おかわりの理由


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攻撃的なRE-11のトレッドパターン。
左右非対称の形状は、アウト側がグリップ性能重視、イン側が初期レスポンスとウェット性能重視のパターンとか。
RE050譲りの極太の縦溝によって高い排水性が保たれ、高速ウェットクルージングにも不安がない。それがRE-11をただのハイグリップタイヤではない、ツーリング用途にも適したタイヤであるという評価を与えた理由のひとつです。
限界領域の特性は、いろんな所で客観的にも主観的にも語られているので自分が述べる必要もない(てゆーかそんな領域のことなんかわからん)ですが、普段使いについては少々。

確かにゴロゴロ感はあるけれど、不快なものではないと思います。車高調にフルバケという最悪の条件(笑)にもかかわらず。
今までコンフォートタイヤと言われるタイヤを利用したことがないので、感覚がマヒしてるだけというウワサもありますが(^_^;;

ワインディングを楽しく走るというシチュエーションについては、やはりサーキット走行にも耐えうるスポーツタイヤってことで、性能のキャパシティによる安心感が違います。
クローズドコースと違ってコースアウト=大ダメージなワインディングでは、多少のことではビクともしないグリップ性能は大切だと思うんですよね。
万が一スピンしそうでも挙動が伝わってきやすいというか、あ、これダメかも、っていうような予測が立てやすいというか。
そういうわかりやすさって、むしろストリートでこそ重要だと思います。

また、縦のグリップに強い感じで、ブレーキがコントロールしやすいですね。
一方コーナーでは、アウトサイドの巨大ブロックパターンを路面に押し付けることをイメージして荷重をかけてやれば、胸のすくコーナリングが楽しめます。
限界はよくわからんですが、楽しむレベルなら十分。じゃ他のスポーツタイヤでいいじゃないか!?
いやいや、キャパシティの広さと共に、ウェット路面でのアドバンテージを忘れちゃならない。

ウェット性能は、ツーリングする身としては凄く重要視したい部分。RE-11は、これがかなり高性能。土砂降りの高速道路も幾度となく走りましたが、安心して流せるほど性能に余裕があります。
特にロングツーリングともなると、どんな道をどんな天候で走るかわからないですからね。最近は高速道路移動も多いし。
雨に強いと言われたRE050の特長を、上手く引き継いでいると言っていいと思います。

そして意外とライフが長かった、っていうのもポイントかな。
先のエントリーに書いたように、摩耗スピードがRE050とそんなに変わらなかったのは嬉しい誤算でした。
距離にして約22,000km。その中にはワインディングの他に、ただ走り続ける高速道路の移動も相当量含まれているのであまり参考にはならないかもですが、、案外もった方なのではないかと思います。
逆にそれくらいもってもらわないとサイフがついていかないんですけど(爆

ダラダラと印象書いちゃいましたが、これが1セット使い切った今の感想。
致命的な欠点は、サーキットも走らない状況では見当たらないって言っていいんじゃないかな。
S2000というクルマにマッチしているタイヤだと思うし、R styleのようなツーリング+ワインディングみたいな用途でも十分楽しめるタイヤだと感じています。
2010/11/04(Thu) 00:51:02 | S2000
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