秋一番! 裏磐梯ツーリング
2002/09/21,22,23


早朝、ショベルカーのキャタピラの音で起床(ナゼだ!?)。テントサイトから望む檜原湖は朝靄の中。
朝飯の用意をしていると、ボートを担いだ車が次から次へと湖畔に集結してきた。
釣り人の朝は早い。
私のようなツーリストの朝もそれなりに早い。
近くにテントを張っていたランエボのにいちゃんは、さっさと撤収してばぼーっていう音を響かせて行ってしまった。走りに行ったのだろうか。

今日のメインイベントは、ズバリ磐梯山登頂。というわけで、まず登山口となる八方台へとEK9を走らせる。
昨日から今日にかけて檜原湖を一周しましたが、この周遊道となる県道2号&64号も走り甲斐のあるワインディング。加速、減速のメリハリがあるコースと檜原湖の眺望を楽しみながら磐梯山麓へ向かいます。


八方台登山口の駐車場は、すでに登山者のクルマで満車状態。登山者の朝も早い。
運良く出ていった車のスペースにEK9を滑り込ますことができ、登山のための支度を始める。辺りはまだ肌寒いので、防寒対策はしっかりと。
まちがっても上の写真の人のような格好では登ってはいけません。ナメすぎです。

登山道は岩やら木の根っこやらで歩きづらい。両手使って登り降りが必要なところもあって結構本格的な登山て感じです。 眺望が開ける所では先ほど周回した檜原湖が望めます。磐梯山は1818mしかないので終始森林の中を登ることになります。

で、いきなり頂上。
簡単に登ったように見えるでしょうが、結構タイヘンでした。足を滑らせて冷や汗をかくこと数度。標高が低いとはいえ625mの登坂はかーなーり疲れる。
だいたい2時間くらいの道のり。やっぱメジャーな山なので、登山道も頂上も相当な賑わいでしたな。
ところでなぜみんな頂上でカップ麺を食べるのだろうか。そういうしきたりなんだろうか。

例によって頂上は雲の中。昨日は晴れてたのに!いつになったら大展望を楽しめるのだろうか。
当然ながら頂上は寒い。Tシャツが汗でびっちょりでさらに寒い。小雨がぱらついてきたので展望はあきらめて下山。

帰ってきました。


さて、今日のお宿に向かうため、裏磐梯を東に移動します。
国道459号から115号を経由して行くのが一般的みたいですが、せっかく磐梯吾妻レークラインというおいしそうなワインディングがあるので、そこを通っていくことに。

レークラインは、タイトコーナーは少なくほぼ中速コーナーで構成されていてスピードがのる。アップダウンもそこそこありますが、他の有料道路に比べると比較的平坦な方で、大排気量のクルマとかバイク向けっていう感じがします。事実、やかましいバイクがうりゃーって感じで走ってました。

中津川渓谷レストハウスにて小休止。
ここから歩いて降りられる中津川渓谷は紅葉の名所。ま、この時期は当然まだまだなので、ハイキングするのはやめときました。だいたい今日はもう登り降りしたくないし。。

駐車場でコペンを発見。
遠目に見てもそのつくり込みは軽の領域を超えているのがわかります。
これを機にまた各メーカーが小型のスポーツカーを出してくれることを願ってます。

レークラインはその名の通り湖を眺めながら走ることができる道のはず。
しかしよーく見ないと見えないのもまた事実。
というわけで湖を眺めることもなく走り抜け、国道に合流した後、旧道に入って土湯峠を越え、1.5車線の道を少しだけ走った所に今晩の宿がありました。

新野地温泉相模屋旅館。宿本体は鉄筋コンクリート4階建て。一見すると近代的な面持ちですが、一応新野地温泉の一軒宿で、その温泉がすごい。

露天風呂です。宿の建物とはちがって、風呂は徹底してワイルドなつくり。なんでも宿は建て替えたけど、風呂だけは昔のままの姿で残してあるとか。
脱衣所なんて台があるだけ。自然いっぱいの中で裸になってドボンと浸かればこの上ない幸せ。まさに極楽じゃ〜。

    
さらに秘湯っぷりを盛り上げてくれるのは、露天の目と鼻の先に源泉が噴き出している風景。まさに産地直送。一軒宿で湯船を独り占めしてると、温泉のお湯そのものまで独り占めしてるようで大満足。いや〜スバラシイ。

見ての通りかなりの確立で独り占めしてきました。
泉質は硫黄泉。薄めるようなことはしていないので、かなり濃い。見た感じではかなりぴりぴりきそうだが、中性なので長湯もOK。硫黄泉の大好きな私にとっては、これぞ求めていた温泉、という感じでした。

宿の方も外観に似合わず家庭的な感じで良かった。オススメできます。





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