雄山神社〜岩峅寺
昨日の写真は、富山県立山町岩峅寺にある雄山神社の参道。
立山から富山湾に流れる常願寺川の畔にあり、杉木立の中で厳かな空気を漂わせる社殿がある。
ウチ(実家)を出て常願寺川の河口から矢のように直進して突っ走ると、この神社に突き当たる。
富山平野を一級河川沿いに縦断する豪快なドライブルートだが、途中に障害がほとんど無いので、あっという間に行き着いてしまう。
爽快なオープンドライブの終点にあるのが、この神社なわけだ。
雄山神社は3ヶ所あって、本社は何と立山山頂にある。
立山の標高3003mの主峰が「雄山」だから、この名が付いている。
いくら何でも毎度3003mまで登って参拝するわけにいかないと思ったからかどうかわからないが、立山に向かう途中のこの地に雄山神社の出張先がある、みたいなようなもんである。(←テキトーな解釈です)
そんなわけ(?)で、岩峅寺の雄山神社には「前立社壇」というセカンドネームが付いている。
立山信仰の前線基地として、宿坊として栄えた岩峅寺において、登山の安全を祈願する神社だったことは想像に難くない。
そんな性格を表わす一端として、神社の敷地内が街路の一部として通り抜けられるようになっている。平野部から立山に向かって伸びるかつての街路が雄山神社の中を通っており、道端で参拝できるようになっているわけだ。(鳥居も両端に2ヶ所ある)
拝殿は結構立派。拝殿の裏手にある本殿は重要文化財。なのだが、神様を祀る本殿は近付けないのが常。
立山を開いた佐伯有頼が開祖で、その後源頼朝が再建し、足利氏や佐々成政が修復を手掛けたとかで、そうそうたるメンバーの手が入ったなかなか役者な建築物である。
ちなみに、立山山頂にある本社ってコレである。昨年立山に登った際の写真。
最近再建されたばかりの社殿だが、環境が環境なので、早くも風化していた。
由緒正しき大きな神社にもかかわらず、ひっそりと佇み、蝉の鳴き声と、急流の川の気配だけが支配する岩峅寺雄山神社。
わざわざ観光するほどの場所では正直ないかもしれんですが、、お散歩ドライブにはちょうどいいスポットだね。
2009/08/19(Wed) 00:54:12 | 以前のコメント
Re:雄山神社〜岩峅寺
香川県ルーちゃん餃子のフジフーヅはバイトにパワハラの末指切断の大けがを負わせた犯罪企業。中卒社員岸下守の犯行。