HAMPオイルフィルター


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S2000オーナーには頭の痛いオイルフィルターの話ですぞい。

何が頭痛いって、緩みやすくってオイル漏れ→最悪車両火災という方程式はあまりにも有名。
ブロックの構造、エンジンの振動、、理由は諸説語られてはいますがね。。車両側に決定的な対策は未だ無く、フィルターストッパーなる社外品で緩み止めを施しておくくらいでしょう。(にしてもあんな簡単なもの、何であんなに高価なのか・・)
僕も一応サーキットなどで踏ん張って走る際は、その都度増締めをしております。

その緩みやすい、という症状ですが、他のHONDA車種でも出てたのかは定かではないけど、オイルフィルターそのものを小変更してわずかながら緩みにくくした、というのが現在の品番で取れる純正フィルターとどっかで聞いたことがあります。
半純正のHAMPも小変更を受けて品番が変わってますが、どういうわけか、S2000とNSXは、HAMPの適合表には記載されておらず、対応してないことになってるんですよね。。。

てことは純正の青フィルターを使うしかなく、選択肢の狭さが頭痛いもうひとつの理由でした。
ましてや僕の手元には、EK9の頃にまとめ買いしたHAMPフィルターがまだたくさん余ってて、エスに使えるのか確証が持てず困ってました。

が!
今日ふとメーカーホームページを見ると、いつの間にやら適合表にS2000が加わってるじゃないか・・・
しかもEK9と同品番のモノ。なんで今まで不適合だったんだぁ!??

しかも謎なのは、AP1と書いてあってAP2とは記載されてなかったり、相変わらずNSXの文字は無いこと。。
まぁぶっちゃけHONDAのフィルターって、確か大小2種類しかなく、しかもどっちも口径が同じ(容量が違うだけ)なので使えちゃうんでしょうけどね。。

何はともあれ、これで堂々と保証付きで手元にごろごろ余ってるHAMPのフィルターを使えるってことで、なんとなくトクした気分で気持ち良く眠れそうです。

アッパーマウント


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ASM SRE 1WAYのアッパーマウント取付部分です。
フロントの見え掛かりはごく一般的で、新品のネジ山とわずかに見える赤いアルマイト塗装が目立つくらい。
真ん中の突起の六角柱が無段階に中立位置からソフト側に270°、ハード側に270°回転して減衰力が変わります。
僕のは1WAYなので、減衰が変わるのはリバンプ(伸び)側だけ。バンプ(縮み)側は固定です。

ちなみにアッパーはゴムマウント。ピロではないです。
ピロだとハード過ぎて僕には向かないなぁと考えてたので、ASM SREがゴムで良かった。
性能重視ならピロですが、ショックの垂直方向に力がかかる構造になってるので、ゴムマウントでも特段問題ないとのことでした。
それでも十分過ぎるクオリティだ。。。

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リアは内張り剥がさないと見えません。
右リアはスペアタイヤも外す必要有り。これはちょっと面倒臭い。
実はこれまでスペアタイヤ下ろしたことなかったので気付かなかったんですが、、リアって純正でタワーバー着いてたんだね・・・知らんかった。。フロント着いてないのに。(取り付け位置は少々疑問だけど)

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さて問題の左リア。
自分で取付けることを萎えさせる構造がコレです。

マウント部に覆い被さるぶっといパイプは、給油口からタンクへのパイプ。
あとさっきのタワーバーとかゴチャゴチャしてて、作業スペースを空けることに苦労を惜しまなければいいんだけど。。

マウント部がこんな状況なもんだから、減衰の調整も非常にやりにくい状態。
で、この左リアに限っては調整しやすいように調整ツールなるモノが付属(別売りですが、今回セール中でタダ!)していて、パイプの間を縫ってニョロッと生えてるのがそれ。
これに付属のダイヤルを差し込んでくりくり回せるようになっています。

EK9はハッチバックってこともあって、調整ダイヤルに手が届きやすくてしょっちゅう減衰変えて遊んでましたが、エスの場合はちょっとハードル高いですね。。(まぁちょっと面倒なだけなんだけど)
ショック自体が非常に動きが良くて追従性があるみたいなので、普段はそんなにイジる必要もないのが救い。
でもできるだけ減衰を変えて体感していきたいので、面倒がらずにイジってみようかと考えてます。。

インテリアクリーナー


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本日はお仕事の予定でしたが、サボっちゃいました。。日曜だしいいよね。
でも明日からがキツイな(笑

お家でのんびりしてたけど、最近クルマの内装の掃除してないなぁと思って急遽さささっとやってきました。
写真はその際使用しているクリーナー。オートグリムのインテリアシャンプーとレザーケアクリームです。

インテリアシャンプーは内装全般に使えるマルチクリーナー。素材構わず吹き付けて拭き上げるだけでかなりキレイになります。
八割がたオープンで走ってるし、放っておくと目に見えてダッシュボードに砂埃がたまっていくので、内装の汚れ方は普通のクルマの比じゃないはず。それだけに屋根有りよりちょっとは神経質に掃除するようにしてます。(元々が無神経なもので・・)

レザーケアクリームの方は、本革部分の仕上げ保護艶出し剤。シートは替えたけど、ドアの内張りやコンソールの脇など、本革部分は結構残されているので、その部分に塗り込みます。忘れちゃいけないのがステアリング。一番擦れや汚れがたまりやすいのでしっかりとケアしとかなければ。

オートグリムに共通することだけど、どれもやたらといいニオイがします。。
国産の安価なクリーナーはいかにも掃除しました!っていう残り香だけど、オートグリムは、なんつーか、ブランド品売り場(って行ったこと無いけど)みたいな高貴な香りが・・・イヤ別にそーゆーニオイが特別好きってわけじゃないんだけどさ。

それに比べてプラスチッククリーナーのプレクサスは、さすがアメリカ製品なだけあっていかにも「溶剤」なニオイが・・・(これは向こうの法律で「クリーナーはそれらしいニオイをつけること」と決まってるかららしいんですが)

オートグリムは英国製。その辺のお国柄の違い、クルマ文化の違いが、こういうクリーナーにも出てきてるのが面白いねぇ。

ASM SRE 1WAY First Impression


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先週取付けたASM SREのバネの初期ヘタリを出し、各所を馴染ませるという目的を兼ねて、箱根〜伊豆半島のワインディングを巡ってきました。
まだアライメント調整前なので本来の性能とはいかないけど、なんとなく素性を感じ取れたので印象を。。

まず普通の道を低速域で走ってる分には、純正とさほど変わり無しですね。
路面の細かい凹凸は確実に拾います。ただされがイヤな突き上げになって跳ね返ってくるということはない。収束が速い感じで、微弱な動きでも減衰がしっかり発生してる証拠かなと。

でもよく考えてみたら、スプリングレートは前後12kg/mmになってるわけで、それだけでも純正から比べたら随分動きにくくなってるのにこの動きはオドロキです。(まぁ直巻なので単純比較はできませんが・・)
車高調入れたら乗り心地は諦めてね、というのが以前は定説でしたが、EK9の時のオーリンズPCVといい今回のASM SREといい、理論とテクノロジーに基づいて(コストかけて)ちゃんと作られた車高調ならほとんど問題ないってことですね。
そういった意味でも、車高調は多少高くてもイイモノを入れたいと思うわけです。

脱線しました。
ワインディングですが、ターンパイクや仁科峠までの高速コーナーも基本的にそうなんだけど、伊豆スカや西伊豆スカなんかの中速の連続コーナーでは特に、以前と比べて明らかにロールが減った状態で姿勢を維持したまま、加えてタイヤのグリップも維持したままクリアしていきます。

コーナリング中に無駄な動きが全く無い感じで、路面にアンジュレーションがあっても素早く収束します。
ロールが減ったというと、その分荷重がかからないようにも感じるけど決してそうではなく、タイヤへの荷重はそれはそれでちゃんと乗せることができるんですね。ブレーキング時のピッチングも明らかに減ってますが、前荷重はちゃんと発生するし、コントロール性もいいです。
これも姿勢変化は抑えた中で、ちゃんとアシは動いている証拠。その辺がノウハウであり、良いダンパーの美点なんでしょうね。

コーナー進入時から脱出時まで、とにかく姿勢が安定するため、ブレーキ、操舵、アクセルコントロールに非常に集中できるのがイイ。
車体の揺れが多い状態では、ブレーキングでダイブ、コーナー中にGコントロール、Gが残ってどれくらいアクセル開けていいかがよくわからない・・・といったようなスパイラルに陥りがちでしたが、その辺が改善されそうな感じ。
公道だし速さはそんなに変わらないと思うのですが、操作感に起因する楽しさといった面では素晴らしいアドバンテージだと思います。

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この日はまったく減衰調整しないで、もっとも柔らかい(減衰が速い)状態で走ってこんな印象。一番柔らかいといっても特別乗り心地重視というカンジではないし(純正同等かそれよりちょっとだけハードな感じ)、腰砕けな動きになるわけでもない。
むしろRE050ではこのくらいがちょうど良く、これ以上固めていくならRE01Rくらい履かないとバランスとれないような気もします(調整してないからあくまで予測ですが・・)。

ASMによると減衰の調整幅が広いらしく(ちなみに無段階調整です)、ちょっとダイヤル回しただけで結構極端に変わるとのこと。なのでスプリングとタイヤが決まっていれば、公道レベルであれこれ変えることは無さそうな気配。
それがいいことなのかどうかは時間かけて使い込んでかないと何とも言えませんが。。

長くなりそうなので、あとはまた今度。

ASM SRE 1WAYに求めるもの


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ドライブフィールの質感と、一層の運動性能をS2000に付加するために、ASM SRE 1WAYを選択し、装着しました。

基本的にスポーツカーらしい引き締まったサスセッティングによって、ロードインフォメーションの多い足回りを持つS2000。一言で片付けようとすると「固め」なわけだけど、かと言ってロールが少ないわけでもない。
直進時はどことなくヒョコヒョコとしていて、コーナリング時のピッチング&ロールは思いのほか多め。その車体の動きをコントロールする減衰が、何となく動き方にマッチしていない。
結果として、腰軽で落ち着きの無いフィールをどうしても感じてしまう。感覚的だが、それが質感の薄さと感じてしまうのだ。

運動性能と一言で言ってもいろいろ想像できるけど、ここで求めたのはレスポンスという性能だ。
先程書いた通り、スプリングが制御するロールと、ダンパーが制御する減衰の関係に、自分の感覚とのズレがあった。
直感的な運動特性に対して、実際の車体の動きが微量ながら緩慢に感じる。それをレスポンスの不足と感じてしまう。
その辺りを改善して、本来のレスポンスの良さを引き出したい。
そうすれば、僕が個人的に重要視するダイレクト感が、一層得られるハズなのだ。

そんな理由から、ASM SREダンパーキット 1WAYを選んだ。
正直、上記の症状を改善できるかどうかは全く未知数だが、これまでとは一味違った性能を付加してくれることは確か。
より理想的な質感と運動性能が得られるよう、より綿密な対話をS2000と続けていきたい。

アシ、入れました。


弱まることのない雨脚の中、環八→第一京浜→みなとみらいへと淡々と走っていく。
荒天の日曜の朝、東京マラソンの交通規制と相まってか、ほとんど交通量も無く、あっという間に山下公園先のASMに辿り着く。

本日の来店の目的は、S2000へのサスキット装着。
かねてからの懸案事項だった足回りのセッティングに対して、S2000に様々な価値を付加するメニューが充実するASMさんでダンパーキット、つまり車高調を装着してきました。

エスともなると、市場には無数ともいえるサスキットが氾濫しているので、その中から選択するだけでも一苦労。EK9の時同様、主にWebで情報を集め、自分の用途とスタイルにマッチしたものを選ぶという方針で絞り込み、最終的には信頼性やアフターケア、あとは装着の満足感(笑)で、ASMオリジナルのキットが第一候補となりました。

同店では今月末にチューニングセールがあり、お目当てのサスキットがお得に装着できるという情報を得て、この機会を逃すまいと早速アプローチ開始。
自分の使用スタイルや疑問点、サスキットそのものの特性など、事細かにメールで相談。総店長はわかりやすく親切に対応してくださり、これなら間違いないだろうということで正式に注文。で、ようやく本日取付け日となったわけ。

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選択したのは、ASM SREダンパーキット 1WAY。
ASMには計4種類のS2000用オリジナルダンパーキットがラインナップされているけど、その中でもSRE=SACHS RACING ENGINEERING製のリバンプ側のみ減衰調整可能な1WAYモデルが今回のキット。
同店が目指したタウンユースからタイムアタックまでの幅広い対応性と、フラットライドな乗り味が特長とのこと。

非常に高価(汗汗)ですが、他製品と比較しても見るからに品質が高く、オーバーホール可能でその際に仕様変更が可能、更に製造元代理店がASMで定期的に即日OH対応してくれるなどアフターにも安心感があり、これから長い距離を付き合っていくダンパーに初期投資をするのは悪い選択ではない、と判断して購入決意しました。

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組み合わせるスプリングはSwift製12kg/mm(前後共)。巷でウワサのハイパコが良かったんだけど、セール対象外となってしまうので、国産の雄であるSwiftに決定。

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EK9の時は勉強のために自力で取付けしたもんだけど、同じダブルウィッシュボーンだし、左リアにコツが要りそうなので、今回は取付けもお店に依頼。
さすがにS2000には慣れててスムーズ。ガラス越しに興味津々で観察してるうちに終了。
本当ならアライメントとるべきだけど、ダンパーに組み付けたスウィフトが初期ヘタリの発生するバネだということで、500kmほど走った後に再度車高の調整と同時にアライメントをとることとしました。

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車高はとりあえず推奨の、F:20〜25mm、R:25〜30mmの車高ダウン(幅があるのは個体差がある為)。仕上がりを見ると、確かに下がってはいるけど、そんなエゲツないシャコタンではなく、どっちかってゆーとこれが正規の車高なんじゃないの!?っていうくらいフェンダーとタイヤの空きが自然な感じ。運転席に座ってみても、極端なダウンは感じません。

やや遠回りして家に帰ってきましたが、まだ組み付けたばっかりで落ち着いていないし、アライメント調整してないし、ワインディングも走ってないので、走りの評価はまだ下せない。また次の機会ということで。
自慢のフラットライドが、メインステージであるワインディングロードでどんなテイストを感じさせてくれるのか。今から待ち遠しいっす。

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とりあえず現状の外観状況を。。
明らかに低くはなってるけど、マフラーが車止めに擦るほどではない。いつも利用してるガソリンスタンドは出入口の切下部が厳しいが、意識してれば擦ることもなかった。日常ユースにはほぼ問題無しか。

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この低さが運動性能を感じさせてイイねぇ。
腰高なフワフワ感が消えて、より精悍でシャープな走りを連想させるスタイルになっている。
また駐車場でニヤニヤ眺める時間が長くなりそうだなぁ(笑

本日のハンクラ日記


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本日2度目のハンクラにエントリーしてきました。
土壇場で好転した天気で、コンディションは良好。
相変わらず盛況で、これが実質限界?っていうくらい多くの参加者が集っていました。

S2000とNSXが目立つのは前回同様で、今回はシルビア勢(ドリフト超上手・・)やインテR勢の国産スポーツに加え、各種BMWや160台限定のMINIジョンクーパーワークス(しかも2台)、現行ポルシェボクスターS、果てはフェラーリチャレンジストラダーレなんてブッ飛んだクルマまでいて、実に華やか。
個人的に是非外から走りを見たかった上記のブッ飛んだクルマやASMチューンのS2000は、見事に全車同グループに配属されてしまい、全然その走りや音を体感できずに終わったのは無念でした。。

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自分の走りはっていうと、前回わざと限界を超えた際の挙動を誘発させて特性を把握したので、今回はその限界ギリギリを狙ってライン通りにできるだけ速く走ることを念頭にして練習をすることに。

コーナー途中までブレーキを残しつつ、前回山野選手の操作を見て学んだステアリング操作でオーバー気味の挙動を意図的に誘発。ここで完全にドリフトモードになってしまわないようギリギリの線を追いながら(リアタイヤがやや滑っている感覚を残しながら)、立ち上がりに向けてより早くアクセルを開けていける状態を作ることを集中的に練習しました。

空気圧の調整がうまくいった2ヒート目から走りが安定し出して、時折限界を超えてスピンモードになるものの、それぞれのコーナーが繋がって周回がまとまってきた。微弱なオーバーステアを維持しながらクリップを舐めるコーナリングが徐々にできるようになってきてるかも。

前回課題のひとつだったカウンター量も、意図的に多めにつけることを意識する。それで挙動は随分イメージに近づいてきたけど、今度はアクセル量が足りず、コーナリング中はいいものの、収束せずに結局出口でスピン、というような場面も。
それでも全ヒートを通して2回程、カウンターもアクセルもバッチリ決まって、かなり理想的なコーナーリングを体感。。(キマった時の快感といったらもう・・)

ようやく少しだけエスの走らせ方がわかってきたような気がしてきました。

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今日は前回に比べて全体的にアンダー気味でした。これは多分タイヤのせいかと。。前回ほどグリップが抜けないので、割と粘り強く踏ん張っていけるような印象があります。新品だからね。

ただ、1ヒート20分をストップアンドゴーしているにもかかわらず、後半は簡単にタレてしまって進入アンダーが強くなってきてしまう。絶対的なグリップ力もそうだけど、やっぱりタイムアタックするタイヤじゃないよね。。挙動把握するにはマイルドな特性が丁度いい練習タイヤだけど(練習の為には少々勿体無いが・・)

純正足だとキャンバーも足りてないので、タイヤは外側に偏って摩耗している感じ。トレッド面を使い切って走るには、ある程度の処方は必要なのかも。

とまぁざらっとそんな感じでした。
全体的には操作のコンビネーションがわかってきて走りがまとまってきたし、イイ感じで走行終了迎えられて結構満足。収穫多き一日だったと思います。


で、これが純正アシでの最後の走行です。
明日いよいよサスキット導入します。
足回りに関しては結構不満が多かったので、早期の導入となりました。
あくまでワインディング主体なのでハードなものは入れませんが、それなりに性能を追求して自分の目的に沿って満足いくモノを選択することにしました。
そのレポはまた明日にでも。お楽しみに。

タイヤ交換の効果は?


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↑写真とは全然カンケー無い話ですが・・・

新品のRE050に履き替えて約1300kmほど走りました。
結論から言えば、そんなに劇的な変化は無く、やや拍子抜けといった感じ。
相変わらず路面の凹凸は忠実に伝わってくるけど、それが角の取れたソフトな感触になったというのは、交換直後のフィーリングと変わりありません。

これは新品が大したことないというわけではなく、減った状態でもそれなりの走り味を実現するタイヤの特性にあるもののような気が。そこんとこはさすがブリヂストン。
また、高速域になってもグリップが抜けることなく路面に貼り付いていくような安心感があります。これこそRE050の真骨頂でしょう。結局ウェット路面で試す機会には恵まれなかったけど、高速巡航の安定性は十分感じられました。

その新しいタイヤで、今週末の土曜はハンクラに参加する予定。
溝無しタイヤとどういう動きの違いが出るか楽しみ。
タイヤのグリップとしっかり対話して、限界域でコントロールできるよう鍛錬してこようと思います。

有馬温泉散策ガイド


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連休は神戸に行ったついでに、久々に有馬温泉を散策してきました。

関西屈指の名湯である有馬温泉は、六甲山北部の山麓に埋もれるようにしてある古い温泉街。
クルマが通ることなど全く想定していない細い急坂の路地で温泉街が形成されている。だからこういう休日にもなると、温泉街に向かってくるクルマで周辺の道路は大渋滞。けど、歩いて散策する分には風情があってとても良い街なんです。

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古い宿や土産物屋が軒を連ね、その合間には温泉が勢いよく自噴する源泉井戸が。
有馬には鉄分を含んだ赤い強食塩泉の「金泉」と、二酸化炭素を含んだ炭酸泉の「銀泉」があり、どちらの泉質も超一級に値する、と思います。

特に金泉は、日本一の塩分含有量を誇りながら、98℃という超高温状態(食塩泉でここまで高温の例は稀なはず)でごく浅い地中から湧き出ている(温泉は浅い所から湧き出ている方がいい)という最高の組み合わせの温泉。
それが特に火山地帯でもない神戸の裏山に、遠い昔からずっと湧き続けているという事実に驚いちゃうね。

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夜になれば、温泉街は一層の魅力を醸し出す。
宿の客室や土産物屋から漏れる明かりが、古い温泉街の町並みを象っている。

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微笑ましい有馬の名物の数々。
有馬には多くの名宿があり、それぞれに自慢のお風呂(温泉街なので内湯が中心)がありますが、ツーリストにも気軽に訪れられる入浴施設もあります。
金泉は昔の温泉会館跡の「金の湯」で、銀泉は少し奥まった場所にある「銀の湯」で。ハシゴがおすすめだね。

温泉で暖まった後はぜひ温泉街散策を。名宿の他にも温泉寺などの見所がいっぱい。
クルマは温泉街入口である太閤橋交差点にある立体駐車場に停めるとなお良し。
ぜひ立ち寄ってみてください。

Exterior Design


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S2000のエクステリアデザインの話。
そう言えば今までエクステリアに言及したことって、シビックの頃からもあんまり無かったような。

最初のエスの印象って、どっちかっていうとグラマラススポーツカー寄りでした。
ただ見慣れていくと、逆に凄くシンプルでプレーンな印象に変わっていった経緯があります。
今はこのシンプルながらも個性的で、ストレートにカッコいい!って感じてまして。。。
顔つきやお尻の具合なんかは特に。フェンダーラインなんかはゾクゾクする曲線美だね。

よくスポーツカーの割に無個性、押し出しの少ないデザイン、とか言われてますが、シンプルであるからこそ逆に普遍的な魅力を持ったデザインじゃないのかなぁ。
コテコテして無駄にお化粧がかってたりするとすぐに飽きちゃうだろうから、素顔でカッコいいのがいいんですよね。

でももうちょっとだけ存在感あってもいいかな・・・

仙台出張中


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またしても仙台にいます。出張中。
以前僕が設計を担当したホテルに部屋を取って夜景を眺めてます。

昼間は東北の冬とは思えん陽気でした。
すっかり春!? クルマで来ても全然良さそうな季節に錯覚してしまいます(@_@)

冬になると走れなくなるだけに、妙に恋しくなる東北。
暖かくなったら久しぶりに東北を攻めてみたいなぁ。北陸にも行きたいし。

明日東京に帰って、連休は所用で神戸に赴きます。
雨も降るみたいだし、新しいRE050のインプレッションにはもってこいかも!?

せっかく洗ったのに・・


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つるりんぴっかりな R style S2000 です。好天だった日曜日に洗車しました。

黒のボディはやはり汚れが異様に目立ってしまい、キレイじゃないと気が気じゃなくなりつつある今日この頃。。。
おまけにクオーツかけたもんだから、余計にキレイじゃないと気になっちゃうんだよねぇ。。洗車がラクなのは良いことだけど。
やっぱ黒は難しいっス。(汚れが目立たないシルバーとかが羨ましい・・・)

洗う度に次々と見つかる飛び石のキズ、身に覚えの無い擦りキズ、こういうの気にする自分がヤなんだけど、気になるモンは気になる。。
おまけに洗った先から黄砂だか花粉だかで、黄色い粉をまぶしたようになりました(T T)
金曜から土曜辺りに雨の予報が出てるので、中途半端な雨脚によって黄色い粉が斑点状に変化すること確実。

この状態は連休まで持ちそうにありません。。。orz

五浦で見つけた小宇宙


土曜の常磐ツーリングの続き。

阿字ケ浦からは東海原発の脇を抜けて日立市へ。
日立市街は幹線道路と生活道路が渾然一体となっていて渋滞気味。何も用事がなければ、高速で通過したいところだ。
辛抱して通過した後は特に混み合うこともなく、かと言ってスイスイ走れるわけでもなく、茨城と福島の県境付近までやってきた。

勿来の関の手前でちょっと寄り道。
太平洋にちょろっと突き出す五浦の岬に降り立つ。

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突き出た岬には公園があったが、灯台はやや内陸に入り込んだ場所に立っていた。
不自然なまでに青い空だけど、実際真っ白な灯台とのコントラストが美しい。
モザイクタイルが張り巡らされた胴体は、透き通っているかのように純化されて、見る者を魅了していた。

五浦と言えば、明治期の美術家岡倉天心と、彼が創設した日本美術院だ。
近代日本の美術教育に尽力した天心が、自らの別荘地として五浦一帯の土地を所有し、日本美術院の絵画制作部門をこの地に設けた。

現在は茨城大学五浦美術文化研究所として、天心自邸と六角堂が保存、公開されている。
興味があったのはこの六角堂。
五浦岬から望んだ、周囲を海に囲まれた小さな茶室のような建物だ。

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朱色に塗られた六角形の建物の壁面は、床の間になっている一辺を除いてサッシが取付けられており、六角形に配された畳の中心に座れば大海が眼前に一望できるという素晴らしい佇まいを見せている。
天心は晩年、自身がデザインしたこの六角堂に隠って、読書や思索に耽ったという。何てことない小さな祠のような建物だが、幾何学的な形状とシンプルな建築構成が、眼前に果てしなく広がる海原と対峙するに十分な永続性を表現しているかのようだ。

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天心が宇宙の永続性の象徴として捉えた波が打ち寄せる五浦の岸壁と、無限の思索を生み出した六角堂との対峙が、このささやかなツーリングの一番の収穫だったかもしれない。

POTENZA RE050


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先日購入したNewタイヤに交換してきました。

モノは結局、純正装着と同じRE050。
当面はツーリング主体で、ワインディングベストを目指すという方向性から、このタイヤを選択する結果に。
優れた直進安定性、ウェット路面での排水性と安定感、そしてフェラーリやポルシェにも純正装着されるほどのグリップ力と、トータルにバランスされたスポーツタイヤという特長が決め手だった。

S2000純正もRE050と言いましたが、市販品とはトレッドパターンが違うので、厳密には違うタイヤになるのかな。
現に今回履いた方のタイヤには「RE050A」とあります・・・これの意味するところは不明。

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このように並べてみたら一目瞭然ですね。。
左の純正RE050がほぼ左右対称のパターンなのに対して、市販RE050は明らかに非対称パターン。
市販バージョンは、排水性能を左右する縦ミゾが太く、更にイン側が太くてアウト側が細い。その分アウト側のショルダーブロックが大きい。
コレの意味するところは、タイヤのイン側でドライグリップ性能を、アウト側でウェットグリップ性能を引き出そうとしている、という設計思想が伺えます。

まだ十数kmしか走ってないので慣らしも済んでない状態だけど、乗り心地の変化は感じ取れました。
サスが変わったわけじゃないので、路面の凹凸を拾うには拾うけど、角の取れたソフトな感触で身体に伝わってくるカンジ。
年数がたってひび割れも起きつつあった純正タイヤから、しなやかで柔らかいNewタイヤに変わったことで、上質な乗り心地に変わったようです。

ところで、今回初めて窒素を入れてみた(単に安かったので・・・)のだが、、街乗りレベルじゃよく分からんデス。空気圧変化が少ないってだけの話なのかな。

慣らしもそこそこに、来週末は神戸まで高速移動が控えてるので、タイヤの性能をじっくりと味わいたいと思います。

常磐プチツーリング


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土曜日は常磐方面にプチツーリングしてきました。

土浦から霞ヶ浦を目指し、国道51号で大洗。国道245号で日立、国道6号でいわき、最終的には小名浜で旬のアンコウ鍋を食べて(これが主目的だったり)温泉入って帰宅という流れ。
先週以上の超快晴で、思ったよりも寒くなく、絶好のオープンカー日和でした。

ルート的には混んでいる道ばっかりだったため、ツーリングに向いているとは言えないけど、ルーフが開いた状態でのんびり運転すると、そんな退屈な道も楽しい気分でのドライブになってしまう。

こんな真冬にオープンとは酔狂な、とよく言われるけど、オープンカーは実は冬も気持ち良い。
普通のクルマと比べてガンガン効くヒーターをコタツモードにしておけばこの上なく心地良いんである。
元々この冬の心地良さからオープンカーの魅力を知ったクチなので、冬だからこそ常にオープンで走りたい、と思うわけです。

写真は阿字ケ浦。
東洋のナポリは言い過ぎ(笑)だけど、静かな冬の波打ち際で、しばらく潮風に身を任せていました。

more response


もうちょっとダイレクト感が欲しい・・・と思うことがあります。

エンジンにしても足にしてもそうなんですが、エスってレスポンスがいまひとつ、のような気がします。。
そりゃそこらのクルマに比べりゃツンツンのレスポンスだとは思うけど、タイプRという究極の走りのモデルをラインナップしてたメーカーが作るスポーツカーであることを考えると、少々物足りない気がしてしまい。。。(タイプRじゃないんだから当然、というハナシは置いといて)

鋭いレスポンスに起因するダイレクト感、ていうのは、意のままにクルマを操りヨロコビを得る、という欲望に対しては凄く重要だと思うんですね。
だからクルマを選ぶ基準としては、その辺を一番重要視したい。素材としてエスは、十分なダイレクト性能を持っていると考えて選択してます。
高いレベルの素材だから、もっと機敏なレスポンスを手に入れたい。必然的な欲求だと思います。

エンジンは、軽量フライホイールを使って吹け上がりを良くすることはできますが、アレは見せかけに過ぎないんでわ・・とEK9の時に感じました。
レスポンスが良くなるのは事実ですが、それによって絶対的な性能が向上するかというと・・・少し方向が違うような気がする・・・今はそう感じてます。
ではどうするのがいいんだろう・・・CPUの交換?給排気の見直し?あんまりヘビーなのはなぁ・・・

足。
コーナー進入時、エンジン辺りを軸に車体が大きくロール。クリップ過ぎて加速体制に入っていくと、ロールが徐々に収束。
このコーナリング時の当然の現象が、常に自分の感覚からワンテンポ遅れてやってきます。
何だか、うまく表現できないんですが、スプリングレートと減衰力がマッチしてないようにも感じることがあります。
初期型に比べてマイルドで完成度が高い、と賞される足廻りは、ややちぐはぐな仕事をしている印象。

また単純に、もう少しロールを抑えて踏んでいける足にしたい、と思うことも多々あります。
純正の足は、路面の凹凸を忠実に拾う割に、どこでまで踏んでいいのやらイマイチ把握しづらい。
もうちょっと洗練されたフィーリングを求めたいですね。。

そうやっていろいろ想像して悩むのも楽しみのうち。
まだまだ素材の状態だし、しばらくは楽しめそうです。。

2月の予定


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今日から2月です。今年も残すところあと11/12となりました☆

暖冬とはいえ、やはりこの時期は行動範囲は狭まってしまいますねぇ。
例年冬はツーリングオフシーズンなので別にいいんですが。。(昨年は例外)
逆にこの時期は、サーキット行ったりクルマ弄って遊んだり、がメインのR style lifeになります。

今年のサーキットは、1月にもてぎ南コースでハンドリングクラブに参加。これはS2000のコースデビューでもありました。
ハンクラは2月中にまた参加する予定。前回走った感覚と課題がまだ見えてるうちに、もう一度鍛錬してきます。
3月以降は未定。この頃から徐々にツーリングにスイッチかな。

クルマの方も順調にステップアップしてまして。
エスを自分の身体にフィットさせ、より多くのインフォメーションを感じ取ることができる環境を手を入れるのがこの冬の計画。

昨年12月にまず念願のフルバケ投入、ようやく自分の身体の一部としてエスを感じられるようになってきました♪
1月にはNewタイヤ購入。しただけでまだ装着はしてませんが。(今週末の予定)
また、エンジンオイルやプラグの交換など、日常的なメンテナンスも集中的にやってます。

んで、2月。この冬最後の大物を投入予定。(あくまで予定ですが)
で、R style S2000 2007model の完成かな。しばらくこの仕様で楽しむ予定です。

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