12月 102011
一週間ぶりに現地に確認に行くことができました。
基礎の配筋が済み、耐圧板のコンクリート打設直前の状態まで進んでいました。
出来上がってしまえば全く見えなくなってしまう箇所ですが、構造躯体の土台となる部分なので、家の強度という意味で非常に大切になってくる部分です。
鉄筋の種類、本数、寸法、配置、すべてに意味があります。計算された設計強度を得るためには、それらが設計通りに施工されている必要があります。
型枠と鉄筋の離れの寸法を、かぶり厚といいます。このかぶり厚についても、細かい決まりがあります。 かぶり厚が薄過ぎると、経年で中の鉄筋が錆びてしまいやすくなるなどの理由からです。
一部、そのかぶり厚が取れていないところがあったので、工務店の担当者に連絡をしました。
また、使わない部品やゴミが落ちていたので、その都度取り除いておきました。
業者にやらせるのではなく、自分でやれること、わかることは積極的に絡んでいきたいですからね。
ちょっとしたことでも後々のことを考えると妥協はしたくないですよね(^_^;)
そう言う意味で施工業者との信頼関係って大事なんでしょうね。
家って建物の中でもかなり小さな部類に入りますからね。些細なことでもすごく目についてしまいます(^ ^;
かぶり厚の件は基礎立上がりの部分だったので、耐圧コンクリート打設時に動いてしまう可能性があるので、打設後に再度確認、調整するというのが工務店の回答でした。
それでOKとするかどうかは、まさに施工者との信頼関係次第って感じがします。
技術があるのは当然のこと、それを誠実に遂行するかどうかは、ここまで築き上げた関係で判断することになりますから、TSUYOSHIさんの言う通り、家づくりにおける信頼関係っていうのは、後になればなるほどすごく大切になってきますね。