2月 062016
 

2016 02 06 01

先週末ですが、久しぶりに雪山(裏磐梯/桧原湖&猫魔平)に行ってきました。
昨シーズンは行かなかったので、2年ぶりってことになります。

2016 02 06 02

自分の中ではもう登山熱は冷めてしまっていて、積極的に行こうとは思わなくなってしまいました。
登山は一人で始めたので、どこに行くにもソロ山行。冬だけはリスクが大きいので、仲間と連れ立って行きますが、基本的にはヤマは一人でやってきました。
今では一人で行くことはまずなく、誰かからお声がかかれば同行する、っていう感じになってます。

2016 02 06 03

今回もいつもの仲間と3人で。裏磐梯は初めて雪山ハイキングをした思い出の地。
あの頃と比べたら、いろいろと手慣れたもの。最初は地図読みできずに想定ルートを完全に外れて歩いていましたが、今は地形図とコンパスだけでほぼルート通りに歩けます。
ま、そうじゃなかったら冬山なんてやっちゃいけないんですが。

2016 02 06 04

でもこうやって、久しぶりに冬の荘厳な景色を間近に堪能すると、やっぱりヤマっていいなぁって思っちゃいますね。

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2016 02 06 05

雪山エクスプレス、アルファGT。
いや、決してexpressではないです(笑
元から車高が低いので、吹き溜まりや除雪が半端なところでは除雪車状態。鈍亀です。

2016 02 06 06

新規導入した謎のスタッドレス。
年始に金沢往復と、今回の裏磐梯往復で、高速、一般道両方の雪道を走破しました。

結論から言うと、圧雪の一般道ではまぁ普通。つまり、スピードを上げなければそんなに不安はありませんが、高速領域での積雪路面はリスキー。ジャバ雪の高速道路なんてサイテーでした。
国産スタッドレスとは比べる気にもならないなぁ。スピード控えめにしてれば問題ないので、全然ダメってこともないけど。

18インチっていうのも良くないと思われ。。
そもそものグリップレベルがそんなに高くない上に、タイヤがたわみにくいので、余計に噛まない。ホイール見つからなかったんだから仕方ないけど。カッコはいいんだけどねぇ。(とてもスタッドレス履いているようには見えない) 

 Posted by at 5:27 PM
10月 012014
 

イタリアの交通事情(?)についてのレポの途中ではありますが、、、
ここで急遽、先週末のことを書きます。

かねてから同僚のAさんから山に連れて行って欲しいとの話があり、久しぶりのテント泊で計画していました。

行き先は、僕のススメで長野県の某所。

前日の夜、同僚AをアルファGTに乗せて出発し、深夜に登山口に到着。
早朝、別の同僚Bと合流して出発。予定では、途中のテン場でテントをデポし、正午前に登頂する予定でした。

予定通りテン場に着きましたが、テン泊初体験の同僚Aは、膝が悲鳴をあげてここでリタイア。
同僚Aをテントに残し、経験豊富な同僚Bと共に、予定通り頂上へと向かいました。

急坂、階段、そして岩場を登ること1時間半、予定通り頂上へ 。

この時、時刻は正午前。

 

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2014 10 01 01

そこは見事な青空。

長く細々と登山を続けてますが、360°見渡す限りこれほど晴れ渡った景色は初めてかもしれません。

しかし、ある方角に、ドス黒い雲が塊となって浮かんでいます。
それは、この世のものとは思えないほど、異様な光景でした。

御嶽山の方角であることは気付いていましたが、なぜか言ってはいけない気がして、口にはしませんでした。
ただ、それが噴火直後の噴煙だったということは、その時は全く想像だにしませんでした。写真に収めることすらしていません。 

2014 10 01 02

先週の土曜日正午、僕が登頂したのは、八ヶ岳最高峰、赤岳です。
僕も同僚Bも含めて、そこに登頂した人々は、この上ない最高の景色に歓声を上げ見惚れているだけで、誰一人あの雲が死の噴煙であることに気付いていませんでした。

登山に最適な秋、それも9月最終週の土曜日。2000m超は紅葉が色づき始め、一番景色が映える最高の週末。
しかも天気は、低気圧が過ぎ去った直後の快晴、どピーカン。ヤマ屋なら誰もが早朝に麓を出発し、昼前に登頂を計画し実行します。
その週末は、自分もその一人でした。ただ、行き先が長野県の高峰でも、行き慣れた八ヶ岳でした。

ほんの少しの差だったと思います。
同僚Aのリクエストが、「泊まりで山に行きたい」ではなく「3000mに登りたい」だったとしたら、かなりの確率で御岳を選んでいたと思います。
距離にして100km程度は離れていると思いますが、まったく同じ時刻に同じような標高に登っていたことを考えると、、、命を落とした方々には大変申し訳ないですが、運が良かったと思わずにはいられません。

 

年に数回も登らないヘタレヤマ屋ではありますが、今回の惨事は、まったく人事には思えません。
正直、入山規制でもされていない限り、火山だからといって登らないという感覚は持ち合わせていませんでした。
その週末も多くの登山者の笑顔と歓声に囲まれながら、最高の景色に至福の時を過ごしていたので、御嶽山頂の景色が暗転するその時の様子がリアルに想像できてしまいます。

噴火というほぼ予測不可能な自然の脅威の前に、命を落とさざるをえなかった同じ登山者に、深く、深く冥福を祈るしか、今の僕にはできません。
本当に、本当にみんな、大好きだったヤマで、どうか安らかに眠ってほしい。祈りを捧げるばかりです。

 

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そんな大惨事になっているとは露知らず、次の日の朝、下山しました。
噴火で命を落とした人、恐怖の現場から生還した人に比べれば、こんな不幸、まったくどうってことないでしょう。

悲劇は、帰りの林道から出る直前に起こりました。

 

2014 10 01 03

彼女との蜜月の終焉は、想像以上に早く訪れることになるのかもしれません。

 Posted by at 12:34 AM
11月 232013
 

九州再探訪ツーリングレポートの途中ですが、先日登ったヤマがとても良かったので、一休みでこっちをレポ。
九州まだ2日目なのに、もう中休みって、、終わるんかいな(汗 

先週末のことになりますが、浅間山の西側にある黒斑山という山に登ってきました。
11月に入って急激に寒くなり、山もそろそろ冬支度だなーって思って来てみたら、登山口からもう雪山でした(笑
軽アイゼン持ってきといて正解だった。

チェリーパークラインの車坂峠から片道約2時間の行程。高低差は400m強、ってとこか。
天気さえ良ければゴキゲンな登山になりそな条件で、実際天候にとても恵まれたわけです、珍しく(笑

2013 11 23 01

最初から見事に冬山です。
平らなとこはいいけど、傾斜のある所、特に下りはアイゼンが効きます。

2013 11 23 02

南に八ヶ岳の山塊。天気抜群。
間近の八ツだけでなく、北アルプスも中央アルプスも富士山もくっきり。
こんな展望のある登山、なかなか経験できるもんじゃない。

2013 11 23 03

浅間山が見えてきました。
火山活動は小康状態で、現在は噴煙も見えず。
だけど一応、ピークへの立ち入りは禁止されてる山です。

2013 11 23 04

黒斑山へ至る手前で通過する小ピーク、トーミの頭に向かう岩場。

2013 11 23 05

今回もいつもの仲間と登山です。
まるでお気楽山系雑誌のワンショットみたいだ(^ ^;

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トーミの頭から浅間山がズドン。この迫力。

2013 11 23 07

振り仰げば黒斑山。地形的には、浅間山の外輪山のピークのひとつってカンジだ。
ここから外輪山の尾根筋を歩いていく。

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時間が経つにつれ、徐々にモヤってきた下界。その向こうに富士山。幻想的。

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ハイ登頂。
頂上看板は、黒斑山自らアイデンティティを投げ捨てたかのような、浅間山万歳的な設置状態。誰もが浅間山と記念写真を撮っていく。

そう、人が多かったのが意外で、頂上で大休止してる間にも、次々登り詰める人が現れるのだ。

2013 11 23 10

黒斑山から北側外輪山の尾根を歩いて、蛇骨岳まで寄り道。
そこから引き返し、もう一度ピークに立って、下山開始。下り道は雪が付いていることで、却って歩きやすい。

久しぶりに申し分ない天気に恵まれた登山。
最初から最後まで絶景絶景また絶景が、ほとんど疲れを感じさせない要因だった。やっぱ天気だね。

 Posted by at 12:57 AM
7月 192013
 

2013 07 19 01

ちょっと間が開いてしまいました。

その間にも夏を満喫。
今年は梅雨の入りも出もわけわからんくらいに早く、それに合わせて活動を考えてる身としては慌ただしくて(笑

先週末の連休は、GW以来のキャンプに行ってきました。
上の写真がそのキャンプ場ですが、コレ見ただけで場所がわかる人は相当のR style マニア(笑
そう、かつてツーレポに登場している場所への再訪なのです。

場所は「雷鳥沢野営場」。立山トレッキングレポの中で登場していた、標高2300m以上の高地にあるキャンプ場。
性格的には登山のベースキャンプ場ですが、室堂という最高の景色を手軽に堪能できる場所にて、唯一野営ができる場所ということで、登山することを目的とせず、今回は単にそこでテントに住まうことを目的に行ってきました。
連日の酷暑から逃れるのが目的です(笑

この場所に至るまでの、日本が誇るアルペンツーリズムの行程は過去のレポートを参照いただくとして。
雷鳥沢にて合計2泊したわけですが、その間山にも登らず、ただひたすらのんびりしただけ。
近くに山小屋が点在しており、しかも室堂の場合、小屋に温泉があったりする(山小屋には風呂すらないのが普通)ので、そこに入ってビール飲んでみたいな自堕落なテント生活を(笑

ただ天気が悪く(だからどこも登らなかったというのもあるが)、野営場からどーんとそびえる立山の本体を、3日間滞在してただの一度も拝んでおりません。
雷鳥沢は雲が下りてきにくいので、上の写真のように視界が利きますが、それ以外は高所ゆえすっかり雲の中。
ちょうど梅雨前線が北陸の方まで下りてきていたこともあり、午後は穏やかなものの、午前中と夜間は断続的に雨風強く。。

特に2日目の夜は、かつて経験したことのないほどの風雨(てか完全に嵐)で、テントごと飛んでくかと。。
水も出てトイレもあって、近くには温泉もありますが、ここは完全に山の天気に支配されています。いざ気圧配置が悪くなると、平地では考えられないようなエクストリームな環境に。
荷物もテントの中もズブ濡れ。とても寝ることなんかできず。今となっては、とても良い経験だったなとは思いますけど。

2013 07 19 02

天気が悪くても、室堂は良い場所です。
そんなことがあっても、また行きたいナと思っちゃうわけです。

 Posted by at 6:43 AM
2月 132013
 

2013 02 13 01

週末のスノートレッキングの次の日、使った道具類を天日干し。

スノーシューはもう何年も使い続けてますが、プラスチック部品が多いだけに、経年劣化が気になります。
今んとこ、どっかが弱ってるとかいうようなことはないですが。。

ちなみにスノーシューする時のシューズは、いわゆるウィンターシューズとかスノーボード用の靴を使用するのが一般的ですが、僕は夏用の登山靴を使ってます。
雪山とは言え山なので、スノーシューとはいえ登山靴は理にかなっていると言えますが、いかんせん防寒を考えた靴ではないので、足先が冷たい。冷え性とは全く無縁の僕でさえ、靴下二重履きにしないと冷たくてやってられません。

それでも頑に普通の登山靴でスノートレッキングしているのは、ひとえにそのフィット感が手放せないから。
いま使ってるこの登山靴、足にこの上なくフィットして、凄く具合がいいんです。
特にこれといった手入れもせず、使用後はしっかり乾燥させて下駄箱に放り込んでおくだけの扱いですが、ヘタリもせず。
この次、登山靴を買い替えなければならないとしたら、同じモデルが欲しいと思ってるくらいです。

そうそう、雪山歩きに登山靴を使うもうひとつの理由。
それは、夏場に付着して取れない泥汚れが、雪の中を歩くことでキレイになるから。
なんてことも大きな理由だったり(^ -) 

 Posted by at 1:50 AM