6月 282017
 

2017 06 28 01

先週末、マフラーを交換しました。
またか、と思われたそこのアナタ、とても勘がイイです。
何せ、マフラー交換はこれが4度目。どんだけマフラー好きなのオレ(笑笑

ただですね、これまでのマフラー交換の経緯を知ると、別に好きで交換してるわけではないことが、多少はわかる?(汗

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1本目/無限 SPORTS EXHAUST SYSTEM(中古)

何と意外にも、最初に交換した無限は中古品だったんですね。良品だったので、あまり気になりませんでした。(↑けっこうキレイでしょ?)
 この記念すべき最初の無限(HONDA車人生通しても、最初の無限マフラー)は、あの忘れもしない大事件「断崖上のミステリー」の後日談の時に破損し廃棄に。

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2本目/無限 SPORTS EXHAUST SYSTEM

2本目も無限でした。中古が無償修理で新品になりました(笑)(↑ASMでの写真ですけど、交換はディーラーです)
この2本目、無限の細かいマイナーチェンジの後の製品で、サイレンサーの吊り方が1本目と異なっていて、それが原因となって、異音に悩まされていたのが懐かしいです。
経年劣化で年々排気音が大きくなり、実は結構ストレスでした。いよいよ車検も難しいかなと思うようになり、交換を決意します。

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3本目/ASM I.S.Design サイレンサーキット2

 ここで初めてASMオリジナルモデルになりました。当初、ASM I.S.Designシリーズには2本出しはなかったのですが、ラインナップに加わるのを待っていました。
 このマフラーは、ASMオリジナルエキマニを前提に開発されていたため、同時にエキマニも無限からASMにスイッチしています。
 とても気に入っていたのですが、牡鹿コバルトライン走行中に落石を絡ませてフロント側消音パイプを破損、そして熊本のコンビニ駐車場(笑)でリアサイレンサーを両側とも破損。
 道なき道を突き進んだ結果(ではないが)、いかにも旅人仕様な男前の状態のまま乗り続けてました。


そんな経緯を経て、遂に4本目への移行を決断。
たまたまASMのサイレンサーキットがモデルチェンジするという機会があり、それを機に同モデルに交換することにした次第。 

モデルチェンジと言っても、変わったのはテールフィニッシャーのデザインだけ。内部構造は何にも変わっていないそうです。
ただし、これはAP1用の話で、AP2は今回のモデルチェンジで別製品となり、見た目は同じで内部構造をAP2に最適化して開発されています。
ですんで、AP2は交換するとその変化がよくわかる、とのこと。反面、AP1は何にも変わらない。実際、リアビュー以外に違いがわかりません(笑

上記の経緯があるので、今回の交換は補修の意味合いが強いので、それでいいんですが。
モデルチェンジしなくても、何かの折に換えようとは思っていたので。。

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従来のモデルとは異なり、テールフィニッシャーのデザインがより個性的になり、より自分の好みに近いものになっています。
恐るべしなのは、その工作精度。ステンレス加工や溶接部が多いのですが、そのどこをとっても芸術品レベルの仕上がり具合です。

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そして、本作から「ASM」と「SACLAM」のダブルプレートになりました。

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このへんの経緯は、ASMのブログに詳しく書かれているので、興味ある方は参照してください。

今までのと違うのってこのくらいだから、あんまり書くことない・・・
当然、アイドリング音も走行時の排気音も、まったく変化なし。完全に、自己満足ですね(笑

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取り外したお古のサイレンサーキット2。写真は上向きなのでわかりませんが、裏返すと凹んでます。
彼の行く末は・・・一応生き長らえる、のかな? どの道、このままでは無理だけど。。

短い時間だったけど、おつかれさんでしたーー 

 Posted by at 9:45 PM
6月 252017
 

2017 06 25 16

四都ツーリング最終夜の今宵は、高松である。
全国に名を轟かせるうどん県の首都は、松山に次ぐ賑わいと想像していたが、如何ほどか。

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まずはいつもの通り、中心市街地のアーケードへ。何やら大幅に更新された後のようで、とても洗練されていた。
アーケードの両脇に商店が連なっているというよりは、多層の商業施設の中を、アーケードの街路が通っている感じ。こういう雰囲気のアーケード空間は新鮮だ。
入っているテナントも洗練されていて、これまでの四国の街とは明らかに異なっている。

高松にはやはり、長らく四国の玄関口だった自負があるのだろう。
街の規模としては松山に一歩譲るが、市街地の賑わいは負けず劣らずだ。

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まだ夕暮れ時で、ガラガラな店内の最初の1件目。断られた。
高松は店も多そうだし、気を取り直して似たような2軒目。
すんなりOK。カジュアルなバルは、やっぱりこうでなくっちゃ。(予約で一杯のバルなんてバルじゃない)

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というわけで「泡」である。何度も言うが、この場合の泡は麦酒ではない。
なんか店の選択まで松山っぽくなってしまっているが、そういうのが十分に楽しめるというのが街の洗練度?というものである。 

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目の前には、何やら怪しげなハイネケンの瓶が。。。

アテも豊富で、好きなものをチビチビつまみながら、シュワシュワを何杯か。
見知らぬ土地で夜を楽しむのに重要なのは、街の雰囲気からくる店の佇まいと賑わいである。程々の酒でつまみ程度を楽しめれば、それでいいのだ。
飲食店にしてみたら張り合いのない異邦人の客であるが、ことさら味を語るより、街と人を観察しながらそれに酔うことが、自分にとっては楽しみなわけである。

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いつの間にか、シラーのボトルも進み・・・

今回、四国の県庁所在地、徳島、松山、高知、高松とそれぞれで宿泊ついでに夜の時間も楽しんだわけであるが、それぞれに特徴的な表情があって面白かった。
たまたま松山と高松は同じような店に入ってしまったが、普通に楽しめてしまうなかなか良い店に巡り会えたと思う。
徳島と高知はやや外した感があるけれど、下準備不足なだけかもしれず、もっと楽しめる側面を持ち合わせているのかもしれない。

四国四都を訪れるという今回のテーマ、ただ縦横無尽に四国を走り回るだけで終わらせない、程良いスパイスとなったと思っている。

 

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店を出た後、酔い覚ましに高松駅まで散歩。
高松駅は、国内では数少ない欧州風ターミナル型の駅である。本州と四国を結んでいた宇高連絡船の名残りで、港に向かってホームが延びているのだ。
同じような構成の駅には、例えば、青函連絡船に乗船することを前提とした青森駅がある。

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終着駅であることがひと目でわかるホームの構成。旅情があるなぁ。

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駅前広場に面する建物も、なかなかにグレートな感じ。
長かった四国の旅も、実質今夜で終わり。明日は一心不乱に東京に向かって走り続けるのみだ。

 

・・・・・・・

 

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明朝、ホテルから離れた提携駐車場からスタート。さらば高松、さらば四国。

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6:30くらいに高松中央ICから、高松道へ。
すぐに津田の松原SAで、朝飯にうどんを食べようと寄ってみたが、朝早過ぎて開店前だった。
コーヒーだけ買って、再び本線へ。

一心不乱に走り続ける。その理由は、本日がGW最終日ということもあり、午後の高速渋滞をできるだけ避けたいからだ。
ピークは前日に終えているとはいえ、GWの渋滞を甘く見てはいけない。(昨年のGW、東名で30km+30kmの渋滞が待ち受けていたことは記憶に新しい)

心配された中国道宝塚IC付近の渋滞もなく、至極スムーズに、一気にすっ飛んでいく。
あまりにもスムーズで、一切変わったことがないため、道中の記録は割愛だ。

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ただひとつ、ちょうど御殿場JCTでキリ番を刻んだ。 
17万kmは、昨年の道東ツーリングの帰り道だった。2回連続、ロングツーリングの帰路にキリ番が来たのはたまたまである。

このまま終わればキレイだったのだが、そうは問屋が卸さない。
東名高速海老名SAの先で事故渋滞。これに1時間ほど要した。まぁでも軽症な方だろう。
東京IC降りて環八の渋滞に付き合って、16時前には帰宅。高松から10時間。ハッピーエンド。

 

・・・・・・・

 

そんなこんなで2017年四国、四都ツーリングと名付けた長旅は終了です。
総走行距離は、約2,850kmだった。四国は距離が伸びないけれど、その割には頑張った方、ですかね。

今回の旅のハイライトは、何と言っても2日目のR439走破、だったと思われ、その後はオマケみたいになってしまいました。
初めて訪れた場所もほとんどなく、レポートの内容としてはちょっと薄味だったかもしれないけれど・・・まぁ敢えての構成ですから。
それに、当の本人はあらかた新鮮味を感じながら走ることができていたので、まぁヨシとしましょう。

そして四都の夜。一気に行くとは贅沢な話ですが、、一気に行ったから話のネタともなったわけで。。
ツーリングの夜がキャンプメインだった頃とは、また違った視点で旅ができて、実に面白いです。しばらくはこの傾向が続きそうな感じ。

四国は山深く、道は選んで走ったほうがいい(笑)ですが、その分濃密な走りの旅ができるエリアでもあります。
時間も忍耐も必要ですが、、じっくりと攻略してみるにはこの上ない題材。
普通の快走路に飽き足らない筋金入りのアナタにこそ、オススメします。

 

2017 06 25 28

 Posted by at 3:50 PM
6月 252017
 

2017 06 25 03

四国四都ツーリングも、いよいよ(ようやく)佳境です。

朝の高知市街を抜けて、国道195号へ。
「ごめん」町付近まで、道路脇に市電の軌道が並走する、不思議な光景の中を走ることになる。

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土佐山田までは街中の道で、あまりペースが上がらない。
美良布の道の駅は、アンパンマンミュージアムの目の前。
ここでコーヒーとお土産を買っていたら、雨が落ちてきた。
急いでルーフを閉じると、叩きつけるような大粒の雨が。

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しかしすぐに雨雲から逃げ出すことができたので、路側帯で再びルーフオープン。
ここから四ツ足峠までの区間は、快走ワインディング!ここを走りたいがために、朝イチで向かったわけなのだ。

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べふ峡へと向かうワインディングを楽しみながら、所々で静かな渓谷の景観を楽しむ。
高知〜徳島間を結ぶメインルートだが、その距離の長さからか、交通量も少なく静かな道だ。
そういった特徴も加味して、四国の中でも走りを楽しめる道のひとつと言っていいだろう。

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四ツ足峠はトンネルで越える。
徳島県側は改良が進んでおらず、高知県側ほど疾走感はない。
ただ、それでも四国の道としては優秀な方。北側の剣山を挟んで1本向こう側の谷間を走る、2日目のR438&439とは雲泥の差だ。

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とにかく長いのが特徴のR195四ツ足峠越えだが、道路が良いのと交通量が少ない(これは時間帯のせいもあるが)のが相まって、非常に楽しく走り続けることができた。

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やがて、国道193号との分岐に辿り着く。
山深過ぎて、分岐が少ないのが特徴でもあるR195山越え区間において、唯一の国道交差。
このR193も酷い道の中のひとつだが、2日目のR439でお腹いっぱいな自分がいた(笑
R193は将来の宿題として、R195をそのまま突き進む。

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道の駅「もみじ川温泉」でトイレ休憩後、結局R195は道の駅「わじき」まで走り切った。
この「わじき」は、初めての四国ツーリング時の最初の車中泊ポイントとして記憶に残っている、古い道の駅だ。(そして職質された)

徳島に近付き、交通量も如実に増えてきたこともあって、R195はここまでとした。
ちょっと戻って県道19号に入り、県道28号、22号、16号と繋いでいく。
元々怪しかった空は、泣き出しそうで泣き出さず、オープンのまま走り続けていたが、道の駅「ひなの里かつうら」で遂に大粒の雨。運良く駐車した瞬間で、クローズド。

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大きな農協の直売所が併設されている道の駅で、パック寿司を買って昼食(兼朝食)とする。
道の駅やスーパーに売っている地元商店の惣菜が、旅先のメインメニューなのだ。

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自販機には、このようなものまで普通に売っていた。地元愛ですか、ね。

K16を舞い戻ってK33、そしてR438に合流。
ここから先は2日目に走った区間と重複するけれど、構わず進んで、今度は県道20号。

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なかなかの狭路が続くが、もうすっかりマヒしてて何とも思わない(笑

トンネルを抜けると、いきなり視界が開け、吉野川の河岸段丘に下りていく。
吉野川沿いはクルマも多いので、とっとと抜けてしまいたい。
K34からK14を経由して、土成で国道318号。これを北上する。

たらいうどんの店が立ち並ぶ街道を抜けて、今回初めて香川県入り。
国道377号を左に折れて、県道2号。タフなワインディングが始まる。

写真が残ってないけれど、濡れた路面ながら走りを楽しんだ後、国道11号へ。
あっという間に瀬戸内海、と感じられるかもしれないが、ここまで結構時間を要している。

R11に出た所に、津田の松原の道の駅があった。
ここには、本格的なさぬきうどんの店が併設されている。

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おやつ代わりに、ぶっかけうどん。更にはセルフでおでんを選ぶ。由緒正しき讃岐スタイル。

R11はさすがに徳島〜高松〜松山間を結ぶ大動脈なだけあり、交通量も非常に多く、ジリジリと走るのみ。
途中、「源平の里むれ」という新しい道の駅があったので、ここでお土産を買い込んだ。

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その後、R11を避けるように屋島に向かったが、クルマで走る分にはあまり魅力的なところではない。
結局ノンストップで半島を周遊するだけして、高松に向かうことに。

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途中、四国で最後の給油。
高松へは再びR11で、繁華街近くのホテルまで。
遂に四都目。高松の夜で、フィナーレである。

 Posted by at 11:05 AM
6月 192017
 

2017 06 19 01

【県道19号 高樋沈下橋】

瓶ヶ森林道北端から国道194号に下りて、そのまま南の方角へ。
林道を走っている時は爽やかで涼しげだったのが、国道に下りたらギラギラsummerな陽気に。この旅一番の酷暑タイムが待ち受けていた。

途中、2日目にも立ち寄った道の駅「633美の里(むささびのさと)」でランチ休憩。(朝飯食うの忘れてた)

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その後もひたすらR194を南下する。
途中から仁淀川沿いの道になり、たゆたう清流に沿って緩やかに蛇行する。

再び道の駅「土佐和紙工芸村」にピットイン。飲料補給(暑
この道の駅のレストランを貸し切って、何と結婚式の披露宴が行われていた。
GWの帰省に合わせて開催は納得だが、道の駅で披露宴とはさすが。

このままR194を走り続けると、すぐに高知市内に入ってしまう。
本日は3都目、高知市宿泊のつもりだったので、今の時間の到着では早過ぎる。
少々戻って、県道18号にスイッチすることにした。

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浅尾沈下橋

R194に代わり、仁淀川に寄り添う道となるK18。
途中、浅尾の沈下橋を高台から眺める。そう言えば、今回四国に来て初めての沈下橋。
四国に来たらこの風景、という代表的な景観のひとつだ。

K18から国道33号に入り、佐川で国道494号。これを南下して国道56号。
すぐに須崎で県道315号経由、国道197号と、目まぐるしく繋いでいく。

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R197は案外交通量が多くて、ちょっと退屈だった。
いい感じで眠気が襲ってくるので、布施ヶ坂の道の駅で、再び休憩を入れ、手作りゆずアイスで覚醒を促す。
ついでにこの後のルート確認。

ここからさらに行くと、2日目のR439を横切る。
その先は梼原と四国カルスト。これは前回訪れているので、今回はパス。その先の宇和島は、さすがに行き過ぎ。
よって答えは、県道19号を窪川までひたすら南下、と相成った。

さっきまで仁淀川だったが、今度は四万十川だ。しかもかなり上流の方。
決して海から遠いわけでもないのに上流なのは、四万十川がとにかく気まぐれ?に蛇行しまくっているからだ。
四万十川は源流も河口も高知県内。他県を通ることもない。それでいて全長約200km。堂々の四国最長なのである。

そんな四万十川本流には、22本の沈下橋が掛かっていると言われる。
K19を下っていくと、可愛らしい沈下橋が現れた。すぐさまエスを道路脇に停車し、その景観を楽しんでみる。

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高樋沈下橋 

何とも微笑ましい風景のこの沈下橋、四万十川最上流の沈下橋とのことが、地図には書いてある。
そんなこと、現地で示すものは一切ないのだが、小さいながらその存在感はなかなかのものだ。

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しかし、四国最長の大河、四万十川、その本流がこの風体である。
それもそのはず、源流の山はすぐそこ。高知県西部というエリアに、ぎゅっと詰め込まれるように流れている川なのだ。

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意外なことに、次から次へと観光客が立ち寄ってくる。周りに何があるエリアでもないのになぁ。
沈下橋の吸引力は、そこまでのものなのか。

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多くの沈下橋が生活道路を兼ねていて、クルマの往来も可能だったりするが、ここ高樋の沈下橋は無理そうである。農作業専用ってとこか。

県道にはご丁寧にベンチまで据え付けられていた。
このポジショニングがなかなかで、沈下橋の風景を至近距離に見ながら、のんびりと過ごすことができそう。

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となれば、今回2度目の登場のコーヒーセット。ベンチがあるので、リラックスチェアの出番は無し(笑
いやはや、これまた格別の味わい。奥祖谷で汲んだ湧き水は使い切ったが、この先の久万秋の湧き水で補充が可能だった。

 

2017 06 19 10

K19を南下し続ける。
この道、ツーリングマップルではオススメルートに着彩されているので油断したが、結構荒れた道である。
ずっと四万十川に沿って蛇行する道だが、仁淀川に沿うR197とは正反対の薄暗く狭い道。路面は濡れていて、あまり気持ちが良いと言えるようなルートではなかった。

2017 06 19 11

・・・・・・・

窪川で再びR56。国道は渋滞していた。
なんでこんなとこで?と思ったが、高知道の四万十町中央ICがあるからだ。
時刻は17時前。ちょうど中村、足摺岬の方から高知市方面へと帰ろうとする車列に当たったみたいだ。

実際、ほぼ全車がICから高速道路に吸い込まれていく。(無料区間なので)
これは逆にチャンスでもある。片側1車線の高速を、隊列を組みながら淡々と走るより、下道の国道をアグレッシブに?行ったほうが絶対に楽しいはず。

2017 06 19 12

独走態勢!
・・・も束の間で、いつしか前走車に追い付くわけだが。

それでも、流れはなかなか良い。どうせそのうち混んでくるだろうから、適当なICから高速に乗って、高知までワープすればいいと思っていたのだが、その必要性が感じられないまま、須崎に到達。
須崎市街で高速と並走するのだが、高速上はなんと渋滞していた。
こんな辺鄙(失礼)なところで渋滞に参加するなどという発想は皆無なので、このままR56を走り続けることにした。

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須崎〜土佐間はさすがに流れも遅くなり、先が長く感じた。
途中、沿道のコンビニ駐車場で、S2000を見かける。香川ナンバーのセブリングシルバー・メタリック。(地味に好きな色)
この後、ルーフを開け放って発進していった。

土佐市街からはずっと2車線。思いのほか、快適な道だった。
高知市街に入る手前で給油し、高知駅方面へ。

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高知は松山同様、市電が走る街である。
街の中心部もハッキリしている。はりまや交差点から高知駅に至る数百メートルが目抜き通り。
挨拶代わりに、わざわざここを通って高知入り。

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抑えておいたホテルに入った時には、既に19時前だった。
普通ならこんな時間に来たら、付属の駐車場には停められない。どこか遠くの提携駐車場に回されるのが関の山だが。

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隣接の駐車場に、なぜか1台だけ空きが。。
迷わず滑り込む。フロントで他に回されそうになったが、車高低いんで立体は勘弁してください〜ということをほのめかして、隣接地に停泊決定(笑

さて4日目ともなると、夜のパターンもそろそろ(笑
まずは軽く街中サーベイ。

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高知の街、これまたどの辺が栄えているのかは知らないので、地図片手に想像力で歩き回る。
アーケードはすぐに見つかったが、割と閑散としており、昨晩の松山と比べるべくもない。

・・・これって、ヤバいパターン??

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不安は先送りにして、ひとまず観光だ。
札幌時計台と並ぶ、がっかり観光スポット。初めてまじまじと見たが、これは確かにヒドイ(笑笑
こんなでも人が集まるんだから、大したもの?である。

さて、そろそろってことで、今夜も夜の店探しになるわけだが、これが予想的中、難儀する。
これといった店がなく、目星をつけても満席である。
松山のように賑わった界隈があるわけでなく、繁華街は分散型に見えたが、単純に探し方が悪いのか。

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意外だったのは、大型の屋台が立ち並ぶ一角があったことだ。
高知市にはこういう文化があるのか。しかし一軒目に屋台もなぁ。(大抵、コスパ悪いし)

焼き鳥屋に断られつつ、あきらめモードが漂ってくる。まさか中村の二の舞い!?
やっぱGWの地方都市はツラい。

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そう思いかけてた時に街角に見つけた店。
賑わってたけどダメ元で聞いてみると、カウンターの端っこが辛うじて空いていた。カウンター、全然OKです。むしろカウンターにしてほしい。
見ての通りの、バリッバリの大衆居酒屋。松山とは正反対ではあるけれど、これもまた吉。

2017 06 19 22

ようやくありついた1杯。大衆居酒屋では、生派ではなく瓶派なのだが、もう早く持ってきてくれるなら何でもよかった(笑
大忙しの店内で、効率よく飲むには、あまり手の込んだものは頼まないに限る。
生を何杯か飲んで、後は熱燗モード。今日1日の行程を反芻しつつ、知らない土地の賑わいに身を委ねるのだ。

そして長居は無用。飲んで食ったら、さっさと引き上げ。
ただ、本日は二軒目は無し。てゆうか、もう探すの面倒くさい(笑
深酒を避けて、明日以降の後半戦に備えることとした。

 Posted by at 12:54 AM
6月 182017
 

2017 06 18 17

面河渓を後にして、いよいよ石鎚スカイラインへ。
元有料の観光道路であり、四国最高峰の石槌山を駆け上がる爽快ヒルクライム!

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・・・・というような感じは、残念ながらあまりない(笑
細かく曲がるコーナーが非常に多く、さして道幅も十分広いわけでもない。(2車線は完全に確保されてはいる)
何しろリズムが悪くて、非常に走りにくいのである。

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同じヒルクライム系のワインディングでも、例えば麦草峠とか、トリッキーながら走り甲斐はあるんだけど、、石鎚スカイラインはどうにもノレないのである。
この辺は何がどうだからという明確な理由があるわけでもないので、たぶん相性の問題なんだろうけど。

途中にこれといったスポットがあるわけでもないので、ただ一心不乱に走り続けられるシチュエーションはいいと思いけど。
前走車が現れると、延々付き合うハメになる可能性も高く、諸刃の剣とも言える。(現れる度に譲られましたが)

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特段の感慨もなく終点に到達してしまった。

先にも書いた通り、石鎚スカイラインの終点は石槌山の登山口なので、登山者のクルマで埋め尽くされている。
2日目、R439走破中に通った見ノ越は、四国第二の高峰、剣山の登山口。
まったくそのつもりはなかったけど、今回の旅で、四国を代表する両山に対し、クルマでもっとも近付けるとこまで接近したことになった。

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剣山の見ノ越と同様に満車状態だったので、車窓より登山口を眺めて終了。
じゃあ引き返しますか・・・と、そうではない。この先にも道は続いているのである。

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ただし、それまでの完全2車線路とは打って変わって、ただの山道。
通常なら、峠を越えたこの先、道が続く保証はないが・・・(しかも四国だし)

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ご存知の方も多いと思うが、石槌山から北側の寒風山に続く尾根筋を走る一筋の道がある。
その名も「瓶ヶ森林道(かめがもりりんどう)」。道自体は知っていたし、走ったこともあるのだが、そういう名前だって知ったのは結構最近のことである(汗
町道瓶ヶ森線とか、UFOライン?とか呼ばれることもあるらしい。

本来の目的は石鎚スカイラインではなく、この瓶ヶ森林道にあった、というのが実際のところだったりする。

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瓶ヶ森林道からは、道端に車を停めて、石槌山の全景が拝むことができる。
これは石鎚スカイラインでは無理な芸当だ。(たぶん)

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しかし道は狭い。離合はそれなりにあるし、集中力は必要だ。
崖っペリをひたすら走ることになるが、ひたすらバック、バックというほど狭いわけでもない。
そういった意味では、R439の代表的な峠たちよりは気楽な部類かもしれない。

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瓶ヶ森林道の良いところは、景色が良いところに加えて、ちょっとした見処があるところかもしれない。
何気にエスが停まっているこの地点、実は吉野川の源流地点なのである。

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四国を代表する大河、四国三郎は、ここを起点として徳島市から紀伊水道に流れ出している。
実際に水脈は見て取れないのだが、この尾根から小さな地形の筋となって水が集まり、やがて大きな谷間を形成していくのである。
地形が織りなすダイナミックな物語を、この目でこの足で体感することができるのだ。

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吉野川源流周辺が、瓶ヶ森林道の白眉。
素晴らしい眺望(とてつもない高所感)と共に、地形に沿ってステアリングを右に左に切って進んでいく。

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尾根伝いを走行するので、雲に巻かれたり、急激に晴れたりと目まぐるしい。ほとんど登山だ。
それがゆえに、四国の屋根付近を走っているという爽快さが常にある。

ちょっと気になった地点でエスを停める。眼下には目も眩むような谷。
さすがの四国でも、こんな所には民家は決して現れない。

気になったというのは、道路から小高い峰に向かって登山道が延びていたからだ。
せっかくなので、ちょっと登ってみよう。いや、山登りではなく散歩程度で。
奥祖谷の二重かずら橋以来、トランクに忍ばせていたライトトレッキングシューズに履き替えてレッツゴー。

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クマザサに覆われた山肌を、緩やかに登っていく。
登山をやっていた頃は何一つ珍しいことのない風景だったが、今となってはちょっと新鮮。

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振り向けば、眼下に瓶ヶ森林道。そのダイナミックな線形を目のあたりにすることができる。

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周囲のどんな山々より目線は高い。
クルマで走ってきて、ちょっと歩いただけでこの高所感。これは他では、ちょっと体験できない。

凄いな瓶ヶ森林道。
以前走った時は、確か天気が悪かったので、通り過ぎただけで、この魅力に気が付かなかったのではないかと思う。

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こーんなとこまで登ってきてしまった。もうエスが豆粒。
小さな丘を超える度に、どんどん次の登り坂が現れてキリがない。そろそろ引き返そうか。。

2017 06 18 34

帰りは望遠レンズにチェンジして狙ってみる。
いつの間にやら駐車帯は大盛況。(バイク邪魔・・・)

2017 06 18 35

ちょっといい汗かいた、瓶ヶ森のトレッキング&風景には大満足。
陽も高くなってきて、林道は大盛況。ここから寒風山の国道194号までも結構な距離があったが、すれ違うクルマの多いこと。。
狭い道ではあるけれど、立派な観光地なのだ。

ただ、それを差し引いたとしても、四国ツーリングには是非取り入れたいルートのひとつであることを再確認したのだった。

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