9月 262014
 

もうひとつ、イタリア人の足&ちょっと高級版といえば、ランチア。
日本ではほとんど見かけませんけど、さすが本国、イプシロンは健在です。

2014 09 25 01【LANCIA Ypsilon / Piazza Venezia】 

これは3代目ですが、初代、2代目ともにそこそこ見かけました。
クライスラーブランドになってしまいましたが、イプシロンはやっぱりランチアだと思うのです。洒落乙コンパクト代表格。

2014 09 25 02【LANCIA Delta / Via Torino】

デルタも意外なほど生息しておりました。と言っても、やはり珍しいですが。

イタリア車以外で圧倒的に多いのは、何と言ってもスマート。
旧市街の路上駐車の壮絶さ加減からすると、納得の人気。

2014 09 25 03【RENAULT TWIZY / Chiesa della Trinita dei Monti】

そのスマートより更にコンパクトな、こういうのもたまに走ってました。
最初どこのメーカーかもわかんなかったんですが、ルノーなんですね。トゥイジーというらしいです。電気自動車っぽいです。
1人乗りとおもいきや、後ろにねーちゃん乗せたトゥイジーが走ってました。明らかに絶望的に狭く、人が乗るスペースとはとても思えないのですが。

日本でもマイクロカー規格が取り沙汰されているようですが、こういうのがそれに該当するのかも。
とにかく小さいので、スピードは出ないでしょうけど、運転は面白そうです。 

ちなみに日本車。
TOYOTA Vitz(欧州ではYaris)もかなり多かったです。とゆーか、日本車はほとんどこればっかり。
日本車少ないです。Vitzの他にはIQ、FIT(欧州名Jazz)、マーチが少々いるくらい。
日本で幅を利かせているハイブリッドはほとんど目にすることはありません。プリウスはタクシーで少し見るだけ。
イタリア人ウケ良くないのはわかる気がします。燃費追求ばっかりで、運転面白くないですもんねぇ。

 Posted by at 1:15 AM
9月 232014
 

そしてイタリアといえば、コイツを忘れてはいけない。
本国では一体どんな使われ方をしてるんだろう?っていうのが知りたくてたまりませんでした。

その答えは、、FIATとほぼ同様。
気の知れた生活の友であり、市民の生活を支える働くクルマという、ごくごくフツーな使われ方をしている印象。
でも、彼女がいるだけで、風景がパッと変わります。
醸し出す色気は、本国でも同じだったような気がします。 

まず末妹。

2014 09 22 01【AlfaRomeo MiTo / Piazza Chiesa Nuova】

2014 09 22 02【AlfaRomeo MiTo / Via della Scrofa】

プリンとしたお尻が好きです^ ^

幼さが残る妹に対して、姉は堂々たるもの。
Romaの街では、思った以上にたくさん走っていました。
妹はあどけないですが、姉はグラマラスボディな美女です。 

2014 09 22 03【AlfaRomeo Giulietta / Piazza della Repubblica】

ジュリエッタすごくイイ。大好きなんです。
とてもたくさん見かけたんですが、なぜか写真はほとんど撮ってませんでした。
Romaの街並みをバックに疾走する彼女に見とれていたからでしょうか(笑

現行の姉妹が街を歩き始める前に、市民の相棒となっていたのはやはりこのモデルでしょう。

2014 09 22 04【AlfaRomeo 147 / Via della Pirotta】

この個体はキレイでしたが、結構ボロボロの前期型がそこそこの数走っていました。
同世代の代表として、日本でもお馴染みなのがこちら。

2014 09 22 05【AlfaRomeo 156 GTA / Largo Giuseppe Toniolo】

しかもGTAです。色が渋いですねぇ。イタリアのちょい悪オヤジが転がしてたら、もうハマりまくりで惚れてしまいそうです(笑
GTAはもちろんですが、156は通常のモデルでも、Romaではほとんど見かけませんでした。セダンボディが人気ないお国柄だから?
でもこっちは結構いたんですよねぇ。

2014 09 22 06【AlfaRomeo 159 / Via del Quirinale】

ブレラ顔の159も既に廃盤となって久しいですが、156よりこちらを多く見かけたのは、イタリアではアルファはより新しいモデルがウケるということでしょうか。
その証拠に、旧車アルファは目撃ゼロでした。ちょっと羽振りのイイ人が、FIATからステップアップして乗り換えながら愛用しているのかもしれません。

2014 09 22 07【AlfaRomeo 159 / Piazza della Repubblica

でもでも、159の目撃印象が強いのは、こちらの影響かもしれない。

2014 09 22 08【AlfaRomeo 159 Polizia ver. / Via Ferrara】

2014 09 22 09【AlfaRomeo 159 Carabinieri ver. / Largo Giuseppe Toniolo

豪華なパトカーだなぁ。

イタリアの警察は、任務や管轄によって何種類もあってややこしい。
上の写真の水色のパトカーはPoliziaで、日本の警察に近い文民組織。
下のCarabinieriは国家憲兵で、国防省管轄だそうです。警察って言うより、軍隊じゃないのかそれは。

何にせよ印象としては、やたらパトカーと警官の数が多い。人の集まる観光地には、必ず一日中パトカーが停まってます。
まぁそれが抑止力になってるのかもですが、立ってるだけで、しかもお喋りなんかして仕事してるようには見えないのですが(笑

ハナシがズレましたが、こういうとこにこそアルファを採用するところに、イタリア的センスを感じます。

最後に番外編。

2014 09 22 10【AlfaRomeo 166 / Via Ferrara

これ何かの施設の駐車スペースかと思う(路上だけど)んですが、何と激レアな166揃い踏みです。実は向かいにもう1台いたので、合計3台。アルファ専門の中古車屋でも絶対見られないような光景です。
しかも3台とも全部MT。日本では数台しか存在しないはず。 

ちなみに、今回ここで紹介したアルファ、すべてMT車です。(走ってるのはわからんけど、十中八九MTかと)
そりゃそうだ。ここはイタリアだもの(^-^)

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 Posted by at 1:06 AM
9月 222014
 

2014 09 21 01【FIAT PUNTO Polizia ver. / Piazza Navona】

イタリアの国民車といえば、FIAT。
小粋なコンパクトハッチは、イタリア人の生活にしっかりと溶け込んでいました。
日本で言うとトヨタを見かけるような頻度と割合で、街を走り回っています。

2014 09 21 02【FIAT PUNTO / Porta del Popolo】

Romaも旧市街はFirenze、Sienaほどでないにしろ狭い道も多く、身軽に走れるコンパクトが大人気。
FIATで一番多いと感じるのはプント。タクシーやパトカーもプントが多いので、特にそんな印象。日本じゃあんまり見かけないけど。

2014 09 21 08【FIAT PUNTO Taxi ver. / Pantheon】

その次が僅差で500。これはもう鉄板の選択か。

2014 09 21 05【FIAT 500 / Santa Susanna

2014 09 21 06【FIAT 500 / Piazza S.Maria Maggiore

2014 09 21 09【FIAT 500 / Viale del Monte Oppio

2014 09 21 07【FIAT 500 / Via del Babuino

チンクはさすがにイタリア人にとっても古いのか、あんまり見かけませんでした。
でもイタリアの古い町並みにこれほど溶け込むクルマもないですね。
ドライバーも自然と格好良く見えてしまいます(笑

2014 09 21 03【FIAT 500 / Porta del Popolo】

2014 09 21 04【FIAT 500 / S.S.Ambrogio e Carlo Al Corso】

もちろんアバルトだって走ってます。いやぁカッコイイ。
スーパーカー大国なのに、街中ではスポーツカーを全くと言っていいほど見かけなかったのは意外でした。
たぶん縦列で停めるのが大変だから(笑)でしょうけど、そういう事情を考慮してのラインナップなのかと思ったりました。

2014 09 21 10【ABARTH 500 / Stazione Termini】

2014 09 21 11【ABARTH 595 / Teatro di Marcello】

 Posted by at 12:40 AM
9月 202014
 

2014 09 20 01

しばらく更新が滞っていましたが、その間、イタリアに行っておりました。

このクソEURO高い今時期に何故わざわざ?って感じかもしれませんが、前々から決めていたので仕方ありません。
今やっている職種を志した頃からイタリアは憧れの地でありながら、訪れたことはなかったんですね。
今年初めに香港に行く用事があって、それを勢いにこっちも行っちゃえ!ってことで決断したわけで。

訪れた都市は、Roma、Firenze、Siena。
ベッタベタでしょうけれど(笑)、めちゃめちゃ良かったです。

国内の旅同様、買い物や食には興味がなく、ひたすら街並みや人々の日常を観察することに主眼を置いた結果、それは百聞は一見に如かず。
濃密な体験を身体に染み込ませることができました。

あ、でも食には興味ないってのは嘘だ。カジュアルなトラットリアで、Vini Rosso片手に毎晩満喫してたじゃないか(^ ^;; 
それも含めて、その地に行ってその場に身を置いて、人々や空間と触れ合いながら感じ取ることは重要ですね。

で、当然海外なので、クルマのツーリングではありません。(いきなり中世の都市を運転する技量も度胸もありませんので) 
なので旅行記はやりませんけど、せっかくクルマ関係のサイトなので、あっちで見かけた町に溶け込むクルマたちを垂れ流し的に紹介したいなと思います。
お国柄っていうか、クルマ(とそれ運転してる人)見てるだけでずーーーっとそこにいられるほど面白かったですよぉ。

 Posted by at 9:23 PM
9月 072014
 

めっきり涼しくなり、世間一般にはバイクの季節!(もちろんオープンカーの季節!でもある)となっているわけですが、乗れてません。暑い盛りには散々乗ったのに(笑
秋ともなると、夏場はあれだけ心地良かった高原や山の空気が身を刺すようになるので、それなりの防寒装備が必要になりますが、バイクに乗り始めたのが夏だった自分はまだ持ち合わせていません。

ついこの間まで、暑さにどう対処するかだったのに。

オープンカーとオートバイに乗っていると、季節の移り変わりと天気予報に相当敏感になりますね(笑

2014 09 07 01

ところで、ここにきてバイクに乗ろうと思った理由を、dukeへの一目惚れで片付けていましたが、もう一つ思うところがあったのを書いていませんでした。

これもまた単純といえば単純な発想ではあるんですが、、長いことクルマを乗り続けていて、やはりどこか凝り固まってしまう信念とか、悪く言うとマンネリとか、そういうものはどうしてもついて回ってるのが正直なとこなんですね。

ドライビングは今でも楽しいし、グランドツーリングも飽きやすい自分がこれほど長い時間続けているわけで、今も全く飽きる要素なんて見当たらない。
でも、気に入ったクルマでもずっと走らせていると、感覚が固定化されて、もっと高みはあるはずなのに、今がベストと勘違いしているような場面に遭遇することが散見されるわけです。

微妙にズレた感覚が、運転を荒くさせたり、走ったという結果だけを求めてしまったり。
クルマを安全に楽しく思いのままに操ることの楽しさを突き詰める目的を、意識的に思い直す場面が多々あるのが現実。
どうしても長いこと、しかも同じクルマにずっと乗っていると、そういう気持ちになることがあるんですよね、正直。

それに対し、オートバイに乗ることで刺激を与えると言うか。。

同じ公道を、まったく種類の異なる乗り物で走ることで、新しい何か、気付かなかった何かが見えてくるんではなかろうか。
あるコーナーをクリアするにしても、コントロールする上でのアイデアの種類や幅が広がるんではなかろうか。
はたまた、ツーリングにおける走り方だって、少し違った部分が見えてくるんではなかろうか。

確信はなかったけれど、クルマを運転することに対して、違った視点からもう一度見つめ直すための方法として、バイクに乗ってみる。
それが、わざわざこれからオートバイという選択肢を増やした、大きな理由のひとつだったわけです。

乗ってみて正直これほどまでか!って思いましたけど、操作系はもちろん、コーナーひとつ曲がるにしても、起こすアクションがまるで違う。
それはアタリマエかもしれません。でも、セオリーすら違うんじゃないかと思うことがあります。
これは自分がまだ乗り始めのペーペーだからわからないだけで、いつか根底では同じであることに気付くことがあるのかもしれませんが、そういう目からウロコ的なことに気付いて考えることがあるだけで、効果があったのではないかと。

オートバイという立ち位置に身を置いてみることで、ドライビングをもう一度見つめ直す。
そんなことできるんかな?と思いつつ、やってみると意外と発見あるかも!?ってな具合で始めたオートバイ。
ドライビングとライディングを織り交ぜて、刺激を注入しながら突き詰められれば、また新たな世界が見えてくるかもしれない。
それを期待してます。 

 Posted by at 6:43 PM