そして帰途へ


横手から横手湯沢道路、R13で南下する。山形県境を過ぎると、再び夏の日差しになって蒸し暑くなったが、新庄でまたまたゲリラ豪雨、三たびルーフをクローズすることになる。

R347からR287にスイッチし、大江の舟唄温泉柏陵荘で温泉休憩。

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山形で2番目に泉質の良い温泉としてお気に入りだった(1番は当然蔵王温泉)が、なんとなく今までと違う気がした。。
もうちょっとガツンと来る温泉だった気がしたんだけどな。

R287のまま長井、R113で小国から村上へ。途中何度も豪雨に遭う。
R7に入った頃には既に周囲は真っ暗。中条ICから高速に乗り、そのまま実家最寄りの北陸道滑川ICまでひとっ飛び。
ICを出る直前に日付が変わって、見事深夜割引をゲットした。


以上が夏休み弾丸ツーリングの顛末でした。

Viva!! 横手焼そば


森吉から角館までのマタギロードR105は、その延々たる距離だけでも気が遠くなりそうな山道だが、意外と快走できるワインディングである。
交通量は当然の如く少なく、信号もほとんど無いに等しい。
八幡平側に並行して走るR341が山岳ハイウェイとして名を馳せている(!?)ためマイナーなR105だが、これといった見所が無いことに目を瞑れば、ちょっとオススメなルートだ。

角館の手前で、突然大粒の雨が落ちてきて、即刻ルーフをクローズド。直後にバケツをひっくり返したような豪雨が来た。
この後、晴れては雨、また晴れては雨、しかも豪雨という、この夏の列島を賑わせたゲリラ豪雨との格闘が始まる。

R13に出て再びゲリラ豪雨に襲われつつ、横手に到達する。
計ったようにドンピシャで昼食の時間となり、久しぶりに焼そばを食べていくことにした。

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以前、かまくらの時期に食べ歩いた(注:このページがこの体裁になる前の、2006年2月に記事残ってます)中で一番記憶に残っていた「ふじわら」という店を探す。
記憶は正しく、思った通りの場所にあった。うまい具合に並ばず着席。(長蛇の列の写真は、食べた後に撮ったもの)

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店内は単なる狭い食堂風。老夫婦が2人で切り盛りする店。よってキャパシティは大きくなく、店内の少ない客席数の注文が揃ってから一気に作り出す。
そんなゆったりとした時間を許容することに慣れていない都会人には向かない。

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ゴージャスに肉玉(大)をいってみた。Oh!デラックス!
麺類で一番好物なのが焼そばだったりする僕にとっては最高のランチ。富士宮もいいけど、更に駄菓子チックな横手の焼きそばもウマい!(目玉焼きが乗っているのが特徴)

ガッツリ食って大満足。やっぱり僕のツーリングには、こういうB級なグルメがよく似合う(笑
横手焼そばバンザイ。

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あのクルマとrendezvous


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R103を走り続けると、やがてR282と交差する。
ここに東北道の十和田ICがある。十和田ICの名前って十和田湖の最寄りって意味で付いたんだろうけど、十和田市っていう市が全然別の場所(十和田湖の東側)に存在するのでややこしいような気がするのだが。

そんなことはまぁいいとして、それなりに交通量の多い中で隊列を組んでいたら、ずっと前方にEK9を発見。町中で前方が空いて、直前を走行する形になった。

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ナンバーは習志野。ツーリングか!?

R103を比内に向かって走っている最中も、ずっと目の前EK9。
比内でR285に折れるつもりだったが、習志野EK9も当然のように同じ方向に折れていく。

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まだまだついていく。

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まだまだ、まだまだ〜〜

いい加減しつこいかなーってくらいずっと一緒だったEK9。(不思議なくらい行く方向が一致した)
森吉の信号待ちで逸れるまで、相当の距離をランデブーしてしまった。
やっぱりEK9カッコいい。程良く落ちた車高に社外マフラー(フジツボかな?)、レイズ金色CE28を履いていると思われたが、何となく以前自分が乗っていたEK9と重なるオーラを感じた。

楽しそうにツーリングするEK9(と決めつけてみる)。まるでそれは数年前の自分が走っている姿のように。
至福の一時だったなぁ。(しつけーなと思われてたでしょうが(笑)

黄金道から渓流道へ


翌朝、十和田ゴールドラインを八甲田山中へ。
酸ヶ湯を過ぎると次第に霧が濃くなり、八甲田の森の息吹が濃密になってくる。
道路に覆い被さる木々の葉から、時折大粒の雫が走行する車体めがけて落ちてくるが、ようやく雨上がりに恵まれた早朝のドライブを無理矢理オープン状態で走り続ける。

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奥入瀬川沿いになると、霧はいつの間にか晴れていた。
銚子大滝の遊歩道で停車して、しばしの散策を楽しむ。

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前日の豪雨でほとんど濁流に近かった奥入瀬川だったが、上流のこの付近に限ってはそうでもない。

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毎度のことだが、なぜか奥入瀬は早朝に通過する(それ以外の時間帯に通ったことが無い)。訪れる度、いつもひっそり。
だから、奥入瀬の印象はすこぶる良いまま。ずっと今の印象でいたいものだ。

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十和田湖に出た後は、発荷峠を越え、R103を大館方面へと向かった。

青森県立美術館


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寿司に満足し、続けて訪れたのが、青森県立美術館。
三内丸山遺跡の隣にあり、以前遺跡に訪れた時はまだ建設中だった新しい美術館だ。

建築のボリュームも内部空間も、地層の断面を表現しているかのような効果が新しい。
縄文遺跡とのコラボレートを最大限利用したコンセプトが体感できそうだ。

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今回は常設展示だけを鑑賞した。
所蔵の最大のウリは、シャガールの「アレコ」。
同名の舞台の背景画で、その巨大さは絵画の域を軽く超えている。
シャガール独特の夢想現実のような世界を、地面を切り取ったかのような巨大空間で鑑賞する。これは凄く良かった。

もうひとつのウリは、青森出身の芸術家、奈良美智氏のインスタレーション。
氏が描く小悪魔的な少女のイラストは、たぶん一度はどこかで目にしたことがあるはず。
圧巻は、この「あおもり犬(あおもりけん)」。

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いいね、こういうの。好きです。

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あとは、やはり青森出身の版画家棟方志功の作品。
棟方志功は市内に記念館があるので、展示はどっちかって言うとそっちがメインだな。ここはダイジェスト的。

その他にも、現代芸術的な所蔵がかなりの量に渡って展示されている。
ちょっと残念なのは、館内の動線が整理し切れてない点。そこかしこにいる学芸員に道案内されないと、次にどこに行くべきなのかが非常にわかりづらい。
昨年訪れた金沢21世紀美術館も自由な動線が特徴的だったけど、あっちはこれほどわかりづらくはなかった(むしろ心地良い程度の自由さがあった)。

納まりを無視したディテールと言い、建築的には熟成不足って感じが否めないような気がするなァ。

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