S2000 Garage


EK9 Report にあったように S2000 Report にも、Garage の各コンテンツを一部アップしました。
エスに手を加えた部分についてのインプレッションを綴っています。

S2000 Report が整備できるまでは、その都度この in the life で報告してきたので、文章は以前書き込んだものを抜粋しました。
フレッシュなインプレの方が臨場感あって後々参考になるしね。

S2000 Garage では、最初のインプレだけに留まらず、継続して印象の経過を報告していければと思ってます。
お楽しみに〜

箱根温泉巡り


life_210.jpg

今日は学生時代の友人とドライブ。
久しぶりの再会で、つもる話をしながら箱根で温泉巡り(って言っても2湯だけだけど)を楽しんできました。

週末の天気はずっと雨の予報が出てたけど、土壇場で好転し、当日になってみれば雲ひとつない素晴らしい冬晴れに恵まれた関東地方。

実は箱根の温泉って、あんまりに近過ぎてしかも混んでいるイメージがあったので、これまで一度も入浴したことが無い。(こんなに日本全国の温泉に行ってる割には)
初めての箱根の温泉は、意外と良い湯、でした。

まずは仙石原の「箱根温泉山荘なかむら」。
静かな山の中の旅館で、開放的な内湯が魅力的。
大湧谷から引いている真っ白な硫黄泉が掛け流されている。良いですココ。

もうひとつは「箱根湯の花温泉ホテル」。
モダンな温泉ホテルで、標高の高い清涼感ある環境での露天風呂が自慢。
入浴料が非常に高いので、余程行きたいと思わない限りはそれほど勧められないかな。。

ここに限らず、箱根の温泉は入浴料の相場が異様に高い。
まぁ伝統ある老舗旅館なんかはそれでも見合う価値があるだろうけど、ツーリストが気軽に立ち寄るなら伊豆か甲府盆地に行った方が良い、と思いました。

life_211.jpg

ここは大湧谷に行く途中の林の中にあった「姥子温泉秀明館」。
残念ながら立ち寄った時間が受付時間と合わず入浴は叶わなかったが、昔ながらの湯治宿の趣を色濃く残す建物が目に焼き付く。
関東、しかも東京から程近い箱根に、こんな風情のある湯治宿建築が残ってるんだなぁ・・・

空走区間


life_209.jpg

この間のハンクラで山野選手に訪ねたことをもうひとつ。

コーナー進入では前荷重を保つためにブレーキングを残し、クリップ付近から徐々にアクセルを開けていく、というのがグリップ走行の基本だと思う(特にFFは)。
この際、ブレーキからアクセル操作に至る過程で、どちらのペダルも踏まない、ある意味「空走区間」となる時間は存在するのか、という疑問。

よくドラテクを題材にした特集記事なんかでは、ペダルを一切踏んでいないのは何もしていない無駄な時間であって、プロはその時間がほとんど無いため無駄がないメリハリの利いた運転ができる、と書いてあることが多い。
しかし実際にそれを鵜呑みにして常にペダルを踏もうとすると、コーナリングのタイミングが合わずにリズムに乗れない走りになってしまうことが多い。
理屈では分かるけど、本当にそれって正しいんだろうか?


コレに対して山野選手からは、空走区間は「厳密にはある」という答えが返ってきた。

というのも、減速し荷重を操作するブレーキは何もフットブレーキだけではなくエンジンブレーキも含まれており、クリップ近くのブレーキが終わる直前の段階では、そのエンジンブレーキだけを使った減速に切り替わるから、とのこと。
よって、ブレーキもアクセルも踏んでいないが、曲げるためのブレーキングは継続している、という時間が存在するという。
なるほど〜〜

さらにこのエンジンブレーキというのは、エスのような軽いクルマは良く効くが、ランエボのような重量級のクルマは効きが弱く、この「空走区間」によるブレーキ時間は重いクルマであるほど短くなる、と。
クルマの性格によっても、この辺りの操作は変わってくるのだそうだ。

うーん、これは目からウロコ(@_@)
コーナリング中は何が何でもペダル踏んでないと効率悪いんかと思ってた。
そうじゃなくて、あくまでタイヤのグリップを最大限に引き出す荷重操作が重要なんだな。

案外気付きそうで気付かなかった山野理論によって、減速から加速に至る過渡期(時間にしたらホント一瞬なのだが)の操作に幅が生まれた。
気分的にもラクになるから、コーナリング中の冷静な判断にも繋がって余裕が生まれるし。
まだまだ速くスムーズに走るための努力はできる。練習あるのみですな。

タイヤの値上げ


life_208.jpg

2月1日より、タイヤメーカーが一斉値上げに踏み切るそうで、値上げ幅は5.5%とのこと。(こういうのって談合とは言わないのか!?)
昨今の原油高は、ガソリンだけじゃなくていろんなとこに影響が出ちゃうね。。

僕のエスのタイヤは新車時から履いていると思われる純正タイヤだけど、総走行距離22000kmを超えて結構いいカンジに減っている。スリップサインスレスレってとこ。
もうしばらく、春先まで履けなくもないようだけど、どうせ近々替えなきゃならないんだったら値上げ前に替えちゃえ、ということで、新品タイヤを発注しました。


ずいぶん前から次のタイヤについては検討してました。
結論は、純正と同じサイズ/銘柄の POTENZA RE050 です。
同じって言っても、新車装着時のタイヤと市販タイヤではパターンが若干違うみたいだけど。

いろいろ検討したけど、自分の使い方を考えるとやっぱりこれ。
サーキット重視であれば、RE01Rやネオバという選択もあったけど、今はタイムを突き詰めてるわけじゃないしね。

また、純正RE050が非常に乗り味良く、グリップも十分優れていたという印象も決め手のひとつ。
乗り心地がマイルドで、高速安定性が素晴らしく、かつワインディングでは安心して楽しめる程度のグリップ力も持つという、まさにツーリングスペシャルな極めてレベルの高いタイヤという印象なのだ。

見積りではトータル10万円内に収まりました。
決して安い金額ではない(EK9の2倍・・・)けど、タイヤはケチるべきじゃないよね。いいタイヤは無条件に運転を楽しくさせるから。

値上げ前発注で得したのは、ガソリン満タン1回分程度。
まーどうせ替えるんだから、いいキッカケだったと思ってます。
替える予定がある人はお店に急げ!

山野選手のコーナリング


山野選手のドライビングを観察していると、コーナリング手前で減速Gを一気に立ち上げて、一瞬の間の後グワッとステアリングを切り込んでます。(この時のGが凄い)

このステアの切り始めの動作というのがスパッと切るべきなのか、ジワッと切るべきなのかって結構悩ましかったんですが、山野選手曰く「自分は最初からスパッと切るほう」だそうな。
山野選手がそうする理由というのは「最初に一気に切ってしまうことで、より大きなコーナリングフォースを得るため」だそうだ。ふーむ。。

また、山野選手の理論としては、コーナーでいち早くクルマの向きを変え、早めに横Gが少ない状態にして加速体勢に移るのが結果的に速い、というのが基本で、、コーナリング前の減速ブレーキでスピードを十分落として小さく旋回、ドンと一気に加速というコーナリングスタイルだという。

その結果、

「コーナリングスピードは遅いけど、コーナリングしてる時間は短い」

のが特徴だとか。。わかるようなわからないような??まるで禅問答。

まぁアタマで理解できなくとも、とにかく体感すれば一発。
驚くのはコーナー進入時の操作のキレ。ドンと減速して続けて一気に横Gを発生させてクルマの向きを変えてしまう。
あとはアクセルとカウンターでクリップを舐めて立ち上がっていく。
この一連の操作がスムーズで一切無駄が無い。

タメになります。。

カウンターステア


life_207.jpg

コーナリング中にリアがブレイクしてオーバーステアが発生した際、咄嗟に充てるカウンターステア。
昨日のハンクラでは、このカウンターステアの「量」が必要量より少ないケースが多く、数多くのスピンをすることになったと感じている。

リアが発散する瞬間を感じ取ってカウンターを充て、微妙なアクセルコントロールで体勢を維持しながらコーナーを抜けていくのが理想。
そのカウンターの量が足りず、それに対してアクセル量が多過ぎるのが僕の今の課題。
山野選手の操作を横で見ていると、カウンターの量は思ったよりも多く、舵角は一定のまま結構長い時間充てっ放しという印象だった。

比較してFFのシビックでは、極端な前荷重で起きるオーバーステアの対処は、少なめのカウンターとアクセルドカン!で収束するカンジ。
それが身に染み付いているせいか、つい反射的にシビックの時の操作をやってしまう。それではFRの対処法としては乱暴過ぎるようだ。

ただ一概にカウンターを多く充てればいいというものではなく、戻すタイミングも正確に素早く行わなければならない(これはFFでも一緒だけど)ので、ムズカシイ。。
そういう難しい操作だからこそ、練習を重ねて身に付けたいと思うんだけどね。
次回の課題だな。

土産戦隊みえけんジャー


life_206.jpg

正月に鈴鹿に帰った際に見つけた興味深いモノ。
ご当地ヒーローものとしては、アノマロさんとこのネイガーに通じるものが・・・
とは言ってもこっちはせいぜいキーホルダーだが。

美しさ自慢、美味しさ自慢、楽しさ自慢など、ふるさと自慢を普及すべく活躍するヒーローとか・・・
メンバーは以下の通り(わざわざ紹介するほどのものであるかは激しく謎)

 伊勢エビレッド
 高級松阪牛ゴールド
 鳥羽水族館ジュゴンホワイト
 伊賀忍者ブラック
 桑名はまぐりイエロー
 パールピンク
 二見夫婦岩オレンジ

僕が入手したのはもちろん、

 謎の鈴鹿チェッカー(←マントがチェッカーフラッグでバイクに乗っている)


・・・今後の展開は、、たぶん無さそうである。(メンバーがちょっとずつ増えるくらいか)

ハンクラに行ってきました。


life_201.jpg

ツインリンクもてぎ南コースで行われる「山野哲也ハンドリングクラブ」に行ってきました。

暦の上では大寒の当日、かなり寒くなる予報が出てたけど、茂木は寒いは寒いにしても一応晴れてはくれました。
集合時間になってみると、結構な参加者の数。これはかなり多い方だそうな。
中でも圧倒的に多いのはS2000。やはり山野選手のスクールだからでしょうかね。

南コースは「コース」と言っても、見た目はただのだだっ広い舗装された広場。
ここにコースを表す白線が引いてあり、ポイントごとにパイロンが置いてある。
このコースを1台ずつ間隔を置いてスタートする形式。
これによって、スピンしようがコースオフしようが全く気にせず思いっ切りクルマを振り回せるって案配です。

life_202.jpg

朝イチの1ヒート目は、気温も路面温度も低く、タイヤが全くグリップせず。
それでなくとも、もう山が無くなりかけている純正タイヤ。
ほとんどのコーナーでオーバーステアで、まるで氷の上でも走ってるかのよう。

2ヒート目はタイヤの空気圧を若干落としてある程度のコントロール性を確保した上で攻めてみる。
限界域の挙動を体感するのが目的だったので、荷重次第でアンダーからオーバーに移っていく感覚を体感できたのは良かった。

各走行枠では、山野選手に同乗走行をお願いできるので、是非参考にと乗ってもらいましたが、これがメチャクチャ凄い。凄過ぎて参考になりません(爆
ギュオーン、ギャッ、ギョギョギョギョギョギョッッッ、ギョエエエッ、ギュオーーーー、ってカンジ(謎
ほとんどクルマが進行方向向いてないじゃないか。。でも強烈に速い・・・これが全日本ジムカーナ&SGTチャンピオンのテクニック、壮絶です。。。


昼食後、山野選手のブレーキングとトラクションに関する話を聴いた後、前から疑問に思ってたことを質問してみた。
その内容は別の機会として、、その意外な回答&技術論を頭に焼き付けて3、4ヒートを走ってみる。

life_203.jpg

午前とは打って変わってスムーズに速く、かつライン取りも意識しながら走ることができた。(相変わらずスピンはしまくったが(滝汗)
ただ力任せに振り回しているようなドライビングから一歩進んで、冷静になってできるだけ速くスムーズに走ることを考えながら走れたのが午後の走行枠だった。


そんなカンジで、エスのサーキットデビューは無事終了。
当初の目的だったFRであるS2000の挙動把握というとこは達成できたかな。(コントロールできるかどうかは全く別の話ですが・・・)

life_204.jpg

それにしてもS2000面白い!
あらゆる操作系を使って、常に積極的に攻めることができる楽しさがあります。
シビックに比べて純粋に速く、動きが非常にナチュラル。積極的な姿勢変化で操る楽しみがある反面、かなりデリケートな操作を要求しますね。

S2000は限界域がピーキーと言われますが、今日振り回した印象では、オーバーステアに移行してく過程は結構わかりやすいと感じました。
限界が低いわけじゃないけど、リアが発散していく一瞬がマイルドなので、むしろコントローラブルだと僕は感じます。04モデル以降のセッティングだからでしょうね。

課題はいっぱいあるけど、まずカウンターステア。。。それはまた次の機会に。

life_205.jpg

帰り際、山野選手としばらくおしゃべりさせてもらいました。写真は僕のエスと山野選手のM5(すげーカッコイイ・・)。
黒のS2000は山野選手でも珍しいらしく、同乗の時に「黒のS2000、×××でイイね〜」(×××の部分は走行音で聞き取れず)、とお褒め(?)の言葉を頂き、昼間の質問もあって覚えてくれていた雰囲気。
S2000のことなら誰より知ってるから何でも聞いてよ、と次回に向けて嬉しい言葉を頂きました!
お言葉に甘えて、今度また練習しに行こうと思います。

というわけで、ハンクラ。
ドライビングテクニック向上にはかなり効果アリと見ました。
タイムを計らないので、いろんな挙動が試せて、冷静にアタマ使って腕を磨くことができます。
ストイックに技術向上目指すならもってこいじゃないでしょうか。

土曜はもてぎへGo!


先程たまたまもてぎのHPを見ていたら、今週末のハンドリングクラブに空きがあるのを発見。
ハンクラは結構人気の高いドライビングスクールで、かなり前から予約入れないと参加できないイベント。
空きがあるのも何かの縁。ちょうどサーキット走りたいなと思ってたところだし、土曜は晴れそう(すっげー寒そうだけど)だし、その場で参加申し込みを入れてみた。
思いもかけずイキナリ明後日、エスでのクローズドコースデビューとなりそうです。

例年冬場はサーキットシーズンと位置付けてきたけど、昨年は結局一度も行かず。2シーズンぶりなんだね。うーんご無沙汰。
当然S2000では初、もてぎ南コースも初。
最初なのでドラスク形式でクルマの挙動を感じ取るところから始めようと思います。

楽しみです♪

オイルで燃費効果


ここ最近、どうも燃費がイイです。

特に走り方を変えてるわけでもなく、排気音を楽しみ、回すときは回すいつものドライビングですが、以前と比べて少なくとも1km/lは良くなってるカンジ。
一般道、高速、ワインディングといった状況に関係無く、どこでも今までより1km/lくらい改善されてるみたいです。

いつからそうなったのかなーと思い返してみると、まず間違いなくエンジンオイルの交換後からですね。
Hirokoのオイル、そのフリクションの少なさからエンジン内の無駄な抵抗を軽減し、結果的に同じシチュエーションでもより効率良くエンジン性能を発揮できるところに原因があるようです。

上質なドライブフィールに加えて燃費が良い。
少々値が張る分は、燃費の向上である程度相殺されるのではないだろうか。
そう考えるとコストパフォーマンスもv(^ ^)vです。

なかなかいいモノに出会いました。

長瀞〜名栗湖へ


この週末は天気良かったですね。いかにも真冬の澄んだ青空ってカンジで。
オフシーズンとは言えさすがに勿体無く、ちょっとでもいいから走ってこようと思い立ちエスのエンジンに火を入れる。
とりあえず行くあては無かったけど、まだ走ったことのない道を繋いで回ってこようと国道254号を北上することにした。

花園まで走って国道140号にスイッチ、長瀞方面へ。
観光地で混んでいるイメージがあったので、ここから秩父までは初めて。
冬でもクルマの数は多かった。それでもオープンで気持ち良く流すことができるのは、この季節くらいなのかな。

秩父から国道299号、正丸トンネル手前で県道53号へ。ここも初めて走る。
途中まで旧国道だが薄暗く、道路脇には雪が残っている状況。
前を行くクルマが譲ってくれた後は、路面状況を観察しながら、割とタイトな峠道を楽しむ。

道路が2車線になった後は、気持ち良く快走。ストレートで4速、コーナー手前で3速にシフトダウン。今日も軽快に回るF20C。Hirokoのオイルにしてからというもの、実にフィーリングがいい。

途中、名栗湖に寄り道。
なんてことない小さなダム湖だった。釣り人が大量発生してたくらい。
まぁ冬だしこんなもんかな。

life_200.jpg

青梅の手前までは、先行車に捕まってダラダラ走行。打って変わって低回転を強要されたエンジンは、ご機嫌ナナメな低音を発している。

そのままだと青梅街道に出てしまうので、走ったことのない道を走るべく県道28号にスイッチ、本当は所沢か狭山湖方面に行きたかったんだけど、何も考えないで走ってったら飯能に出てしまい、県道からも逸れてしまっていた。
仕方無いので国道463号を所沢まで行く。

これが失敗で、夕方前の所沢市街は大渋滞。・・ってここはいつも渋滞してるけど。
所沢の人、よくあんな交通状況の中で生活してるよなぁ、、といつも呆れちゃうくらい所沢の道路計画は成っていない。

30分以上かけてようやく中心部を抜けた後、あくまで走ったことのない道を発掘しようと県道24号を選択。
これがまた大失敗。
清瀬まではよかったけど、そこから先はどの道が県道なのかさっぱりわからずトレース不可能。
それでも執念であちこち入り込んで食い下がってみるものの、すれ違い困難な道や住宅地の生活道路で歩行者すれすれを走るうちに断念。諦めて川越街道に出て一気に帰宅。所沢からの道のりがアホらしく感じるほど早かった。
都内をツーリングマップルだけで走ろうってのに無理がある。さすがにこの時は、カーナビがちょっと羨ましかった。

このオイル、イイです。


life_199.jpg

クリスマス前に交換した新しいエンジンオイル、広島高潤 KZ4st spec-R 5W-30 (以下Hiroko)ですが、かなり、ていうか相当、素晴らしく高感触です。

投入時のサラサラ具合で予想できた通り、エンジンの吹け上がりの軽さが違います。
シュイーーンとどこまでも回っていく様な感じ。
それだけなら単純に、その辺の柔らかいオイルを入れれば感じられるけど、Hirokoはそれだけではなくて、上質なフィーリングをも持ち合わせてます。
その質の高いスムーズさは、まるで肌触りの良いシルクとでも表現しときましょうか。。

無駄な抵抗の無い吹け上がりと共に、しっかりとパワーも付いてきます
普通柔らかいだけのオイルだと、シャパシャパな感じがトルク感の薄さに繋がってしまう気がするんですが、Hirokoにはそういうネガが感じられません。
エンジンが軽く回るようになって、かつ発揮するパワー感も失われることがない。ってことは、体感上かなりの性能向上が感じられるっていうこと。
なんだか1ランク上の上質なスポーツカーに変わったような印象さえあります。

ちょいと褒め過ぎかもしれませんが、あくまで2000km程度走った上での率直な感想。
あとは耐久性でしょうな。距離がかさんできた時にどう変化していくのか。

とりあえず今のところは、シビック時代からこれまで使ってきたオイルの中ではベストフィーリング。
そんなベラボーに高価なわけでもないので、耐久性さえ把握できれば、使い続けたいオイルです。

讃岐うどんツアー


お正月ロングドライブの断片的報告、第二弾。
讃岐の国にて、うどん屋をハシゴするの巻。

讃岐うどんと言えば、ツーレポでは「やまうち」しか登場しないけど、それは僕が場所をハッキリ記憶している店がそこだけだからで、あとの興味ある名店は場所を知らないから行けないだけ。
讃岐うどんの名店は得てしてその佇まいが地味なので、探し当てるのには困難を極める。

よって今回は地元人(相方の叔父)に案内役を頼んで、気の向くまま連れて行ってもらうことにした。

一軒目は坂出駅近くのこの店。

life_196.jpg

日の出製麺所。
いつもここのうどんの詰め合わせを頂いているが、当地で食うのは初めてである。
中は極度に狭い空間に所狭しと机椅子が詰め込まれてて、隣と肩をぶつけ合いながら打ち立てをすする。
艶やかな麺にはコシがあって、うすーいダシとのハーモニーが絶妙。

坂出駅近くでうどん屋の割に分かりやすい立地だが、営業時間が11:30〜12:30と、遠方からの訪問者を敢えて拒むような営業形態にレアさを感じてしまう。

life_197.jpg

二軒目。彦江。
およそうどん屋なぞあろうはずもないような住宅の密集地にあった。
その佇まいからは、いくら彦江製麺所という名入りの軽トラが停まってても、そこでうどんが食えるなどとは信じ難い。

うどんの前にダシ切れというこれまた信じ難い事態に遭遇しながらも、生醤油で頂く。是非ダシで食してみたい麺だった。

life_198.jpg

三軒目。富永。
讃岐人はうどん屋をハシゴする。三軒くらい当然なのだと。

これこそフツーの家過ぎて、絶対の確信が無いと間違いなく見落とす。
入ってもそこは普通の民家を土足入りさせただけの様だが、こんなことにいちいち驚いていては讃岐うどんは落ち着いて食べることができない。
ここのはちーと固過ぎて、少し好みからは外れた。

この他にも2軒ほど訪れたが、あまりの有名店で長蛇の列により辞退、はたまた正月休みだったりで、今回の収穫は3軒。
この中なら日の出が好きかな?でも今んとこのベストはやまうちだね。
またこよっと。

1800km後のRS-G


昨年12月に装着したRECARO RS-G。
今回の年末年始の帰省ドライブで約1800kmを走り切った感想を・・

まず8割がた高速道路の移動で、ハイスピードのぶっ続けドライブという状況での印象は、まずは何と言っても非常に身体がラク、ということ。
ベストな姿勢で身体が固定されるゆえ、運転中にヘンなふうに踏ん張るとか、そういう余計な力を必要としない。だから疲労感をほとんど感じないのだ。

400kmほどを走った後でも身体が軽い。まだ走れと言われれば余裕で対応できそうな感じ。
コレが純正シートの時は、腰や背中に蓄積される疲労で、ちょっと休ませて〜という状態だったんだから、わかってたとは言えその変化にはオドロキだ。

車体の動きにリジットに繋がっている感覚は、ドライビングの安心感にも繋がる。
大井松田〜御殿場間や名阪国道等の高速ワインディング区間なんかでも、クルマが行きたがる方向が手に取るようにわかるので、安心してその性能に身を任せることができる。
一般に緊張を強いられるような区間でも、落ち着いてドライビングに集中できることは、安全性にも繋がっていることだろう。

もうひとつ、通常のワインディングでの感想。

life_195.jpg

たまたま鈴鹿峠の三重県側下りを、親父のアコード(先代1.8リッター)とS2000のそれぞれで走る機会があったのだが、そのドライビングフィールの違いはあまりに歴然としていて驚いた。

まぁアコードをエスと比較するってのが酷過ぎる話なんだけど、、、
FFのアコードが重いノーズに引きずられるように曲がっていくのに比べると、エスはドライバーのお尻辺りを中心に、面白いくらいヒラヒラと旋回していく。
オマケにRS-Gというギアのおかげで、その挙動は完全に手のうちに収めることができるのだ。

EK9でも旋回時は緊張した鈴鹿峠を、エスはそれ以上のスピードレンジでいとも簡単に駆け下りていく。
これは単にFRという駆動方式によるものというだけではなく、フルバケによる一体感があるからこそ獲得し得た感触だったように思う。

さすがに乗り降りはキツイけど、それを差し引いても余りある素晴らしい性能。
いつでも気軽にロングドライブが楽しめる性能にはますます大満足、なのでした。

冬の青空の下、西へ


年末のこと。
東京の自宅から環八を南下、東京ICから東名高速に入る。
いつもとは違って、ごくフツーの朝の時間にもかかわらず、混み合うこともなくスイスイと西へと向かう。

富士川SAで朝食休憩。冬の澄んだ青空に、胸がすーっとする。

life_191.jpg

SAの敷地内に突如現れたスターバックス。
富士山を望む眺望抜群の立地だ。
最近高速上でも美味しいコーヒーが飲めるようになりつつあって、コーヒージャンキーには嬉しい限り。

清水ICで高速を降り、清水港を経由して三保の松原に向かった。

life_192.jpg

砂浜から松原越しに富士山を望むもイマイチ。
しょうがないから思いっ切り逆光の海原に向かってシャッターを切る。。

三保からは海岸沿いの国道150号をオープンで疾走。気持ちエエ〜ぞ〜
焼津手前の大崩海岸は旧道で。

life_193.jpg

海に張り出す橋の路肩に、なぜか車高調の忘れ物・・・

焼津から御前崎までの内陸を走るR150は、打って変わってかなり退屈。
ようやく到着した御前崎の灯台は、暴風吹き荒れる冬の岬だった。

life_194.jpg

荒れ狂う風と波とは対照的な、澄んだ空。
こんな天気なもんだから、この後よもや知多半島で雪に阻まれるなんて想定だにできなかった初日でした。

年賀状2007


life_190.jpg

新年あけましておめでとうございます。

・・ってもうとっくに正月なんて終わってますね。。
年末年始はいろいろイベントがありまして、実家親類等の地方回りをしていて、ついさっきようやく帰京したとこなんです。

なので、R style は本日が仕事始め。
当サイトは本年1月で丸5周年を迎えます。そんなになるんですなー(遠い目)
昨年は立ち上げ当初から主役を担ってきたEK9からS2000へのバトンタッチという大きな変化がありました。
また個人的には転職という大きな転機もあり、非常にエポックメイキングな年だったように感じてます。(一昨年の年末の挨拶での予告文通りになったってことですね)

しかし、環境は変われど、クルマやその旅の楽しみをお伝えしていくこのサイトの方針は変わりません。
それぞれのコンテンツを整理していく時間がなかなか取れないのが心苦しいとこですが、やれる範囲で楽しみながらやってこうと思います。
新年早々マイペースな抱負で恐縮ですが、本年もどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m

New Entries

Comment

Categories

Archives(764)

Link

Search