10月 312013
 

2013 10 31 02【大分道 別府湾SA】スタートから間もなく15時間。1日目のゴールまであと少しのところで、雨が本降りに。

昨年のギラギラ真夏の九州ツーリングをリベンジするという今年の九州ツーリングは、予定が遅れに遅れて結局秋も深まった10月下旬の決行となってしまった。 まぁ前回は夏過ぎてオープンドライブには厳しく、更に台風に追いかけられるという状況だったわけだから、オープンドライブが気持ち良く、台風の心配の低いこの時期になったのは、プラスで捉えておくことに。(・・・のはずだったが、結局台風が発生(-_-#

土曜の深夜3:30に自宅を出発。 この出発時間、最近の九州までイッキ乗りのケースの中では、かなり遅い。
前日まで仕事がかなり嵩んで疲労していたこともあり、とりあえず1日目の寝床を大分に取っていた。その安心感から、何時でもいいからとにかく着けばいいくらいの気持ちがあったためだ。

途中の行程は、もう何度もツーレポで登場しているので省略(笑
ルートはいつもと一緒。東京ICで高速に乗り、東名〜伊勢湾岸〜東名阪〜新名神〜名神〜中国道〜関門〜九州道と繋いで、小倉東ICで降りる。給油は2回。新名神土山SAと中国道勝央SA。
九州へ向かう基本パッケージの選択は、時間がない時、疲れている時には非常に便利。前情報なしでもリラックスして運転ができるからだ。

2013 10 31 01

本州の最西端、壇ノ浦PAでいつものように九州にご挨拶。
九州に入った途端、雨がぱらついてきたので、勝央SAから開け放っていたルーフを、小倉東IC下りてすぐにクローズ。 国道10号をひたすら大分へ。

宇佐別府道路に入ることにはかなり薄暗くなり、大分道に合流する辺りでは、いつものように霧がかかっていた。 別府から大分は大雨。
大分ICで下道に降り、市街地を走って中心部のビジネスホテルへ。

この日泊まったのは、1年前のツーリングの際、アクシデントに見舞われる前日に泊まったのと同じホテル。
昨年のあの時に、時計の針を巻き戻す。 後編を始めるために、まずは前編の最後の地へと向かうことが必要なのだ。

 Posted by at 2:32 AM
10月 282013
 

2013 10 28 01

8日間に及んだ九州ツーリングから、昨日無事、帰還しました。
心配された台風は、刺激された前線の影響は受けましたが、直接的影響はほとんどありませんでした。
その辺は、天気図見てさほど影響ないという確信もってましたので、してやったりといったところです。

今回は、お題にあるように「九州再探訪」の「後編」です。

「九州再探訪」とは、これまでの九州ツーリングで訪れたことのある所、走ったことのある道をもう一度味わうという意味。
一見、新鮮味はないかもしれませんが、実はエスで走るのは初めて、つまりEK9時代に行ったきりという場所が多かったため、個人的には懐かしさ含めて存分に味わうことができました。

更に「後編」とあるのがミソ(笑
ずっと見ていてくださってる方は知っての通り、昨年の夏の九州ツーリングにおいて、アクシデントに見舞われて強制終了してしまったこともあり、その続きをしなければならないという建前があったのです。
九州最東端で止まってしまった時間を、忘れてきてしまったその先を、取り戻しにいかなければならない。
昨年もその思いをここに書いていますが、2012年真夏の無念を晴らしに行く、リベンジっていうのも大きなテーマでした。

ということは、まず「前編」からレポートしなければ話が続かない(昨年のはまったくレポしていないので)わけですが、そんなことしてたら今回のが冷めちゃうので、いきなり後編からいきます。
前編は4日間しかないですが、いつか余裕のある時に・・・後編だけでも、年内はかかりそうな量ですから(汗

 Posted by at 1:27 AM
10月 222013
 

2013 10 18 03

急ピッチで残暑の北東北Touringをお届けしたところですが、それもそのはず、次のツーリングが迫っていたからでありまして。

その準備のため、いそいそとトランクにロングツーリング仕様の荷物を厳選して詰め込み、タイヤの空気圧もチェックして・・・って書こうと思って写真まで用意してましたが、書く暇なく突入してしまいました(笑

これを書いてUPしてる時点で、既に旅の4日目。
ここまで概ね天候には恵まれているんですが、明日からは下り坂の模様。まぁ一週間まるまる天気が良いなんて、まずないですからね。

 

いま現在、熊本にいます。
今日、夕方前に阿蘇入りして、走りと景色を楽しんだところですが、明日の早朝、再び阿蘇をアタックする予定。

阿蘇は何度来ても素晴らしい。九州ツーリングでは毎回絶対に訪れていることからも、走って満足できる要素が高密度に詰まっているんだと思います。
いや、阿蘇に限らず、九州にはそういったものが凄く密度高く詰まってるんだと、改めて強く実感している次第。

明日から後半戦。
まるで行きあたりばったりな旅ですが、それもまた一興。
来週以降のレポートをお楽しみに(^ ^)

 Posted by at 8:50 PM
10月 182013
 

台風の過ぎ去りし後、散り散りになった雲が頭上に浮かぶ関越道。
当然このまま平穏に帰京できるはずだった。

ところが、この先の道路状況を知らせる表示板には、不穏な情報が・・・

 塩沢石打〜湯沢 雨通行止

台風で雨量が規制値を越えたのだろうけど、台風が過ぎて雨が止んで、それなりに時間は経っている。すぐに開通するだろうと思って越後川口SAで時間潰し。
しかし、取り立てて特徴のないSAで時間潰しなど、長続きするものではない。待っているくらいなら下道で湯沢まで行っちゃおうと思い、六日町ICから国道17号へ。

ここまでは良かった。(たぶん)

想定外だったのは、ここで湯沢〜水上、つまり関越トンネルの区間までもが、ここにきて通行止めになってしまったことだ。
関越トンネルが塞がれると、R17で三国峠越えしかない。ところが、関越と仲良く一緒に、R17の山越えまでもが通行止め。
つまり、谷川岳山系を越えて関東平野に戻るルートをすべて失ってしまったのだ。

2013 10 18 01

台風とはいえ、連休最終日。関東地方に帰るクルマで、R17は大渋滞。湯沢の町に入るところで、遂にまったく動かなくなってしまった。

こうなると手の打ちようがない。ひたすら開通を待つだけ。
空はキレイな西日。台風の後、かなり時間が経っているにもかかわらず、なぜ雨で道が通れないのか。杓子定規な道路規制が見え隠れし、腹立たしくなってくる。
しかも通行止情報を見る限り、この時点で全国で通行止が残ってるのは、この区間だけなのだ。

結局何時間、R17上で時間を浪費しただろう。
辺りがまっ暗になった頃、関越の通行止め解除の一報がラジオから流れた。
しかし、前も後ろもクルマの大行列。もうすぐそこに湯沢ICの入り口があるにもかかわらず、なぜか微動だにしない。

遂に耐えかねて、対向車線にUターン。塩沢石打ICまで戻って、高速に復帰した。
ICまでのR17には、長い長い車列。いったいこの人たちは、この先どうなってしまうのか、物凄く心配になるほど(さっきまでは自分もそのうちのひとりだったわけだが) 、微動だにしない車列は遥か彼方まで連なっていた。

関越上、さすがにクルマは多い。開通で一気にクルマが流れ込んできているためだ。
沼田の先で、故障車渋滞。あとは割とすんなり流れていったが、想定していた帰宅時間より5時間以上も遅れて、ようやく家に辿り着いた。
じっと待つのが苦手な自分にとっては、距離走る疲労の何十倍、いや何百倍も、疲れのたまった一日だった。。

美しくない終わり方が一番心残りだった北東北ツーリング。
東北に限らず、最近悪天候やら、想定外のアクシデントやらが多い。。
この次は、穏やかに楽しみたいです、ホント。

おしまい

2013 10 18 02

 Posted by at 2:26 AM
10月 162013
 

大型台風が関東の朝を巻き込んで通り過ぎたその日に、先月の台風上陸時のレポを上げることになろうとは。。(-o-;;

北東北ツーリングも最終日。朝から(てゆうか昨日から)大雨。台風が東日本に上陸、縦断する格好でこちら側に向かってくるという。どこにいたって避けられない。少しでも影響の少ない日本海側を最短距離で南下して、一気に帰ろうと心は決まっていた。

2013 10 17 01

早朝、弘前のビジホを出発。大雨で薄暗い弘前城の横をすり抜け、鰺ヶ沢へと向かう広域農道へ。
岩木山の北側をほぼ真っすぐに鰺ヶ沢へと向かう道。りんご畑のまっただ中を突っ切って直線的に延びる道はとても気持ちがいい、はずだが、、路面にはっきりと刻まれた轍の水たまりによって現実に引き戻される。

2013 10 17 02

鰺ヶ沢から国道101号。
五能線沿い、白神山地と日本海に挟まれたクルージングラインへと進む。ここはいつ走る時も雨だなぁ(苦笑

鰺ヶ沢から能代まで100km程度はある。
弘前から能代に行くなら、国道7号で素直に行くのが普通だし、距離も圧倒的に短いだろう。最短距離で、と言いながらいきなりこういう道を選んでしまうのだが、ツーリストの皆様ならわかっていただけることだろう。(と正当化してみる)

能代でおおよそ9時くらい。ここから秋田自動車道に乗って一気にワープ。無料区間が伸び続けている日本海東北自動車道に入り、仁賀保のもっと先、象潟の道の駅辺りまでショートカット。
道の駅で大休止。雨はどんどん強くなってきた。

R7で山形県入り。酒田の手前で、再び日東道へ。ここもあとちょっとで繋がりそうな距離になっている。
酒田、鶴岡と走ってそのまま温海温泉まで日東道を走るが、ちょうど鶴岡を過ぎた辺りで、豪雨が強烈になってきた。前を走るクルマがいなくても、大量の雨粒で視界真っ白。一寸先も見えない。
トラックも何も、みんなトロトロ運転。そんな中、なんと教習車が隊列を成して行軍してるのを追い越す。
よりによって、こんな日に高速教習ですか。。(やめてくれー)

2013 10 17 03

鶴岡の南側はトンネル区間になるが、ここで更にエクストリーム。
トンネルとトンネルの間が谷間に架かる橋になっているのだが、トンネルを出る瞬間まで外は真っ白。大量の雨が暴風とともに渦巻き、重力なぞ関係ないぜとばかりに吹き荒れている。

トンネルを出た瞬間、前のBMWが真横にすっ飛ぶ。
エスは背が低いから、そこまで影響はないのだが、トンネルから出る瞬間は、さすがにステアリングを握る手に力が入る。

ワイパーは気休め。雨の中というより、洗車機の中を走っているみたい。(例えに緊張感がないなァ(笑)
こんな状態でよく通行止めにならないもんだ。 

後に知ることになるが、ちょうどこの辺りを走っていた頃、台風とすれ違っていたみたいだ。

2013 10 17 04

あつみ温泉ICから海沿いのR7に出るが、ここが一番の難所、じゃないかと思っていた。高波で通れない可能性。行きで通った時、やたらと工事をしていたこともあって心配していたが、そもそもこんな日に走ってるクルマの数が少なく、心配は杞憂に終わった。

そのままR7で新潟県入り。行きと同じ村上のGSで最後の給油をし、三度日東道へ。
すでに雨と風は小康状態。突然大粒の雨が落ちてくることが何度かあったが、北陸道の長岡手前辺りでは日が差しつつあった。

長岡JCTから関越。平和に夕方頃には帰れそうだ。
台風をやり過ごし、晴れ間の見える高速を流していれば、誰もがそう思うはず・・・

・・・ところが、旅は最後までわからない。
本日最大のイベントは、最後の最後に待ち受けていたのだ。。

(次回最終回。あとちょっとなのに・・・(爆)

 Posted by at 11:04 PM