昨日はアルファロメオDayでしたが、本日はS2000 Dayです。
久しぶりにASMを訪れ、油脂関係のメンテナンスを行いました。
お目当ては、エンジンオイルとミッションオイル。
エンジンオイルは距離とフィーリングで交換時期が来ていたので定期交換。ミッションオイルはフィーリング改善のための銘柄変更です。
それまでずっと使い続けていた純正ミッションオイルMTF-IIIから、TOTALのミッションオイルに試験移行したのが前回交換時(昨年秋頃)。
寒い時期も暑い時期も使ってみての感想は、やはりちょっと硬い。ギヤが入らないことはないのですが、シフト操作に力が要る場面がちょこちょこあります。
ドライビングに力を要する部分は極力無くしたいし、長い目で見るとミッションにあまり良い影響があるとも思えないので、前倒しで交換を考えていました。
かと言って純正に戻るつもりはなく、さらなるフィーリング改善のために別銘柄を詮索。
白羽の矢が立ったのは、「BILLION OILS」シリーズのMT-520という製品です。
FR車のトランスミッション専用オイルとしてラインナップされており、「究極のシフトフィール」に拘って開発された国産オイル。
オイルメジャーの製品のように知名度があるわけではないですが、国産ミッションにフォーカスして開発されているであろう安心感があります。
また、ASMが積極的に取り扱っているので、S2000とのマッチングも心配ないかと。
そのついでというわけではないですが、エンジンオイルも「BILLION OILS」シリーズを試してみることにしました。
長らくMOTULのPower Racing 5W-30を使ってきましたが、17万kmに到達したエンジンに対するケアも考えていかねばならない。
「エンジンを守る」ということを主眼に置いて開発されたBILLIONのエンジンオイルは、これからのR style S2000にマッチするのではないかと考えた次第です。
粘度表示は10W-40なので、これまでとかなり様相が違います。
レスポンス重視の低粘度オイルも捨て難いですが、タイムを求める走り方をしているわけではないので、安心してしっかりと踏めることを考えたら、こういう選択もアリではないかと。
年々値段が上がっていくMOTULに比べて安価というのもポイントだったりしますが(苦笑
交換後のフィーリングは、まずミッションの触り心地が相当改善されてました。
非常にソフトなシフトフィーリングで、引っ掛かりもなく、シフトする際に余計な力も必要としません。
シフトレバーに手を添えて、変えたいギヤのゲートに導いてやれば、自然と入っていく理想的な感触。これは期待が持てます。
エンジンオイルについては、まだ本格的にエンジンを回して走ったわけではないので、判断は持ち越し。
ミッションオイルもエンジンオイルも、他の季節、ワインディングでのフィーリングを経て、これから継続的に使用していくかどうかを見極めたいと考えています。
アルファGTの大メンテナンスの内容も拝見しましたが、両車絶好調の様子ですね(笑)
ところで、ミッションオイルの交換はシフト・フィーリングが悪化した時点で行っていますか?
(超が付くほど鈍感な私、フィーリングの良し悪しが判断できないかもしれませんが・・・)
かたやご老体、かたやワガママなので、お世話がタイヘンです(笑
常に完調とまではいきませんが、気持ち良く乗れるようにしておきたいですからね。
純正ミッションオイルの場合、距離を重ねると熱を入った時に違和感を感じやすくなるので、そう感じたら交換を考えるようにしてました。距離にしたら、1万kmがおおよその目安かな。
メーカー推奨の交換周期はもっと長い(1万kmでオイル抜いても、まだ透明度がある)ですが、それは壊れない最低のラインだと思うので、気になった時点で交換がした方がいいと思います。純正オイルなら安いですしね。
今回入れたBILLIONのミッションオイルは少々高価ですが、ミッションのフィーリングはドライビングを楽しむ上で非常に大切だと思うので、好感触だったら使い続けたいと思ってます。