冬休み突入


大方の世間の傾向と同じく、本日(金曜)が仕事納めで、明日の土曜から正月休みに入ります。
例年明けて5日が仕事始めの会社なので、今年は豪華9連休♪
なんだけど、帰省等に費やす時間も多く、どこかにロングツーリング、という予定はありません。

明日には自宅を離れるので、このブログもしばらくお休みに入ります。
作者の個人的欲求を満たす内容ばかりの当サイトに、今年も本当に多数の方に訪問頂いて感謝の言葉もありません。
来年も一癖あるオープンカーライフを楽しみ、お伝えしていくつもりですので、ひとつヨロシクお願いしますm(_ _)m

それでは皆様、良いお年を。

懐かしいだけではない古民家の魅力


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日下部民藝館と吉島家住宅は共に明治期の再建だけど、両者の築年数には約25年ほどの開きがある。
日下部の方が古く、明治期の民家として初めて国の重要文化財に指定されたというが、それだからと言って吉島家に魅力が無いわけではない。
むしろ吉島家の方が新しい分、明治から大正にかけてのモダンな趣が随所に散りばめられていて面白いのだ。

勾配の大きな一枚屋根のせいで、2階は前の部屋に行くに従って、床も天井も低くなる。段差を伴った各部屋の連続性には、今の住宅には無い新鮮な空間性を感じることができる。
その天井は折り曲げられたり、緩やかに曲線を描いていたり。
ひとつひとつの部屋に個性があって、一言で言えばそれが実にカワイイのである。

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前の部屋の一角には、モダンなタペストリーとソファがコーディネートされていた。
古民家に西洋の趣の古家具の組み合わせ。身震いしてしまうほどにカッコいい。

1階の面積はべらぼうに広い。中庭だけでも2ヶ所ある。そうでないと奥の方が暗くなって仕方がない。

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縁側廻りはコンパクトかつ質素な設えで、侘び寂びの効いた空間を創り出している。そんなミニマムな構成の中だからこそ、円形の開口でコマイダケを露出させてみたりベンガラ色を配してみたりというアクセント的な意匠が、単なる古めかしい民家以上の何かを感じさせてくれる。

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その他にも縁なし畳があったりとか、手動開閉装置付きのトップライトがあったりとか、キュートな意匠の人研ぎ洗面台があったりとか、随所に目を楽しませてくれる遊びがある。

極めつけは土間の奥の井戸の廻りにあった超モダンなギャラリー。
まぁこれに関しては当然当時から合ったモノではなく、何かの企画によるコラボレートだろうが、でも、それにしたってこの古民家の趣に非常にマッチしているのに驚いた。

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ベンガラ色の壁面と家具、イサムノグチのあかり、剣持勇のラタンチェア、BGMとして流れるジャズのメロディ・・・・古い民家の構造体による空間に、なぜか不思議なほど溶け込んでいる。
それくらいにこの古民家の空間は器が大きく、画一化され商品化され過ぎた現代の建築空間には到底真似できない豊かさがある。
民家としての存在価値もさながら、空間の汎用性という意味でもとても興味深い。

かつて10年ほど前に訪れた際の空間の記憶が未だ残っていた住宅建築である。
生まれながらに持つ、安らぎを感じる自分に取っての空間の原型みたいなものが、ここには多分にあるのかもしれない。

高山の民家


富山から国道41号で約2時間。古い街並みが観光スポットとして賑わう飛騨高山には、かつての町衆の文化を今に伝える町家が現存しています。
中には公開されている貴重な文化財の町家もあり、久しぶりに見学に訪れてきました。

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国指定の重要文化財になっている2つの民家は、陣屋等がある中心部から少し離れた場所で隣り合って佇んでいる。
「日下部民藝館」と「吉島家住宅」。明治時代の名工の手による2つの住宅建築には、時代の技と質実な空間美が溢れています。

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住宅の中に踏み込むと、まずもってしてイキナリ小屋裏まで吹き抜けた大空間が来客者を迎える。
その吹き抜けは、梁と束の立体格子に占領され・・・大迫力。
下部の土間にはハレの生活空間が広がり、畳の間が何層にも折り重なって奥の奥まで続いている。

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吹き抜けの上部には今で言うトップライトが設けられていて、降り注ぐ外光によって内部は意外なほどの明るさを保っている。
しかしそこは日本の伝統的民家。必要以上の明るさは無く、光と影をコントロールし楽しむ空間に仕立て上げられているのだ。。。

冬の北陸へ


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先週末の土曜日、冬装備の2号車で北陸自動車道を西へ。。。
何本もの長いトンネルをくぐり抜けていく。

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白波の立つ冬の日本海上部を走る親不知IC付近。
ツーリング的には国道8号がオススメ。激しくうねる覆道付きのワインディングロードは、まるでジェットコースターのようなフィーリング。
空いてたら言うこと無しなんだけど。

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富山平野に出ると、豪快な立山連峰が迫り来る。
冬の北陸独特の曇り切った空で、その美しさは今ひとつ・・・

RECARO RS-G 1周年


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先日、クオーツコーティングから1年という記事を書きましたが、RECARO RS-Gを入れてからも1年が経ったことになります。

フルバケはやっぱイイですね〜。サイコーですv(^ ^)v
いろんな部分に手を入れたけど、個人的に一番効き目があると思うのはやっぱりシートだな〜。それくらい走る楽しさが変わるんですよ。
あくまでも自分の体系に合ってることが条件ですが、運転中に身体に力を入れることなく自然な姿勢を維持できるシートだと、それがフルバケだろうがこの上なく快適になるんですよね。

シートを替えたからといってクルマが速くなるわけではないです。当たり前ですが。
言わばドライバーチューンの類であり、運転者の疲労軽減、センサー増幅、安全性向上の各種効果が得られ、結果的にクルマの挙動をより高いレベルで手中に収めることができるようになる。そういう効果がシート交換にはあると考えています。

ワインディングでは、純正シートとは比較にならないホールド性能によって挙動を敏感に感じ取ることができ、結果的に安心感が増してよりドライビングを楽しむことができる。
ロングツーリング時にもホールド性能は重要で、身体を預けることで正確な姿勢を維持できることから、疲労を大幅に軽減してくれる。
フルバケと言うとハードそうですが、実は僕のような用途でスポーツカーを楽しむケースにもジャストフィットします。むしろ長時間運転するからこそ、ホールド性能が必要なんじゃないかと思うくらいですね。

唯一大きな欠点と言えば乗り降りのしづらさ(と、車中泊のしづらさ)。でもそんなの慣れです(笑
それに、デメリットよりメリットの方が全然大きいですから。

ちなみにファッション的な理由で助手席もRS-Gにしています。
ごく稀にですが、ワインディングで人を横に乗せた際に、大抵の人がそのホールド性能による安心感を味わって楽しんでくれます。
そういう意味では助手席のコンフォートにも一役買ってくれてますが、体格が合わない人だとちょっと長距離の同行はできない感じ。
僕の体系ならRS-Gがフィットするし快適なんだけど、全ての人がそう感じるわけじゃないから。
その辺の汎用性求めると、コンフォートモデルのシートを求めることになりそうですけど、滅多に横に人は乗らないからね。

1年経ってシートベルトが擦れる所なんかは痕が付いてしまってますが、ぱっと見た目は幸いにしてキレイな状態を保ててます。
内外装の雰囲気にもベストマッチだし、価格以上の満足感は想像以上ですヨ。


EK9の時の無限S1も、走りが変わって非常に印象深かったこともあり、クルマに手を入れるならまずシート!というのが僕の考え。
僕はたまたまRECAROですが、自分の身体に合うモデルを見つけるのが最重要なので、メーカーに拘らずいろんなシートを検討してみるといいと思います。

非日常への切替スイッチ


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S2000には、ENGINE START ボタンが付いています。

エンジンに火入れを行う際に、儀式的にスタートボタンを押す動作を挟むことによって、非日常的なオープンスポーツの世界へと意識のスイッチを切り替える役目を果たしている(と思われる)、エスならではの装備。(オープンカーなので防犯の為、という意見もあった)
今じゃ別に珍しくもない装備だけど、デビュー当初はスポーツカーならではの遊び心溢れた装備に話題が集まったものでした。

ところが最近、ほとんど無意識の動作でスイッチを押して、当たり前のようにクルマを動かしている傾向があります。
まぁキーを捻ってエンジンをかけるという動作をいちいち意識してやる人はいないと思うので、これも当然かと思うのですが。。

ヤバイヤバイ。
せっかくの非日常への入り口の儀式、もう少し味わいながらやらないと、エスに失礼だよなぁ。

エスを手に入れた頃の新鮮な気持ちでエンジンスタートボタンを押す。クルマと対話をしながら、オープンドライブを楽しむ。それが初心を忘れずドライビングを楽しむことに繋がっていく。。
大切な心構えの入り口として、コックピットの右端で存在感を放つ赤いスイッチを、頭をマッサラにしてギュッと押したい。
そんな新鮮な関係がずっと先まで続くといいな。

白子海岸


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土曜日の今日は、仕事で千葉の内陸の方へ行く用事があり、せっかくだからと外海沿いまで足を伸ばすドライブをしてきました。

房総半島は、勝浦や鴨川以南の外房方面には行くことはあっても、九十九里や銚子方面にはあんまり行くことがありません。
千葉は県域が平坦なためにワインディングらしい道が少なく、温泉もあまり無いのがその理由。こういう機会でも無ければ、来ようという気にもなんないのが実情。。

そんなわけで、九十九里浜は凄く久しぶりの訪問のような気がします。EK9を買ってすぐの真夏に来た覚えがあるので、それ以来かな。。(すんげぇ昔だなそれって)
千葉市から直線的にアプローチすれば、房総半島の付け根のややくびれた部分を走るので、案外近いかも、というのが印象です。有料道路を使ってのハナシですが。

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浜に乗り入れたのは、白子海岸の辺り。多くのサーファーが波間に見え隠れしてました。
さすが房総、海際とは言えフリース着てても多少暑く感じるくらいに暖かかったです。

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浜は千里浜のようにクルマで走っていけそうですが、生物保護のためそれは不可能。
なのに激走してるクルマいるじゃないかと思ったら、ライフセーバーのパトロールカーでした。

波乗り達の静かな浜をしばらく堪能。
その後は九十九里道路をのんびり走って帰途に着きました。

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焚火台(S)


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今年の秋から使い出している、スノーピークの焚火台です。

昨今のキャンプ場では、直火で焚き火をやらせてもらえるケースは皆無に等しいのが現状。
地表に与えるダメージを考えれば当然なんだろうけど、せっかくの野外生活で日常で触れることのない炎を操る体験ができないのは惜しい。
そんな時、地表に影響を及ぼすことなく、しかも手軽に焚き火を楽しませてくれるのがこのアイテム。

薪を拾い集め、焚火台に配置して点火すると、想像より勢い良く炎は上がる。
乾いた薪は次々と炎の餌食となり、熱のエネルギーとなって放射される。
その一連の過程を見つめていると時を忘れてしまう。炎とはかくも人の心を惹き付けるものか、と改めて思い知るのだ。

何をするわけでもない、ただ炎を絶やすことなく薪を積み上げる。それだけを楽しむために焚火台はある。
今秋の能登半島ツーレポに登場してるけど、その後にも何度か使用している。
それまでメシ喰って寝るだけだったキャンプが、焚火台のおかげで多少潤いあるものに変化しつつある。
旅の記憶の一端として、旅の時間を楽しむ術として、焚き火遊びは重宝するメニューになるかもしれない。

ちなみに選んだ焚火台のサイズは、LMSの各サイズのうち最も小さいSサイズ。
折り畳めば平べったくなり、エスのトランク底の凹みに納まる。テント等満載の荷物の中でもかさ張らない荷姿もポイントだね。

幌の開き方(TTの場合)


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S2000の幌の開閉は、公称6秒という世界最速レベルの速さ!
その代償なのか、たたまれた状態はまさに「開けっ放し」状態(笑
まじまじ見ると、あまり納まり良いもんじゃありません。

他のオープンカーってどうなの?
ってわけで、同じ電動幌の2シーターなこのクルマに比較対象で登場願います。

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アウディTTロードスター。現行型です。

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いきなりオープン開始。
エスのような手動ロック機構もなく、手元のスイッチのみで幌が開け放たれていく。

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この辺からがエスと動きが違うとこ。
エスが万歳状態で開いていくのに対し、TTは横から見てZ字型に折り畳まれていく。

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そして所定のスペースにぴったりと収納。
幌のたるみなんて一切無く、寸分違わない状態で納まっている。
この繊細なディテールがアウディの真骨頂。オープン時の幌は外装パネルの一部なのだ。

開閉時間はエスの方が速いけど、手動ロック機構のことを考えると大差無しか。
ロック機構が無い方がラクに決まってるけど、古くなるにつれてガタ来たりしないのかな。安心感という意味でもロック機構は不要とは言い切れないような。

どっちにしろ、幌の開閉が電動で速いことは、オープンドライブを常とする身としてはかなり重要な事項。
手動やメタルトップだとこうはいかない。
そういった意味で、エスの幌は納まり具合がイマイチながらその分最速の速さを得たものとして、非常に満足いく装備なのである。

ちなみにTTのコックピットはこんなカンジ。

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アウディならではのスポーティかつ緻密なディテールが特徴のインパネ廻り。メーターなんか特にカッコいいんだよなぁ。
けど、座った感じは思ったよりスポーツカーっぽくない。何て言うか、深めの風呂にでも入ってるようなカンジ。
スポーツカーという視点で見れば、座った瞬間戦闘モードになるS2000のポジショニングが、やっぱりいいなぁと思うのだ。

クオーツコーティング1周年


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ふと気が付いたんですが、本日でクオーツコーティングしてからちょうど1年が経ちましたv

1年経っても、シャンプーすればしっかり光沢が復活する皮膜は健在。
ただコーティングしたら汚れにくくなるのかと言うとそうでもなく、東京のような場所では砂埃がボディに降りかかり、中途半端にパラパラ雨が降った日にゃ斑点状の汚れが簡単に生成してしまいます。
ただでさえ汚れが目立つブラックボディなので、コマメな洗車はどっちにしろ必要になりますね。コーティングしたからと言って、洗車回数が劇的に減るわけではないです。

あと、さすがに水垢は目立ってきます。
クオーツの皮膜の上からだから、塗装面そのものにはダメージはいかないと思い、光沢復活剤なる水垢落としを使用。
確かに水垢は取れましたが、仕上がりはどうにも失敗で、溶剤系の光沢がムラムラに付着してしまいました。。
クオーツ面には余計なことしない方がいいかもです。

とは言え、ワックス無しでザッと洗うだけで光沢が戻るのはやはりラク。
それだけボディを擦る機会が減るので、どうしたってできてしまう洗車傷を減らすことができるのも大きなメリット。
洗車の回数は減らないけど一回の洗車が楽に終えることができるのは、億劫になって放置プレイにならないようにする上で大きなアドバンテージになります。

横浜港大さん橋


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週末は所用(註:ASMではない(笑))横浜へ。
その際に訪れた「大さん橋」とは、みなとみらいと山下公園の間くらいにある国際客船ターミナルのこと。

一目見て全然建物っぽくない外観が既に特異な雰囲気。不規則に平面が折り重なったように見えて、その姿はまさに巨大なミルクレープ(^_^
何階かに積層しているにも関わらず、階段どころか段差すら無く、全てがスロープで繋がってるのが最大の特徴かな。

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そのスロープも一筋縄ではいかない。
まるで生き物の体内に入ったかのような、有機的な線が連続する空間が内部を支配している。
およそ無機質な建材から生まれたとは思えない線と面の集合体。

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通常の建物で言うところの屋上は、平らなところがほとんどないデッキと芝面に覆われて、みなとみらいの高層ビル群や山下公園の緑を一望に眺められる憩いのスポットになっている。建物っていうより公園の一角みたい。
ちなみにこの屋上デッキは「くじらのせなか」、出航ロビーにあたる階は「くじらのおなか」と呼ばれていた。

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一番下の層は駐車場。
規則性の無い線と面を溶接で繋いで構築された大さん橋には、経済性と利便性に支配されたこの国の建物と公共空間では絶対に体感し得ない空間がある。
日本中こんな建物だらけになったらそれはそれで困る(笑)けど、常識に捕われない思考を磨くことの大切さを気付かせてくれる建築のひとつだ。

S2000 & VFR


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友人K氏のVFRとのワンカット。
以前はCB400SFに乗っていて、その頃は何度か一緒にツーリングしたけど、VFRになってからは初めて。
さすが800ccともなると大迫力だね。硬質でソリッドな機械として存在感がビンビン伝わってきます。

ここまで大型ともなると車重も200kgオーバーで、重さを感じる乗り味になってしまうみたい。取り回しにはやはり苦労するとか。
その代わりひとたび喧噪を飛び出してしまえば、快適な高速巡航が待っているであろうことは間違いない。
V型4気筒のエンジンは、800ccという排気量ながらも11000rpmを許容する。
クルマからは排除される一方の全身を使ってマシンを制御する楽しみが、バイクの世界には色濃く残されているのが羨ましい。

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S2000とVFR、2台はHONDAのスポーツモデルということで共通している。
その2台を並べて見ると、鋭く空気を切り裂いて走るためのシャープな造形に、同種類の存在というか、そういう類いの印象を持つ。
ブラックとシルバーというスピード感溢れる色感の組み合わせも、速く走ることを使命として生まれてきた存在を一層際立たせているようなカンジだ。

4輪と2輪という大きな形態の差がありながら、共通の存在感を醸し出している。
並べて更に存在感2倍。なかなかのインパクトだと思う。

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この2台で上毛地方の峠をいくつも越えた。
それぞれ得手不得手がはっきり出るのも面白い。
バイクとクルマじゃ一緒に走る楽しみもないように感じられるかもしれないけど、幸いエスはオープンカー。風を切って走る感覚は、全身で感じることが難しい分をヘルメットを被らないでドライブできることで補うことができる。

意外と連帯感を熱く感じることができるのは、シビックの頃には無かった感覚だったな。。

四万温泉積善館


日曜日の群馬ツーリングでは、久しぶりに四万温泉へと足を伸ばしてみました。

四万温泉は由緒ある温泉保養地で、国道が行き止まりになる山間にも関わらず、大小の温泉旅館が所狭しと軒を連ねている所。
有名な温泉旅館の他にも、無料で利用できる共同湯的な温泉も多く、良質な温泉を味わうことができるのだ。

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その中でもR style的にイチオシなのが、積善館という宿。建物は古く、湯治宿と一言で済ますよりは、昔ながらの保養地の旅館といった感じ。程良く鄙びた情緒ある旅館だ。
宿としての実力は泊まったことが無いのでよくわからないけど、3階建ての木造建築の最下階にある「元禄の湯」というレトロな雰囲気満点の温泉空間がとにかくイイ。

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御影石の浴槽が行儀良く配置された眺めは、高貴な雰囲気さえ感じさせる。
昔でいうところの石膏泉のお湯は無色透明ながら、温泉独特の香りと微量の湯の花を伴って、とうとうと注ぎ込まれている。
この空間、この温泉があるだけで幸せな気分になれるのだ。

大規模な温泉街ながら、程良く鄙びた雰囲気が漂う通り沿いに佇む積善館。
昔と変わらぬ温泉に身を浸しながら思いに耽るのも悪くないですよ。

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12月初旬の榛名より


12月最初の日曜日は、友人2人と群馬方面にツーリングしてきました。
目的はワインディングを走りつつ温泉に行くこと。温泉クラブ関東支部と銘打っている活動の一環(!?)です。

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最初に訪れた表榛名のワインディングロードからの眺め。
終始天気も良くてなかなかのツーリング日和。あんまり寒くなかったし。
とは言えこの季節、前準備無しにノーマルタイヤで榛名山には登れません。ちゃんと前日までの天候を見計らっての訪問なので。。。

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運転に興味のない友人はエスの助手席が定位置。もう1人はライダー。愛車はVFR。
HONDAの2輪と4輪のスポーツモデルそろい踏みの図。イカツイですねー(笑
気合い入れて走りますって雰囲気満々だな(^ ^)

師走ですよ。


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12月になりましたね。
早いもので、あっという間に年の瀬ですよ。慌ただしくなります。

ここのところツーリングレポート作ってませんね。。11月は結局1編も作成してないことに気が付きました(汗
1059、サボり過ぎなんじゃないか!?と思われてた方もいらっしゃることでしょう(滝汗
何せ昨年は秋の紅葉ツーリングだけで3回もレポートしてたわけだし。。

実は10月には東北にも行ってたりしてたんだけど、レポートするにはちょっと薄過ぎかなという気がして、結局作らずじまい。というより作ってる時間が無くって機会を逸してしまったカンジです。
更に今年の秋は、紅葉真っ盛りの頃にタイヤがお亡くなりになって、それが尾を引いたのが走れなかった原因ですね。。随分天気のいい日を無駄にした気が・・

その代わりエスは順調に成長してってます。
フロント廻りの補強に無限マフラーがデカイところですが、どっちもドライビングを楽しむ上での効果にはかなり満足してます(^-^)

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無限マフラーはワインディングでの高回転が最も印象的と書きましたが、ここ最近街乗りで乗ってみて、低速からもかなり乗り易くなってることに気付いてきました。
それまで苦しそうだった微低速からの加速感も、幾分スムーズに頼もしくなった感じ。
マフラーを替えることによってある回転域がパワフルになる代わりに、他の回転域のトルクが薄くなるというありがちなネガが感じられないのがイイ。とりあえずは全域でパワー感が気持ち良く増幅してるようなカンジです。

排気音も今となっては(笑)凄く気に入ってます。
最初は正直、ありゃ〜音でか過ぎでツライかな〜なんて思ったけど、慣れとは恐ろしいもんです。。(^ ^;;

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