定点観測 〜4年目へ向けて
この時期、毎年のようにビーナスラインに赴き、エスと自分との対話の原点に還ることを繰り返しています。
今年は土日も時間が取りづらいためにムリかと思ってたけど、急遽今週末はフリーになったので、チャンスとばかりにビーナスラインへと走り出しました。
4年目に突入したS2000との蜜月、ビーナスラインで再確認ですv
前日の帰宅も日付が変わった後だっただけに、早朝の出撃は不安でしたが、なんとか起床して7時頃にはビーナスライン到着。
強清水の駐車場から和田峠、扉峠を越えて県道178号との分岐点までをメインに、ガスが無くなるまで思う存分エスとの対話を楽しみました(^ ^)
エスに乗ってワインディングに繰り出すこと自体久しぶりだった今回、本当にエスって気持ちのイイ、最高の相棒であることが身に染みて伝わってきましたよ。
近くにいるのに逢ってあげられない、そんな関係が続いていただけに(笑
クルマは1年前、というか前回、昨年秋に来た時から比べても進化しています。
無限エアクリによる全域弾けるようなパワー感は格別です。標高の高いビーナスラインは、半袖では肌寒いくらいの気温だったこともあって、エンジンはことのほかパワフルに感じましたが、無限エアクリによる増幅感は大きい気がしました。
タイヤをRE-11に交換して、実質初めてのツーリングとなる今回。その性能を存分に味わうステージとして、この女神の道は申し分がありません。
ブリヂストン最強のスポーツラジアルとしてのグリップ感はさることながら、鬼のような剛性感です。サイドウォールがよれることなく、トレッドでしっかりと路面を捉えて旋回していきます。
そのグリップも強烈で、ちょっとオーバースピードかなというレンジでコーナーに飛び込んでも、まだまだ〜って感じ(笑
RE050だと微妙に冷や汗が出るようなコーナリングも、RE-11には許容範囲みたい。特にコーナー立上がりで、RE050だとアクセルオンでキュッとインにクルマが向く特性が、RE-11だと終始オンザレール感覚。RE050だとオーバーが出る局面でも、RE-11はニュートラルか微妙にアンダーです。RE050のコントローラブルな面も楽しいですが、RE-11のこんなもんじゃないぜ限界は!的なグリップ領域の深さは、安心してアクセルを踏んでいけるという点で非常に楽しいと感じました。
RE-11の場合、ASM SRE 1wayの減衰調整は、最初一番柔らかいセッティングで始めましたが、ビーナスラインみたいなコースではマッチングはイマイチでした。
ある程度締めてやると、凄くドライビングしやすくなり、タイヤのグリップ感も掴めるようになってきました。
RE-11はタイヤに剛性があるだけに、それとバランスした足の硬さと減衰スピードが必要になってきますね。
と、クルマの方はしっかり進化してます(もちろん経年劣化的な部分も見え隠れしてはいるんですが・・)が、肝心のドライバーの方は、、クルマに教えられる方が多かった気がします。。
ワインディングで楽しく走るには、リズム良く、クルマが行きたいように、走りたいように仕向ける操作を心掛ける。それが自分のドライビングプレジャーだと再認識させられましたね。
最近結構テキトーというか、多少操作が荒い方へと向かっていたので、その辺の修正をするようエスに諭されたような気がします。
人間の方はイマイチ成長できず。理論的なところからもう一回勉強し直さなきゃな。。
そんなこんなで、今年も実り多き定点観測でした(^ ^)
2009/06/13(Sat) 23:38:05 | 以前のコメント
Re:定点観測 〜4年目へ向けて
ホームコースという割には行かなさ過ぎですが(笑)、、まぁ似たような場所かもしれません。五感でクルマを感じながらドライブする、そういうシチュエーションを与えてくれるコースが、僕にとっての良いコースなのかもしれないです。
せっかく好きなクルマに乗っているんだし、そのクルマもプリミティブな魅力を持つスポーツカーだから、クルマもドライバーも時間を経て成長していく過程を楽しみたい。
そんなコンセプトを実践する上でも、定点観測は続けていきたいですね(^ ^)