Epilogue・・・
今回の長い旅も終わった。 いつものように地図上で選りすぐったワインディングロードを走るワクワク感に満ちたツーリングというわけではなく、かつてのドライブを楽しんだ道を再び辿ることによって懐かしさを感じる、そういうツーリングだったと言える。 |
||
北海道は広い、というのは言わなくても誰でも認識していることだけど、やはり何年も離れているとその広ささえ忘れてしまうようだ。 走ってる最中に展開する景色はまさに雄大な北の大地で、本州では到底見られない怒濤のスケール感を持ってして襲いかかってくる。これはやはり唯一無二の北海道の景色であり、どこがどうというわけでもなく、ただ現実離れしてる景色が常に広がっている、それだけで感動モノだ。 ただそれが仇でもあり、あまりにそういった景色が連続し、しかも変化なく展開するものだから、そのうち慣れてしまって当たり前のものに感じられてくるのだ。そうなると感性は半分マヒ状態になってしまう。常に高いテンションで楽しむには、非現実の世界にいるということを忘れず意識しておく必要があるかもしれない。 |
||
ドライブした感想はというと・・・ オープンカーで走る爽快感は格別だった。
今回はロングツーリングなので走行DATAを取っている。 北海道は特殊なので、燃費はあまり参考にならないだろう。エンジン回してワインディングを楽しむような状況もほとんどないし。
今回走ったルートとスポットは、かつて走ったり訪れたりした場所がほとんどで、あまり本文には書いてないけど、その都度記憶と照らし合わせて、昔のドライブを振り返ったりして楽しんでいた。 結局ルーツは何だったのかとか、そういう結論めいたものを導き出したりはしてないのだけど、確かにここには自分が走った軌跡があり、訪れた痕跡がある。苦い思いも楽しい思いも、確かに残っているのである。 それを背景に、これからも走り続けるのである。 |
||
Hello again, Hokkaido 2007 summer おしまい |
||