龍飛崎で社会見学


はるばる850km走ってきて、車窓から眺めるだけというのも切ない。
せめて青函トンネル記念館に寄ってみることにした。

龍飛崎の地底には、青函トンネルが通り、地底駅である「竜飛海底駅」も存在する。
青函トンネルを掘削していた時の本州側の基地だった場所と施設を利用したのがこの記念館。
当時も使われていた地底に下りるケーブルカーで、海面下約140mのトンネルの近くまで下りることができるのだ。

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さすがに夏休みのお盆休みで、ケーブルカーは通勤列車並みの満車状態。
ここまで来て通勤ラッシュを体験するとは思わなんだ。

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地底には、青函トンネル掘削の苦闘を、当時の機材を展示する形で紹介されていた。
展示がされている体験坑道は、作業抗を利用している。
ケーブルカーで下りたら、青函トンネルの地底駅くらい出れるのかと思ってたら、鉄道が通る本トンネルも駅にも、見学目的で到達することはできないのだそうだ。

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(この扉の向こうに竜飛海底駅があり、緊急時の避難経路として使用されるとのこと)

日本のトンネル技術を一気に押し上げた技術と工事の歴史は見物。
工法と技術を開発しながら掘り進んでいくという気概は驚愕に値する。
まさに誇るべき産業遺産(現役のトンネルですが)だ。

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夏休みの社会見学は、なかなか有益でした。
2008/09/02(Tue) 23:33:59 | 以前のコメント
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