ゼロ年代終わりの日に


現在、年末年始の民族大移動に参加中。とあるPAにて、休憩がてら書き込んでいます。
日本海側や中国地方は大雪みたいですが、太平洋側は風が強いものの良い天気。

それにしても高速ガラガラです。昨日は中央道、本日は東名ですが、走りやすいことこの上無し。1000円高速適用外になっただけで。年始はどうなることやら。


さて今年も残すところあと僅か(数時間)になりました。
2009年という年は、個人的には大きな変化もなく平穏だった気がしますが、裏を返せば刺激が少なかったということにもなります。

年始にいくつか目標を立てました。達成できたもの、そうでないものがあります。
それらを分析して、新たな年は新たな目標に向かって突き進んでいきたい、そう思っています。

今年はS2000にも変化が少なかった。今年前半はほとんど乗れなかったこともあり、走行距離も伸びませんでした。

エスの仕様は、今の状態が結構気持ち良くまとまっているので不満はないですが、そこから同じベクトル上で、更に気持ち良さを引き出せるならばということで、2010年はちょっとレベルアップした仕様で走り出すことになります。
クルマを育てながらドライブと旅を楽しむというこのサイトのコンセプトに沿った楽しみ方は、この先も実践していくつもりです。


今年もこのような場末のサイトに訪れていただき、ありがとうございました。
管理人の都合と気分によって、内容の充実が徐々に難しくなっているのが正直なところですが、そこは大目に見ていただいて(笑)来年も引き続き応援していただけると励みになります(^ ^;

そんなわけで。

また2010年にお会いしましょう。

ASM Big Throttle


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今年はエスの距離もそれほど伸びず、仕様変更も最小限って感じでしたが、年内滑り込みでちょっとだけ手を入れてみました。
ビッグスロットルの装着ですv

ご存知の通り?、R style S2000は無限の給排気(エアクリ、エキマニ、マフラー)でコンプリート済みで一応の完成を見ていますが、さらにその性能を引き出すべく、大口径スロットルを選択しました。

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ビッグスロットルは、コストパフォーマンスの非常に高いパワーアップアイテムとして、EK9時代の時から気になる存在でした。
EK9には結局装着せずじまいだったので、これが初体験ってことになります。

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乗ってみた印象的には、中回転域からのトルクがかなり増しているような感じです。速くなったというより乗りやすくなったって言った方が正しいかも。そのくらいパワーの出方が自然に繋がっていく感覚。NAエンジンらしい伸びと、それに伴って盛り上がっていくパワー感が、一層わかりやすく気持ち良くなった感じですね。

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モノはASMのオリジナル製品。
製作は戸田レーシング。入口φ70、出口φ65で、その間は吸入口率のさらなるアップを狙って、逆R形状に加工してあるのが戸田Rの製品版との違いです。
地味なパーツではあるけれど、その他の給排気系のパーツに比べれば安価で済むので、とりあえず給排気、という場合に最初に換えるモノとしてもオススメではないかと個人的には思います。

あ、それとエスの場合は、AP1とAP2でスロットル制御が根本的に違うのは周知の通り。(AP2は電子制御)
製品そのものも当然ながら全然違うモノになりますよん。

脱力系デジカメ探し


デジカメ選んでます。

一眼を買い替えるわけじゃないですよ(^ ^;)サブ機の方です。屋久島でコンデジが死んじゃったので。
コレでいいかな、ってのはあったりするんですが、イマイチ決めかねてます。
なんかなー、

欲しいコンデジがないっ(- -;

んですよね(笑
メディアの評価とか口コミとかは見るんですが、画質がどうとか機能がどうとか、ま、参考にはなるんだけど、決め手にはならないで今日に至ってます(^ ^;

クルマやパソコンもそうですが、カメラってこう、プロダクトとして愛せるかって部分が僕の中では大きかったりします。
まぁ個人的に満足できる画像品質を持ってるのは条件ではあるけれど、それを持つことによってどんなライフスタイルが実現できるのかなっていうような部分こそが、個人的には気になる部分なんですよね。

んで、今はこんな本を見ています。

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愛読してる月刊誌なんですが、たまたま今月がカメラ特集。つまり、全っ然カメラ専門雑誌じゃないんですが。
クリエーター向けコンデジ紹介みたいな内容。この適度な専門性の無さ(笑)が、気を抜いて考えられて結構いいんですよね。スペックなんてそこそこで良くって、やっぱデザインと所有感だぜ、みたいな。

この雑誌でデザイナー向けに取り上げられてたのは、PENとGRDとS90とGF1。
ハイエンドと呼ばれるコンデジと、マイクロ一眼と呼ばれるジャンルなヤツですな。図らずも(図ってか?)、安価なコンデジでも本格的な一眼レフでもない中間ランクの機種が推されてました。
こん中から選ぶには選択肢が少なくなり過ぎるので、所詮読み物的にしか楽しめませんが(笑

僕が買おうとしているのはどうせサブ機なので、押せば写るみたいな機種でいいやなんて思ってましたが、それだと携帯のカメラと見分けつかなくなるのが悔しい(笑
今は多少大きくなっても信頼に足る機種、そんでもって所有感を満たしてくれるヤツにしようかなーって思ってます。

コンデジは一眼と違っていつも持ち歩くモノなので、自分としては、愛せるもの所有したくなるものであることが、やっぱ一番重要なんですよね(^ ^;

前人未踏の山、その記録


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今年の秋に、トレッキングとして訪れた剱岳。
現在は僕のような素人でも何とか登れる山ですが、ほんの百年前までは、誰も登ったことが無い、登れない、登ることが許されない山でした。
明治時代末期に、その山をある測量士とそれを取り巻く山男たちが、自分に与えられた仕事として登った記録があります。それを新田次郎という小説家が世に広めた物語が、今夏映画として封切られたのが「劔岳 点の記」です。

この映画、原作を何度も読んでいたし、何よりも自分の故郷の山の物語なので、映画館で2度も見てしまいました。
その後、DVDとして発売され鑑賞していますが、これが何度見てもイイ!
美しい立山連峰の風景、孤高の霊峰「剱岳」を写す出すフィルムは、現地を知っているだけに感動の連続ですが、それ以上にストーリーの奥に潜む「信念」というか「姿勢」に、何度見ても感服してしまいます(涙

地位や名声とはかけ離れたところで、自分の仕事をあくまでやり遂げる姿勢。
正直、僕はただ与えられる仕事をやるだけでは社会的に偉いとは思わなかったのですが、それを成し遂げるだけの信念と精神力が伴った後に本質が見えてくるんだと気付いたような気がします。
自分に向かない、何で自分がコレをしなければならないんだ、そんな気持ちは現代を生きる若い人にありがちな論理ですが、少なくとも自分が信じている道を貫き通してから言えることなのではないかと、この映画、物語を通して感じます。

この頑固なまでの信念は、例えば相方がコレ見てまるで感動しない(てゆーか理解できない)ように、人によって性別によって全く相容れない考え方なのかもしれません。
ただ、少なくとも仕事という日常において、尾根伝いの足を踏み外せば真っ逆さまみたいな細い道?を歩いている(キャリア上の話ですよ)ので、物語上とはいえその信念には影響を受けます。

映画の中で、なぜ地図を作るのか、という本質的な問いを投げかけるシーンがあります。
地図を作るのが仕事だから、と言ってしまえばそれまで(それを極めることができればそれはそれで素晴らしいとは思うけど)ですが、どんな仕事でも本質に到達するのはとても難しいことだと思います。ただ真摯に与えられた仕事をこなす姿勢を描いたとも見える映画ですが、この本質に対する問いが、含みを持たせているようなカンジが。。それも現代の自分たちに向けて。
まぁその本質を追い求めるのが全てではないかもしれませんが、そういう信念が根本的には必要なのかもしれません。


若くして道に迷える多感な男性には是非見て考えてほしい映画ですね。
あ、剱の美しい映像も必見です。ホント、こんな場所が自分の故郷にあるっていうのは、今となっては手放しで自慢できるとこです(^ ^;

冬支度


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今朝は2号車のタイヤを、冬用に交換しました。
中古のスタッドレスですが、意外とまだ効きます。

ちなみにホイールは、HR-V後期純正オプションのアルミ。
夏用もワンサイズ大きい前期純正オプションを履いてます。
インチアップする必要も無いクルマですが、どうゆうわけか(^ ^;

春先に履き替えた夏タイヤは、1万km以上走りましたが、全然減ってる感じがしない。。
スポーツタイヤじゃないフツーのタイヤって、こんなもんなのね・・・

水没せしモノたち


今年最長のツーリングとなった「屋久島Typhoon」。

その名の由来ともなってますが、南の離島で台風の襲来を受けるという、キャンプツーリングには致命的なアクシデントがあったわけで(汗
ただ、だからTyphoonという名を付けているわけでなく(そういう意味も多少あるけど)、台風の如き迫力で、怒濤の密度で島旅を楽しんだ、その印象から着想して名付けてます。

台風直撃の日は避難してたということもあり、直接的な被害は無く、どっちかっていうと雨の中歩いた宮之浦岳の方が被害が大きかったですね。
本文中に出てきてるものもありますが、この屋久島Typhoonで殉職した、以下の装備品の冥福を祈ります(-人-)

・レインウェアのボトムス
登山を始めた頃に買ったノースフェイスのパンツ。厳密には雨具ではないのを何年も履き続けていたが、屋久島の雨には全く歯が立たなかった。履いてないのと一緒(爆
てゆーか、もう内側の防水幕がビリビリになってたの気付いてなかっただけなんだけど。ちーん(-人-)

・Canon PowerShot S70
もうかれこれ5年ほど使ってるコンデジ。ツーレポで言うと、EK9の東北シリーズから主力で、一眼導入の後もサブ機として活躍していたが、ここ最近は度重なる酷使により調子が悪くなっていた。
それが屋久島の雨にまさしく「水没」。レンズが出たまま引っ込まなくなり、悲しいモーター音だけがギリギリと音を立てる始末。液晶には亡霊のような残像が・・・アラームが虚しく鳴り響き、撮影は一切不可能になってしまった。
その後乾かしたら復活したが、撮影するにはかなりのコツが必要なまでにヤラレている。よって現役引退。お疲れさま(T_T)

・シュラフの下に敷くマット
イスカのウルトラライトマットレスを使用していたが、外側の表皮と、中のスポンジが剥がれてしまった。(雨とはカンケーないのだが)
一部が剥がれると、空気を入れてもその剥がれた領域が広がっていくだけ。その上に寝転がっても、ミシミシミシっと剥がれていって、すぐにペシャンコになってしまう。6日目くらいにこの症状が出た。残りの2日は、ペシャンコに近いマットで寝るハメに・・・苦行だった。
君のことは忘れない。帰宅後ゴミ箱へ(-人-)

などと、尊い犠牲を払ったツーリングでもありました。。

ツーリングの必需品


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↑コレ何でしょう?


エスの純正シートですよね。
デスクチェアとして余生を過ごしてます(^ ^;

RECARO RS-Gに換えてから、ちょうど3年が経ちました。もうこのシートじゃないとダメなくらい身体に馴染んでいます。
よく腰痛くならないの?って言われますが、フルバケだから痛くなるのではなく、シートが身体に合ってなくて運転中に身体が動くから、姿勢がズレて痛くなったり疲れたりするんです。
屋久島ツーリング時の鹿児島1400kmだって、身体に合ったシートがあればこそです。例えば2号車でアレやれったってヤですよ(笑

若干日焼けによる色褪せが気になりますが・・・(気のせい?)

クレマチスの丘


12月の寒波が全国を覆ってますね。

日本海側はかなりの大雪みたいですが、こちら東京でも連日寒い日が続いています。
逆に空は晴れてるのが、典型的な冬の太平洋側の天気っぽいですが。

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駐車場のエスも寒そうに凍えてます。
こんな時はエンジンに火を入れ、寒さを吹き飛ばすような熱いドライブに連れていってやりたいところ。

で、渋滞する朝の環八を南下して東名高速へ。
寒くてみんな外出を控えてるのか、高速上は全然渋滞無くスイスイでした。

沼津ICで下りて向かった先は、長泉町にある「クレマチスの丘」というところ。愛鷹山中腹で、美術館やレストランを集めた文化地区です。
ここに最近できた「IZU PHOTO MUSEUM」というミュージアムに訪れました。

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杉本博司という現代美術作家が設計した新しい美術館で、ついこの間開館したばかり。
その開館記念展として、杉本氏本人の作品の企画展が開催中でした。

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美術館て言っても、展示室がたった2室しかないギャラリーのような小さな建築でした。
内部空間は、美術作品と向き合う展示空間として、恣意的なものを一切感じさせない無の箱を創造してるように思えます。

唯一デザイナーの意図があるとするならば、中庭と前庭の石積みかな。
思いっ切り意図的な構成で、それ自体が建築に切り取られて作品になってましたが、展示品とは全く切り離されてますからね。
特に新しい視点というわけではないですが、スッキリと小気味よい空間に仕上がってました。

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展示は、PHOTO MUSEUMというだけあって写真でしたね。これが結構面白かった。
暗室でフィルムに直接放電して、その光の跡を焼き付ける(つまりカメラやレンズを使用しない)ことで生まれる画には凄みがあって、それが屏風のように空間世界を構築してるのが印象的でした。

その他には、昔の紙ネガの作品を調色して再現した作品など。
単色の色彩の中に浮かび上がる実像は、これは写真なのかどうかわからないほど。平面なのか立体なのか。。

面白かったです。あんまりにも小振りな美術館で、ほんと数えるほどしか展示作品は無いんですがね(^ ^;


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敷地内にはいくつも美術館がありますが、そのうちのひとつ、ビュフェ美術館で催されていた「レオナール・フジタ展」も鑑賞してきました。

レオナール・フジタって人は聞き慣れないかもですが、戦前に日本人としてほぼ初めて、向こうの国(パリ)で成功した画家なんですよ。
当時のパリの画壇の人気者だったフジタの代表作である「争闘」「構図」という大作が展示されてました。乳白色の色使いによる躍動感溢れる絵です。

また彼は80歳で亡くなる直前、フランスのランスという所に、壁画からステンドグラスといったありとあらゆるものを自身で、全身全霊をかけてデザインした礼拝堂を残しています。特に壁画は、老齢にもかかわらず全てを自身で描き切っているんです。
この小さな礼拝堂は以前テレビで見てとても興味があったので、壁画のデッザンや構想図の展示が充実してて満足でした。


てな感じで美術館を楽しんだ後、沼津魚がし鮨三島店に寄り、国道1号で箱根を越えて帰ってきました。
短い冬の時間をコンパクトにまとめて利用した、充実のショートドライブでした。

屋久島Typhoon


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前々より制作中だったツーレポがようやく完成しました。
毎年恒例のロングツーリングスペシャルですよ〜(^o^)

読者の皆様には、毎度お待たせして申し訳ありませんが、今回ほど書くことが多い旅も今まで無かったもので・・・


行き先は、屋久島です。
まぁ説明の必要も無い有名な観光地ですが、そこに当然ながら!S2000で乗り込みました。
屋久島なんて、走るとこあるの?と思われるかもしれませんが、結構デカイのです屋久島は。ただあまりに険し過ぎて、道が無いのは事実です。

だったら歩いてやる!と現地で思ったわけではありません(ちゃんと事前に計画してます)が、、屋久島に行ったなら当然ながら行ってみたい場所には、エス+自分の足で赴きました。
最近このページで山登りのレポートを多く書いてましたが、その集大成的な内容にもなっています。
つまり今回のツーレポは、ロングツーリング+トレッキングという贅沢な内容だったりします(^ ^)

ひたすら走り続けるツーレポを楽しみにしてる方もいらっしゃると思いますが、こういうオプションを付けてやることで感じるストーリーもあると思いますので、是非呼んでみていただければコレ幸いです。

それにしても文章のボリュームが多くなったこと。。
直接比べちゃいませんが、今までのレポの中でも圧倒的な文章量かも。
本編では語られなかったサイドストーリー的なお話も、実はまだ残ってたりします。

まぁ何はともあれ、まずは本編をお楽しみください。


※このレポに限ったことではないですが、ブラウザがIEだと、レイアウトがちゃんと表示されません。全てのブラウザに対応した作り方ができるほどの知識も時間も無いし、Macで制作していることもあって、IEは完全に無視してます(笑
Firefox、Safari、Operaあたりを基準に作成してますので、ご理解をお願いします。

エアクリ復帰


先週取り外して洗浄していたエアクリを取り付けました。

無限のエアクリシステムは、見た目もカッチョ良く、性能も折り紙付きですが、作りは至ってシンプルです。
象鼻はテストを重ねられた結果なので、これ以上無いと思われる形状をしてますが、それを装着するシステム自体は部品数も少なく簡素です。

だから(?)エアクリ自体を交換する時は、思いのほか力技でした(笑


さて、今コレを近所のカフェで書いています。最近エスで遠くに行ってないんですよねー(悲
いろいろ地味なことに勤しんでいるというのもありますが、書きがけのツーレポを完成することにも時間を使っているというのもあります。
完成に近付いてますので、お楽しみに。

年末です。
いろいろやんなきゃならないこともありますが、できればエスにも手を加えたいなぁと。
がんばるっす(^ ^)

エアクリーナー洗浄


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思い立って、エアクリーナーの掃除をしてみました。
よく考えたら、無限にしてからちょうど1年。タイミング的にも申し分無し(^ ^)

普段はカーボン製のダクトに隠されて、見ることができないエアクリーナー。
よく知られているように、無限はK&N製のエアクリを採用してます。
無限にする前は、純正交換型のK&N製エアクリを使用してました。
なので、無限になっても見た目はそっくりなんですが、形状が少々違います。無限の方がスリムな感じ。(頂部はメッキでエラそうだし)
以前と同じK&Nってことは、洗浄方法も同じ。クリーニングキットも以前のを流用します。

さて外してみると、意外や意外、すんごくキレイでした。一瞬そのまま戻しちゃおうかと思ったくらいに(^ ^;
でもちゃんと洗浄しました。流した水は汚れてたから、見えない汚れはあったようで。。

十分乾燥した後、週末にオイル噴いてから取付です。

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