3月 252023
 

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10数年ぶりに、クローズドコースを走りました。

コースと言っても、富士SWの駐車場にパイロンを立てたスクール形式の練習用コースです。
この手の練習会は、もてぎのハンクラ以来。あれはS2000に乗り出して間もない頃なので、本当に久しぶり。
しかも、練習には最適な台風まがいの風雨の中という、恵まれた?天候でした。

自己流のまま17年も乗っていると、いつの間にか操作が雑になり、不得手な部分は不得手なまま、という自覚があります。
それを客観的な目を通して矯正しようというのが、今回の目的。
走行会ではなく、インストラクター付きのスクール形式を選んだのは、そのためです。

座学からロジカルにドライビングを紐解き、コントロールを実践する方式は、やはり身に付く濃度が違います。
自動車の動作は物理なので、様々な力のかけ方かかり方を判断しながら、フィジカルな操作につなげていく大切さを再認識させられます。
同時に身体のセンサーも大切で、瞬時に繰り出す柔軟かつ的確な動作は、齢を重ねた身体にはかなり困難というのが現実だったり。

ステアリングで姿勢を作りつつ、ABSを効かせながらクリッピングポイントへ。
出口では、慣性とトラクションを計算しながら、次のコーナーのラインに乗せていく。

コーナリング中の一連のコントロールには、自己流がゆえに固定概念にとらわれていた部分や、雑すぎる操作を認識することができました。
特にブレーキについては、エスのスタビリティをもっと信用して、大胆に攻めることができることを経験できたのは大きな収穫。
また、視覚から得られる空間認識についても課題が見つかり、意識的にトレーニングする必要性も見い出せました。

普段のワインディング・ツーリングでのドライビングにおいても、常に意識して取り組みたい課題を再認識した今回のトレーニング。
クルマのコントロールというのは、いつまで経っても勉強あるのみですね。

(写真は主催者のHPより拝借させていただきました。インストラクター澤圭太選手による同乗走行です)

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