3月 142012
 

玄関の下駄箱が完成しました。

以前も書いたように、数少ない造作家具のうちのひとつで、いわゆる造り付けのオーダーメイド家具、ということになります。

通常、専門の家具職人が製作しますが、この下駄箱は工務店社長のお手製。職人でもないのに器用なもんです。内製したからって特別安くできたわけでもないんですが。。(- -;

靴持ちな自分には、大きな靴箱が必要でした。
下駄箱は存在を主張し過ぎるので、できることならば、玄関から直接入れる納戸のような別室を設けて靴などを仕舞えるようにするのがスマートに片付いていいと思います。いわゆる「シューズインクローク」ってやつですね。

今回はそんなスペースの余裕は無かったので、普通に下駄箱を玄関に造り付けました。
写真中央の開口は、新聞受けが収まる部分。配達される新聞や郵便物が、下駄箱のカウンターの上に直接乗っかる仕組みにしています。

下駄箱そのものは、カウンターがタモ集成材である以外はシナランバーでできていますが、扉面については別途仕上げを行う予定です。

 Posted by at 3:07 AM
3月 082012
 

玄関廻りの一コマ。いまだ下地が張られていないこの部分には、下駄箱が造作家具として取付けられる予定です。

造作家具はそれほど多くはなく、下駄箱が一番の大物という程度。
完全オーダーメードなので、形状には拘りました。あくまで機能部品なので、あまり突拍子のないことはできませんが、その分使い勝手と存在感には気を使って計画しました。

今日から製作開始!という段階になって、「やっぱり一部変更!」みたいな連絡を突然入れたりして困らせてしまいました(^ ^;)が、いまは出来上がって取付けられるのを待つばかりです。

 Posted by at 1:56 AM
2月 262012
 

今週末も現場に訪れ、細部のチェック&指示です。
ずっと二人体制だった大工さんが、諸事情で今週は一人だったため、劇的に変わってはいませんでした。

昨日の現場打合せ内容は、主に造作家具の詳細について。
家具工事はコストがかさんだので、設計段階で必要最低限に抑えています。それでも、スペースの狭い部分にぴったりと納めなければならない箇所に関しては、やはり造作家具が適しているので残しています。

造作の家具は何となく造ってもらうのではなく、ある程度用途を設定した上で設計して造ってもらうことが大切ですね。最初から自分が思い描いているイメージで使いやすいように造ってもらわなければ、せっかくオーダーメイドしてる意味がありません。
逆に用途を限定できなかったり、市販品で代用可能なものに関しては、造作してもらう必要がないとも言えます。そういった意味で、car pitやウォークインクローゼットの中の家具は、造作ではなく市販の家具を用意することにしています。

造作が集中する小部屋廻りは本やOA機器が設置されるので、重量や配線、作業効率なんかも含めて考慮しながら、どういった造り方が最適かを検討中。
イメージを絵や口頭で伝え、具体的な材料や製作方法を工務店が考える、というようなやりとりで進めています。

 Posted by at 11:24 AM