5月 292015
 

2015 05 29 01

私の記憶が正しければ〜(鹿賀丈史風)、本日(昨日になってしまったが)5/28はエスの納車記念日。
しかも今年で丸9年が経過し、いよいよ10年目に突入することになりました。

新しくクルマを迎える時は、可能かどうかはさておき一生乗るんだという気持ちで乗り始めますが、エスに関しては丸9年経った今でもその気持ちに変わりはありません。
10年目だろうと、単なる通過点。そりゃ購入時と比べればヘタリも目立つけれど、気持ち良さは更に進化していると言っても過言じゃない。
まだまだ、楽しませてくれる。そんな可能性を十分に感じます。

例年だと、納車記念日前後に「定点観測」と称して、ビーナスラインを走り込むのが常でしたが、今回は10年目突入記念として、ロングツーリングを敢行。
ツーリングスペシャルとして育ててきたエスなので、特別な節目にはやっぱり旅なんじゃないかと考えた次第。

それも行き慣れた場所ではなく、敢えてあまり訪れたことのないエリアへ。
新鮮な気持ちで、改めてエスで旅する喜びを感じられればいいかなと。

そんな背景の中、先週末に旅立った先は山陽地方。その中でも、メインテーマとして広島県に照準を合わせることに。 
広島の海側は、まったく訪れたことがないエリアではないのですが、通過点となってたりすることが多く、ツーレポにもほとんど登場していません。

ここ最近走りっ放しツーリングが続きましたが、今回は走りに加えて、景色も街並みも文化も味覚も全部ひっくるめて楽しむ王道ツーリング。
ぜひツーリングマップル中国・四国版を片手に(笑)お楽しみください。 

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 Posted by at 12:45 AM
5月 172015
 

2015 05 17 09

先月のハナシですが、、エスのオイル交換の翌週に、冷却水の交換を行いました。

冷却水って一昔の感覚からすれば、車検毎の交換っていう感じですが、、最近はメーカーによって交換時期はまちまち。
中でもホンダの交換サイクルは異様に長いのです。

2015 05 17 01

こういうふうに。

普通の使い方なら、たぶん新車から一回も換えないで手放しちゃうようなスパンですね。
なんでこんな超ロングスパンな交換サイクルになったのかっていうと、主に環境的な理由でしょう。
冷却水とは言いますが、もちろんただの水などではなく、凍結させないため専用のクーラントを使用します。

このクーラント、エチレングリコールという毒性のある液体が主成分なので、交換時に適当に流してしまうことはもちろん、下水に流すことも厳禁。昔聞いた話ですが、クーラントは甘いらしく(誰だ試したのは(爆)、その辺流すとネコとかが舐めちゃうらしい。
そんなもの処理するのも手間で、基本燃やしてしまえばいいオイルとは相当に扱いが異なるのです。
そんな背景から、できるだけ廃液が出ないようロングライフな製品が開発されたってわけですね。

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ホンダ純正の超ロングライフクーラントは、「ウルトラeクーラント」なる製品で、美しい(?)青色をしております。
我がS2000はこの5月で新車時登録からめでたく丸10年を迎えるので、来年新車時から11年目という交換時期が訪れます。
であれば、車検時に交換をすればよいのですが、費用が一気に嵩むのを避けるために、今年に振り分けることに。定期メンテナンスは計画的にね。

水を入れ替えれば良いだけなので、作業は簡単ですが、それなりにコツがある上、先にも書いた通り廃液の処理に困るので、ショップにお願いしました。
また、クーラントを抜くってことは、その経路に関係する消耗パーツを交換するチャンス。
熟慮とショップへの相談の結果、「ウルトラeクーラント」全交換(7リッター)の他、次のパーツを同時交換することにしました。

・ラジエターホース(アッパー) 19501-PCX-000
・ラジエターホース(ロア) 19502-PCX-000
・サーモスタット 19301-P8E-A10
・ラジエターキャップ 19045-PAA-A01
・ベルト  38920-PCX-004

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ホースは経年劣化による固化があるので、この機会に交換しました。
本当はもっと細かいホースがあちらこちらに配されているんですが、交換は大動脈の2本のみ。エスのラジエターホースは、レイアウトの関係上、異様に長いです。
交換前のホースも見た目では問題ありませんでしたが、新品と比べると、弾力の差は歴然としてました。

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ホースのバンドは純正品ではなく、後々もメンテナンスを考えて、こういうボルトねじでの締め込みタイプを使ってくれました。

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ちなみに、エスの特にロアホースは、とってもとっても作業性が悪いことで有名(笑)です。
作業に慣れてるショップ(イーグルショップURAWA)にお願いしたのはこういうこともあり。。

<<< サーモ&キャップも予防的な交換です。

ここって手軽にチューニングできる部分ですが、敢えて純正への交換。
冷却系のモディファイは、結局ラジエター交換しないと効果が無いし、普段使用の場合オーバークールの問題がつきまとうので、サーモは純正でOK。

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高圧力のキャップは、オーバーヒートするまでの時間を稼ぐだけで、却って冷却系統に余計な負荷をかけてしまうので、純正がベストという考え。
EK9の時は嬉々としてアフター製品に交換してましたが(笑)、EK9こそラジエター交換してサーモ&キャップは純正がベストだったと今では思ってます。

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この他、ウォーターポンプを交換しようと考えましたが、エスの場合あまりトラブルが出る所ではないようなので省略。

ポンプを交換しないことにしたので、一見冷却とは直接関係のないコンプレッサーベルトを交換するような内容になってます。

ただ、ベルトはいずれ交換しなければならない部品なので、関係は薄いけど周辺に手を入れるこのタイミングで交換しておくことにしました。

2015 05 17 05

交換した10年15万kmのコンプレッサーベルトの状態はこんな感じ >>>

まだしっかりとしていて、こういうふうに無理矢理曲げたら若干ヒビが見えるくらい。
ここのベルトは、急激なアクセルON-OFFを繰り返すような乗り方をすると、痛みが激しくなるようです。

ポンプついでというところでは、プーリー類も交換を検討しましたが、交換の必要なしとのショップの見立てで無交換としました。

この他に考えられるのはリザーブタンクとかですが、そのクルマの状態によりけりですね。

走ってみて体感できるようなものではない地味なメンテナンスではありますが、長く乗るには必要なこと。
これでまた当分は楽しめるってわけです。(2回目からは交換サイクルが約半分になることに注意しなければなりませんが)

 Posted by at 5:48 PM
5月 102015
 

2015 05 10 01

アルファGTにテント積んで、今年初のキャンプをしてきました。

適当に荷物積んで、高速でバーーッと行って、軽井沢のスーパーで買い出し。
北軽井沢にある最近お気に入りのテントサイトでは、特に何をするわけでもない。
ボーっとして一晩過ごしたら、次の日の昼には帰ってくるという。

軽井沢に行っても、スーパー以外どっこも寄りません。
近所の公園でテント張って日光浴してるような感覚。

こういう脱力的なキャンプが好きです。 

 Posted by at 6:53 PM
5月 072015
 

2015 05 07 01

今年のGWは帰省で終わりました。
終始天気も良く(中日の5/4だけは雨でしたが) 、ツーリングには最高の連休でしたが、たまにしかないイベント事なのでね。

金沢にも行きましたが、観光スポットは見たことないような人の波でした。新幹線効果は尋常じゃないですね。
さらに朝の連続テレビ小説の舞台になっているらしい能登の人気も高まっているらしく。。。近々行こうと思ってたのに、、どうしようかな。

上の写真は富山市の東岩瀬という所。かつて北前船で栄えた街並み。

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新幹線停車駅からライトレール(↑)で簡単に来れるからか、こんなマイナースポットでも多くの人が。
写真には写っとらんですが(笑 

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最近は帰る度に、ここで岩瀬の地酒「満寿泉」を買っていくのが定番になっています。

2015 05 07 04

 Posted by at 2:17 AM
5月 012015
 

磐梯吾妻スカイラインを往復で走破した後、県道30号を国道115号まで戻って、今度は磐梯吾妻レークラインへ。
このレークラインもかつては有料道路だったけど、磐梯吾妻スカイラインと同じく2013年に無料開放され、今は県道70号の一部になっている。

裏磐梯エリアにはこの他に磐梯山ゴールドライン、西吾妻スカイバレーと、最初の母成グリーンラインも含めて、計5本もの有料道路がひしめき合っていたものだが、今やその全てが無料化されている。ツーリングマップル中であれだけ幅を利かせていた有料道路を示す紫色の線は、もうただの1本も存在しない。随分と様相は変わったもんだ。

磐梯吾妻スカイラインを走った後のレークラインには、これといって特筆すべき点が見当たらない。国道115号と国道459号の短絡路といった感じ。
有料の頃の交通量の少なさならば、時間の節約には使えたものだが、普通の県道になった今は、だいたい前走車の後を淡々とついていくことになる。
この日も終始、バイク集団に鼻先を抑えられた。

2015 05 01 01

五色沼でR459に出て、すぐに今度は県道2号へ。
そのまま国道を真っ直ぐ行くか迷ったけど、桧原湖を一周するルートを選んだ。

湖面がすっかり溶けた桧原湖の右岸を北上。
湖の北端からそのまま真っすぐ行けば旧西吾妻スカイバレーで、白布温泉経由で米沢に抜けるが、そっちへは行かずに県道64号で桧原湖周回ルートを取る。

2015 05 01 02

K64は所々狭い区間が残るが、バイパストンネルが開通している区間もあり、劇的に走りやすく変貌している模様。

西岸でR459に合流。そのまま南岸を走り、今度は磐梯山ゴールドラインへ。
ゴールドラインも2013年に無料開放済み。料金所は跡形もなく、フツーの県道に格下げ?となっていた。

ゴールドラインは磐梯山にもっとも近いところを走る山岳道路である。
途中、磐梯山の登山口があり、駐車場はいつも登山者のクルマで埋め尽くされている。
かつて自分もここから磐梯山を登り詰めた。

2015 05 01 03

コースはどちらかというと優しい感じがする。でもまぁそこそこドライビングは楽しめる。
駐車帯が多いのがいかにも観光道路で、どっちかっていうとゆったりと景色を眺めるのにはうってつけだ。
特に表磐梯側からは磐梯山を眺め、かつ猪苗代湖を見下ろす眺望が楽しめる。
ゴールドラインの名称が示す通り秋の景観が素晴らしく、この道路から眺める紅葉の磐梯山は一見の価値がある。

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前回来た時もそうだったが、なぜか同じ滑滝の駐車帯でエスを停めてしまう。そして磐梯山の眺めを楽しむ。

2015 05 01 05

意外と時間を食って、この時点で13時を回っていたので、このまま山を降りて早々に帰路につくことにした。

いったん国道49号に出て、帰路の分だけ給油を済ませた後、磐梯河東ICから磐越道へ。
五百川PAで、ようやくこの日初めての食事。(空腹の方がドライビングを楽しめるので・・・)
東北道に入ってそのままスムーズに帰れるかな、と思ったら、館林付近で想定外の事故渋滞。
1時間程度のロスで、17:30頃の帰宅。選挙には間に合った。

2015 05 01 06

かつては2泊程度して楽しんだ裏磐梯も、今や日帰り圏内(笑
それも有料道路がことごとく無料開放されたがゆえで、それだけ気軽に行けるエリアになったってことだ。
特に磐梯吾妻スカイラインが無料で楽しめるようになったのが、個人的にはすごく大きい。

東北には他にも、蔵王、栗駒、八幡平、八甲田と、ボリュームのあるワインディングが揃うエリアがゴマンとある。
でも、関東からそこそこ気軽に訪れることができるエリアとして、裏磐梯の存在は非常に大きい。
日帰りはちょっと・・という場合も、温泉や宿にも良いのが揃っているので、ぜひ多くの走り好きに楽しんでもらいたいエリアなのである。 

 Posted by at 12:27 AM