4月 302018
 

2018 04 30 01

いよいよ待ちに待ったGW。
走りまくるぜ!との意気込みも虚しく、前日夜ギリギリまで出張先での仕事に追われ、日付が変わった後に帰ってきてバタンキュー。
翌日はフヌケで休養に費やしたため、GW前半は実質、普通の週末と変わらない状況になってしまいました。

そんな状況の中、これといった作戦も準備もなく、とにかくどっか行こうっていうノリで出かけることに。
まぁ、そんな時は走りながら考えればいいわけで。

「軽いノリ」なので、今回の相棒はビートにしました。
どうせそんなに遠くには行かないのだから、短距離でも走った感で満腹になれるビートがぴったり。
疲れた身体には、正直向きはしませんが。。。

一応、1泊する予定なので、着替えとかを詰め込んで出発。
ビートには荷物がほとんど載りませんが、案外イケることがわかりました。

2018 04 30 02

一眼レフを諦めたことによって、身の回りのお荷物(2人分)は狭小トランクに何とか収納。(三角板は降ろしましたが)
荷物の形状に自由度を持たせるために、小分けにパッキングして、バッグには入れずにさかいやのビニール袋で誤魔化すという荒業。ソロならあんまり考えなくても済むことですが。
もちろん、オープンゆえシート周りに物は置いてません。エスで培った経験がモノを言うのです。

出発談はさておき、走り出すは高速ではなく、国道17号。
ビートなので高速は使わず(好んで高速を走るクルマではない)、下道をひたすらぎゅんぎゅんと。
県道3号(ご近所散歩でよく走る道)で加須。大利根の道の駅で、最初の停滞。

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県道46号で利根川を渡り、県道9号で佐野。
この間、ちょいちょい道の駅に訪れるが、田沼の道の駅はデカかった。人の数も半端なかった。
多分、食いしん坊には堪らない道の駅だと思われるので要チェックだ。

2018 04 30 04

田沼からは国道293号。西方の道の駅も大混雑。連休中日で天気も最高ってことで、どこもかしこも凄まじい人の数。
駐車場も完全に飽和していて停める場所を探すのに苦労するが、ミニマムな車体を活かして、邪魔にならないスペースに滑り込ませる。
後ろのルーテシアもそんなに大きくないクルマだが、それと比べてもこの小ささ。

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鹿沼まで走ってランチタイム。「宇都宮みんみん」の餃子にありつく。
本店は混んで仕方ないのだろうけど、離れた支店ならそうでもないだろう、と思いきや、既に待ち人多し。
が、駐車場が停められないほどでもなく、さらに回転が早いので、そんなに待たずに店内へ。

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みんみん、久しぶり。
(EK9の頃)は、特に高根沢店に非常によく行ったものだが、久しく訪問していなかった。ということは、軽く10年は経っているのだろうか。
かつてとの違いはよくわからなかったが(違わないのだろうけど)、こんなにコストパフォーマンスのいいご馳走も、なかなかないんではなかろうか。

満腹になったら、引き続きR293で大谷。
二刀流旋風を巻き起こしている大谷ではなく、目的は大谷石の産地である。
古くから建築石材として親しまれてきた大谷石の産地には、石を切り出した後の地下空間が現存するということで、昔から訪れてみたかったのだ。
近くて訪れる機会がなかったのだが、今回ようやく訪れる算段が着いた。

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こちらも激しい人出。目指す大谷石資料館まで、やや渋滞した。
駐車場は広く、運良く空いたスペースに停めることができた。

資料館、といっても、大きな建物があるわけではない。
施設の目玉は、何と言っても石を切り出した後の地下大空間であり、これが実際に見学できるのだ。

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入場料800円を払って坑道を下りていくと、やがて巨大な地下空間へと辿り着く。
圧巻のスケール。地下洞窟、なんてものではない、大きな建物がすっぽりと入ってしまいそうなほど、巨大な空間が奥深くまで幾重にも潜んでいる。

大谷石は自然の産物だが、地下空間自体は完全に人工の産物である。
古くは手作業で切り出し、昭和30年代からは機械を用いて切り出し続けた結果、この地下景観が形成された。

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人の手によって切り取られたスクエアな面によって構成された空間は、建築空間に近いものを感じさせる。
産業としての採石の結果、意図せず生まれた空間が、却ってアーティスティックに感じられるのが面白い。
実際、この地下に潜む大空間では、演奏会や展覧会、レセプションといった様々な催事に利用されているとか。

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自然の恵みと産業の遺産だが、その結果が類稀なる空間芸術になっている。
ここでしか見られない景観。貴重である。

2018 04 30 11

ちなみにこの日、外は30℃近い夏日だったが、地下空間は8℃しかなかった。
最初は涼しくて気持ちよかったが、そのうち冷蔵庫の中にいるみたいに冷えてくるほどだった。
年間通してほとんど温度は変わらないらしく、そういった意味でも、人工の鍾乳洞みたいな場所であった。

大谷の町並みは、大谷石でできていると言っても過言ではない。
塀から蔵まで、いたるところに大谷石。それだけでも見所だが、ここは車窓から眺めて楽しむことに。
県道70号で宇都宮市街に向かい、駅前の目抜き通りを走って、東口にあるビジネスホテルへ。

2018 04 30 12

宇都宮って、やっぱりホンダ車多い

宇都宮に泊まることにした。
数年前から細々と始めている「全国県庁所在地の旅」。
旅の目的地としては、わざわざ行かないような県庁所在地に一晩滞在し、土地の空気を感じ取るというローカルなテーマの旅だ。
しばらくやってなかったので、久々。しかも関東。宇都宮なんて日帰りで十分だからこそ、未知の領域なのだ。

2018 04 30 13

ホテルでシャワー浴びて、街へと繰り出す。まだ明るい。
JR宇都宮駅で、餃子像にコンニチハ。派手なマントを羽織っていたため、一瞬これだと気が付かなかった。
像に限らず駅周辺は、なんてゆーか、見渡す限り「餃子」である(笑

宇都宮=餃子、それは間違いない。
でも、それだけなのか!?

2018 04 30 14

JR宇都宮駅から東武宇都宮駅までが結構離れていて、この間がビジネス街と繁華街と見た。
土地の空気を感じるとか言いながら、その実は飲み歩くだけだったりするわけなので、ひとまず徒歩で東武宇都宮駅方面へ。

二荒山神社の階段で運動したら、いい感じに腹が減ってきた。
東武の駅の近くの、ボロボロの建物のもつ焼き屋に入る。

2018 04 30 15

マニュアルシフトをガチャガチャやった後に、明るいうちから飲むビールはサイコーだ。
よく考えたら、今日は山らしい山を全然走っていないのだが、ビートならそれでもいい。
平坦な道でも、どういうわけかスポーツドライビングになってしまう、不可思議な乗り物だから。

ここのもつ焼きは美味かった。コンプリートしたい誘惑に負けそうになったが、まだ宇都宮探索は始まったばかり。
サクッと飲んで食べたら二軒目。オリオン通りで見つけたカジュアルなバルに入ったが、これはちと失敗。

すっかり暗くなった街を、しばし散策。
街中に忽然と立つ大イチョウなる古木を眺めた後、フラフラ歩いていると、美しくライトアップされた教会建築が。
大谷石で表装されていることが、ひと目でわかった。

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教会としては大きく、それが街のど真ん中に残っているのが面白い。
ちょっと怪しげな店が立ち並ぶ一角。そんなこんなが混在して形成された街の空気を感じ、成り立ちに思いを馳せることも、旅の醍醐味なのだ。

宇都宮は、カクテルの街らしい。
餃子だけではイマイチなので、カクテルで町興し?してるのかどうか不明だが、結構いろんなとこで、その手のポスターとかを見かける。(都内にいても、東武車両が乗り入れている地下鉄で見かける)
実際にバーの数は多いとか。ならば、その雰囲気も味わってみようということで、最後は適当に見つけたバーへ。

2018 04 30 17

入ったお店は、バーテンダーと向かい合ってしんみり飲むというオーセンティックなバーではなく、昭和の喫茶店みたいな設えのバーだった。
これが宇都宮スタイルというわけでもなかろうが、まぁいいや。

スタンダードなのを2つほど頼んでみたけど、まぁ・・・(以下略)
味はともかく、個人的にはオーセンティックなのが好みです。

んなわけで、宇都宮の夜探索はおしまい。
全国県庁所在地の旅、結局、毎回呑んでるだけです。←それが目的

・・・・・・・

翌朝も快晴!
ビートのルーフを開けて(手動でまぁまぁ面倒)、出発。駅裏から真っ直ぐ伸びる県道64号を、そのまま直進する。
本田技術研究所のすぐ近くのセブンイレブンで朝食をとり、県道69号で芳賀、市貝、茂木と行く。

2018 04 30 18

それぞれの道の駅に細々と立ち寄って、茂木では大休止。
次は益子にでも行こうかってことで、広域農道「はが野グリーンコリドール」へ。
今回のツーリングで、ようやく出てきたワインディングっぽい道。ただ、後にも先にもこれだけ。
あんまり急坂だと、ビート君は登れないので、このくらいで勘弁してあげてください(笑

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で、益子。
とんでもない人出。道の両脇には陶器市が出て、それに群がる人、人、人。益子の陶器市の真っ最中だったのだ。
まだ午前中なのに大賑わい。駐車場はどこも満車のオンパレード。
一応、陶器好きな性分としては興味はあったのだけど、こういう状況となると落ち着いて品定めができない気がしたので、今回はパスすることにした。
どのみちビートだから、買っても載らないし(笑

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混雑を極める益子の街中を素通りして、益子の道の駅へ。
ここの道の駅、今回行った中で一番良かった。益子は田園風景も良く、街中を含めて再訪は確定である。

旅は早くも終了モード。
その先のルートは色々迷ったが、次のように辿ることに。

県道257号で国道50号に出て、県道64号へ。
途中からフルーツラインに切り替えて一気に南下し、常磐道の土浦北ICから高速へ。
一気に走って、昼過ぎには帰宅することができた。

・・・・・・・

そんなわけで、GW前半のショートツーリング終了。
超あっさり。距離にして320kmくらいである。しかもワインディング、ほとんど無しという。
ただ、ビートだと、これでも結構な「走った」感。普通の田舎道でもスポーツドライビング!(笑)なので、まぁまぁ満足できたりするのだ。

さて、これが前哨戦だとしたら、GW後半は本戦。今年最初のロングツーリングを企画中。
いよいよS2000の登場です。乞うご期待。

 Posted by at 7:39 PM
4月 222018
 

2018 04 22 01

今月は特に出張や現地対応が多くなり、ほとんど東京にいない日々です。
休日はさすがに家には帰ってくるのですが、いろんなことが停滞しがち。余裕が無いと、デスクの上が如実に散らかってきます。読まなきゃならない本も溜まってくるし。

そんな時間のない時でもどういうわけか、クルマのことに関しては計画的です(笑
自分が出払っている時間を利用して、エスを車検に出していました。
車検前のメンテナンスも計画的に行ったおかげで、24ヶ月点検も検査項目も、何の追加整備もなくクリアです。

エスは自分の体の一部みたいなものですからね。
体の調子が悪かったら、健康診断を待たずに早めに治そうとするでしょう。それと同じ感覚です。
特にエスの場合は、持てる走行性能を引き出して楽しんだり、日本全国の道を求めて遠出をしたりと、そこそこストレスを与える乗り方をしているので、健康維持は重要です。

消耗品の定期交換はもちろんですが、局所的にメンテナンスを行う頻度も増え続けています。
今年のはじめに、今後やりたいメンテナンスをすべて書き出していて、優先順位を判断して、今年のメンテ計画を立てています。
一気にやれるような内容ではないので、調子を見据えながら少しずつ進めていくつもりです。

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 Posted by at 4:16 PM
4月 152018
 

2018 04 16 01

R style House に住み出して、ちょうど6年が経過しました。

ライフスタイルが定まってきたから思い切って建てた家でしたが、実際には住み出してからも、いろいろと変化がありました。
その大半が創って良かったと思えること、それに繋がることばかりだったので、選択としては間違っていなかったと思っています。

たかだか6年なので、家のどこかに不具合があるとかは、特にはありません。あったとしても半分自己責任ですし(笑
砂埃の多いところ(周囲に畑がたくさんある)なので、外回りの汚れはそれなり。
まぁ、デザインイメージが「基地」「山小屋」ですから、土地に馴染み、経年劣化を楽しむのも一興、ってことで。

ガレージにはモノが増え、要らないモノ(パーツ)は廃棄していく必要がありますが、相変わらず住み心地?はイイ。
意味もなくクルマを触ったり、音楽垂れ流しながら、ぼーっとイスに座っていたり。。。
出掛けられなくても、クルマと一緒に至福の時間を過ごせるというのは、この上ない贅沢ですね。

 

新築当初からのガレージの住民は、エスのみ。
土地探ししてた時の2号車はHR-Vでしたが、最初にガレージに収まったのはロッソのアルファGT。現在は3代目に代替わりしてます。
3号車としてはおよそ3年間、KTM 390 dukeが住んでいましたが、昨年秋、ビートに代わりました。
ガレージにクルマ3台は停められないので、通常ビートは外部の駐車スペースにカバー掛けて置いています。

カーライフに関して言うと、たった6年でこれだけの変化。これもガレージがあるからこそ。
今後も何が起こるのか皆目検討もつきませんが、、これまでと同じようにマイペースで楽しんでいけたらと思っています。

 Posted by at 3:40 PM
4月 092018
 

2018 04 09 01

エスのバッテリーを交換しました。
前回交換が2014年11月なので、3年と5ヶ月での交換です。

何か特別に不具合があったわけではないので、予防整備のうちのひとつ。
ここ最近、特に冬場は、乗ることはもとよりエンジンをかけない週末も多く、多少なりともバッテリーには負担をかけていました。
寒かった今冬を越えて、始動一発目のスターターの勢いがやや弱まっていたこともあり。

2018 04 09 02

バッテリーはいつもBOSCH製を使用しています。
今まで使用していたHightec Silverシリーズでも良かったのですが、ハイグレードなHightec Premiumが近所のバックスに1個だけ在庫があって、しかも安売りしていたので、今回はこちらに。
これまでのライトグレーの筐体から、何の変哲もない黒い筐体に変更となりました。エンジンルーム内でのマッチング(見た目)はグーです。

バッテリーのサイズは変更してません(スポーツカーらしく小型のまま)が、容量はちょっとだけ上がってます。
アイドリングストップなどという機能はなく、それどころか電装品が極端に少ないBlack Devil号に、敢えて大容量なバッテリーは必要か?
これは気分の問題かもしれませんが、電気が元気だとクルマの調子も上がる、と思うので、走りの質を追求しているエスの場合は、性能にはそこそこ拘るようにしているわけです。

エンジンオイルの交換も済ませ、車検前の自前整備は完了です。

 Posted by at 12:58 AM
4月 012018
 

2018 04 01 01

さて、世間はいよいよ4月。
いわゆる年度始めを明日に控え、そわそわ落ち着かない、ということは特になく、ゆるゆると仕事を続けていた週末。
やはり走りに行かないと精神安定上良くない!、ということで結局今週もまた行ってしまいました。

お題にある通り、今回のテーマは「八ヶ岳」です。
4月に入ったばかりで、麦草峠もビーナスラインもまだ未開通の折、八ヶ岳に何用?というカンジですが、そういう今だからこそ、普段行かないようなルートを楽しみたい。
初めてラバーを残すことになるコースに心躍らせながら、早朝の中央道を駆け抜けます。

韮崎ICで高速をオフ。茅ヶ岳広域農道に入り、早々にエンジンに鞭を入れる。
今回のお供は、R style のトップガン、Black Devil号ことS2000。朝駆けはやっぱりエスに限ります。
その代わり、生半可な気合いではいけない。本格スポーツカーのS2000は、ドライバーに適度なテンションを要求するのです。

2018 04 01 02

茅ヶ岳広域農道からの眺望は、南アルプス。八ヶ岳もチラチラ見えてくるけど、明野の田園から見るは、やはり南ア3000m級の峰々。
この農道そのものも、山間コースはなかなかアグレッシブ。あっという間に走り切ってしまう。

お次は県道605号。里山集落をつなぐ狭い道、ではあるけれど、峠道はこれまたアツいレイアウト。
並行して国道141号が走っていることもあり、交通量は皆無に近く、貸し切りで楽しみ放題。
黒悪魔号、朝から絶好調です。

清里でR141。野辺山から平沢峠に向かう。
平沢峠は、今まで何度も訪れている絶好の八ヶ岳展望地。平沢峠で思う存分、八ヶ岳の勇姿を眺めることが、本日のショートツーリングのメインイベント。
脇目も振らず、一気に到達。

2018 04 01 03

まだ冬期の装いだった平沢峠。
売店もトイレも閉鎖されたままで、登山客と見られるわずかな台数のクルマが駐車しているだけだった。

そんな休業状態にもかかわらず、眼前には八ヶ岳の大展望。まだシーズンではないとはいえ、実に勿体無い!
先程のワインディングに続き、独り占めの大占拠。微妙にシーズンオフのおヤマは、なかなかオイシイですなぁ。

2018 04 01 04

「八ヶ岳」という名前の山(ピーク)は実は存在せず、いくつもの山の総称である。(「立山」なんかもそう)
最高峰は「赤岳」。↑の写真で一番高い山頂部で、標高は2899mだ。
右(北側)に横岳と硫黄岳、左(南側)に権現岳、編笠山と並ぶ。この集合体が、いわゆる南八ヶ岳だ。

この八ヶ岳、個人的に一際、思い入れの深い山である。
今はヤメてしまったけど、かつて登山にハマっていた頃に、何度も登頂したものだ。赤岳が最も多く、その他の山頂も大抵踏破した。
最後に登山をしたのも、赤岳。帰る道で先代アルファGTのオイルパンをカチ割るという大失態を演じたのも、今や懐かしい?思い出。

2018 04 01 05

かつてほど山登りに情熱を持てずにいるけど、八ヶ岳だけは、目のあたりにするとまた登りたいと思ってしまう。
ビーナスラインや麦草峠など、走りのステージとしても惹かれるのは無関係ではないだろう。
何がそうさせるのかわからないけど、とても縁のある山なのだ。

そんな八ツと、ひさしぶりにじっくりと対峙した。やっぱりいい山。
4月のはじめの日に、初心に帰れと言われているような気がする。

平沢峠は、標高1450m。(日本海と太平洋との分水嶺でもある)
赤岳のちょうど半分だけど、空気はひんやり。カメラを持つ手もかじかんでくる。
冷たい空気をガマンし、冷めたコーヒーを飲みながら、しばし八ツとの対話を楽しんだ。

2018 04 01 06

静かな平沢峠でただ一人、十分に満喫した後、来た道を野辺山まで戻る。
本日の目的は既に達成されたようなもの、だけど、やはりこれだけでは走り足りない。
今の季節では、これ以上の標高に上がることができない分、いつもは足を向けないような所に少し分け入ってみよう。

2018 04 01 07

まずは県道11号、八ヶ岳高原ライン。以前は有料道路だったが、林間を走って清々しいという以外は、これといった特徴のない道である。(ただし紅葉時期は、の写真のポイントが卒倒するほどキレイ)
走ると退屈なのだが、今日は半分くらいはクリアラップが取れたので、ちょっと印象が変わった。
路面の整った中高速ワインディング。道幅も広く、とても走りやすい。前にクルマがいなければね。(ずっと追越禁止)

2018 04 01 08

小淵沢市街まで来たら、今度は八ヶ岳広域農道。レインボーラインという看板も掛かっている。
基本、農地の中を走っており(広域農道だから、当たり前だが)、信号のない交差点が非常に多い。
急に何かが飛び出してくる危険性もあるので、自重しながらの走行。あまり知られていないのか、交通量が少ないので、気分良く走ることはできた。

2018 04 01 09

県道601号、増富ラジウムラインで穴山。
穴山でいったん国道20号に出てからすぐに、県道12号。
K12からはぐっと交通量が増えて、かつ気温もぐっと上がってきた。
それもそのはず、ここまで1000m超の高原にいたのが、いつの間にかに甲府盆地である。
4月とは思えない気温の高さに加え、オープンカーの大敵、強烈な紫外線も容赦なく降り注いでくる。

K12からまたしても広域農道、ウエスタンラインに入ろうとするが、これが難解。
ようやくここだろう、という道を走っていたら、ルート上にはないはずのループ橋が。。

2018 04 01 10

広域農道からやや逸れた所にあった、桃花橋と呼ばれるループ橋。せっかくだから回って?みようかと思って走ると、頂上部で見事のサクラが迎えてくれた。
寄り道は三文の得。

2018 04 01 11

甲府盆地も、この日は桜が満開。走りながらでも至る所で、華やかに咲き誇るサクラの景色が楽しめた。

ループ橋から南のウエスタンラインは快走路。
K12のジリジリの鬱憤を晴らすかのようにぎゅいーーんと走っていると、あっという間に終わってしまった。
富士川大橋渡って、県道36号。芦川に沿って延々といく。

上芦川から登る鳥坂峠は、結構気合の入るワインディング。
ブレーキにしっかりと仕事をさせて下れば、甲府盆地名物、果樹園地帯。
に入る前に、見事な老木サクラに引き寄せられて1枚。

2018 04 01 12

県道34号で、花咲き誇る果樹園の中を縫い、勝沼ICから中央道へ。
渋滞が始まる前に、帰還することができた。

4月になると毎年、冠雪した山を眺めに行きたくなるのですが、今回の八ヶ岳も実に良かったです。
八ヶ岳周辺は蓼科側ばかりで(ビーナスラインがあるから)、清里はたまにしか行かないので知らなかったですが、この時期は既に雪がないにもかかわらず、静かでいいですね。(森は冬枯れてるけど)
標高1500mでも全く問題なかった本日の陽気。だんだんと行動範囲が広くなり、楽しみが増えてきました。

 Posted by at 11:09 PM