5月 302014
 

2014 05 30 01

遅々として進まない隠岐ツーリングレポート、こっからが本番です。

西郷岬を出発し、県道44号へ。
島後には国道485号が通っているが、これは島の中心部を縦断する道路。ほぼ正円の島を周回する場合は、その多くを県道に頼ることになる。
島を走ってきた経験上、どんな心細い道かと思ったら、これが拍子抜けするほど立派な2車線道路。ヘタすりゃ本土の地方県道よりよっぽど整備が進んでいる。
裏を返せば、離島テイストがあまり感じられない、普通の田舎道を走っているようにも感じられるが・・・

いったん山の中に入った後に、再び海沿いの道になる。
屋那の松原なるスポットがあったのでそちらに入り込むと、船小屋が目に飛び込んできた。

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船のガレージである船小屋。
舟屋といえば、伊根の舟屋を思い出すが、あっちは住居の最下部が船のガレージになっていた。いわばガレージハウス。
隠岐の屋那のそれは、住居併設ではなく、純粋なガレージ。 それがいくつも連続して建っているので、月極の屋内駐車場みたいなカンジだ。

たぶん今も現役だろうけど、程良く朽ちた風情がとてもいい。

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杉皮葺きの屋根に石が乗った船のアパートを味わった後、再び県道に戻って島を時計回りに周回する。
海沿いの周回路の実はほとんどが山道。断崖で囲まれる島後の道は思いのほか険しかったが、相変わらず道幅は十分。
島を覆う緑の中に、ハイトーンなS2000の排気音が響き渡っていく。

 Posted by at 11:50 PM
5月 262014
 

2014 05 26 01

隠岐ツーリングレポートの真っ最中ですが、5月も末ってことで、恒例の定点観測をレポします。

エスが相棒になって丸8年。
遂に9年目に突入する区切りのステージは、いつも通りのビーナスライン。
毎年少しずつアップデートしているエスと自分のドライビングを、相棒に迎え入れた当初から同じ時期同じ場所で確認しています。

しかしもう8年になるんですね。
EK9は5年だったので、もう圧倒的にエスのほうが長いわけです。
あの頃ほど時間のすべてを1台のクルマに費やすような生活はできませんが、充実した愛車生活が続けられてると思います。 

さて走りの方ですが、タイヤもブレーキもツーリングセット(しかもリアタイヤはほぼ終わりかけ)のまま来てしまったので、様子見ながらじわじわ走る練習になってしまいました。
自分の走り方は割とブレーキを多用する方で、前荷重作ってラインに乗せて、トラクションかけて安定させてコーナー抜けるっていうスタイル。
積極的にバネを伸び縮みさせて、タイヤを潰してグリップの所在を意識しながら、クルマをラインに乗せていく感じ。パーシャルでどっちつかずな時間をできるだけ少なくするようなイメージのドライビングになってます。

速いかと言われればそうではなく、それは他に乗り方があると思いますが、思い通りにコントロールして気持ち良くなる走り方っていうのを追求していくとこうなったという。
8年経ってもまだまだ。試行錯誤の発展途上だから、飽きずに走り続けられるんじゃないかなぁと。シアワセなことです。 

今回定点観測に行く前、エスが納車になってすぐビーナスラインに走りに来た時のレポートを読み返してみました。
当時はEK9への慕情もあり、比較的ネガティブな要素を書き連ねていました。けれど、今となってはそのすべてが解消しています。
自分のスタイルに合うようにエスを育ててきた結果ですが、よくここまで来たなって。手足感はEK9よりはるかに上。
相当コストも掛かっているけど、そういった投資によって一瞬一瞬がキモチイイ今の仕様が手に入っているのだから、まったく無駄なんてなかったと思います。

また、エスに乗って8年、その間に生活スタイルやファッションなんかにも大きな影響があったのも見逃せません。
8年前と今 、身の回りの環境こそあまり変わりはないのですが、エスに乗っていることで興味を持ったことや視野が広がったことが多く、世界が広がった感じがします。
最近特にそういう実感があり、ライフスタイルの変化からいろいろ見聞を広げていこうと思えるのは、エスの存在なくしてはありえなかったと言えます。
そういうことを改めて見返すという意味でも、年に一度の定点観測は有意義ですね。

 

ビーナスラインのいつもの区間を何本か走るうちに、案の定リアタイヤがズルズルになってきて交通量も増えてきたので、定点観測は終了。
本日はもうひとつの目的があり、普段は登らない美ヶ原へのつづら折れのヒルクライムを登って高原美術館方面へ。
そこで集まったのはこのメンバー。

2014 05 26 02

ブログでいつも交流させて頂いているハリソンさん(エリーゼ)と、シバタクさん(EOS)。全員オープンカー(笑
お二人のショートツーリングに、横からジョインさせていただきました。

こういったオフ会的なものに参加するのは久しぶりです。
大抵一人で走っているので、隊列を組んで他の方の走りを見ながらドライブできるというのは貴重。
特にこのお二方のペースはかなりのもので、最後尾から懸命に付いて行きました(汗

先頭を行くシバタクさんは、周囲を見つつ、メリハリの効いたオトナのドライビング。
ハリソンさんのエリーゼは、風の如くヒラヒラとコーナーを舞います。後ろで見てると、軽さという性能が嫌というほどよくわかる。
ライン取りも自分とは異なった意図があって、とても刺激になりました。

2014 05 26 03

速い人の後ろを走るのは相当楽しいです。
またぜひ一緒に走りましょう^ ^

オープン3台の車列であっという間に美ヶ原、ビーナスラインから蓼科を下り、八ヶ岳麓の原村でランチしてから解散。
解散直後に、不在着信のあった某所に連絡・・・・新しい世界が始まる、その予告が(激謎
それはまたいずれ報告するとして・・・(^ ^;;

9年目への突入は、充実のショートツーリングとなりました。(ハリソンさん、シバタクさん、ありがとうございました!)

 Posted by at 1:55 AM
5月 232014
 

2014 05 22 01【隠岐汽船 七類〜西郷】隠岐諸島最大の島、島前へと向かう朝一のフェリーは超満員

翌朝、国道431号で境港方面へ。
空はどんより曇り。2日目にして早くもテンション下がる空模様で、境港に入った頃にはいよいよ雨すら降ってきそうな感じになってきた。

2014 05 22 02

境港から境水道大橋で県境をまたぐ。
以前渡った時は有料だった気がするが、現在は無料。ただ、圧倒的な高所感は健在だった。
補修用の足場が架かるトラスに囲まれて空を駆けるドライブ感は、どこか近未来の工業都市を走るかのよう。

国道485号で七類。ここの港が、隠岐へと向かうメインの玄関口。9時に出港予定の隠岐汽船のカーフェリーに乗船するのだ。

港には大きな駐車場があるが、既にほとんど隙間ないくらいのクルマで埋まっている。GWを利用して島に渡ったり里帰りする人達が乗り捨てていった車両だろう。それにしてもすごい数だった。

それ以上に、フェリーターミナルの長蛇の列に驚いた。まだ出港まで一時間もあるのに、この行列は・・・
車両航送の予約は取ってあったので間違いなく乗れるのだが、問題は乗った後だ。これだけの人を飲み込む客室の余裕があるのかどうか。。

2014 05 22 03

航送手続きを済ませ、いったん港を離れてコンビニへ朝飯を買いに行く。戻ってきて並んだら、ちょうどいいタイミングだったようで、すぐに積み込みが始まった。隠岐汽船「フェリーおき」の後部から、バックで車両甲板に乗り込む。
毎度のことだが、車高の低さから超微低速で誘導され、甲板のほぼ中央部分に収まった。

二等船室に上がってみると予感的中。既に徒歩客で船室は埋まり、2時間半を耐えられるようなスペースはどう考えても確保できそうになかった。
仕方なく売店で一番安い地方新聞を買い、それを右舷デッキで確保できた僅かなスペースに敷いて凌ぐことにした。

海はやや荒れていて、波飛沫がデッキを濡らす。肌を撫でる風も冷たい。
後で知ったが、この波で高速船が欠航になり、そっちに乗るはずだった徒歩客が、同時間帯のこのフェリーに乗船していたようだ。

船室にいられないほどの混雑は初めてだ。
そのうち寒さに耐えかねて、デッキ最後部に別の場所を求めて移動すると、急に天気が好転し出し、甲板に温かい日差しが降り注ぐようになってきた。
こうなると冷たい風にさらされた甲板の環境は、一気に心地よい海上のそれになる。
やがて海原の向こうに島影が見えるようになり、入江と入り込んでいく。隠岐の島には、本土と全く異なる空が広がっていた。

2014 05 22 04

島後、隠岐の島の玄関口、西郷港へ入港。フェリーの腹部から、島の地に上陸する。
離島の旅は、この瞬間がたまらない。異国に足を踏み入れる瞬間のような高揚感が、いつになってもどこに行っても刺激的なのだ。

しかし隠岐は、下りた瞬間、港から出てどこをどう行っていいのかわかりにくかった。
方角と地形の雰囲気を頼りに、適当に走っていると、勘は当たっていた。R485から西郷大橋を渡り、広域農道を空港方面へ。

途中で岬の表示があったので、本能的にノーズを向ける。
公園の中のような狭い道を進むと、胸のすくような景色に遭遇した。

2014 05 23 01

西郷岬

地図には白崎と書いてあったが、現地には西郷岬と表記されていた。
駐車場からさらに奥へと歩いていくと、瀟洒な灯台が、青く輝く海原に向かって佇んでいた。

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隠岐諸島には、4つの大きな島があり、本日上陸したのは、島後(どうご)と呼ばれる隠岐諸島の中で最も大きい島(ちなみに残りの3つの島をまとめて島前と呼ぶ)。島の形状はほぼ正円に近い。
いわゆる「隠岐の島」と言ったら、この島がイメージされることが多いかもしれない。

その島前の南東の岬が、この西郷岬。フェリーが入港する西郷港を擁する島最大の町、西郷は、この岬から見下ろす西郷湾の最奥にある。
灯台のある高台から眺めたら、その西郷の港に先程乗ってきたフェリーが停泊しているのが見えた。

テンション下げた本土周辺の今朝の天気とは大違いの、眩しいばかりの陽光。
島の輝く海と緑を前に、これから始まる島前のドライブに、逆にテンションはMAX、胸が高鳴っ放しだ。

2014 05 23 06

 Posted by at 12:36 AM
5月 192014
 

2014 05 19 02【国道482号 神鍋高原】R482 Rallyはまだ序章

書くと言って一週間以上放置してましたが、GWの隠岐ツーリング、ちゃんとレポします^ ^

GW後半4日間の前に有休を1日くっつけて合計5日間の予定で出発。

GWで離島ってこともあり、前もってフェリーの予約だけは済ませておきました。便数が限られているので、乗れない可能性も大いにあると踏んで。
実際、乗船便の予約枠は早々に一杯になっていたので、とりあえず押さえておく作成は成功。

出発当日は平日。なので、渋滞を嫌って慌てて出る必要もなかったのだけど、そこはやっぱりツーリング、途中の過程も楽しみたいでしょ、ってことでやっぱり早出。3:00に自宅出発。

2014 05 19 01

エスなので新東名ではなく東名(個人的にクラシックコースと呼ぶ(謎)、伊勢湾岸、東名阪、新名神(土山SAで給油はお約束)、名神と走って、今回は京滋バイパスにスイッチ。
名神派の自分が珍しく京滋BPなのは、大山崎JCTから先、新しく開通した京都縦貫を走りたかったから。

開通したのは、大山崎JCT〜篠ICまでの区間。その先は大昔からある有料道で、繋がると丹波ICまで一気。9時頃には下道へ。

これで丸一日、北近畿〜大山付近までの山道を堪能できる(^ ^)

2014 05 19 03

国道9号で福知山まで行く。想像はしていたけど数珠繋ぎ。思ったよりいい田舎道なんだけどな。
福知山からは国道426号。さらに雰囲気を増した田舎道を堪能しながら出石。
出石からは国道482号。今日はこのR428をしつこく行くつもりだ。

昔、R429をテーマにしつこく走った(確かEK9時代の五島ツーリングの時)記憶がある。何となくそっくりな番号な上、似たルートを取っていて見分けがつきにくい両道。地図上で見る限り、チャレンジするには不足なしと見ていたが・・・

神鍋高原を越え、氷ノ山のすぐ脇を通過する小代渓谷に差し掛かると、R482は怪しげな雰囲気に。。

酷道は今日も、ターマックラリーよろしく突き進むS2000に牙を剥く。
R482氷ノ山越えは、相当奥まで入り込んだ所で、不可抗力によって引き返さざるをえない状況となった。

2014 05 19 04

無常にもこの先の通行を阻むゲート。その先には落石がゴロゴロ。長い間この状態が続いているように見える。
最新(と言っても2013年版だが)のツーリングマップルには、冬季通行止のマークしか記されていない。まぁだいぶ手前から「鳥取方面通り抜け不可」の立て看板は出てたんだけどね^ ^;;

R482走破は早くも頓挫。記念撮影の後、地図でリカバリー策を練った後、R9に舞い戻る。
鳥取方面に少し走って、県境のトンネル抜けた所で、県道31号にスイッチ。
すぐに始まる十王峠は、さっきのR482ほどではないにしろ、緊張の走る狭道。峠を越えれば快走で、やがて国道29号に出る。
八頭で国道53号に乗り移って、ようやくR482に復帰。

2014 05 19 05

こっから辰己峠、人形峠と越えていくのだが、これがとにかく長大でダイナミックなワインディング。それが、これでもか、これでもかっ!ってほど続く。

アクセルとブレーキ、ステアリングをシンクロし、ハイスピードで最適なラインをトレース。幸運にも、まったく前走車に会わない。引っかかればどこかで一息入れたところだったが、全くないので勿体無くって延々走り続けることに。

素晴らしくハイレンジなペースを保ったまま、あっという間に蒜山高原に到達。それまでの田舎道や狭道の遅々とした歩みを全部取り戻して余りある快走。
一部重複区間はあるものの、R482、兵庫県区間とは全く異なる二面性。侮れずである。てか、R53から蒜山高原に至る区間はめちゃオススメ。

蒜山IC近くの道の駅「風の家」でソフトクリームを食した後、蒜山スカイラインへGO!
実は大山周辺は、一昨年のGWに訪れている。(全くレポしてないですが(汗)
その時以来なので、特に久しぶりという気がしなかったので、一気に駆け抜ける。

そうは言っても、鍵掛峠くらいは。

2014 05 19 06

まだ残雪を多く湛えた大山が迎えてくれた。
いつもクルマとバイクでごった返している鍵掛峠だが、平日ゆえ閑散。こんな快晴も珍しいので、貴重な時間だ。

大山環状道路から県道24号経由で米子。
本日の停泊予定地は米子だが、ちょっと通り過ぎて安来へ。ここには行きつけ?のカフェがある。

2014 05 19 07

ずっと前の中国山地横断ツーリングで初登場した安来のR9沿いにある「カフェロッソ」。

初訪問以来、自宅用のコーヒー豆をお取り寄せするようになり、一昨年もきちんと訪問している。

フェラーリ大好きでとってもシャイなオーナーさんは、実は業界では有名なバリスタ。
世界レベルのカプチーノをいただき、久しぶりにクルマ談義を楽しむ。

毎回「フェラーリ買った?」と尋ねるものの、奥様やら子供やら維持費やらで、夢はオアズケな様子。
世界第2位にもなったバリスタが、「60過ぎてからでないと無理です〜〜」って、、夢がなくなるなぁ(笑

ロッソで1時間近くのんびりしたら、もう18時。
米子に戻って投宿。明日は朝の便で、境港の北にある七類港から出港の予定だ。

 Posted by at 11:49 PM
5月 142014
 

2014 05 14 01

日曜日に、アルファGTのブレーキパッドを交換しました。

GTのブレーキにはRossoの頃から不満があって、豪勢にダストが出る割には効きが甘く、車重を受け止めきれていません。
正確には、制動の立ち上がりが遅い感じ。ブレーキの性能に対して、ホイールとタイヤが重過ぎるだけのような気もしますが。

2014 05 14 02

そこでパッド交換となるわけですが、エスのようにワインディングをかっ飛ばすような使い方はしないので、いわゆるスポーツパッドは不要。
せめてもう少しレスポンスのいいフィーリングにしたいと考えてました。ついでにダスト軽減もね。

で、調べてみたら、さすが輸入車でイタ車でしかもマイナー車種。選べる選択肢ほとんど無し(笑
有名どころではディクセルが輸入車用をラインナップしてたので、ここのプレミアムシリーズを選択。
効きの強さはあんまり変わんないようですが、ダスト軽減とフィーリング改善には効果ありそう(安いし(笑)だったのでこれにしました。

で、交換なんですが、ブレーキパッドの交換作業はそれこそEGの頃から散々やってるので、車種が違っても問題無いと思ってました。
ところがどっこい、やっぱり舶来車の洗礼・・・というか、愛人ゆえの苦悩か(笑

苦悩1:工具が合わない

2014 05 14 04

まず、フロントキャリパーをとめるボルトが、何故かヘキサ。
これは事前に見て用意してたんですが、リアのキャリパーが13mmのボルトとは盲点だった。。(そんなサイズ持ってないよ)
急遽アストロで調達(こういう時2台体制は本当に便利だ(笑)し、事なきを得たと思ったら、今度はリアのピストンが戻せない。どんなに力いっぱい押し付けながら回しても全然戻る気配なし。
リアのキャリパーが宙ぶらりんな状態で行き詰まっては、さすがに冷や汗タラーです。

HONDA(これまで交換してきたのは全部ホンダなんですね)は、ピストンに十字が切ってあって回せば簡単に戻ったのですが、アルファはそうはいかない。
ネットで調べてみると、やはりこのリアピストンの戻しが最大の鬼門のようで、苦労されているレポートが複数ヒットしました。

一般的に、キャリパーピストン戻しにはちょっとしたSST(特殊工具)があり、国産車用は持ってましたが、これはどうにもマッチせず。
仕方なく二度目の出動。またしてもアストロ(近所にあって本当に良かった)を訪れ、欧州車用SSTを調達するハメに・・・
このSSTは抜群の効果を発揮し、簡単にピストン戻し成功。結局、道具に頼るのが一番です(- -;

苦悩2:片側だけ?

2014 05 14 03

交換用のディクセルのフロントパッドには、何らかのセンサーと思わしきコードとコネクタが付いてました。
ちなみにこういったものは、シビックにもエスにもないので、さすが輸入車(一応プチ高級車)、きめ細かいぜ!と思ったのですが。。

右フロントのパッドを外しても、そんなセンサーは付いてません。とても戸惑う私。
付いてないなら切ってしまえ!と信長なら言うかもしれませんが、切った後にやっぱり必要だったでは後の祭り。どうしても踏ん切りが付かない。

実はこのセンサー、左フロントのみにしかなく、なぜか交換用のパッドは両方共付いてたことによって混乱したという・・・
それがわかれば、右はあっさり切断。左のみコネクティング。

片減りか交換時期を知らせるセンサーと思われますが、そもそも付けるんなら両方付けるべきではないのかと・・・・(さすがイタリアンな設計だ)

苦悩3:効かねーじゃん

作業が終わって試走してみたところ、あまりのフィーリング変化に衝撃!?

めちゃめちゃキクぜ〜〜・・・・・ではなく、全然効きません(爆

ブレーキペダルがフカフカになり、ずっと奥まで踏まないと明確に効いてこない感じ。
エアを噛んでいるのではなく、ただアタリが付いていないだけなんですが。

ローターにマジックで線を引いて、パッドの密着度を確認してみると、特にフロントは一部しか接触していないことが判明。
つまり均一な新品のパッド摩材面に、摩耗したローターが密着できていないということ。
欧州車はパッド同様、ローターも摩耗しやすいと聞いてましたが、ここまで荒れてるとは。。

しばらくは気を付けて乗って、ローター表面の荒れに合わせてパッドを削っていくしかありません。
パッドの性能を味わうのは、まだ先になりそうですね。

 Posted by at 9:05 PM