11月 292013
 

ひとつ前の投稿の写真でツッコミたくなった人もいるかと思いますが・・ ・そろそろコレを書いておかねばなるまい。
結構時間が経ってしまってはいますが。。

 

実は、2号車であるアルファGTが、逝ってしまいました。

ここもいろんな人が見ているので詳細を書くのは控えますが、とにかく突然僕の元から居なくなってしまいました。
これがラテン車の現実か、と思えば仕方なしとしなければなりませんが、悔いの残る別離だったことは事実です。 

 

約2年半前。

思えば、最初はこれも経験のうちと、比較的軽いノリで選んだ初めての輸入車、しかもアルファロメオ。
国産とは全く異なる濃密な味わいと引き換えに、いつ壊れんのかというヒヤヒヤ感を常に併せ持つ、想像以上に危うい存在でした。
細かいトラブルはあまり公表してませんでしたけど、まぁあるにはあったんですよね。
でもそういうのをいちいち気にしてたら、こういうクルマには乗れないし、それと上手く付き合いながら乗っていくことにしてました。

それどころか、アルファの世界感に、知らないうちに徐々にハマりつつあった自分。
奇しくも今回の別離で、それがより明らかになろうとは。。
自分にとってアルファロメオはいつの間にか、単なるエスのサポートカーではなく、自分のクルマ生活を彩る上で無くてはならないほどの存在となっていたわけです。

失って気付くとは皮肉です。
次期2号車を選ぶ際には、いろんな車種を検討してはみましたが、やっぱりアルファが忘れられない。
いろんなクルマを経験することも楽しいとは今でも思っていますが、エスとアルファという組み合わせが生んでいた充実したクルマ生活時間は、現時点ではベストな状態という結論に、いつしか達していました。

そんな想いに気付いた結果、次なる2号車として最終的に心に決めたのは、必然的に再びアルファロメオとなりました。

2013 11 29 01

アルファGT 2.0JTS(2005年式)

面白くない選択でしょう?(笑)車種どころか年式まで、全く同じです。
ただ、前とはグレード違い。エクスクルーシブという豪華装備バージョン。
別にそれはどうでも良く(キセノン以外は)、程度と値段のバランスで選んだ結果、そうなったってだけです。

アルファも中古市場にはいろいろありますが、改めて考えてみても、今の自分にとってはGTが最良の選択でした。

 

この2代目GTを手にする時、初代GTよりもっと大切に乗らなければならない、という思いを強くしました。
初代GTの最期、お別れするその時、誰もいない自動車修理工場の中で、相方と2人涙したことを忘れない限り、GTとの蜜月は続くと信じて。

 

R style ✕ アルファGT、第2章の幕開けです。

 Posted by at 12:45 AM

  6 Responses to “さよならGT、そして・・・”

  1. 箱根の写真を見て青いアルファロメオを見て「他のお客さんのかな~」と思ってましたが、まさか1059さんがオーナーだったとは^^;
    失って気づく、、、ありますよね。
    第2章、是非心ゆくまで堪能して下さい!

    • エスとはまた異なった世界の、濃厚なジュースのような味わいに、いつの間にやら魅了されてしまっていたようです。
      維持するだけでも気合が要りますが、ひっくるめて堪能していきたいと思います。

  2. お久しぶりですー。

    なんと…あの赤いアルファロメオが…!!(´Д`)
    クルマが自分の前から去っていくのはとても寂しいものですね。
    親しい間柄の人が亡くなってしまったかのような悲しみと言いますか。

    ニューカマーの青い子も、精一杯愛情注いであげてください♪
    自分は1059さんのクルマ観にいつも共感を覚えており、
    わたしの理想のカーライフの体現者でもあるんでw

    これからも楽しみにしておりますばい!
    それでは三c⌒っ.ω.)っ

    • 車を手放す時は、これまでは必ず発展的関係解消みたいな別離でしたからね。
      今回は想定外に手放すことになってしまったので、ダメージはことのほか大きかったです。

      S2000とアルファGT、彼らが側にいることで得られるライフスタイルは、何気ない毎日を張りのあるものに変えてくれます。
      そして1台よりも2台いてくれた方が、化学反応を起こしてより濃厚になっていくんですよね。
      まだまだ終えることはできない、そんな気持ちで2代目GTを迎え入れました。

      とは言え、今までと全くもって同じでは、初代が報われません。
      これを良いきっかけと捉えて、同じGTでもちょっとずつ付き合い方を変えていこうかと企んでいるところです。

  3. 辛い事情がお有りのようですが・・・・・デイトナブルーは素晴らしい色だと思います。
    アルファレッドからの乗り換えであれば、相方様共々、過去を払拭してフレッシュなスタートが
    きれるのでは?

    • 薄情なもので、今はデイトナブルーのGTにぞっこんです(^ ^;

      実はこの色、今回探してる時に初めて存在を知った色なんですが、濃過ぎず薄過ぎずが絶妙ですね。メタリックの質感も程良く。
      この色知ってからは正直、他の色のGTが目に入らなくなってしまいました。色が異なるだけでここまで印象が違うのかというほど新鮮です。

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