3月 272017
 

2017 03 26 02

本日は終日冷たい雨。真冬みたいな寒さです。
昨日のうちに、走りに行っといて良かった。

自動的にのんびりした日曜日になりましたが、エスをちょびっとメンテ。
とは言え外で洗車できるような天気ではないので、内装をちょこっとだけ掃除したくらいです。

2017 03 26 05

メーターパネルも放っておけば砂埃でエラいことになるんですが、ここって他とは違ってそうそう触る気になれない部分でもあります。
パネルの表面は、柔らかいプラスチックなので、下手に拭くと、却って傷だらけになってしまうから。
なので、普段はエアで砂埃を吹き飛ばすくらいにしてます。(昔は事務機器用のエアダスターを使ってましたが、今はコンプレッサーで)

ただ、やっぱりそれだけだとイマイチ。
触れば触っただけ傷が増えるような気もするので、頻度としては低いですが、稀にケミカルで磨きます。

念入りにエアで汚れを吹き飛ばした後に、新品のウエスで拭き掃除。 
用品店では何やら、メーターパネル専用のケミカルもあるようですが、自分が使っているのはコレです。

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プレクサスですね。
これが一番無難なような気がします。

プレクサスは国内に入ってきた当初から愛用しています。
ただ使う部位が限られているので、今だにこれが1本目という、R style garageでは恐ろしくコストパフォーマンスが高いケミカル(笑
主にここに使っています↓↓↓

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ウインドディフレクター。初期型ではオプション設定で、いつしか標準装備となった一品。
この透明部分をプレクサスで掃除すると、非常にいい感じに透明感が出ます。

元々S2000業界(そんなのあるのか?)では、プレクサスは初期型の幌のビニール窓を復活させるケミカルとして重宝されていました。
そこから想像するに、ガラス以外の透明部分にはこれが一番ではないかという発想で、ウインドディフレクターと、更にはメーターパネルに至ったわけです。

とはいえ、やっぱり触るだけ傷が増えるリスクも増えるので、たまーーにやるだけにしています。
常に目に入るので気になるけど、気にしない気にしない。

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その他にもプレクサスは、無限エアクリのカーボン部分に使えたりとか、困ったらコレ、的な立ち位置のお掃除ケミカル。
この時期(寒い時期)は、粘度が高まってうまくスプレー噴射できなくなるので、少し温めて使うか、ウエスに吹き付けて使うのがコツ。
独特の甘酸っぱい香りが嫌いじゃなければオススメです(笑

 Posted by at 12:09 AM
3月 252017
 

2017 03 25 05

というわけで行ってきました、恒例の西伊豆GP(朝練)。
今シーズン3回目ですが、時期的にこれが最後でしょう。

一向に暖かくならない今年の春ですが、伊豆のお山は明確に春に近付いていました。
多少冷えはしますが、路面状況は問題なし。凍結はもちろん、凍結防止剤の雨アラレも、本日は皆無でした。
それでいてまだシーズンオフな上、ぱっとしないcloudyな空模様だったので、労せずの貸切状態。

そんな恵まれた状況で試すのは、もちろんブレーキ。
新調したブレーキキャリパーの慣らしとフィーリング確認が、本日の朝練の主な目的です。

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もう結論から書いちゃいますけど、すごくイイです。イイっていうか、良くなりました!

身も蓋もない表現ですが、、交換前と比べて非常にコントローラブルなんです。
交換直後は、エアを噛んだようなブカブカのフィーリングで、この先本当にもとに戻るんだろうか、と正直不安になりましたが、杞憂でした。
ブレーキングに集中しながら走行を重ねた結果、ブレーキペダルを踏むのが楽しみになるくらい、ローターを挟む操作が楽しめるように。
素晴らしいブレーキフィールです。

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逆に、交換前が思ってた以上に劣化していたことが、今になってよくわかります。
ブレーキペダルから伝わってくる感触はただ硬いだけで、コントロールの幅は少なかったのが交換前。
それに比べると交換後は、ペダルフィールは比較的ソフトに変化。踏み加減とコントロール性がリンクできている感じで、非常に乗りやすくなりました。
純正キャリパーなので、新車状態に近くなっただけですが、その状態を知らない身としては、非常に新鮮なわけです。

今考えれば、交換前のキャリパーピストンは、踏力に対してリニアに動いていなかったのではないかと。
その証拠として、ローターに刻まれた摩擦の跡。これがほぼ全域に、しっかりと刻まれるようになりました。

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特にリア。交換前は一部しか当たっておらず、しかもローターが削れるほど当たっているようにも見えなかった。
それがキャリパー交換後は、しっかりとローターが変色し、ブレーキダストもしっかりと出ている状態に変化しています。
この状態を比較する限り、交換以前は正直、ほとんどフロントブレーキだけで走っていたという疑惑も(汗

そんな疑念も、もはや過去のこと。
しっかりとアタリが出た結果、安心してコントロールができるブレーキを手に入れることができたのは大きな収穫でした。

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いつものように西伊豆スカイラインの練習区間をひとしきり走り回った後、久しぶりに仁科峠から県道410号仁科峠宇久須線を下界まで。
K410は久しぶりでしたが、実に走りやすくなっていて、ビックリしました。昔は落ち葉の堆積した薄暗く狭い道だったような記憶がありますが、今は全然。
これくらいの視界と道幅があれば、エスを好きなように泳がせられます。やっぱりこの道も楽しいなぁ。

宇久須から土肥。土肥から戸田は、先日紹介した県道17号。これはもう、テッパンのワインディング。
荷重コントロールを楽しみ、そしてブレーキングを楽しむ。タイヤのラバーを舗装面にしっかりと塗り付けながら、あっという間に戸田まで。
戸田から県道18号で修善寺、冷川から伊豆スカイラインと、来た道を戻りました。

有意義だった本日の朝練も無事終了。
11年目にして手に入れた本当のブレーキフィーリングを、早く全国のワインディングで楽しんでみたい。

来週末からいよいよ4月。今年はどんな所に出かけようか。
今からとっても楽しみです。

 Posted by at 6:02 PM
3月 242017
 

2017 03 24 03

キャリパー交換した後は、各部が馴染むまで、緩やかに慣らしを行います。

交換直後は、ビックリするくらいタッチが変わりました。
それもタッチが良くなる方向ではなく、悪くなる方向に(笑
まるでエアを噛みまくったような、ブカブカな踏み心地になってしまった。

ただ、これはこういうものだそうで、徐々にカッチリとしたフィーリングが戻ってくるそうな。
とは言え、これまでのフィーリングがベストではなかったので、「通常」 に近いタッチになるものと想定されます。

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できるだけ早期に慣らしを済ませたいので、翌日、大洗海岸までドライブしてきました。
あんまり高速使っちゃ意味がないのですが、、市街地走行ばっかりじゃつまんないし。
久しぶりに青い海を間近に見るついでに、ブレーキペダルと戯れてみました。

最初はオカマ掘りそうなほど、奥でしか効かないフィーリングでしたが、徐々に効きの幅が戻ってきた感じ。
カッチリ感を出すには、もう少し踏んでみるか、もしくは念の為もう一度、エア抜きをした方がいいかもですね。

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引き続き慣らしに励み、キャリパー交換の評価を続けるため、明日も走りに出かけようと思ってます。

 Posted by at 11:52 PM
3月 242017
 

2017 03 23 05

ブレーキパッド交換やエア抜きは自分でやるし、ローター交換の経験もあるのでキャリパーを外す作業には特に抵抗はないですが、今回はプロショップに依頼しました。
部品発注とか、外した後の古い部品の始末とか、いろいろと面倒なことも考えずに済むので・・・

今回は浦和のお店に一式交換作業をお願いしました。
特に細かい指定をせずとも、一声でオーダーメニューが通じるところは、さすが専門店。

2017 03 23 06

今回はアッセンブリー交換ということで、おおよそ半日の日帰り作業で済ませることができました。
これがO/Hとなると、もっと時間がかかったと思います。

2017 03 23 07

純正キャリパーは、信頼のNISSIN製。
エスのキャリパーというのはホントに何の変哲もない、ただの片持ちキャリパーです。
タイプRなんかはブレンボ製だったり、オリジナルでも「TYPE R」の刻印があったりと、何かしら固有の特徴があったりするんですが。。

対向ポッドだとコントロール性は得られるけど、インホイール式DWサスがゆえにホイールとのマッチングが難しかったのか、そもそもバネ下の重量増を嫌ったのか。
ごくコンサバティブな鋳鉄製キャリパーは、剛性感を狙ったがためなのか。それとも耐久性か。
いろいろと狙いは想像できますが、一言で片付ければ「性能的にはこれで十分」ということだったのではないかと解釈しています。

2017 03 23 08

リアキャリパーは、とっても小さく見えるけど、見えない後ろ側に長く、意外とゴツい部品です。
それもそのはず、リアはサイドブレーキ兼用。パッド交換したことがある人ならわかると思いますが、、兼用であるがために、パッド交換時のピストン戻しには難儀します。

先日の交換時、そのピストン戻しがめっちゃくっちゃに硬かったのですが、これがそもそもキャリパーの動作不良の証拠と言えるわけで。。
今回はAssy交換であるがために、古いキャリパーからピストンを抜く必要がありません。ですので、ピストンが固着しているとか錆びているとか、明確な不良の原因は不明なままですが、何らかの不調を抱えていたとは推測できます。

2017 03 23 09

175,000km、O/H無しでお役御免となったブレーキキャリパー

ピストンのゴムシールをめくってみても、案外キレイだったので、明らかに錆びまくってボロボロってことはない模様。
とは言え、ピストンの動きが何らかの理由で固着気味だったわけだから、O/Hまたは交換適期だったってことでしょう。

2017 03 23 10

キャリパー交換のついでに、サイドブレーキワイヤーも交換しておきました。

こっちは何か不具合があったわけではないですが、キャリパー交換する→ワイヤーを外すので、ついでに交換することに。
ま、サイドブレーキと言えば、数年前の「断崖上のミステリー」という悲しい思い出(事故)は忘れもしないので、我がエス固有の弱点のうちのひとつだという認識で、安心を得るために交換しておいたということですね。

(慣らし編につづく)

 Posted by at 12:11 AM
3月 232017
 

2017 03 23 01

維持管理メンテナンスが徐々に増加しているS2000。
乗ってる年数も走行距離も、通常の平均以上になりつつあるわけだから仕方ありません。
定期メンテナンスとはやや異なる、補修メンテナンス。見方によっては、ほとんどレストアの様相です。

今回のメンテナンスも、そのレストア的メンテの一種と言えるかと。
先日、ブレーキパッドを交換しましたが、交換時に点検したキャリパーの状態が良いとは言えず、またフィーリングが改善されなかったこともあり、思い切ってキャリパーの交換に踏み切ることにしました。

2017 03 23 02

純正新品キャリパーへの、アッセンブリー交換です。
ブレーキキャリパーのメンテナンスは、オーバーホールが一般的かもしれませんが、距離と年数を鑑みて、新品Assy交換を選択。
コストはかかりますが、部品があるうちに信頼できる純正新品でリフレッシュするのは悪い選択ではありません。

2017 03 23 03

新品フロントキャリパーAssy。新品って、こんな色してるんですね(防錆塗装?)。新車状態を知らないので、新鮮です。
フロント・リア両方の、計4ヶ所の交換。パッドは先日交換したばかりなので、そのまま使用。追加フルードは、現在使用中のAP RACING R3を補充します。

2017 03 23 04

こちらは取り外したフロントキャリパー一式。

色が黒ずんでいるのは半ば当然ですが、心配だったのはピストンの動き。
ピストンは、パッド交換時に戻す作業が必要になりますが、それが非常に硬く(特にリア)、最近は徐々に難儀するようになってきていました。
ピストンの動きが渋いということは、リニアにブレーキが作動していないということに繋がるので、これを改善すべく、今回の交換に踏み切った次第。
ちなみに、ローターを挟むキャリバーがスライドする際に滑るスライドピンは、この距離でもグリース切れは起こしていませんでした。

(つづく)

 Posted by at 12:59 AM