オートキャンプ:夕食編


ダッチオーブンの中には、サクラのチップを敷き詰めた上に、塩をした生のホタテと魚肉ソーセージが安置されている。
僕の献身的な火起こし(謎)により速やかに着火された木炭の上に置かれることしばらく。サクラのチップが焦げる香しい匂いと共に煙が勢いよく漏れ出してくる。

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いかにも興味深い過程の末、鍋の中の素材は立派な薫製となっていた。
ホタテは旨味が凝縮されていて、生で食べるよりも何倍も美味しい!
それに対して魚肉ソーセージの方は、それがそのままアメリカンドックみたいな味に変化しており、見た目といいやや微妙だった(汗

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薫製と同時並行で別の鍋と網の上では、次々と食材が調理されていく。
僕は基本的に料理ができない人間(料理のセンスが全然無いのだ)なので、こうやっていくつものメニューが並行して調理されていくこと自体、自分にはできないこととして珍しく、ただひたすら眺めているだけという情けない状況。
焼き鳥をひっくり返すくらいはしましたが(- -;;

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ある程度、食も酒も進んできていよいよメイン。
ダッチオーブンの底にアルミホイルを敷き、トッピングされたピザ生地を置いて蓋をし、焚火台の炭に再び焼べる。
今度はその蓋の上にも炭を乗せて、上下両側から熱を加える。

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ワインを一口二口舐めてるうちに、あっという間にピザが焼け上がった。
既製のピザ生地に簡単トッピングのお手軽ピザだが、これがとにかく美味いのだ。
まず見た目がいい。じゅうじゅうとチーズが泡立つ光景が食欲をそそる。
まさにダッチオーブンの面目躍如。実は前から興味だけはあったのだが、、想像以上だった。凄い鍋だ。

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ジューシーなピザを平らげた後は、焚き火とワインで夜長を楽しむ。
独りでも焚き火は良い話し相手となってくれそうだが、2人いると更に語りは止めどなく続く。
薪を焼べながら、安物のワインをちびちびとやってると、時間は知らないうちに流れ、いつの間にか周囲は静寂。時計に目をやった時には、日付が変わろうとしていた。
2008/05/21(Wed) 23:00:25 | 以前のコメント
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