榛名山


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上毛三山シリーズ其の2(謎)ってことで、榛名山を走ってきました。

榛名山のカルデラ湖である榛名湖畔まで登る道路は何本もあるけど、メインは伊香保温泉街から登る観光道路かと。。
言うまでもなく、頭文字Dの舞台になってるあの道路です。

この道、2車線は確保されてるものの、ガードレールに囲まれてて狭い感じがするだけでなく、例によって暴走阻止の路面の凸凹がヤル気を削いでくれたり、観光道路だけにクルマが多いとか、ワインディングを楽しもうという目的ではあまり印象の良くない類だったりしたのですが・・・

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久しぶりに訪れてみると、路面は所々新しく舗装し直されてて、キレイな展望台ができたりしてるじゃないか。
路面の凸凹のイメージが強かったけど、実際設けられてるのは5連ヘアピンの部分だけで、下の方ではやたらと登坂車線が続いてたりと、思ってたより全然走り易かったです。
昔からこんなだったけかなぁ??
およそ2年ぶりくらいだけど、随分偏見持ってました。

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とは言ってもそんなに広くない道路だし最初から最後まで急坂が続くから、漫画みたいに1○0kmも出して走るなんて信じらんない。路肩の溝はエッジが効いてて、こんなトコにタイヤ落としてコーナリングしたら一発でハブが逝きそうなんですが。。
漫画だからね、まぁいっか。

朝早かったので、いつもはドライブのクルマで数珠繋ぎになるところを、単独で何本か楽しみました。
でも9時前になると急激にクルマが増えてきて、観光バスも出てきたので、いいペースで走れたのはそこまで。
麓が温泉街なので、チェックアウトの時間が近付くと如実に交通量が増えるんだと思われます。

てっぺんの榛名湖を挟んで、中之条側に下りる県道28号は、いわゆる裏榛名。
こっちは打って変わって、道幅がやたら広くて中高速コーナーが連続するコース。大排気量大パワーのクルマが似合うワインディングだね。路面が砂だらけで汚れまくってました。

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いつも季節外れな時期に来てるような気がするけど、、この日も山頂では雪が舞ってて、赤城山同様季節的にはまだちと早いのかもしれませんな。

第3世代の幕開け


発売になりましたね、第3世代シビックタイプR。
インテグラがいなくなって1年も経たないうちにタイプRが復活ですw

と、手放しに喜べないのは気のせいなのか?
タイプR初のセダンボディがそうさせるのか、はたまた決して成功しているとは言い難いデザインがそう思わせるのかは定かではありませんが。。
しかしそれらは全部見た目の話なので、いざその動力性能に目を向ければ、紛うことなきタイプRのポテンシャルが垣間見れるのも、また事実です。

熟成されたDOHC-iVTECはおそらくウルトラスムーズで、トルクの谷間無くフォーンと音立てて8400rpmまで回るんだろな。
引き締められた足回りは、FFながらアンダーステアを強く意識させない絶妙なセッティングなんだろな。
サーキットやワインディングを安全に速く走る上ではこの上ないウェポンであることは、Webを見てても容易に想像つきます。

ただ、なんてゆーか、こう、訴えかけてくるモノが無いんですよね。。乗れば確かにイイんでしょうが、、所有することによって得られる充足感というか、そういうのを感じないんだよね。。

存在そのものがデンジャラスだった第1世代や、洗練された動力性能が武器だった第2世代が持ってたような明確な技術コンセプトが伝わりにくいし、そういう雰囲気も無い。。
販売台数が芳しくない車種のイメージアップの為に、当初から想定してたモデルを予定通り出しましょう的な、マーケット戦略的な側面ばかりが目を引いてしまいます。

そんな偏見で判断しちゃうのはクルマに対して失礼だし、なんだかんだ言ってこのご時世、こういうクルマを出してくれるだけでもありがたいわけなので、贅沢は言っちゃいけません。
ただ、以前初代シビックタイプRに乗っていた者として敢えて言わせていただくと、生半可なタイプRなら存在価値は無い、と思ってます。
タイプRはマニアックなユーザー向けの限られたクルマ。誰もが乗って速いわけじゃなく、乗り手を選ぶ烈しいクルマでいいんじゃないか。
少なくとも第1世代のタイプRたちはみんなそうでした。

タイプRにドライビングプレジャーを教えてもらったから、その期待は大きい。だから辛口にもなります。
イメージリーダーなだけならいらない。触るとケガするぜってくらいソリッドに、乗り手の本気を引き出す。そんなクルマに育ってほしいものです。

思い出話もいいけれど。


今日は以前勤務してた会社でお世話になった先輩の転勤送別会をこぢんまりとしてきました。その中で・・・

ずーっと前の職場の人からすれば、僕がまだ外に出だしたばかりのペーペーの頃の付き合いしか無くそこで時間が止まっているようなもんなので、今でもそういう扱いになってしまいます。。
仕方無いけど、聞かされる方は少なくとも変わってるんだから、その話の中身は空虚でツマラナイとしか感じることができません。

会社のこと人のこと、それぞれを論じて交流を深めるのは良いことだとは思いますが、もっと次に繋がる理想とかをポジティブに話し合える方がいいと思ってます。
あいつはこうだ、こいつはこうだ、と判断するのは無意味な主張のような。
それより今自分が目指しているもの、志していることを話し合える環境がある方が有益だと思うんです。。

そうやって人は日々の鬱憤を晴らすのかもしれませんが、愚痴ったところで解決はしないし、わかったような気になったところで自己満足の域は出ないんですよね。。。
まぁ人それぞれだとは思いますが、限られた今という時間で何ができるかを長い目で見ていたい、僕は常々そう思っていて、仕事だけではなくクルマや旅、家族だってそうやって考えることにしています。

オルセー美術館散歩


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日曜は最初から天気が悪いとわかってたので、エスのハンドルは握らずに電車で上野へ。
東京都美術館で催されているオルセー美術館展で、19世紀後半の美術を味わってきました。

学生の頃にモノ本のオルセーには行ってるので、別にいいかなーとは思いつつ、行ってみるとその時の感性と今とじゃ全然違うわけで、やっぱり面白かったです。
美術作品ってその時見たら終わり!っていうんじゃなくて、いつどこでどういう状況で見たか、っていうのがその印象に深く関わってくるんだよね。
個人的にはこういう作品って教科書的な知識とか背景にはあんまり興味なくて、主観的に見て感じるっていうのが好き。だから解説とか年代とかそういうのは軽く流して、作品ひとつひとつの味わいを楽しむスタイルです。

いわゆる印象派っていう流れの時代の作品が多いんですが、独特の構図が突然現れたり、光と影が織り成す空間性が迫ってきたり、一言でこういう流れと判断するには多様なような。
主題になるのも現実的な描写から理想の世界まで、結構多種多様です。
コレクションの中には同時代の写真もたくさんあり、この写真が発明されて描写の道具になるにつれて、絵画とは一体何なのか、ということが問われてこの時代の美術観が変貌し、ここに飾られているような作品が生まれた、という背景がナルホド〜って感じ(しっかり解説読んでるじゃねーか(笑)

僕もHPやるようになってカメラで写真撮ったりするようになったわけだけど、その被写体や構図の奥に潜むストーリーみたいなモノを表現できたらなぁと改めて感じた次第です。

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早速1枚。ストーリー感じますかぁ?(成長の予感皆無)

能登沖地震


今朝の能登沖地震にはビックリしました。
北陸のあの辺で地震って聞いたことなかったので。。
とりあえず両親に安否を確認しましたが、人も家も全く被害ないようで一安心。古い家だからねぇ。。

それにしても、久しぶりにこの春には能登に行きたいなぁと思った矢先でのこの地震。輪島では結構な被害が出てるし(そりゃ6強だもんな)
まだ確認はとれてないけど、海沿いの国道でも何ヶ所か崖崩れがあったみたい。
ちょっと様子を正してからの方がいいでしょうね。

以前訪れた際の美しい風景が今も記憶に残る能登半島。
あれからもう5年も経ってしまった。こう意識させられると余計に行きたくなってしまう。
被害に遭われた住民の方の無事と、元の美しい風景に早く復旧されることを切に願ってます。

↓↓↓5年前の能登一周ツーリングです。懐かしいなぁ。
http://rstyle.secret.jp/notohanto_01.html

赤城山


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土曜日は早起きして赤城山を走ってきました。

上州名物からっ風を生む赤城山へと登る赤城道路は、山頂付近の大沼までを駆け上がっていくワインディングロード。前橋の市街地から真っ直ぐ延びる県道4号線がそれ。
大沼で標高1400mくらいあるので、それなりに山登りです。

3月下旬で今週末急に暖かくなってきたとは言え、おヤマの春はまだ先の話。
路面凍結に用心して、そろりそろりと大沼まで登った。
土曜の朝だったこともあってか、ほとんど走ってるクルマもいない。途中の駐車場ではロードスターとかがミーティングしてたけど、一向に走り出す気配無し。
路面はほとんど乾いていて問題無さそうだったので、何往復かワインディング走行を楽しんだ。

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何て言うか、正統派ワインディングロードって感じ(!?)の赤城道路。
タイトコーナーが連続する区間が凝縮されていて集中力を保つことができるし、そのコーナーもトリッキーではなく、素直な曲率で展開していくので実にリズムがいい。
ただ榛名山同様、暴走阻止のために路面にコブを設けてあるのが難ではあるが。。

それでも跳ねることなく素早く路面に追従してストロークを発揮するASM SRE 1WAYの恩恵を受けて、余裕を持ってコーナーに対峙。
劇的にロールの減ったコーナリング姿勢により、横方向のグリップに対する縦方向のグリップの操作加減が把握し易い。タイヤのグリップを摩擦円上で無理無く発揮し、かつマージンを保って楽しむことができる。

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そんなカンジで走りを楽しんだ後は、大沼の湖畔でしばし休憩。
湖は未だ氷ってた。。向こうの方ではワカサギ釣りのテントの花がいくつも咲いている・・・オープンカーに似つかわしくない寒そな景色ですな。。

温泉クラブ復活!?


温泉のページを約1年間、まったく更新せずに放ったらかしでした(汗汗)ので、空白の1年の間に行った温泉をまとめてアップしました。

振り返って作ってみて気付いたんですが、北海道以外全ての地域で、最低1湯は入浴してました。
総数はたった14湯と、近年稀に見る少なさでしたが・・

正直ここ最近は、温泉に関してはややフェードアウト気味という感じはしなくはないです。。
原因としては、東北ですげーイイ温泉に入り過ぎて、ちょっとやそっとでは驚かなくなってしまったこと(要するに舌が肥えてしまった)と、S2000に乗り換えて、温泉に入ってる時間があるなら走り続けたい、と思うようになってしまったこと、っていうのが思い当たります。
別に温泉がキライになったわけじゃないんですが、、、ちょっと足が遠のいているのも事実。。

とは言えロングツーリングには欠かせないものだし、やはり入るからには気持ちの良い温泉を求めたいわけで、一時のようにサルのように入りまくって沸騰寸前、っていうとこまで行かなくとも、細々と継続していきたいとは思ってる次第。

ちなみに「温泉クラブ関東支部」やら「東北支部」やらエラそーな名前付いてますが、別にクラブ員がいて同好会的な実態があるわけじゃ全然無いです。元々温泉行きたい人集まっていきましょー的なノリだったのは事実ですが、現在は僕の個人的なシュミで、それをサイト上に載せるにあたってそれらしい名前を付けてるだけ(- -;

まぁそんな「温泉クラブ関東支部」ですが、ツーリング趣味な人はそれなりに温泉好きな人も多いのでは!??、と勝手に予測して、クルマと旅に特化したR styleのスパイス的なコンテンツとして継続していこうと思ってます。

シーズン直前メンテナンス


今日はまず、午前中にオイル交換。
前回交換時から6500km走ってるので、自分的交換サイクル(約5000km)はとっくに過ぎてます(汗

ちょっとサボり過ぎな自分を戒めつつ、今回もHIROKOのKZ4st spec-Rを投入。
吹け上がりが実に軽やかな、レース使用にも耐えうる上質なオイルです。

その耐久性能から、当初は5000km以上は余裕で持つのでは!?と想像してたんですが、ハンクラ2回に度重なるワインディング走行でVTEC吠えまくりな走行環境では、やはり5000kmくらいがいいとこなのかと。。やっぱりフィーリングがかなり落ちたように感じましたから。。

何でもそうですが、特にオイルって1万km(それ以上!?)無交換でも、今のクルマはそんな簡単に壊れない、と言われます。
でも交換した時とその後では、フィーリングは明らかに違います。ここにどれだけコダワルかで、人それぞれの交換サイクルって決まってくるんでしょうね。
1万kmでも走ってはくれるでしょうが、「壊れない」だけであって「調子が良い」「気持ちイイ」というのとは違いますから・・・

そんなわけで、やっぱりフィーリングが気に入ったオイルを、なるべく5000kmごとに替えていこうと思います。

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それはそうと、交換時は随分風が強かったために、オイル抜く際にかなりこぼしてしまった。。。失敗です。反省。


で、午後の部。
ミッションオイルとデフオイルをディーラーにて交換。

実はこの2つのオイルは初めて交換します。
僕の手元にくる前の交換履歴は不明。(あ、メンテノートに書いてあんのかな?)
新車直後の慣らし後に交換されてるとしても、2万km以上は裕に走ってる計算になります。

少なくともミッションは早めに替えるべきだったけど、別に入りづらかったりフィーリングが悪かったりするようなことも無かったので、これまで放置してました(汗
EK9のミッションはあんなに神経質だったのに。。ホンダ6MTの精度&フィールはなかなかのモンです。

デフオイルも別にどこか悪いから替えたというわけではなく・・・
新しくしたからといって、何が変わったのかはハッキリ言ってわかりません(滝汗
ただデフオイルは容量が少ない(1リッター入りません)ので、気持ち早めに替えていった方がいいらしいので・・・

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ま、気分的な問題というのもありますが、春を前にオイル3点セットを一新して準備万端といったところかな。いよいよツーリングシーズン到来です♪

2つの出会い


一昨日から昨日にかけて、2人の方と知り合う機会がありました。

1人は同業者の方なのですが、専門が非常に細分化されている僕の職種の中で、同じライセンスで同じ仕事をしているのにもかかわらず、扱うモノの種類が違うというだけで全く未知の世界の人だったので、すごく勉強になり夢を見させてもらいました。
失礼かもしれないけど、特別なカリスマ性や突き抜けたセンスをお持ちであるというわけではないのですが、逆にそれで視線が非常に近いのが嬉しかったです。
オフロードバイクのレースをしている方で、車輪の数は違えど、ライフスタイルに関していろんな示唆を頂きました。

もう1人は、ブログ「Boxsterの旅」著者で、このサイトの常連でもあるkiriさんです。
仕事で東京にいらしてたので、お会いしてクルマの話ツーリングの話で盛り上がりました。
R styleを始めて結構経ちますが、読者の方と面と向かって会うのは初めてです。
こんな場末のサイトに少なからず影響を受けてくれていることが非常に嬉しく、感謝の気持ちで一杯です。
クルマに対する感覚とか、走ることで感じるヨロコビとか、そういうモノがとても近い位置で感じられます。波長が合うって、こういうのを言うんでしょうか。
いつか連れ立ってツーリングできる日を楽しみにしてますヨ。


普段、仕事では顧客や協力業者、メーカー担当者など、人と会う機会は十分多いのですが、仕事や営業的な理由ではないところで趣味や趣向を同じにする方と交流する機会はほとんどありません。

独りでアレコレ考えて走るのもそれはそれで楽しいし、自分のスタイルに合ってはいるんですけど、たまにこういう刺激があると、自分自身を改めて見つめ直す良い機会になりますね。
そういった意味でも、貴重な時間を過ごさせてもらいました。

身延山をup


身延山のツーレポ、upしました。ヒマな時にでもお茶菓子代わりにどうぞお読み下さい。

短くなるかも、と言っておきながら結構長くなってしまった。
写真も久遠寺の写真ばかりでちょっとバランス悪いかも。
久しくツーレポ作ってなかったし、特に今回はとにかく感じたことそのままに、特に全体の構成も考えないで書いたから、こんなもんか。。

長い旅がしたいなぁ。

ブレーキダストが・・


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S2000のブレーキダストって凄くないですか??

僕のエスはまだブレーキパッドはノーマルなんですが、ダストが随分旺盛に出るんですよね。。。まるでBMWとかの欧州車のように。
EK9の時はノーマルだとほとんど気にならなかったのに。EK9の時のspoonのパッドくらいダストが出まくりです。

写真は、土曜日に150kmくらい走った時点でのホイールに付着したダストの状況。
150kmでこれだから、400km以上走って帰ってきた頃にはもう真っ黒ですわ。。
ワインディングでそれなりに踏んでると、まぁ見事なまでに。。

圧水吹きかければ簡単に落とせるのが救い(クオーツコーティングのおかげ)だけど、、、S2000って皆こんなもんなのかなぁ?

身延山へ


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土曜日の話。
日曜は天気が崩れそうだったので、仕事で疲れた身体にムチ打って、一発走りに出掛けてきました。

今回は何となく目的地が思い浮かびまして、それが身延山久遠寺(写真は総門)。山梨県南西部にある日蓮宗総本山のお寺。
以前アウトライダーか何かで紹介されていて、寺社巡りがキライじゃないゆえそれを覚えてて、そう言えば!ということで前夜に思い立った次第。

さすが総本山、ということで、寺やその寺町の規模も想像以上に大きく、結構楽しめました。行って初めて知ったことだけど、境内のしだれ桜が非常に有名なお寺とのこと。
もうあと少しでその季節になるけど、その時期に行かなくて良かった。しだれ以外の桜は既に3分咲きといったとこでした。

行き帰りのルートは僕にしては珍しく、ほとんど同じ道を走ってしまった。
というのも、なぜかこの日は晴天にもかかわらず、ほとんどのワインディングで単独行♪
非常に気持ちのいいドライビングを堪能できたこともあり、帰りもストイックに楽しみたいと思って同じようなルートを選んだ次第です。

ホントに久遠寺に行って帰ってきただけであとはどこにも寄ってないし、ワインディングも別に目新しい所じゃない(てかいつもの道)なので、ネタ的にもどうかなとは思うんだけど、結構走って楽しかったしツーレポでも作ろうかな。すごく短いのになりそうだけど(汗

スプリングによる運動性能


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ASM SREダンパーには12kg/mmものレートのバネを組んでいるにもかかわらず、微塵も不快感を感じないあの乗り心地の良さは何なんだろう!?、としばし考えてみました。
ちなみに乗り心地が良い、っていうのは決してフワフワして振動を感じないというト○タ式なものではなく、急激な入力によるカツカツとした衝撃がほとんど無い、ということですから一応。

この点に関していえばむしろ純正よりも優れているくらいで、入力があったという事実を正確にドライバーに伝えるという敏感さを持ちながら、その入力による衝撃の角を取ってソフトに伝えてくれる感じ。

これはやはり、ダンパーのバンプ側初期減衰が速くてスムーズな基本特性にあるんだろうと。。一番ソフトに合わせている減衰力ですが、基本的に純正よりは締まっているはずなので、単純に考えれば乗り心地はハードに感じるはず。

ただそれをほとんど感じさせないのは、減衰が発生する過程、というのが絶妙にセッティングされているからではないかと。つまり初期は速くより滑らかに、それ以降はロールによるバネの縮みを抑える方向で、グッと踏ん張る特性になっていると思われます。

それも大きな理由でしょうが、もうひとつ、スプリングの特性も大きいと思います。
swiftのスプリングは縮んでいく過程でのレート変化が少ないというのがウリですが、荷重がかかった瞬間の応答性の良さ、というのもあると思います。
とにかく小さな入力でも速やかによく動いている、そんな感触がありますね。

ただ固いだけのバネに減衰発生の遅いダンパーでは、決してこうはならないだろうから、どっちを欠いてもこの質感に溢れた乗り心地、懐の深い運動性能は出せないんだろうと思います。


ただバネに関しては、最近正規輸入が始まったHYPERCOはさらにその上をいく性能だというウワサ。
ASMで総店長のハナシを盗み聞き(笑)したところによれば、HYPERCOのしなやかな動きからすれば、swiftでさえもグニャッと感じるほどとか。特にS字の切り返しとかで、その運動性能は歴然とした差が出るそうです。。

さすがに変えたばかりですぐに、という気にはなりませんが、何かの機会にぜひその性能を試してみたい。。(いつまでガマンできるのか!?)
ワインディングスペシャルたるR style S2000の突き詰める方向性は、レスポンスとアシに有り。しばらくはいろいろ感じ取ってみようと思います。

旅のニオイ


昨日の三浦半島のプチツーリング、終始渋滞に阻まれて内容的にはかなりイマイチな結果だったけど、それとは全然逆に、久しぶりにツーリングしてるぞ!っていう感触を五感で感じた日でもありました。

五感の中でも特に嗅覚がそうだったんですが、なんかこう、旅の匂いっていうのがプンプン匂ったわけです。
それは海の匂いではなく、かと言って木々の匂いでもなく(そんな山の中走ってないし)・・・

気温が高かったからそういう匂いがするのかな。何なんだろう??
よくわからないけど、とにかく旅をしてる時、それを実感するニオイっていうのがあるんですよね・・少なくとも僕の中には。

そしてそのニオイは、イイ旅をしてる、それを楽しんでるって実感する元となって、あぁホント来て良かった、走ってて心底楽しいなぁと感じるのに不可欠な要素でもあるんですね。
イイ旅をしてる時は、決まってその風が吹き、いつも心地良い「旅のニオイ」がする・・・思い返してみると、特に春先にこういう感覚を得ることが多いかもしれません。

それは季節的に新緑の匂い、花の匂いなのかもしれませんが、起因するものが何であれ、その季節にいつもイイ旅ができてるという過去の事実も大きいと思います。
春、というかGWは毎年1年で最も自由になる時間が多くとれる時期だったので、スペシャルなロングツーリングを敢行して、どれもがいい想い出になってるっていうのが大きいんでしょうね。
その時に感じたニオイ、これがいつの間にかカラダに擦り込まれているのかもしれません。

いよいよツーリングのシーズンがやってきた。今年も楽しんでたくさん走ろう、そんな気にさせられた日曜日でした。

灯台とキャベツ畑/剱崎


横浜のASMでアライメント調整後、そのまま横横で三浦半島を南下。横須賀から南を時計回りに半島を巡ってきました。

もうすっかり春!?でメチャクチャ暖かく、オープンにしてても暖房なんて必要ないくらい素晴らしい陽気。気持ちのいいシーサイドドライブのハズだったけど、その分どこに行っても人だらけクルマだらけで、改めて休日にこの辺や湘南辺りは近付くべきではないと思いました。。

観音崎と城ヶ島灯台は、溢れかえる人並みで駐車スペースが満杯。いちいち待ってるようなのんびりモードでもないわけで、あっさり通過。
ただ1ヶ所、剱崎だけは全然人影なく、首都圏の海とは思えない風景と散策が楽しめた。

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剱崎周辺はひたすらキャベツ畑が広がってる丘陵地帯で、その先に灯台がひょっこり立ってる感じ。
入り込むには躊躇するような細い畦道みたいな道路でアプローチする。途中農家の空き地みたいな駐車スペースにエスを預けて、あとは徒歩。灯台まで5分かそこそこ。

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東京湾の入口に位置する剱崎灯台。洋上には多くの船舶が行き来している。
ここまで来る道程はほとんど混み入った状態だったので、突然剱崎でこんな静かな風景に対峙しているという事実を理解するのに時間がかかった。それくらいギャップのある三浦半島の穴場ポイント。

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海に下りてみると、それほどの迫力ではないにしろ、ゴツゴツとした地形の景観を楽しめた。
三浦半島のR134とか走ってると当然海沿いのキモチイイ区間とかあるわけだけど、どういうわけだかこれがとんでもなく磯臭い。海のニオイだいいなぁ〜てのを通り越して、鼻についてほとんど刺激臭のような・・・季節的なものもあるんだろか?
ま、すぐに慣れてマヒしちゃうんだけど。。

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剱崎にハナシを戻すと、周辺に広がるキャベツ畑の風景がとにかく気に入ってしまった。
穏やかな丘陵地帯にキャベツ畑が段々と展開していく可愛らしい風景。穏やかな陽を受けて整然と並ぶ作物たち。
見慣れた食材だけど、こうやって土に根付いた状態で群れをなしていると、舌で味わうのとは異なった味わいがあるってもの。

横浜出たの正午だったし日曜で時間も悪かったので、常に渋滞って感じだった三浦半島。だから行きも帰りも横浜横須賀道路で、経済的にもちと問題。
これからますます人出が増えるだろうから、、真冬もしくは平日限定のエリアでしょうな。

アライメント調整


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今日は朝イチでASMにてアライメント調整をやってきました。

先週の伊豆でトータル500kmぴったし走り切り、各部が馴染んで車高も落ち着いてきた(取付け時より少々低くなってる)ので、この状態で最終的にアライメントのバランスをとることに。
新車時のバラツキの多いクルマだし、今まで一度もとってなくて車高も落としたから、結構バラバラな状態なのかなーと思っていた。実際計ってもらうと、ズレも少なく結構バランス良かったですよーと言われつつ計測シートを見せてもらうと、キャンバーもトーも結構左右差があったように見えた。

車高を下げたことによって、リアのトーがかなりキツくイン側についている。これを推奨値の2.1〜2.2mmにセット。
シビックの経験上、ダブルウィッシュボーンは車高を落とすと極端にキャンバーがつくイメージがあったけど、リアは多少、フロントなんかはほとんど純正値と変わらなかった。調整でフロントをやや多めにセット。普段走っててもちょっとタイヤの外側に負担集中し過ぎかなっていうのもあったし、これっくらいがバランス的には良いのかも。

調整後早速走ってみると、かなりハンドリングが素直になってて驚いた。
特に高速では、ステアリングに手を軽く添えておくだけでほとんどクルマが正確なラインを自らトレースしていってくれてるような感じ。
それは一般道でも同じで、路面にタイヤがとられるような状況はほとんど無い。非常にニュートラルな特性で、ますますドライバーの意思に忠実なクルマになったカンジだ。

車高に関しては、現状ほぼ前後フラットな状態で、好みによってフロントを下げていくのがセオリーだそうだ。
多少フロントのインフォメーション、荷重が欲しくなった時に少々下げてやると、また違った乗り味が楽しめるかも。5mm程度の変化なら、アライメント変化はそう気にするほどでもないらしい。

実はシビック時代はアライメントってとったことなかった(だってトーしか調整できなくて勿体無いんだもん)ので今回が初めてだったけど、これほど変わるのなら立派なハンドリングチューンですね。。すごく面白いし奥が深いなと改めて思いました。

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