最近、本屋でたまたま見かけて買った本。
このテの本は過去に散々買いまくってきたので、近年は見ても買うことはなかったのですが、何となく惹かれるものを感じたので購入してみました。
果たして、これが大当たり!?
紹介されているのは、全国の景色のいい道路。
紙面媒体によるこの種の情報はゴマンと溢れ、目新しさがなかったので疎遠になっていたわけですが、この本の内容は少し趣が異なります。
まず何と言っても、ワインディングの選択がいい。誰もが思いつく定番で固めているわけでなく、どこか斜め上を行っている感じ。マニア心をくすぐるようなセレクトには、思わずニンマリ。
宗谷丘陵道路、エサヌカ線、 八戸川内大規模林道、南アルプスエコーライン、瓶ヶ森林道、安芸灘とびしま海道、サンセットウェイ、仁田峠循環道路・・・
そうそう、これこれ!!と思わず声に出してしまいそうな良道の数々。マニアックな走りのツーリング系Webサイト(当サイト含む)を参考にしたんじゃないかと、思わず勘ぐりたくなるセレクト(笑
まぁそれはないでしょうが、とにかく(Web上でない)紙面上で、こんなマイナーなワインディングを大々的に扱っているのは初めて見ました。
「絶景ドライブ」と謳うだけあって、道路の写真には全てクルマが走っている。バイクは一台も出てきません。
スポーツカーではなく普通の乗用車(輸入車が多い)ですが、クルマ目線というのがまたイイところ。写実的な写真も、構図が練られていて美しい。
その上、各道路のコメントが秀逸。その道路の歴史や名前の由来まで、ずっと走っておきながら知らなかった豆知識にも思わず唸ってしまう。(ビーナスラインの本来の計画の行には参ったゼ)
バイク系の某「日◯百◯道」とは、肝心の道路のセレクトはもちろん写真や情報量も、はっきり言って比べ物にならない完成度(笑
そんなムック本ですが、値段もなかなか戦略的。破格の680円。
何かの再編集版(表紙には新装版とある)だからこその価格でしょうけど、これならちょっと買ってみるか、という気になろうというもの。
ちょっと大人のワインディング&ツーリング好きには、かなりツボにハマる内容かと思います。
おお…ロゴでのカーライフもいよいよ5年目に入り、
ちょっとマンネリしていたところのわたしにも、
良い刺激になりそうなブックが掘り起こされましたね。
今度、本屋さんに行ってみようかな…?
九州ツーリング読んでます。
今回もボリューミーで、出身は違いますがまるで里帰りしたように
楽しませていただいております!w
愛車復活オメデトウございます。
まだインターネットが普及していない頃は、こういう本で情報をひたすら集め、全国レベルの道路地図でルート確認しながら走ったものです。
今はWeb上でより深い情報が収集できますから、本は「情報」という意味では広く浅いかもしれませんが、それゆえ自由に思いを巡らすにはちょうど良いかもしれません。
今回紹介した本は、クルマが主体で、かつ程々マニアック、っていう点が珍しいと思います。ネタとするには面白いですね。
九州ツーリング、2日目の天草のまま遅々として進んでいませんが、これから徐々にステージを移していきます。乞うご期待^ ^