10月 312014
 

エスのクラッチの話。

最近のレス見てた方は知ってるかと思いますが、R style S2000はまだ一度もクラッチ交換したことがありません。
14万kmもよくもってるなーって感じですが、明確に滑ってるような感触もなく、普通に走れています。
ショップの方に乗ってもらっても、全然大丈夫との評価なので、間違ってはいないかと。

ただ、フィーリングの変化は結構感じるところがあり。。

まずアイドリング中のカラカラ音。
クラッチを切ると音が止むので、まずクラッチ周りの異音と推測。
いろいろ調べた結果、ディスクやカバーの不具合ではなく、レリーズベアリングから出ている異音のようです。
正確には、レリーズベアリングガイドという筒状の部品の摩耗が進み、レリーズベアリングの一部が変形している可能性があるみたいですね。

それから、クラッチペダルを奥まで踏み込んだ際、ペダルが一瞬奥にくっついたようになって戻ってくるのが遅れるという事象。
表現が難しいんですが、ペダルの根元に粘着質のガムでもまとわりついているような感触で、ペダル離したら一瞬間を置いて、グニョって感じで戻ってきます。
ガンガン走っている時は気にならないですが、渋滞時とか信号発進時の微妙な操作がやりづらい。てか、感触が気持ち悪い;

一度クラッチフルード換えてみて改善を計ったこともありましたが、しばらくしてまた再発。
フルードのせいではないらしく、これについてもどうやらレリーズベアリングが元凶みたい。
ベアリングのグリスがディスクの摩耗した粉と混ざり合って粘土状になり、ガイドの軸部分に蓄積してクラッチの動きを妨げている、と推測しました。

どっちもクラッチを動かすパーツで、駆動を伝えるクラッチ本体ではない部分ですが、常に動いているところですから、消耗して当然と言えば当然。
ここを直すとなると、パーツ交換のためにミッションを下ろすことになるので、ついでに14万km超えのクラッチディスクとカバーを交換します。
普通はディスクを換えるついでに、これら周辺部品を交換するんでしょうけど、まるで逆(笑

部品は全て純正を選択。
来月中頃、交換予定です。

 Posted by at 6:02 PM
10月 272014
 

2014 10 27 01

ここ最近の仕事の大波で、全然頭が回らない状態。。
のはずですが、、休日はしっかりと「遊ぶ」のが信条。

先週末は本栖湖で、社内の仲間とキャンプをしてきました。

10月も末になると寒そうですが、案外そうでもなく。
秋晴れの昼下がりは半袖でもいいくらいでした。

リフレッシュして今週も乗り切るぞ、と。
無事乗り切れば、次は3連休が待っています。 

 Posted by at 11:58 PM
10月 132014
 

2014 10 13 01

アルファGTが、我が手元に帰ってきました。
先日の山レポの最後でちょろっと記述しましたが、出先で自走不能になり、復活できるかどうか不透明な状態で、遠く離れた諏訪の修理工場に預けていたのでした。

八ヶ岳の登山口の林道は何度も走ったことがありましたが、久しぶりに行ってみると、荒れ放題の凸凹道に変貌を遂げており。。
林道から舗装路に出るまであと少しというところで、突き出た岩に腹部をヒット。これが致命傷に。

2014 10 13 02

悪夢のオイルパン破損。

オイルレベルの低下を示す警告灯が鳴り、腹下から白煙を上がるのを確認。
車外に出てみると、黒い液体を垂れ流しながら数十m移動した跡が。。
エンジン下部からは、それこそシャワーの様にエンジンオイルがジャバジャバ流れ出していました。

破損ていうか、ほぼ破壊に近いじゃないかこれは(汗

当然エンジンは停止。ここから一切火を入れることはできません。
惰性で移動して止めた時点でまだオイルが残っていたので、焼付きという最悪の事態は免れているとは思っていましたが、この時は確信は持てませんでした。

JAFの救援により諏訪市内の修理工場へと運ばれ、(金額的に)直せるかどうかわからないまま、連れのクルマに乗せてもらってその日は帰京。
2週間の入院生活で、結果的にはオイルパンの交換だけで済み、本日引取りとなったわけです。
諏訪から東京まで自走で帰ってきましたが、今のところエンジン音が大きくなったりとか、これといった異常は感じていません。

 

今回の一件、大きな不運の後に、小さな幸運が重なったために大事に至らず済んだ点があります。

・オイルパンを割ったのが、林道終点直前だった。
林道は2〜3kmあって、その途中で割ってたら最悪でした。すれ違いできないほど狭いので退避することもできないし、救援車も入ってこれなかったわけで。
救援が無理となると、そこで朽ち果てる運命だったかもしれません。(実際には不法投棄になるからありえないだろうけど、実際どうやって引っ張りだすのか想像できない)
これは本当に不幸中の幸いだったなぁ。

・素晴らしかったJAFの救援。
私、クルマ乗り始めたころから会員ですが、これほどヘビーな救援は初めてです(笑
山奥にもかかわらず、JAFの到着は早く、救援も丁寧で手際が良かった。諏訪まで運ぶとなると本来は超過料金がかかるけれど、いろいろあって無料にしてくれました。年間4,000円払っている価値はあります。
地元密着のJAFドライバーはいろんな工場を知っていて、その中から紹介してくれた諏訪の工場は、対応のしっかりした大きな修理工場で、外車も普通に扱っているナイスな工場でした。

・同僚と一緒に山に登った帰りだった。
他の同僚が別のクルマで来てたので、重い荷物背負って電車で帰らず済みました。ご迷惑をお掛けしました。

 

更に、今回の件を通してわかったこと。
参考にしたくないかもしれませんが、いざという時はいつ起こるかわかりませんので、できれば参考に(笑

・任意保険のロードサービスは、頼りにならない。
これは自分の加入してるとこだけかもしれませんが、持ち込む修理工場を指定しないと救援しに来てくれさえしません。
出先に馴染みの工場なんてあるわけないでしょう?って食い下がっても、「ディーラーにでも聞いて、近いとこ探してください」などと宣う。
想定してるのが、ディーラー網が充実している国産車で、かつ街中の救援なんでしょう。そもそもディーラーと付き合いのない場合はどうしろというのか。
東京まで持って行くと陸送費10万円以上取られるし、ハッキリ言ってまったく使えませんでした。

・アルファロメオのパーツ代!!どうしてこんなに高いのか。
いやーこれが初めての修理じゃないので知ってはいるんですが、いちいち衝撃的です。
オイルパンがですね、なんと78,000円ですよ。ちなみにエスのオイルパンは15,000円。ざっと5倍です5倍。まぁそのリスク含みで所有してるんでいいんですが。
アルファは中古価格は手頃ですが、その後の維持費に覚悟が必要というのは本当です。(評価額の低い車両保険はアホらしくて入れません)

 

数々の教訓を残して、GTは帰ってきました。
ちょうど1年前に初代Rossoを手放してるので、今回は何としてでも復活させてやろうと思って頑張りました。 
GTはノーマルでも車高がかなり低いので、二度と林道は走りません。これがなくても山はもうヤメようと思ってたので、今回の件で本当に縁遠くなるかもです。

2014 10 13 03

再びこの重厚なレザーシートに身を任せることができるヨロコビ。

今回の件で、いろいろと気を回してくれた東京の馴染みの修理工場の社長様(逆に販売店は全く何もしてくれず・・)、自損から諏訪経由で自宅まで付き合ってくれた同僚の皆様に、感謝感謝です。
ここしばらく仕事が忙しい関係で、あまり思い悩むこともなく時間が過ぎたことも大きいですが、いろんな人のおかげでGTは帰ってきました。

アルファに関しては何かとトラブルが多く、メゲそうになることもありますが、、今となってはかなり思い入れもあるので、出来る限り面倒見ようと思っています。

 Posted by at 6:22 PM
10月 122014
 

2014 10 12 01

この連休はロングツーリングを考えてましたが、2週連続の台風直撃の恐れもあり、早々と断念しました。
ただ、台風の動きが思いのほか遅く、初日の関東以北は好天が望めそうだったので、急遽日帰りショートツーリングにスイッチ。
何の準備もなく出発したので、かなり行きあたりばったりな感が強かったですが。。。

まずは常磐自動車道でいわきを目指します。
個人的に常磐方面は、房総方面と並んで個人的に足が向きづらい方角。常磐乗ったのどんだけぶりだろう?
筑波に足繁く通ってたEK9時代はよく走ってましたけどね。(谷和原ICまでですが) 

いわき勿来ICで下りて、国道289号で内陸方面へ。
R289のこの区間は初めて走りましたが、なかなかの快走路で気持ち良かったです。

塙町から県道繋いで古殿町、R349&R49で平田町。
あぶくま高原道路の無料区間で福島空港まで。そこからは県道繋いで天栄村。R294&R118で羽鳥湖へ。

この時点で正午。最初の写真は、羽鳥湖の道の駅で撮ったものです。
結構清々しいスポットなんですが、マイナーゆえ連休でも人が少ないですね。

R118で南会津へ。ここいらで(珍しく)ランチ。
R121下郷の「大川」というドライブインみたいな店で、会津地鶏のつけそばをいただきました。コレが風味豊かで大当たり。
南会津はそばの一大産地ですからね。この季節、特に食べなきゃ損損。

田島経由でR352に入るまでは、日光と会津を結ぶメイン街道なため、交通量が多かった。
それに対して会津高原を走るR352は、幹線から完全に逸れるため、単独走の多い快走路。

檜枝岐には行かず、R401で印南。
印南は時々グループキャンプで訪れる場所。いつものスーパーで、ラム肉とマトン肉を購入。
それに加えて、地酒「花泉(会津印)」も調達できて、本日のツーリングはこの時点で大成功!?

R289で只見。ここからは個人的に大好きなルート、六十里越のR252。
夕闇に包まれようとする六十里越は初めてでしたが、新潟方面へと向かう隊列に巻き込まれて、Fun to driveとはいきませんでした。
なんか今日のツーリングは、プリウスに行く手を阻まれることが多かったような。。(しかもプリウスって、だいたい譲ってくれないんだよなぁ)

R252で小出に出て、あとは関越で帰京。
結果的に、福島県南部を浜通りから真横に横断したルートになりました。これで走行距離ちょうど800km。日帰りツーリングにしては長めかな。

2014 10 12 02

帰りの高速で、エスのオドメーターが140,000kmを突破。(高速を25km/hで巡航中(笑)
実は大きな仕様変更もしてたりするのですが、それはまた今度。

3日分走った感じで満足です。

 Posted by at 5:40 PM
10月 052014
 

さっきまで、もやサマ見てました。本日はスペシャルで、場所はローマでした。
また行きたくなってしまった(笑

Roma便りも本日が最後です。(たぶん)

今回訪れてみるまで、Romaがこんなにバイクが走っている街だとは思ってませんでした。

冷静に考えれば当然で、道が複雑で狭く、まとまった駐車場もない旧市街、その上、地下鉄は遺跡発掘の関係で2路線しかないような状態では市民の足は自ずと制限され、小回りが利いて置く場所にもさほど困らないバイクが活躍するってことになるってようです。

2014 10 05 01【Porta del Popolo】

とにかくバンバン走ってるのですが、面白いのがほとんど同じモデル、というか同じ形をしたバイクばかりだってこと。
日本ではまず見ないのでよくわからないのですが、カブとビッグスクーターを合体させたようなバイクばっかり。
決して格好良いバイクではない(と思う)んですが、老若男女誰もがこのタイプ乗ってるんですよね。日本で言う原付みたいなもんなのか。。

2014 10 05 02【Santa Susanna】

どこのメーカーのかもよくわかりません。ちっちゃくHONDAと入っているのもあるので、まぁ大多数はアジア系メーカーのなんでしょうけど。
イタリアといえば、ドゥカティ、MVアグスタといった宝玉のスーパーバイク達の故郷ですが、意外にもこれらのバイクに出会うことはほとんどありません。頻度的には東京で目にするのとあんまり変わらない。 向こうの人にとっても、非日常的な憧れのバイクってとこなんでしょうか。

2014 10 05 03【Porta del Popolo】

しかし、こんな生活感溢れるバイクでも、イタリア人が乗るとなぜかサマになるから不思議。

とにかくイタリア人、男は若者からオッサンに至るまで誰でも異様に格好イイ。
仕立ての良さそうなシャツにセンスの良いタイを締め、ジャストサイズのイタリアンスーツやジャケットの前ボタンをさり気なくとめる隙のない着こなし。その上、必ずやサングラスをかけているというオマケ付き。
いやもう、街中LEONです(笑

さらに女性は、スタイル抜群の美形揃い。黒髪で小柄な美人も多い。
素晴らし過ぎるぜイタリア。

2014 10 05 04【Via Cavour】

忘れちゃいけないのがイタリアンスクーター、ヴェスパ。
同じスクーターでも、こういう色使いに文化の違いを感じるなぁ。ヴェスパのは徹底してて、後ろに付ける純正のトランクボックスもボディ同色です。
明らかに映画の印象が影響してるとは思いますが、Romaの街並みにもっとも映えるバイクですね。

最後に、コイツにこの地で出会うとは思ってもみなかった。

2014 10 05 05【KTM 390 duke / Via della Rosetta】

オーストリアが故郷(ただしインド産)なので、陸路到達できるこの地にいてもまったく不思議ではないんですけどね。
小粋なコンパクトカーを好むイタリア人の趣向を考えると、dukeのような俊足コンパクトネイキッドが普及しても決して不思議ではない。小さなエンジンを思いっ切り引っ張って得られるあの加速感は、きっとイタリア人にウケるはず。

よく見ると、オプションのハンドガードがついてますね。バイクは実用性と割り切ってるかのようなRoma市民らしいモディファイ。
3号車とはグラフィックが異なりますが、Romaで見かけたこちらがノーマル状態。R style 390 dukeは、グラフィックステッカーを別のに貼り替えてます。

2014 10 05 06【KTM 390 duke / Via della Rosetta】

普段とまったく異なる風景に見慣れたマシンが佇んでるは、クルマ以上に不思議な感覚です。

 Posted by at 10:31 PM