11月 302014
 

2014 11 30 01

閑話休題。
久しぶりにdukeを駆り、朝のひとっ走りをやってきました。

夏以降、イタリア行ったり、山にキャンプに、エスでのロングツーリングと、バイクに乗る機会がほとんどなく、まとまって乗るのは真夏以降初めてかもしれません。
近所をちょこちょこ流す程度のことはやってましたけど、さすがにこれだけ間開けると、乗り方忘れます(汗

せっかく夏に集中特訓した意味がなくなるので、もっとコンスタントに走りこまなければ。
久しぶりだったので、おっかなびっくり山道走りましたが、感覚戻るのは思ったより早かったです。

加えて、バイク乗るには厳しいと言われる季節に突入しつつあり、どれだけ厳しいものなのかを身を持って体感してみようって意図も。
今日は比較的暖かかったんで問題なかったけど、ジーンズ+ヒートテックのタイツくらいじゃ、これからがちょっと厳しいかも。
寒い暑いはバイクに乗らない理由なんかにならないと思っているので、対策を練らなきゃね。

dukeですが、初期の頃から比べると、だいぶ振動の角がとれてきて、乗りやすくなってきました。
相変わらず低回転はスカスカなので、6000〜7000rpmくらいをキープしてやると気持ちが良いです。
あと、アクセルオン時のギクシャク感が強く、例えばコーナーの立ち上がりとか気を使います。単気筒はこんなもんなのか、単に自分の操作が荒いのか。

乗りこなすにはまだまだ課題が多いです。

 Posted by at 11:55 PM
11月 292014
 

鶏足寺を出発し、湖岸を走って彦根、内陸に入って国道306号を行く。
長浜、彦根という一般的には知名度の高い観光地を軽くすっ飛ばすのが自分のイイところ(笑
何しろ今回のメインディッシュは、この先の湖東三山なので。

湖北からアプローチすると、R306沿いに集まる湖東三山「西明寺」「金剛輪寺」「百済寺」のうち、自然と北側の西明寺から訪れることになります。
薄々予想はしてましたが、紅葉真っ盛りのこの時期の湖東三山。近付くにつれクルマの密度が上がっていきます。
いよいよ駐車場前に着いたら順番待ち。それでもすんなり入れたほう。この後の寺院では、もう完全に忍耐の時間が続くことに。。。

2014 11 29 01

西明寺は、平安時代創設の天台宗のお寺。
安土に近い地ってこともあり、織田信長の比叡山焼き討ちの際にはこの寺も焼き討ちされたらしいですが、運良く火難を逃れたお堂と塔が残っているとのこと。

駐車場からだと、参道の中間地点から横入りする形に。
このお寺、参道を名神高速がぶった切ってます。参道は橋で高速を跨いでますが、よくお寺がそんな計画容認したな。

それはともかく、予想通りのっけから素晴らしい紅葉風景。
ってゆうか、想像以上です。想像が貧困でした。この鮮やかさと言ったら。

2014 11 29 02

2014 11 29 03

2014 11 29 04

二天門と抜けると本堂。鎌倉時代初期建立の国宝建築。
滋賀県は国宝が多いです。この後も、普通にバンバン出てきます。
一見、圧倒的に京都に多そうですが、あちらは応仁の乱で一度全部焼けてしまっているので。。その影響がなかった近隣の近江国には、結果的に古いのが多く残っているのではないかと。

基本、密教の流れを汲んだ山寺なので、とても質素ですね。
お隣には三重塔が立っており、こちらは鎌倉後期、国宝。
古いという価値はあるもの、これといった特徴がないのが特徴。変に目立ち過ぎず、っていうのが狙い所なんでしょうけど。

しかし紅葉はとにかく派手。いや、これは本当に凄い。人生最良の紅葉風景かもしれない。

2014 11 29 05

2014 11 29 06

2014 11 29 07

寺院建築や仏教芸術そこそこに、すっかり紅葉の色彩に魅了されてしまった。

こじんまりした寺院境内に、過剰に多くの人が押しかけ大混雑だったけど、これは見に来る価値あります。
例えば初夏の清々しい時期も似合いそうだけれど、1年のうちで一番輝くのはこの時期でしょう。
その中でもピンポイントで一番真っ盛りな日に当たってしまったみたいです。

 Posted by at 11:34 PM
11月 272014
 

今回のツーリング、テーマは湖東三山です。
近江の古刹は以前から巡ってみたかったんですよね。これらをメインテーマに据えたツーリングを、ようやく実行に移すことができました。
1日目は敦賀まで。2日目がメインイベント。寺社仏閣が大好物な私。今日は思う存分、堪能します。

————————

朝。外に出てみたらまさかの雨。
この連休は前回とは正反対に、まったく天気の心配がないと踏んでいただけに、完全に不意を突かれてしまいました。
冬の北陸をナメてましたね。(まだ秋だけど)

当然傘も持ってきていない。運悪く駐車場が離れた場所で、文字通りびしょ濡れでスタート。
国道8号から県道140号経由で国道365号へ。
想定外の雨と暗雲で、密かに楽しみにしていた隧道も、さらりと通過してしまいました(汗 

木之本で、最初の停滞。湖東三山はまだずっと先。
季節的に紅葉真っ盛りなこの週末、たまにはベタに楽しんでみようかと。幸いにして不意の雨も上がったことだし。

木之本には鶏足寺という紅葉スポットがあるそうな。
つい最近、今流行りの「絶景本」で目にするまでまったく知りませんでした。
その本の写真があまりに印象的だったので、この目でどうしても見てみたく、早朝にもかかわらず訪れてみた次第。

2014 11 26 03

よほど有名なのか、周辺には臨時駐車場が設定され、案内板も豊富。
どこにでもありそうな小さな集落や神社の境内、そして田畑の中を歩くこと約1km。
目的地の鶏足寺の紅葉は、こーんな感じでした。

2014 11 26 04

まだ散り始めてない時期に当たったので、写真で見たような、落葉で真っ赤に染まった参道の景色とはいかず。。

鶏足寺には寺院としての体裁ははほとんど遺っておらず、かつて大寺院だったことを忍ばせる跡が垣間見れるだけでした。
でもこの儚さが、山里の紅葉と何ともマッチしていて、何とも言えず良い雰囲気だったわけですが。

それにしても「鶏足寺」ってネーミングがいいね。絶対忘れそうにない^ ^
鶏足寺のすぐ近くには石道寺という現役のお寺があり、こっちの方が有名なのか、地図には載ってることが多いです。
早朝にもかかわらず、思ってたよりずっと人が多かった。カメラマンも大勢いましたね。 

この石道寺まで行って、あとは来た道を引き返す。
集落内からお寺まで、素朴な散歩道が整備されていて、歩いているだけでも気持ちがいい。

2014 11 26 05

訪問客が押し寄せるその前に退却。
しっとりとした里山の紅葉が、心に染み渡りました。 

 Posted by at 12:00 AM
11月 262014
 

2014 11 26 01

先週末の連休は、11月2度目となるグランドツーリングに行ってきました。

仕事が忙しくなると、それに比例してプライベートがアクティブになるのは昔からの性でして(世間一般的には、それを現実逃避と呼ぶらしいですが)、のほほんとした日常の中で行くよりもずっと密で、満たされることの多い旅内容だった気がします。

行き先は、前回と同じく岐阜、ただし飛騨と美濃の間くらいの地域。そこから滋賀に抜けて、最終的には三重県伊賀地方へと至るという、ちょっと今までにないルート。

今回は結果的に、ワインディングを走るという内容は少なめだったような。
走るとこは走った印象なのですが、見返してもみるとほとんど写真無し。
とにかく走ってないと気が済まないのか。もう少し余裕持たないとダメですね。

初日からして早速写真がないわけで(汗)、ルートをひとっ飛びに紹介しとくと、
・中央道恵那ICから東濃地域を県道で繋いで多治見。
・多治見では虎渓山永保寺という禅寺を訪れる。(割愛(笑)
・土岐から国道21号で可児。東海環状道で関までショートカット。
・国道156号で郡上八幡手前まで北上し、国道256号でタラガ方面へ。
・まさに400番台的な趣の国道418号で根尾。国道157号で本巣に南下。
・県道40号で国道303号に抜け、八風越え。日の落ちた高速ワインディングを堪能。
・木之本から国道8号。R303経由で国道161号、マキノをかすめて敦賀入り。駅前で1泊。

ってな内容でした。まぁ岐阜県南部をモロに横断したって感じですな。
前回の道の駅チェックポイントラリー的な趣向を引きずって、この日は17ヶ所のポイントに立ち寄りました。
岐阜県の道の駅の密集っぷりは凄まじいです。単純に数で言ったら北海道が一番でしょうけど、密度は圧倒的に岐阜県。ハンパないです。

2014 11 26 02

一番走った感のある1日目をこうも簡単にすっ飛ばすとは、ツーレポとしていかがなものかとは思いますが(笑
最近走ってると写真撮らないんですよねぇ。

割り切って、ツーレポは2日目以降を紹介します。(今回の旅の本当のテーマは、次回以降明らかに)

 Posted by at 2:00 AM
11月 172014
 

昨日クラッチ交換で入庫したエスですが、本日夕方に作業完了となり、引き取ってきました。
クラッチ滑りなどのディスクそのものへの不具合はなく、操作の違和感のみで交換したその結果は・・・?

2014 11 17 01

ハイ、こんな感じでした。

案外キレイに摩耗してます。
特筆すべきは、摩耗限界6.0mmのところ、厚み約6.9mm。つまり結構イイトコロまで磨り減ってたってことです。
結果的には絶妙のタイミング!?

2014 11 17 02

カバーの接触面は、段付きもなく平滑。
やはり摩擦面は摩耗だけで、かなり健康的な状態でしたね。

問題は、その操作感から疑わしかったショートパーツの状態。

2014 11 17 03

これがレリーズベアリングにベアリングガイドが刺さった状態。

本来、ガイドに対してベアリングがスムーズに回らなければダメなんですが、引っ掛かりがあります。
これがアイドリング時の異音の原因の可能性が高いです。

2014 11 17 04

ベアリングガイドを抜き取るとこんな感じで、完全にグリスが乾き切って、根元に摩耗粉と共にこびり付いているのがわかるでしょうか。
これがクラッチペダルを踏み込んだ際の、ぺたっとくっつくような違和感の元凶かと。
新品は当然、グリスを塗って再装着なんですが、構造上いずれはまた再発するんですよね。。

意外にも一番摩耗してたのがコレ。

2014 11 17 05

レリーズフォークですね。
先のレリーズベアリングを挟みこむような形で、テコのようにしてペダル操作を伝えている部品ですが、ベアリングに当たるフォークの先っぽの部分がまっ平らになるまで摩耗してました。
これも操作の違和感に繋がる大きな要因だったのかもしれません。

あとはフォークのブーツも交換しましたが、こちらは特に変形なし。
クラッチ本体は以上。
もうひとつ、本体作業に加え、クラッチマスターシリンダーの交換もしておきました。

2014 11 17 06

コレですが、見た目本体はキレイなんですが、問題はピストン部分。

2014 11 17 07

きったねエですが、これはグリス。写真だとわかりにくいですが、ピストン部分からフルードがわずかに漏れ出しています。
これも違和感の原因の一つだったのかもしれません。

お店によれば、10万km超えたら漏れ出してるケースが多いとのこと。OHという選択もありますが、距離を走っていることもあり新品交換としました。(それほど高価ではない)

車検時にブレーキのマスターシリンダーも交換してので、これで油圧系はスッキリです。
ちなみに、本来であればついでにクラッチスレーブシリンダーとクラッチホースも交換すれば完璧ですが、どちらも以前交換歴があるので、今回はパスしました。

14万km走行後、ここまでやったら相応の変化があるのは当然かもしれませんが、ビックリするくらいクラッチが軽くなりました。
スコスコとペダルが動くので、重いペダルに慣れてた左足には却って操作しづらいというオチが(笑
でもこれが正常なので、いかにこれまでの操作感と重さが異常だったかというのを思い知るハメに。

更に唐突に繋がる感じもあり、細かい操作がちょっとだけ難しいです。
これも以前の状態が曖昧だったからで、本来こういうものなんでしょう。
正しい状態に、早く慣れましょうね(笑

2014 11 17 08

 Posted by at 1:04 AM