Prologue・・・
全国的に雨量の多い時期にツーリングに出かけても、今ひとつ楽しめない。オープンカーであるがゆえの贅沢な悩みとはわかっているのだが。
北海道に行こう。 それは割とすんなりと決まった。 あの時とは異なる、何か味のあるテーマはないものか。 このR styleというサイトが生まれる以前、僕は北海道に住んでいた。 まず、離島にはまったく渡ったことがない。 |
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利尻島&礼文島 最北の島。そしてクルマで渡り旅するに値する規模の島。 昨年のツーリングスペシャルver.で紹介した屋久島ツーリング。 そこで利尻・礼文なのである。 利尻島と言えば、利尻富士とも呼ばれる秀峰、利尻山が独立峰として島の真ん中にそびえている島である。 最北の島、礼文は、利尻とは異なり標高の高い山は無い。その代わり、海岸線の半分は断崖絶壁に近い海岸で、道路が満足に通っていない。クルマで走れない区間はそれだけ自然そのままの形で残っていて、歩いてしか体感することのできない世界があるという。 2つの島に共通することは、どちらも歩く=トレッキングの舞台としての魅力があるというところだ。 |
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背景を知るにつれ、今回のツーリングのアウトラインも徐々に頭の中に形成されていった。 夏の北海道はハイシーズンなので、フェリーの予約だけは事前に取っておいた。それでも行きの青森発のフェリーだけは、希望の便は既に満車で、スケジュール上不自然な時間の便しか抑えることはできなかった。 屋久島同様、トレッキングを織り交ぜたツーリングゆえ、エスの小さなトランクへのパッキング計画は入念に行った。いつものキャンプ用品一式に加え、トレッキングシューズやらザックやら、登山に必要な装備も一式用意していかなければならない。 装備の方は準備万端。あとは時間(^ ^; |
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