12月 102023
 

2023 12 10 12

風情豊かなゲストハウスの一室で夜を明かし、再び島風に吹かれる旅路をゆく。

メジャーな幹線を避け、田畑を分け入っていく。地図は頼りにならない。
網目のように張り巡らされている道端に、時折現れる案内板が唯一の道標だ。

男岳の山頂近くにある、同名の神社に行き着く。

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参道からの絶景を拝むことができるのは、秘境に分け入る者のみに限られる。

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山を降りて、再び海岸線へ。

芦辺という島内では大きな町の港を迂回し、左京鼻という岬を巡る道をゆく。

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海に向かって祈りを捧げる「はらほげ地蔵」は、誰がいつ何のために造ったのか、わかっていないという。
一体ごとに異なる六体のお地蔵様は、満潮になれば海水に没してしまう。

島と海に関わる者の安全と幸せを、海にその身を捧げながら、祈り続けているかのようだ。

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壱岐の海を守り続けているスポットがもうひとつ、お地蔵様の居る港のすぐ近くにあった。
小島神社と呼ばれ、内海に浮かぶ小さな島全体が神域となっている。

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普段は海中の小島だが、潮が引くと海が割れ、島に通じる道が現れる。
北フランスの有名なお城を彷彿とさせる、神秘的な領域。

潮水が染み込んだ海底の道が、神域に続く参道だ。

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足元を気にしつつ岩場を島の裏側まで行くと、社があった。

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簡素な社だが、厳かな空気が流れている。
参拝すると、それまで薄雲に覆われていた島に、陽光が差した。

直接参拝できるのは、干潮時の一日二回。恋愛成就のご利益があるという。

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小島神社から細い山中の道を辿って南下する。
今回の島旅随一のスペシャルステージ。アップダウンを繰り返す狭小な道に気を取られ、目的とした場所を通り過ぎてしまった。

行き過ぎた道をやや戻って訪れたのは、市営の博物館。
弥生時代に大陸との交易の窓口として繁栄した壱岐の歴史を知る体験型ミュージアム。
「魏志倭人伝」に記載があり、壱岐の島名の由来ともなった「一支国(いきこく)」博物館というのが正式な施設名称だ。

展示内容は、ジオラマを中心として、古代の壱岐がどのような様子であったかを丁寧に紹介しており、壱岐随一の観光スポットとして人気があるのも頷ける。
大陸との交易がもっとも盛んだった二千年前の弥生時代に栄えた「原の辻」遺跡を見下ろす丘にある。
展望台から見下ろす島の平野に、大陸と交わる弥生文化の栄枯のロマンが重なって見える。

歴史と文化の移り変わりを体感することは、旅の醍醐味として大切な要素のひとつとして捉えている。

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博物館で多くの時間を過ごし、郷ノ浦にいったん立ち寄った後、再び島の東端へ。
博物館の東側の海岸には、美しい砂浜を湛える海辺がいくつもある。

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印通寺港を経由し、島南端の海豚鼻へ。
険しい岬の道路のドライビングを楽しんでいると、またしても目的地を見失っていた。

引き返してでも訪れたい、地形の先端。
S2000を道端に停め、草木が生い茂る岬への道を歩いていく。

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島の南端ということは、九州本土の方角を遠方に眺める方角になる。
本土と島々の隙間を抜ける潮の流れは速く、かつてこの海を往来した人々の苦難を垣間見る。

壱岐と言えば、鎌倉時代の二度に渡る元寇の舞台にもなった場所。
地理的に真っ先に元軍との戦になった壱岐の守護は、奮闘虚しく全滅。本土への上陸を許すことになるのだが、元軍は二度とも自然の脅威によって壊滅。
二度までも神風が吹いたことは誰もが知る歴史だが、その脅威にさらされ、荒野に帰した島があったことも忘れてはならない。

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島の南側の海岸線を時計回りに周回。郷ノ浦港に行き着く前に、島中心部の岳の辻展望台へと寄り道する。

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夕刻が近づく島の最後の景色。
古代の息吹と現代社会の生活が降り混ざった独特の景観を、瞼に焼き付ける。

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岳の辻を下りて、R382を使って郷ノ浦の町へ。
商業的な中心部にあったゲストハウスのような施設の一角にあるハンバーガー店で、腹ごしらえをする。

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外国人観光客向けのボリュームたっぷりのハンバーガー。
どういった理由かは不明だが、島の規模に対する外国人の旅行者の数は多い。

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郷ノ浦港を夕刻に出港するフェリーに、予定通り乗船した。

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博多港到着は、20時頃。
この日は土曜日ということもあり、博多、天神とも宿は高額で、市街地から外れた埋立地の中にあるホテルにチェックイン。
ここでも多くの外国人観光客と遭遇することになったが、既に島で空腹を満たしていたので、部屋飲みで島旅の余韻に浸る。

2日間の壱岐の旅。
小さな島には、多くの人々の生業と、古代の息吹が共存していた。
島であるがゆえに凝縮された文化と、二つと同じものはない独特の地形が、車旅の旅情を掻き立てる。

また来年も、どこかの島に走りに行く。
新しい発見と、感動を求めて。

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 Posted by at 5:56 PM
12月 032023
 

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冬の足音近づく晩秋。玄界灘に浮かぶ壱岐の島に、S2000で訪れた。
郷ノ浦の港に着岸した後、観光シーズンの過ぎ去ったクルマもまばらな島内を道を、のんびりと走っていく。

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最初に訪れたのは、牧崎公園。青い海に突き出た、壱岐西部の岬。

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強い風が縦横無尽に舞う地形だからか、樹木の植生がない見通しの良い岬。
紺碧の海の向こうには、対馬がはっきりと見えている。

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対馬海流が島の岸壁に打ちつける。生々しく表出した地層が、容赦のない潮の力を物語る。
海流の真っ直中にある壱岐の島は、いずれどこかに流れていってしまいそうなほど、小さく心細い島だ。

ただその心配とは裏腹に、長い歴史と文化に彩られた島でもある。
「古事記」「日本書紀」では5番目にできた島とされ、長い時の流れを伝える数多くの痕跡が、この島の永続性を物語っている。

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次の目的地まで、長崎県道59号を走っていく。
フェリーは福岡、または佐賀県唐津からの便となるが、行政区域としては長崎県に属する壱岐。
その繋がりは希薄で、島内を走る車両のナンバープレートでのみ、その事実を知るに過ぎない。

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県外ナンバーの車両は皆無。
小さな島であるがゆえ、レンタカーでの観光が主流だ。

島内には縦横無尽に道路が走っている。
起伏はあるが険しくない。どこに行っても集落や農地があり、人の営みが島の至る所に張り巡らされている。

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壱岐には、八本柱という伝説がある。
太古の昔、壱岐の島はあちこちに動き回ってしまう「生きの島」だったために、動き回らないようにと神様が八本の柱で繋ぎ止めたとか。
その八本の柱が島の周囲に今も残っている。

そのうちのひとつが、この猿岩。
濃紺の海原を背景にそそり立つ、その名の通りの巨岩だ。

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澄やかに晴れ渡った空の下、周囲にいるのは、島猫一匹のみ。

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壱岐湯本は、自然湧出の源泉で全国的に名の知れた温泉。
温泉宿が立ち並ぶ中心から外れた場所に、鄙びた立ち寄り湯を見つけた。

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鉱物成分と塩分豊かな濃厚な源泉を、そのまま溜めた湯船。
壱岐の自然の産物に浸かり、島成分を体内に染み入らせる。

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長湯で芯まで温まった身体で風を切って走ると、格別な心地良さ。
しばし県道231号を北上し、本宮八幡神社へと向かう。

小さな島にも関わらず、登録されているだけでも150もの神社が存在する壱岐。
古代からの時の流れが息づく島内の空気は、どこか神聖なものとさえ感じることがある。

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決して大きな社ではない。むしろ小さくて、自然と一体化しているような。
神域とはそういったものだから、そう感じるのか。

夕刻が迫り、神域は一層厳かに来る者を見定めている。

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壱岐北端の町、勝本。
漁で栄えた古くからの港町で、入り組んだ港の岸壁には、無数の漁船が停泊している。
そこから一本内陸に入り込んだ通りの風情が素晴らしい。港の形に沿って大きく湾曲した通りが視線を遮り、歩く楽しみを誘い出す。
島の宿は、この町並みの一角にあった。

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朝市も立つ通りを挟んだ目の前には、酒造を改装したブルワリーが。
S2000を宿の駐車場に停泊させ、醸造所の一角に設けられたタップルームで島ビールを楽しむ。

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白麹で醸した麦酒は、ゴールデンエールもIPAも味わい深く、すっかり虜になってしまった。

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夕食は、宿の隣にある酒蔵を改装した居酒屋へ。
島の食材を利用した創作料理の数々に舌鼓を打つ。
そして壱岐と言えば、麦焼酎。ひんやりとした外の空気を土壁越しに感じながら味わう壱岐焼酎は格別だった。

食と酒を堪能して、木造三階建の古建築を改修したゲストハウスへと戻る。
今宵の宿と食と酒が、島旅の風情をより豊かなものへと昇華してくれた。

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 Posted by at 6:39 PM
11月 272023
 

2023 11 27 01

今年2回目の九州Touringから帰ってきました。

1回目はGWで種子島がテーマでしたが、今回のテーマは壱岐。15年前の忘れ物を、今さら回収する旅。

たぶん、ただのフォトログになりますが、旅のお裾分けとして楽しんでいただけたら幸いです。

 Posted by at 12:21 AM
9月 022023
 

2023 09 02 01

レポート完結した北海道ツーリングですが、ルーティングに関していろいろコメントいただいたので、今回のGPSログを貼っておきます。

HPにツーレポを公開していた頃は地図を貼り付けていましたが、blog形式になってからはほとんどやっていません。
地図がない代わりに文章を豊かにして、想像力を張り巡らせていただくことで、旅をより濃密に疑似体験してもらう、というコンセプトを大切にしてきたからです。
今もその思いは変わりませんが、せっかく手軽に(しかもそこそこ正確な)ログを取ることができる世の中なので、データを仕舞い込んでおかずに共有しようかなと。

ログを見ながら、レポを再度楽しんでいただくも良し、次の北海道ツーリングに思いを馳せるも良し。
旅心を掻き立てることができれば、これ幸いです。

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 Posted by at 11:13 AM
8月 262023
 

2023 08 23 01

北海道6日目。
実質の最終日となるこの日は、旭川を朝一番に出て美瑛方面へと向かう。
R452からパッチワークの路に入れば、広大な丘陵地帯を真っ只中に見を投じることとなる。

久々に訪れる美瑛の丘には、人の生業が創り出す絶景が、今も変わらず点在していた。
北海道の中でも定番中の定番スポットと言うこともあり、どこかで見たような景色が連続するが、やはりその中に身を置いてこそ感じるものがある。

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広大な農耕地の中ではたらく車両の巨大さに驚く。
北海道を走っていると、公道を走っていいいのか?と思ってしまうほど様々な農耕作業車に出くわすが、それも独特の景観を形成するひとつの要素なのだと思う。

朝の丘陵地帯を走り回って、走りと景色の両方を堪能した後、美瑛駅前の道の駅に立ち寄る。

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駐車場は埋まっていたが、いずれも車内就寝中のクルマばかり。
睡眠を妨害しては悪いので、離れた駐車スペースにエスを停める。
富良野線周辺の佇まいも、旅情を掻き立てる。

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美瑛の街からは、置杵牛広域農道で十勝岳山麓方面へ。
前半は果てなきストレート。山中に入ると路幅は狭くなり、アップダウンを繰り返すという二面性を持った道。
交通量はまったく無いと言ってよく、気持ち良く走りを楽しむことができる。

道道966号に出ると、美瑛のもうひとつの道の駅と「青い池」がある。

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かつてあのAppleが、MacのRetina Displayの壁紙に日本人カメラマンのこの池の写真を採用したことで、一躍有名になった場所。
自分のMacにも一時期設定していたあの美しい風景を、実際に目にするのはこれが初めてである。
壁紙は初冬の雪の池だったが、真夏の景色も十分独創的だった。

立ち枯れた木々の足元を覆う目にも鮮やかなライトブルー。
一時期、台風の影響か何かで水質が変わってしまったこともあったはずだが、かつての壁紙のような美しい色彩は健在だった。

2023年夏の北海道ツーリングは、本州並みの暑い夏の旅となったが、色鮮やかな色彩の共演を至る所で堪能することができた。
青い池は、その極めつけの絶景と言ってもいいかもしれない。

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白金温泉を過ぎると、D966はそのまま山岳ワインディングへ。
十勝岳スカイラインと銘打たれた道は、急勾配を伴いながら十勝岳を急登していく。

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途中の望岳台で眺める十勝岳。
展望台の駐車場は広いが、十勝岳の登山口となっているらしく、1台の空きもないほど混雑している。

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振り返れば、美瑛の丘。
短い北海道の夏。登山は今がハイシーズン。十勝岳温泉の駐車場も隙間がなく、車中から眺めて終わり。

道道291号で上富良野の街へ一気に下りていく。
十勝岳スカイラインから位置エネルギーを開放したまま上富良野駅の脇を通過し、その勢いでR237も横断して突き進むと再び登り道となり、千望峠へと行き着く。

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今度は上富良野の丘陵と街を挟んで十勝岳方面を望む。
峠のイメージとは裏腹に、周囲はなだらかに畑地が続く。
その向こう側に、幾重にも丘の地形が重なり、独特の景観を生んでいる。

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視覚的な楽しみもさることながら、その起伏をなぞるように走る楽しみも忘れ難い。
高い山と美しい水の風景も相まって、素晴らしい景観特性を持つ美瑛・富良野エリア。
道北・道東エリアに流れてしまいがちだが、改めてその魅力を再認識した。

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7月なので、富良野はラベンダーの季節。というわけで、ファーム富田に訪れた。
旅の終盤で、遂にベタな観光地に足を踏み入れることとなったが、たまにならよしと自分に言い聞かせる。

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残念ながらラベンダーの開花時期はほぼ終わっていたが、収穫後のラベンダーの精油作業等を間近に見られたので、来て良かったということになった。

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大人気観光地には長居はせず、道道298号で富良野盆地を大回りして富良野市街へ。
混雑する市街地を通過し、R38で芦別、赤平方面へと向かう。

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赤平より道道114号で歌志内へ。
全国で最も人口の少ない市である歌志内市。その人口は、なんと3,000人にも満たない。
炭鉱都市の行く末を体現する山間の集落的都市の沿道風景は、どこか悲哀に満ちている。

かつて黒いシビックに乗っていた頃に開業した道の駅さえも、場末的な雰囲気に変わり果てていた。

歌志内から上砂川、R12に出て奈井江へ。
道の駅ハンティングをしながら進み、最後の三笠の道の駅が、51駅目となるチェックインとなった。
その後は道央自動車道に乗り、一気に距離を稼ぐ。小樽港を17:00に出港する新日本海フェリーに乗船するためだ。

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往路と同じ、あざれあ号に乗船。小樽を17:00に出て、新潟に翌日9:15に着く。旅の足として、理想に近いダイヤだ。
往路の出発時間(12:00)到着時間(翌日4:30)と合わせ、かなり使い勝手の良いダイヤで、いつもより北海道が近く感じられた。
過去に利用した際には、もっと航行時間が長かった気がするが、船体が新しくなったことも影響しているのだろう。

新潟港に到着し、新潟市街で給油と朝食を済ませて、北陸道・関越道で一気に帰還。
計9日間に及ぶ、夏の北海道ツーリングは終幕を迎えた。

 

・・・・・・・

 

2023年、記録的な暑さが続く夏。
涼を求めて渡ったはずの北海道は内地と変わらぬ暑さで、地球沸騰という言い得て妙な気候変動を、肌で感じざるを得ない環境だった。

気温に体力を奪われる人間を尻目に、S2000は終始好調。熱い北海道の路面にラバーを残し続けた。
唯一不安のあったミッションは、この北海道ツーリング中に限っては、気になるような操作感はほとんど発生しなかった。

今回の走行距離は3,568km、平均燃費は10.6km/lだった。
フェリーの距離が長かった分、絶対的な距離は伸びていないが、走り込んだことで得られる一体感は、しっかり身体に残っている。
ステアリングから得られるインフォメーションは常に確実、雨の中でも不安になる挙動は無く、全天候型ツーリングマシンとしての面目躍如だった。

 

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北の大地で出会う独特の景観。
時間が止まったかのような、その地にある風景のひとつひとつが愛おしい。
目まぐるしく変わり続ける世の中で、ずっとそこにある原風景は、疲れた心と身体を癒やす存在になり得るのではないか。

ふと大切なものに気付き、原点に立ち返る、そんなきっかけを与えてくれるかもしれない。

 

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北の地で嗜む食と酒。
年齢を重ね、ようやくそれを楽しむ入口に立てたような気がする。

思う存分、走った後に楽しむ食と語らいの時間は、旅の時間の魅力を増幅させる大切な要素となっている。

 

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夏が夏らしいからこそ、得られた経験がある。

フロントガラス越しに見た鮮やかな原色の風景は、これまで見たことがないほど、色彩の魔力に満ちていた。
折り重なる立体的な雲は、大気の芸術。地球の息吹を感じるほどの迫力に満ちている。

そんな非日常的な境界なき空間に、吸い込まれるように走り続ける。
それは欲望であり、快楽であり、生きている証。

 

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この旅で得られた経験を糧に、S2000という小舟に乗って、これからもどこまでも突き進んでいく。

 

2023 Summer Touring in Hokkaido

いつかまた、訪れる日を夢見て。

 

2023 08 23 27

 

・・・ END ・・・

 Posted by at 5:06 PM