6月 182023
 

2023 06 17 01

久しぶりに、ビーナスラインを走ってきました。

周年行事としての定点観測、ドライビング鍛錬を目的とする朝練などの舞台として、数あるワインディングロードの中でも「原点」的な存在であるビーナスライン。
ここ最近は、朝練を目的とすることも少なくなり、ソロではちょっとご無沙汰してましたが、相変わらず気持ちの良い道です。
一筋縄ではいかない複合コーナーに代表されるバリエーションの豊かさが、飽きさせない要因でしょうか。

今シーズンはライン取りの目線を少し変えたこともあり、走り慣れた区間でも新鮮な感覚で走ることができたのは収穫でした。
速さを追求するサーキットとは異なり、ワインディングではリズムが大切だと個人的には考えていて、それがゆえの走り方があると思っています。
何年走っても新しい視点が見えてくる。いろんな道を走るからこそ、ワインディングにおけるドライビングは奥が深いと感じます。

天気の良い日のビーナスラインは立派な観光地で、クルマの数も多く、ゾーンに入れる時間も限られています。
朝の運動を終えたら早々に退散するのが常ですが、この日は少し走り足りなかったようで、ビーナスラインの後、麦草峠、十石峠、志賀坂峠とR299の主要峠でenjoy driving!
混雑する秩父を通過したら、数年ぶりに開通したK11定峰峠も越えて、東松山から帰還。ビーナスでお腹いっぱいになるのが常なので、ここまで引っ張るのは珍しいですが、気持ちがノッてたのか、これはこれで大満足でした。

この前の週には、こちらも久しぶりのR152中央構造線Touringと、相変わらず狂ったように走りまくる日々。
体力とクルマが続く限り?、まだまだR style的カーライフは続きます。

 Posted by at 5:35 PM
5月 222023
 

2023 05 21 01

もうひとつのクルマ旅の楽しみ、グループツーリング。
純粋に走りを楽しむため、個人的にツーリングはソロが基本ですが、気心知れた仲間とのツーリングには普段とは一味違う楽しみがあります。

先週末は、そのグループツーリングを楽しんできました。
お供は、いつもご一緒させていただいている橙色と紫色の2台。
もう何年も前から、地味で目立たない黒色号を様々な場所に連れ出してくれます。

年に何度も機会があるわけではないですが、毎回近況を確かめ合いつつ、S2000の現状や走りについて共有し合ったり。
そういうナマの情報を、走りながら直接共有できるのが、こういった集まりの魅力ですね。

同一車種ということは性能差がほとんどないということで、編隊を組んで走っても、大抵は付かず離れず。
なのですが、ここぞというワインディングに身を投じると、各車の世代と仕様差による細かな差が手に取るようにわかるのが面白い。
単独だと感じにくい得手不得手に加え、リズム良く走れているかどうかについても、2台がいることで客観的に見えてくるのが、グループツーリングの醍醐味のような気がします。

今回のステージは、中越地方のワインディングが主体でした。
個人的にここ最近ホットでオススメ度の高いエリアですが、今回も新たな魅力をたくさん感じられた気がします。

スペシャルステージを楽しんだ後、リエゾン区間はクールダウン。時に立ち止まって美しい景色をバックに、他愛もないクルマ話に興じる。
その繰り返しですが、貴重な時間です。それぞれのカーライフがある中で、長く続けられることに感謝しなければなりません。

圧倒的御老体な黒色号ではありますが、限られた時間の中で、仲間との走りの時間を大切にしたいと思っています。

 Posted by at 10:40 PM
5月 092023
 

2023 05 09 01

今もカーライフの中心には、クルマ旅があります。

一年の間で最も長期の連続休暇となるGWは、その時にいちばん走りたいエリアに行くことが通例です。
雨が降ろうが槍が降ろうが、しがないサラリーマンには選択肢がありません。何があっても、とにかく走る。走って走って走り続ける。
濃密なクルマとの対話に酔い痴れる、最高に幸せな時間が、この時期に訪れます。

今年のGWは、種子島に行ってきました。
旅情豊かな離島ツーリングは、R styleを始めた頃から継続している、とっておきの旅テーマ。
日本であって日本でないような独特の空気感には、ハマると癖になる中毒性があります。

S2000で行く種子島。

九州最高峰の宮之浦岳を擁する隣の屋久島とは真逆で、目立った山地のない平坦な種子島。
それゆえ、走って楽しいのか?という疑問がつきまとい、これまでツーリングの目的地にしたことはありませんでした。
同じ鹿児島発の離島なら、ワインディングを求めて奄美大島や甑島に足が向くのが必然的だったのは言うまでもなく。

今回初めてかの島に訪れて、それは間違った認識だったと思い知らされました。
どこまでも続く丘陵地帯。深く濃い密林。青く輝く大海原。
高低差のあるワインディングは少ないですが、長細い島の形状からは思いもつかぬ程の大陸的な景観を背景にしたドライビングは、快感そのものでした。

もちろん種子島以外にも、薩摩半島・大隅半島を擁する本土鹿児島のワインディングもしっかり走り込み。
定宿を拠点にいつも同じような道を巡るとマンネリ化しそうですが、遠方であるがゆえなのか、九州はいつ訪れても変わらず楽しめます。

今回の旅でも、4,000km超をノントラブルで走り抜けた完全過走行のS2000。
往復の長距離移動はあいにくの天気(大雨)でしたが、抜群の安定感で、単調な移動ですら楽しませてくれます。
足元を支えるMICHELIN/PS4Sのスポーツタイヤらしい乗り心地の良さと、絶大なウェットグリップ。
LSDの効果も相まって、ハイレスポンスながら極めて上質なツーリングマシンとして、いまだ進化を続けています。

今回の旅も、印象的で忘れ得ない時間となりましたが、まだシーズンは始まったばかり。
新たなドライビングプレジャーを求めて、まだまだ走り続けます。

 Posted by at 11:43 PM
1月 012023
 

新年あけましておめでとうございます。

知らないうちに年月が過ぎ去り、人もクルマも歳を取りました。
投稿休止以降、いろいろな場面でお声がけをいただく機会が意外と多く、
正月くらい挨拶しろ、とのリクエストもあったことから、久しぶりに筆を執りました。

17年目を迎えている愛機S2000は、変わりなく健在です。
近年は通常メンテナンス以外ほとんど手をかける必要もなく、好調を維持しています。
昨年末の時点で、走行距離は26万km台後半に達していますが、むしろ今が一番調子が良いくらいのコンディション。
細かな仕様のアップデートは、年1回あるかないかくらいで、
コンセプトであるツーリングスペシャルとしての仕様は、ほぼ完成を迎えたと思っています。

そのツーリングにおいては、近年の情勢から、一時不自由な状態に陥ってはいましたが、
十分な対策のもと、現在は以前の通りか、むしろそれ以上に機会に恵まれている状況。
長期の休暇はほとんど取得できなくなっていますが、時間のやりくりは上手になったようで、
特に2022年は走りに走って、四国以外はだいたい足跡を残しました。

その地その瞬間の風景を脳裏に焼き付けながら、ドライビングそのものを楽しむ。
そんな姿勢は、何ひとつ変わっていません。
つまりは、変わることなくカーライフを楽しんでいるということで。。

自動車を取り巻く情勢は、ドラスティックに変化し続けていますが、
ことクルマに関しては保守的な思想の持ち主であるがゆえ、今年もカーライフスタイルが大きく変化する兆候はありません。
化石燃料を燃やしまくって、好きなときに好きなだけ、好きなクルマを楽しむ。最高の贅沢ですね。
そのためにも、今年もしっかり働いて稼いで、体力と健康を維持していくのが、ささやかな目標です。

スポーツカーと旅を愛する同志の皆様、本年も悔いのないカーライフを楽しみましょう。

 Posted by at 3:28 PM
2月 162019
 

2019 02 16 01

ツーリングには欠かせないアイテムのひとつである、ドライビンググローブを新調しました。

新調しました、って言っても、オーダーしたのは昨夏で、届いたのは秋も深まってきた頃。
新しいのが届いても貧乏性を発揮して、それまで使っていたグローブを今まで使用していたのでした。

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新調した理由は他でもなく、前使っていたグローブが長年の酷使によって指先に穴が空き、革もヨレヨレで、汚れも落ちづらくなってきたから。
約4年半の間、エスのステアリングを握る時は、ほぼいつもと言っていいくらい着用してきたし、ツーリングの際はそれこそ一日中着けっぱなしになるので、革には過酷な環境出会ったことは明白。
慎重に洗いながら大事に扱ってきたつもりでしたが、ここらが寿命と言っていいのかなと。

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実は製造元で修理もしていて、掌部分に補強アテ、親指も先の方だけ新しい革で繋いでいたのですが、別の指先にも大きく穴が空きだして万事休す。
革の寿命もあって、いよいよ新品にスイッチすることを決心した次第。

これまでと全く同じ仕様、つまりCACAZANのフルオーダーメイド品を新調しました。だって気に入ってますから。
届いた新品は、手元にあるものと同じデザインだと思えないほどの美しいシロモノで、着用することすら躊躇してしまうほど。。
1双目も、最初はこうだったわけですけどね。

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エスとドライバー自身のカラーコーディネートを意識してのデザイン。
ホワイトの鹿革をベースに、掌側はブラック、ポイントとしてネイビーを入れ、内側はボルドー。ステッチは当然?レッドです。
加えて、安全性と着脱のしやすさを考慮してのフルフィンガータイプ。

鹿革は本当にしなやかで、着け心地は抜群。
何と言っても、疲労感が全然違います。1日に何時間も運転できるのは、ドライビンググローブがあるからこそ。
体感してみないことには、なかなかわからないと思いますが。。

2019 02 16 05

手袋職人の出石氏による、一双一双手作りのドライビンググローブ。
素材も一級品で妥協のない製品だけにお値段もそれなりですが、運転中は常に身につけているものだから、自分にとっても妥協はしたくない部分。
今回も、末永く愛用していきたいと思います。 

 

製造元:CACAZAN ㈱出石手袋
URLhttps://www.caca-zan.net

 Posted by at 4:38 PM