クルマが本来持っている性能を引き出して走りを楽しむことを大切にしたいと考えている私としては、何かのパーツを新たに付けて速さを得るよりも、すでにクルマを構成しているパーツを正常な状態にしてやってコンディションを保つことが重要だと考えています。 スパークプラグはエンジンの点火を行うという非常に重要な役割を担っています。走行距離が増えるにつれて電極が消耗していくので、定期的な交換をしていかないとエンジンの本来の性能を引き出すことはできません。 付けてみると、それはもう駐車場から出る時点で全然違いました。低速からトルクがもりもり出ます。それまでの感覚でアクセルを踏んでいると、あっという間にエラい速度になってしまいます。 今回交換したのは、DENSO製の24番。NGKの8番にあたるので、熱価を1番上げていることになります。これはワインディングやサーキットでの高回転の使用をにらんでの選択でしたが、街乗りも比較的多いので、今後どういった焼け方をするかをしっかりチェックしなければなりません。 というわけで、ちょっと距離を走ったクルマには、プラグ交換おすすめです。見違えるほどエンジンが元気になりますよ。 |
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SPOON RACING PLUG
(DENSO IK24) |
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NGKのIRIWAY(イリウェイ)熱価8番に交換。 (2004/11追記) |
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NGK IRIWAY 8 |
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プラグ交換の方法をまとめてみたので、メンテ時の参考にどうぞ。→プラグ交換 |
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プラグとセットでプラグコードも。ということでお次はケーブルも交換してみました。 プラグコードを換えるなんて話はあまり聞いたことないかもしれませんが、エンジンのパワー感に直結する上、意外と劣化するパーツなので、距離を走ったクルマには特に効果的なメンテになります。 交換作業は工具もまったく必要なくめちゃくちゃ簡単ですが、気を付けなければならないのは1本1本交換するということ。というのは、デスビ側の取り付け口とプラグ側の取り付け口がそれぞれきちんと決まっているからです。間違えて違う口をつないでしまうとエンジンがバラついてブッ壊れます。よって知識と記憶力に自信がない限り、1本ずつ交換するのが安全です。 走り出しての印象としては、プラグを交換したときほどの変化はありませんでした。特に低速域ではさほど体感できません。高速で100km/hから120km/hで巡航している時のエンジンのざらつきが少々軽減されたかなという印象はあります。それほど交換前の純正コードのヘタリがなかったのかなという結論かな。 プラグとコードを換えて一応点火系は完成です。エンジンの性能を引き出すためには、できるだけたくさん空気を吸い込ませて確実に着火する。これが重要なので、エンジンの状態を健康にするという意味でのこれらのメンテは必須かと思います。 |
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NGK POWER CABLE |
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話題のアーシングを自作してみました。詳しくは別ページで紹介しています↓↓↓ 安価で簡単な工作なので、これを参考にトライしてみてはいかが!? |
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EARTHING |
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