。挑戦はしなかったけど。
桜で有名な山道だけど、さすがにこんな山の中じゃ全然まだまだって感じ。

さくっと峠を降りたら県道を走って皆野を抜けて、県道71号土坂峠を目指す。昔走った記憶では、交通量もなく結構楽しめる印象のワインディングが待ってるハズだ。
・・・と思ったら、峠にあるトンネルが災害通行止らしく、県道71号に入ったところで引き返すことになった。
頭に描いてたその後のルートプランが、ここで敢え無く崩れ去る。。

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仕方ないので、隣の国道299号志賀坂峠を走ってみることにする。
秩父から群馬県の孤島、上野村へと繋がる国道だが、関東近辺にしては非常にタイトな国道峠道である志賀坂峠。

どんなもんだろうと走行開始。よくよく考えてみたら、以前走ったのはもう相当前になる。歴史を紐解いてみると、なんと2002年の美ヶ原ツーリングの際に通ったっきり。
当時は相当タイトな印象だったが、この日走ってみると、意外とちゃんとした道だった。

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秩父側の登りは道幅は比較的広いけど、コーナーはタイト。低中速コーナーをフットワーク軽く走り抜ける。
トンネルで群馬側に抜けると、道幅は細って低速コーナーの連続になる。
国道462号に合流する神流川の渓谷まではあっという間だ。

ここからどうするか迷ったけど、出発は遅かったしそろそろ戻る方向に行くかということで、国道462号を東へ。鬼石、児玉へと至る渓谷沿いのワインディングはなかなかのもの。距離もあって走り応えもある。ただこれまでの峠道とは違って、交通量があるのが難。

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距離があることを利用して、時折停車しつつ車高調の減衰力をいろいろ変えてみて、走り味の変化を楽しんでみた。最近あんまり弄ってなかったからなぁ。面倒だけど、やってみると非常に楽しい。
もっと走りたくなって、県道13号杉の峠や県道44号に寄り道した。

帰りは再び国道254号で。減衰力は久しぶりに一番ソフトに。オープンだけど、珍しく音楽を流して。
あぁオレのエスってこんな優雅な乗り物だったんだ(笑

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2008/03/30(Sun) 13:24:36 | 以前のコメント
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