
今日はS90を持って近所をお散歩。
ぽかぽか陽気で気持ちイイ。クシャミ連発だけど(><)
明日は雨。その後は緩やかに春が続く。
コートを着るかどうか迷う季節。

休日出勤から戻った後に、久しぶりに洗車。1ヶ月以上洗ってませんでした(汗
あまり出歩いてもいなかったのでドロドロってわけでもなかったのですが、、さすがに長期間埃(花粉)まみれにしておくのはエスに申し訳なく。。
洗車とはカンケー無いですが、、最近白黒の写真が多いのは、GR DIGITAL IIIのせいです。
GRの機能として後から追加された「ハイコントラスト白黒」モードが妙に楽しい。あと「クロスプロセス」モードも。
5DM2を使ってる身としては、フツーに撮った絵はそりゃどこか物足りない気がするわけで・・・
そんなわけで、GR使う時はまるでノーマルに撮らない今日この頃です(^ ^;;
奈良紀行の続き。
唐招提寺から数百m南に下った所に薬師寺がある。西ノ京エリアで唐招提寺と双璧を為す古刹。
必見は何と言っても三重塔だろう。

薬師寺東塔。建築は西暦730年。天平真っ盛りの頃だ。
黒ずんだ塔体が歴史を物語る。薬師寺は東棟以外のほとんどの堂宇が最近の再建なので、この東塔の貫禄は圧倒的だ。
一見したら六重なのに、なぜ三重塔なのか。疑問に思っている人も多いはず。
その答えはこう。下から数えて奇数番目の庇は「裳階(もこし)」と呼ばれ、屋根として数えない部位だからだ。
この時代の塔は、軒の出方が非常に深く、後に構造的な補強が必要になった。法隆寺五重塔の最下段の裳階がその最たるもので、後から補強のために付け足したものだ。
薬師寺東塔の場合でも、裳階が構造的補強であることには変わらないのだが、法隆寺と違い、最初から建物の一部として造られているのだ。なので、裳階を加えて初めて塔全体のバランスが保たれ、デザイン的にも成立しているような印象を受ける。
地に根差した力強い安定感を印象付ける法隆寺五重塔に対して、端正で優美、女性的な美しさを醸し出す薬師寺三重塔。重なる軒のリズム。「凍れる音楽」の異名に相応しい塔だ。
ちなみにこの東塔は、解体修理でこれから数年間見ることができなくなる。
てっきりもう仮囲いされて解体始まってるもんだと思ってたら、まだ地盤調査中の段階だった。ギリギリ見れてラッキーvでした。

天気が下り坂の日曜日。早朝から一般道をドライブ。
自宅から下道で気軽に行ける温泉No.1、東鷲宮百観音温泉に朝風呂に言ってきました。
てっきりどんよりしてると思っていた空は、終始雲ひとつない快晴。久しぶりのオープンドライブは超キモチイイ!・・・んだけど花粉もスゴイ。。(見えるかな、写真のボンネットの花粉汚れ)
花粉症は軽度で去年なんか全く発症しなかったんだけど、今年はダメっぽいなぁ。

先に進むことを躊躇しつつも、唐招提寺金堂へと歩を進める。
近付くと、やはり大きな建物だ。列柱の存在感、庇の張り出し、どれも古代木造建築のスーパースケールを語るに相応しい。
金堂の中には、盧舎那仏、薬師如来、千手観音といった乾漆造による国宝仏像群が安置される。そのお姿も圧巻の一言だが、やはりここは金堂の建築にこそ目も心を奪われる。

お堂の正面の列柱群。巨大な縁側を思わせる庇下の開放的空間は、ありそうでないこの建築の特徴かも。
しかもこの列柱、よく見ると端に行くほど柱間が狭くなっている(ひとつ前のコラムの写真を見てもらうとよくわかる)。
この不均等さが視覚に与える影響は大きく、この建築をより大きく、奥行きの深い印象に仕立て上げているような気がするのだ。
美的なバランス感覚が、この時代から感覚的に実践されていたという文化と技術の奥深さに感動すら覚える。

金堂の軒の出は、法隆寺のように深い。しかし法隆寺のような材のゴツさ、構造的な危うさは無い。
ひとつひとつの材は、小さな部材に分けられて幾重にも折り重なって軒を支える構造を形成している。法隆寺の軒裏と比べれば一目瞭然だ。

これは法隆寺金堂の軒だが、軒を深く張り出させるために、大きな雲肘木でズバッと屋根を持ち出している。
それに対して唐招提寺金堂は、雲肘木ではなく、斗、肘木、尾垂木といった細かなパーツをいくつも重ね合わせて屋根を持ち出している。
法隆寺の時代は、国内でも大きな檜が調達できたけど、唐招提寺の時代には既にそれが難しくなっていた、ととこかで聞いたことがある。
その代替案としての三手先と呼ばれる形式だが、その知恵の輪・積木的な意匠であり構造形態が本当に面白い。
それでも庇の深さには飽き足らずに、地垂木のその更に先に、飛檐垂木を重ね伸ばしている。
庇の深さへの執着心は相当なものだ。庇の深さは日本建築の特徴だし、気候風土的にも理にかなった意匠形態だが、こんなにも執着しつつ結果的に美しいプロポーションを醸し出すのだから素晴らしい。
見所豊富な建築が法隆寺並みに揃っているのが唐招提寺。天平時代の素晴らしい文化遺産が揃っている。
奈良に行くなら、必見だ。
