三菱一号館


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3月になりました。でもネタは2月のまま(^ ^;
先日の丸の内散策の続きです。

この日の夜散歩の真の目的は、この三菱一号館の夜景、ライトアップされたレンガ建築を楽しむことでしたv

丸の内のオフィス街に唐突に現れる、明治の香り溢れるレンガ造りの建物は、当時のオリジナルではなく復元されたもの。
オリジナルの三菱一号館は、明治時代、日本政府に雇われた建築家ジョサイア・コンドルの設計によって建てられた、丸の内初のオフィスビルだったそうな。
高度成長期に解体されたけれど、最近の丸の内の再開発の中で復元が決まり、つい昨年竣工したという実は新築のレンガ建築なのである。

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当時の設計図を元に、現代の建築基準を満たしつつ、できるだけ忠実に再現した復元で、レンガも当時の製法を再現して生産したとか・・・執念感じるなぁ。
古いものを単純に復元することに大した意味は無いけれど、それによって新しいインパクトが街・空間・建築技術に与えられるのならば、そういった解もあるのかもしれない。

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超高層オフィス街とのミスマッチが面白い。
特に最近、歴史的なものを残す残さないで話題になるエリアだけど、、文化的価値を認めつつ、新しい解釈で街を構築していくことが重要だと思ったりする。
完全復元されたこの新築レンガ館に関しては、街の象徴的なランドマークとして存在させるのもまぁアリかなと。。

ちなみに中身は展示室やカフェで、春には美術館がオープンするみたいです。
2010/03/01(Mon) 00:43:49 | 以前のコメント
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