弱まることのない雨脚の中、環八→第一京浜→みなとみらいへと淡々と走っていく。
荒天の日曜の朝、東京マラソンの交通規制と相まってか、ほとんど交通量も無く、あっという間に山下公園先のASMに辿り着く。
本日の来店の目的は、S2000へのサスキット装着。
かねてからの懸案事項だった足回りのセッティングに対して、S2000に様々な価値を付加するメニューが充実するASMさんでダンパーキット、つまり車高調を装着してきました。
エスともなると、市場には無数ともいえるサスキットが氾濫しているので、その中から選択するだけでも一苦労。EK9の時同様、主にWebで情報を集め、自分の用途とスタイルにマッチしたものを選ぶという方針で絞り込み、最終的には信頼性やアフターケア、あとは装着の満足感(笑)で、ASMオリジナルのキットが第一候補となりました。
同店では今月末にチューニングセールがあり、お目当てのサスキットがお得に装着できるという情報を得て、この機会を逃すまいと早速アプローチ開始。
自分の使用スタイルや疑問点、サスキットそのものの特性など、事細かにメールで相談。総店長はわかりやすく親切に対応してくださり、これなら間違いないだろうということで正式に注文。で、ようやく本日取付け日となったわけ。
選択したのは、ASM SREダンパーキット 1WAY。
ASMには計4種類のS2000用オリジナルダンパーキットがラインナップされているけど、その中でもSRE=SACHS RACING ENGINEERING製のリバンプ側のみ減衰調整可能な1WAYモデルが今回のキット。
同店が目指したタウンユースからタイムアタックまでの幅広い対応性と、フラットライドな乗り味が特長とのこと。
非常に高価(汗汗)ですが、他製品と比較しても見るからに品質が高く、オーバーホール可能でその際に仕様変更が可能、更に製造元代理店がASMで定期的に即日OH対応してくれるなどアフターにも安心感があり、これから長い距離を付き合っていくダンパーに初期投資をするのは悪い選択ではない、と判断して購入決意しました。
組み合わせるスプリングはSwift製12kg/mm(前後共)。巷でウワサのハイパコが良かったんだけど、セール対象外となってしまうので、国産の雄であるSwiftに決定。
EK9の時は勉強のために自力で取付けしたもんだけど、同じダブルウィッシュボーンだし、左リアにコツが要りそうなので、今回は取付けもお店に依頼。
さすがにS2000には慣れててスムーズ。ガラス越しに興味津々で観察してるうちに終了。
本当ならアライメントとるべきだけど、ダンパーに組み付けたスウィフトが初期ヘタリの発生するバネだということで、500kmほど走った後に再度車高の調整と同時にアライメントをとることとしました。
車高はとりあえず推奨の、F:20〜25mm、R:25〜30mmの車高ダウン(幅があるのは個体差がある為)。仕上がりを見ると、確かに下がってはいるけど、そんなエゲツないシャコタンではなく、どっちかってゆーとこれが正規の車高なんじゃないの!?っていうくらいフェンダーとタイヤの空きが自然な感じ。運転席に座ってみても、極端なダウンは感じません。
やや遠回りして家に帰ってきましたが、まだ組み付けたばっかりで落ち着いていないし、アライメント調整してないし、ワインディングも走ってないので、走りの評価はまだ下せない。また次の機会ということで。
自慢のフラットライドが、メインステージであるワインディングロードでどんなテイストを感じさせてくれるのか。今から待ち遠しいっす。
とりあえず現状の外観状況を。。
明らかに低くはなってるけど、マフラーが車止めに擦るほどではない。いつも利用してるガソリンスタンドは出入口の切下部が厳しいが、意識してれば擦ることもなかった。日常ユースにはほぼ問題無しか。
この低さが運動性能を感じさせてイイねぇ。
腰高なフワフワ感が消えて、より精悍でシャープな走りを連想させるスタイルになっている。
また駐車場でニヤニヤ眺める時間が長くなりそうだなぁ(笑